長らくブログから離れていました。


2ヶ月前に夫の赴任でサウジアラビアなんていうところまで来てしまいました。


お出かけは黒ずくめのベールと長衣に包まれ、乾燥と熱気の真っ只中を…とはいっても、車の中やお出かけ先の建物は冷房がシッカリ効いている長者王国なのですが。(逆にクーラー病から立ち直るのに長いこと掛かりました。)


まさに、どこの国にとっても「地球の裏側」とも表現したくなるような異文化の国に、これから2年間をどっぷり浸ることになります。


同じ中東のシリアに1年間いたとはいえ、サウジアラビアのぶっ飛びぶりにはとにかく毎日が頑張りの連続というところ。奮闘振りを又ブログ上に記録しておきたいという思いもありつつ…。しばしは見えない敵との戦い?に追われそうです。


そんなわけで、


Living in Boston 


は今回で終了となります。


これまでごらん下さった皆さん、ありがとうございました!

AD

言葉を失う旨さ

niku

先日、お友達のお友達の韓国人の方が本場骨付きカルビの調理方法を伝授してくれました

日本で焼肉屋サンに行くと、骨にくるくるっと巻いてあるジューシーなあのお肉。

どうやって作るのか、考えたことすらなかったけど、学んでみれば驚きの方法!


骨付きブロック肉に、上下交互に切り込みを入れて長く伸ばしてしていく。

包丁を薄く入れるほど長いカルビ肉ができあがるわけなんだが、薄く入れようとするとはがれてしまうので

初心者はある程度諦めが肝心。ま厚みがあるほうがいいという人もいるだろうしね。


できたら、骨に伸ばした肉をロールしてお肉の下準備完了。


そして、味つけも又手間隙かけてます。

スプライトに6時間漬け込む。そして冷水で2度ほど洗い、さらに特性漬け汁でマリねする(3時間?)というのだから驚き。

スプライトで甘く、そしてやわらかいお肉ができるそう。


私は殆ど見ているだけだったのだけど、お友達がマリネ済のお肉をおすそ分けしてくれました♪


お味の程は…。

はっきり言って、こんっなに美味しい骨付きかルビは日本でも1度食べたか食べてないか!!


韓国でも特別の日にしか食卓に上らないという逸品、夫と二人で瞬く間に食べつくしました~。

これを家でできたら、人気者間違いなし!!


問題点:におい。(にんにく)換気扇のないアメリカではしばらく家中にんにくです。


AD

春到来

ものすごく久しぶりの更新になりました。


ここ2ヶ月ほど体調が思わしくなく

いかに気分良く過ごせるか!?

に全精力を注いでいて

ブログまでの余裕がとてもありませんでした。


とりあえず、3月10日に夏時間になったここアメリカ。

ボストンも春めいてきたとともに私の体調も回復傾向。


こちらでお世話になっている方々には感謝の気持ちで

いっぱいです。


お腹の子も4ヶ月になり、先日超音波で見たら

すっかり人間でした!

足をそろえて行儀良くしている姿は

まさしく女の子!

お友達もみんな女の子な気がする~と

母の予想を後押し。

が、長男のときも

母の直感で女の子よ!と豪語していましたので

そこは慎重にならざるを得ません・・・


長男はといえば、母の体調には全く無頓着。

知ってか知らずかお腹に登るは、テーブルに登るはの暴れ者。

こちらも春とともに成長の芽吹きがさかんです(笑)


日もすっかり長くなって

6時を過ぎても子供は外を走り回っています。


ボストンコモンでのピクニックが待ち遠しい!

パブリックガーデンでスワンボートにも乗りたいですし!



最近、息子(1歳1週間)は「しまう」ことにはまっている。


ヒカリ物を巣に集めるカラスのように

サンダルを犬小屋の裏に集める犬のように

彼は、いまだ蓋が閉じられていないクリスマスツリーの箱に

大人には共通項の見出せない宝物たちをしまっている。


大量の空きビール瓶、ペン、くし、クッキー、携帯、そして卵焼き用のフライパンまで。

あの小さな手では運ぶのも至難だろうに・・。


分別管理にこだわりがあるのか他にもしまい場所はいくつかある。

鍵一式は靴箱の中の息子のブーツの中に

カレールゥなどの食品は、流しの下の中華鍋に集められている。


ないものはそのどこかにあるとたかをくくり、何をどこに投げ込んでいるかなど気にも留めていなかったのだが、その油断に付け入られた形で、終に事態は発生した。


息子をねかしつけ、ほっと一息ついたところだった。

洗面所へ行くと、見慣れない、いや見たこともないものが目に飛び込んできた。

それは、


『便器にエマール。』



・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

便器にエマール?



便器にエマール!!??(←気づいた)



「ホ~ムクリーニング エマ~ル♪」


(歌うしかないでしょう?)


予兆はあった。

昨日、私が冷蔵庫を空けた隙にすばやく手にした炒りゴマを、転がしたり、シャカシャカ振ったり可愛らしく遊んでいた彼が、向かった先は洗面所。しまおうとした先が、今まさにエマールが浮いているその場所だった。


その時はすんでのところで阻止したのだが。


あそこにしまったものは、流れて消えてしまうということを、いかにして教えたらよいものか。


お友達のお宅で、『しゃーっぶ』と、しゃーぶしゃーぶを楽しんだ。

くだらない言葉遊びではなく、本当にあったお話。


最初の『しゃーっぶ』はアラビア語で「若者」のこと。

あとのしゃーぶしゃーぶは説明するまでもない、お肉をみんなで「しゃぶしゃぶ」するあのお料理。


お友達のご主人のラボの後輩(…長い)がダマ大医出身で、そのお食事会に我が家もご招待いただいた。

ボストンにいて、ダマスカス出身のアラブ人に出会う、しかも一度に二人というのも偶然なのに、息子の生まれた病院を告げるとそのご主人もそこで生まれたと!偶然すぎて、スパイか!? と一瞬身構えたが、我が家から引き出せる情報など何もないんだった…。一人007終了。


いざ本番。

「これを食べるときは、こうして”しゃーぶしゃーぶ”って言いながらお肉に火を通すんです。」


お友達のご主人が若く純真なアラブ人夫妻に指南している。

オイオイ…と思いつつ、さもありなんと私も

「しゃーぶしゃーぶ」

と続く。


アラブの若者も、

「しゃーっぶ、しゃーっぶ(=わかもの~ わかもの~)」

と、とってもノリよくしゃぶしゃぶしてくれている(笑)



ノリが良すぎてか

「わたすぃわー、かわいいおヒメサマ、よー」なんてしきりにいっている。


いったいなにを教えているんだろう…。



英語とアラビア語と日本語とが飛び交いながら

シリア方言が聞こえてきたり、お土産のアラブ料理を久々に楽しんだり

懐かしい雰囲気を感じて、心もおなかもシャーバーナ(お腹一杯)★



たくさんおいしいお肉を頂いて、その後には、息子のバースデーまでしていただいた。

アラビア語で名前を書いてもらったケーキにろうそくの火がゆらゆら・・・・。

息子は ただでさえはちきれそうな肉体を、喜びでさらに膨らませていた。


ke-ki


1年目に思うこと

出産から1年が過ぎた今日思うこと。

長かったか短かったかと振り返ってみると、私にとっては長い1年間だったように感じる。永遠にこの幸せな日々が続いていくんじゃないかという…。


楽しい時間はあっという間だと言うが、幸せに満ちた時間は、終わりを予感させないほどに圧倒的だった。

たとえるならば小学校の時に大人になることが想像できなかったような。

同時に、怖いものみたさの性分が祟り、この幸せが急に終わってしまうことを想像して物凄ーく寂しーぃ気持ちになったりもした。それはなんと表現してよいものやら、枕草子風にいうなら

「すごきもの 幸福の絶頂にあるときに思うその喪失感…しょぼん


「すごし」って現代語の「すごい」の音と似てるせいもあってか、『ブルブル震えがきてるのに、なおかつ汗まで出そうなくらいな・物凄く・究極に・寂しい・嵐・!!!』くらいのインパクトを感じてしまう。


他にも、何かを表現するのに古語の方が明瞭に思えるものがあって-単にボキャ貧で-…(脱線別出し→http://ameblo.jp/bcommon/entry-10023902636.html


ともあれ、この『すごーき』感覚に襲われるたび、「うぁー」と叫んだりうなったりして息子にぐりぐりする姿を横目に

 「ちゃんと、いつかは自立させるんだよ?」

と繰り返していた夫。私だって冬彦さんのママには、なりたくないですヨ!


こんなにも幸せな時間を過ごすことができたのも、周りの人たちの支えや愛情をたくさん頂いたからだと頭が下がります。

この混乱しきった世の中で、平和な国の子供として生まれ、順調に成長し、周囲の人々にも愛されている息子。その幸運を当然のものと思わず、人のために尽くせる子になって欲しいと願うばかりです。

birthday

夫婦水入らず

冬休みも終わろうという1月半ば。


お友達ご夫妻が息子を預かってくださるとのこと

ご好意に甘え久々にゆっくりと食事を楽しむ機会に恵まれた。

夫婦二人で食事なんて、おととしの11月の私の誕生日以来。

あの時はシリアン(なんちゃって)sushiレストラン「ヴァンドーム食堂」。

「キムチ」という名のたくあんや、やたらに甘いテリヤキチキンを感激して食べていた…。


今回出かけたお店は

Craigie Street Bistro

http://www.craigiestreetbistrot.com/


craigie


ハーバードSqから徒歩15分ほどの住宅地にある小さなレストラン。

内装はエンジを基調とした温かみあるシンプルなもの。

隠れ家風でリラックスを意識してデザインされているように感じられるも、夫は、お店の意図を無視してちょっと緊張ぎみ?可笑しい。ぷぷっ!


それもそのはず。

今度は、太古の前回とは格が違う、世界のアメリカの、フレンチ・レストランですから!←気合


評判のお店なので超満員。

席数も結構アル。

となると当然料理もサーブも回転が大変なのだろう。

若干店員多すぎるのと料理の出がゆっくり目なのが難点といえば難点だけど、そんなのどうでもいいっ

と思うほど美味しかったん~。アメリカでもこんなに繊細なお料理ができるのね!


前菜にはタコのスペイン風、メインにはオススメの羊をチャレンジしたけど、どちらも又食べたい味でした。

どうやって作ってるんだローう??キッチンに潜入レポートしたいところ。苦手な羊の臭みも殆どなかったし、むしろうまみ?てくらいの。チャレンジしてみるもんだわね~ん。


楽しかったのもそこそこに、息子の元に飛んで帰ったら

顔だけをこちらに振り向けて

「え?もう帰ってきたの?」

の表情。


この淡白さは…誰?

徒然一月第二週

今週は、徒然なりし一週間。


月曜 友人夫妻宅 おでんとワインを頂き 紳士的にお別れる

火曜 大先輩宅 ミツワで仕入れられた貴重な焼酎をお相伴(大半は夫) 淑女的にお別れ 

水曜 主婦友と夕刻からパブ浸り 赤ひげの店員さんの上がりも見送って零時零下の酔いどれ帰宅

木曜 おぼろげで 夫が主夫となり

金曜 初めてふぐの子の粕漬けを食べる!『初めての方は軽くあたります』との記載にやや臆するも、私にとってはなんら問題なし。シリアでも1度もやられたことがない流石の強靭な胃腸だ。たらこを塩漬けにしたらこんな味に近いかなという感想だが、たらこと言うにはあまりにもしょっぱいので黒酢と一緒にいただいたら、酸味で塩気が薄まって大分食べやすい。酒盗やアンキモにこの上ない魅力を感じる呑み助なら誰しも気に入る珍味だろう。
hugu


土曜 教会での英会話に3週間ぶりに参加 食談義となる(以下内容↓)


アメリカで食と言えば、日本人が必ず聞かれるのがサシミについての云々だが、ボスニア人に、世界中の海が汚染されているのに生で食べるなんて…!バクテリアが!ポリューションが!と真剣に詰められた。ヘルシー日本食ブームを未だ知らないとは悲しい。いろんなチェック機構がある(と思っている)し、水銀などの問題のある魚も、妊婦は食べないようにと通達もきちんとされる、東京湾でとれたお刺身なんて食べていないよー。と言ったけど、全く納得の気配なし。狂牛疑惑の牛食べてるんだから変わらないと思うんだけどねぇ…。他の食材に関する態度をとってみても、どうも欧米人(特に女性?)の心理に、アジアの食生活に奇人変人的イメージを持ちたがる傾向を感じるけど、どうなんだろう?中国人や韓国人が日常的に犬を食べていると思ってたり、生きた魚をそのまま湯に入れたりする中国料理を怖がるアメリカ人(うら若い女性ではなく初老のおばさん)。アメリカ人だってロブスターそうやって食べてるじゃん!と突っ込まれてたけど。ミステリアスな東洋、なら大歓迎だけど、明らかにエイリアンの話をしているかのような表情に話しぶり。なんでも笑い飛ばそうっていうアメリカ的発想かと思いきや、「イスラム教では儀式的に羊の脳みそ食べるけどクリスチャンは?」と質問したら、「うーん、どうだろう?食べないかなぁ」と平然と答えたりとか。結局ある種の食事に対する受容or拒否というのは所詮身近であるかないかだけで、原始的云々じゃないように思うけど…。とにかく相手が食べていて自分が食べたことないものに、あからさまな嫌悪感をあらわすのはあまり気持ちのよいものではないよね。変人もしくはお馬鹿扱いされている雰囲気ですから。

そんな中最も中立的だったのはイタリア人。さすが食のイタリアだけあって、話題のどの食べ物に対しても、嫌な顔をみせないし、公平だった。

「海は汚れてたって、サシミは本っ当に旨い!アンビリーバブルだ!」

「フランス人なんてストレンジなのばっかり食べてるだろ??」(アメリカ人大喝采)

「イタリアもミラノなんて猫食べるし!」(!)


そして帰宅してみたら、実家の母からホヤの燻製が届いていました。

さすがの千里眼です。感謝。


さてこんな1週間でしたが明日は日曜日。

友人ご夫妻がご好意で息子を預かってくださるとのことで

息子が生まれて初…(かな?)、1年ぶりの夫と二人ご飯。

息子を預けるのも初めてなので、それに緊張してしまう。

さてさて何を話そう?


来週からは、こんな徒然な冬休みも終わり。

お酒なし待ったなしの春学期が始まります。

夫も私もがんばらないとです!

おでんに寺尾聰

本日、先輩夫妻のお宅にお邪魔して1年半ぶりのおでんに舌鼓を打ちました。

楽しい時が過ぎるのはあっという間で、遅くまでお世話になりました。


そしておでんのお供は、どういうわけか日本歌謡界の大御所である寺尾聰(YouTube)


ご主人がどういう流れだったか寺尾聰のルビーの指輪の話を始められ、そしてその5分後には、寺尾の新しい「Re-Cool Reflection」というセルフカバーアルバムに収録の曲に恍惚の表情で体を揺らしている自分と夫。良かった。


歌詞を要約すると

『死ぬまで一人旅するオトコの道連れは常に夜明けの風なのさ』


何と恥ずかしくロマンチックな!あの白髪混じりの大人の男性から発せられる、メッセージ力を十二分に備えた声と相まって、私の中に静かにしかし激しく、湧き上がる感動があったわけです。おでんとのコラボレーションもいい。

理屈抜きにいいです。男の人は一生少年として生きられて羨ましい気持ちすらします。


少年の心をもった大人の男性はかっこいいけど、少女の心を持った大人の女性は・・・・・。

何故でしょう?


写真は訪問の際の手土産。

初製作のレアチーズケーキですが、我ながらなかなかの出来栄えに仕上がりました。

自画自賛?いいのです、ブログですから。
cheese cake