2009-07-19 11:36:03

視点を変えることで気づく魅力

テーマ:ベトナムへの提言
日本庭園訪問。
苔の手入れをしている庭師の方と出会った。

一面ミドリの”草むしり”をしていたその方は
杉苔というミニチュア杉のような苔の合間を覆う這苔、
__地面を這うように成長し杉苔の生長を妨げる___
を丁寧に取り除いていた。
除去後の黒土に、まだらに残った深緑と枯れた茶、
そこに芽吹く小さな柔らかな緑。
他方、視線を落とすとこんもりと起死回生を果たした杉苔の森。
しっとり柔らかに密集した、黒緑の苔。
色、形、手触り、全てが違う。

芝のように広がる、一見キレイな這苔の一群は、
よく見ると多方面に伸び、キメ粗く、
キレイすぎる緑は日本人の心の平安を妨げるらしい。

数分で見て回れる「美しい」季節の花々と緑。
その美しさを支える、点在する数十センチ四方の世界。

視線をかえることで見える、美しさの背景。
じっくりと感性に響く、その緻密さ。

苔の奥深さに知らぬ間に時間が経ってしまった。


ということで、「視点を変えることで気づく魅力」。

普段お伝えしているように、ベトナムは
人口、活気、成長力、市場成熟度・・・様々な点で魅力あるマーケットである。
さて、誰にも明らかなgood point、視線を変え見えるもの、
私は「プライドの高さ」をあげたい。

ベトナム人、特にハノイ人は非常に非常にプライドが高い。
上司の指示に面従腹背、何かにつけて漱石枕流。

しかし、”所詮こんなものだ”と思ったところで成長は止まる。

「我々は優秀な民族である。」
だから、勤勉に働く。
だから、不足する知識を学ぶ。
プライドを保つ努力をする。

プライドの高さにやりづらさを感じることも耐えないが
その頑固なまでの姿勢が成長要因のひとつ。

そう思うことで、自分のマネジメントも変わる。

視点を変えることで気づく魅力。
色々な視点を持てること=自分の世界が広がる。

そんなことを考えつつ、苔めぐりの旅に思いをはせるのでした。

株式会社ブルーチップ・コンサルティング
※機関投資家、進出企業担当者向け 
ベトナム経済・投資・業界分析情報 MM 配信中!登録は
こちら
2009-07-15 17:05:16

ベトナムマーケットの魅力 ”カルチャー”

テーマ:ベトナムの今
2009年上半期、ベトナムはフランチャイズ活動を行っている
外資企業15社に活動許可を発給
これらは主に欧米諸国の飲食、ファッション関係らしい。

先日、とある研究機関の方とチャイナプラスワン、
インドとベトナムについて話をする機会があった。
どちらも注目国ではあるが、人口11億と8,500万、
インドのマーケット規模は大変魅力とのこと。

なるほど、自動車、家電などは11億に軍配かもしれない。

ではベトナムマーケットの魅力とは。

農業国だけに食料は豊富だし日本と似た米食文化。
体系や顔つきも日本人と近い
(私はよくベトナム人に間違えられる)。
漫画や桜、サムライといった日本文化に興味を示し
日本語を専攻する若者も多い。

そう、文化的近さは何といっても魅力。
外食やファッション、若者カルチャーの市場は
ベトナムが圧倒的に参入しやすい!

韓国系では既に進出済のロッテリアやKFC。
韓国TVドラマファンのベトナム人もいる。
上記欧米諸国フランチャイズも然り、
他国が進出、現地化を進める中、いつも出遅れ気味の日本企業。

しかし、まだまだ始まったばかり。
現地のマーケット獲得、日本企業の可能性もこれからです!

株式会社ブルーチップ・コンサルティング
※機関投資家、進出企業担当者向け 
ベトナム経済・投資・業界分析情報 MM 配信中!登録は
こちら
2009-07-09 19:24:51

当然のことをやり続けること~大成への道

テーマ:心に残る本・言葉
「男30代、悔いなく生きる約束事!」 船井幸雄著

船井さんの実体験を通じて書かれた、後進者へのエールとも言えるメッセージ集。

ストイックに自己実現をする______

書かれていることは当然のことなのだが、
当然のことをやり続けることが大成への唯一の方法と感じた。

例えば、勉強。
上司に認められるためではなく、自分の可能性を広げるため。

例えば、家庭。
まめなコミュニケーション。良いパパを演じることではない。
円満な家庭が、安定した仕事の基盤となるため。

30代の10年。
年に数回、教科書として読み返したい1冊。
2009-07-09 11:56:29

小売時代を生き抜く~PRと差別化

テーマ:ベトナムへの提言
宇都宮へ出張。
夕食は駅ビル内の有名餃子店のはしご。

みんみん
有名で複数店舗展開。
地元の人にも人気、空席待機で期待大だったががっかり。
昔はもっと美味しかったのだとか・・・
やはり店が大きくなると味が落ちるのか。

青源
老舗の味噌屋が出した餃子店。
お隣みんみんとは違い空席が目立つ。
しかし、味噌ダレ効果か?!ジューシー、美味!!
調査・コンサルティング日記 Fromベトナム ハノイ-青源


がっかりにもかかわらず、みんみんの集客力。
老舗のネームバリューに加え
観光雑誌やメディアアピール力の賜物だろう。
PRの重要性を実感。

MAPあり、グッズあり、そしてその知名度から
餃子の街 宇都宮のアピールは十分成功。
各餃子店も味や店の雰囲気を差別化しており、
「はしご」を楽しむに値する。

一方ハノイ。
雑貨屋にしろ花屋にしろ目立つ看板があるわけでもなく
あえてその店に行く理由も見つけられない。
有名地区といえば焼き物バッチャン村くらい?
そこでさえ、差別化されていない。
多くの人口と経済成長に伴う購買欲の増加が
「何もしなくても売れる」現状を生み出す。

外資参入、競争激化。
ベトナム小売時代到来。
地域PR・個別PR・差別化
なくして生き残りは困難。

差別化=ベトナムらしさ・オリジナリティーの追求
    →ベトナムの魅力のアピール
    →国内、国外観光客の集客
小売時代を生き抜く術が意味する可能性は大きい。

株式会社ブルーチップ・コンサルティング 
※機関投資家、進出企業担当者向け 
ベトナム経済・投資・業界分析情報 MM 配信中!登録は
こちら
2009-07-06 21:58:16

高度技術者・管理者不足 労働への考え方

テーマ:ベトナムへの提言
ベトナム、高度技術者・管理者レベルの人材不足は企業にとって頭痛のタネ。

VN economyは、都市部の若者、数百万人が無職であることに、
「優秀なのになぜ?」というような疑問を投げていたが、
答えは簡単、仕事を選りすぐるから。
高等教育を受けた若者は
①自分の専門性をいかせる仕事がしたい。
②プライドが高く、悪い点を指摘されると反発。
つべこべ言う前に、働き始めなければ!
数年詰め込んだ知識だけ、実務なしで
高度技術者・管理者レベルが育つはずがない。

教育機関から直接人材を雇用するFDI企業が
非常に少ないのは面白い所。
ベトナム企業は「知識重視」、
外資は「実力重視」が現れているのではなかろうか。

人材育成については、同一企業の社員同士で教育を
行うことがもっとも効果的という企業意見が多数。
出来ない者同士で教えあった所で、
果たしてどれ程の高度技術者・管理者レベルが
育つのか、考えるまでもない。

外資が参入、企業のネームバリューや外資への憧れに満足、
与えられた職をこなすだけでは「必要とされる人材」は芽が出ようがない。
ベトナム企業、「知識重視」を当然として、丁寧に社内教育していたのでは
手に負いきれなくなるのは明白。外資資本主義企業への追随も遠い。
外資企業、転職率が高く情報管理がままならない
スタッフに高度技術・管理の教育をするリスクは背負いきれない。

労働に対する考え方を変わらせざるを得ない状況が来ている。
高等教育では、実社会・現場で必要とされる能力・考え方の養成を、
また、即効性を求めるためには企業の協力も必要。
高度技術・管理者を育てる社内教育を行うFDI企業には補助金を出すなど
国としての指針や支援が不可欠。
優秀な人材を育てるための知識詰め込みはそろそろ卒業である。

労働=幸せの社会主義、労働=利益の資本主義。
急成長を遂げるベトナム、見えない力が変化を促している。

Amebaおすすめキーワード

    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト