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~動画配信ならではの科学技術分野の第一人者との直接対談~

  インターネットは、電話のための通信ネットワーク、TVのための放送ネットワークと異なり、コンピュータのためのネットワークとして科学技術の粋を集めて生まれ、今も進化し続けています。インターネットは、電話に次いで、いよいよTVの機能も包含するネットワークへと発展しようとしています。それこそが、今後大きな潮流となりつつあるインターネットによる動画配信です。当社は、現在進行しつつある2つのインターネット革命、即ち、「IoT」革命と「動画配信」革命の牽引役を務めることで、新産業創出に貢献したいと考えております。

  そこで、当社は、全く新しいインターネット動画文化の創造を目指して、動画配信サービス『アンカーパーソン.TV(略称:アンパカ.TV)』を開始しました。これは、それぞれのジャンルでのアンカーパーソンが中心となって社会に情報発信するものです。
 今回、私自身が、専門分野である「科学技術」におけるアンカーパーソンとなって、科学者の人間像とは?各分野での現状は?これからどこへ向っているのか?そしてその発展の先には、どのような未来が待ち受けているのか?というテーマに取り組んでみたいと思います。当番組では、ノーベル賞受賞者など「科学技術」分野の第一線で活躍中の方々をゲストとしてお招きして、最先端技術に関する研究内容、その研究が今後の日本や世界にもたらす影響などについて対談いたします。

  また、このシリーズの対談の中でのテーマについて、私自身の視点を通じ、最先端技術について分かり易い解説を試みたいと思います。各テーマで生まれる発明・発見によって生まれる、新たなライフスタイルと新たなビジネス展開の可能性についてゲストと語り合いたいと思います。

  私自身の科学技術分野での体験を少しご披露しますと、学生時代は、宇宙物理学を学びましたが、途中からその道具としてのコンピュータサイエンスに興味が移り、ディジタル信号処理とコンピュータネットワークでの博士号を取得しました。これまでを振り返ると、企業における制御用コンピュータの開発とローカルエリアネットワークの開発、そして国策での官民研究開発機関におけるディジタル動画像符号化アルゴリズムと半導体チップの開発等を行ってきました。この間に、11人のノーベル賞受賞者を輩出した米国ベル通信研究所での研究生活等を通じて感じたことは、科学者や技術者の原点は、好奇心と探究心であり、先入観に囚われない自由な発想を育む組織と社会の重要性です。

 過去の20年(1994年から2014年)の間に、Fig.1に示すように経済大国のGDPを比較すると、日本、米国、中国、ドイツの中で、減少しているのは、日本だけであり、米国は2.4倍、中国は17.8倍、ドイツは1.6倍の成長を果たしています。その原因は人口減少や高齢化ではなく、イノベーション指向の低下であると考えられます 

  
 Fig.2は、MIT(米マサチューセッツ工科大学)が毎年発表しているイノベーティブ企業ベスト50ですが、米国、中国、ドイツの企業が多くランクインする中で、日本企業は、1社もランクインしませんでした。このような失われた20年から日本が脱却し、新しい未来を創るために何よりも今求められているのは、科学技術を基本としたイノベーションであると思われます。 

  
 今回より、スタートいたします『藤原洋のサイエンス・カフェ ガリレオ・ガリレイ』では、このような問題意識から、多くの企業、官公庁、学術研究機関、学生、少年少女の皆さんに科学技術の意義と楽しさを感じて頂きたいと思っております。

【第一回目のテーマは“人工知能”】
 第一回目のゲストは、ベストセラー著書『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』 ;(廣済堂新書)の著者で、当社のAI2(AIスクエア)オープンイノベーション研究所 所長でもある、松田 卓也氏をお招きし、人工知能の現状や人工知能がもたらす未来について、 また松田氏の生い立ちや座右の書についてもお話し頂き、「科学者 松田卓也」の人物像に迫ります。

                                                                   
【番組の概要】
番組名: 『藤原洋のサイエンス・カフェ ガリレオ・ガリレイ』
配信日: 毎月一回 16:30~17:00(30分の生放送)
第一回放送: 2015年12月22日(火)16:30~17:00
出演: 藤原 洋
第一回ゲスト: 松田 卓也氏(神戸大学名誉教授)

平成27年12月22日
 代表取締役会長兼社長CEO
 藤原 洋 



 

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