BAA BAA BLACKSHEEPS

京都発・新世代エモーショナルロックバンド 【 BAA BAA BLACKSHEEPS 】
オフィシャルブログ


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今この記事を読んでくれている人のほとんどは、もうTwitterで知ってくれていると思います。



今年、2014年3月12日水曜日、僕らの初のフルアルバムが、初の全国発売となりました。
タイトルは『リハビリテイション』。ライブでは未発表のタイトル曲を含む全11曲で、タワーレコードなど全国のインディーズ取扱有名CDショップやオンラインショップなどで販売されます。





2012年にライブ会場限定で発売したデモ音源以来、BAA BAA BLACKSHEEPSとしての正式な音源を一度も出せなかったことをずっと心苦しく感じていました。昔に発売したCDの曲もライブで演奏することはあったけれど、それもほんの一部に過ぎず、ライブを観終わった人から新しい曲やCDに未収録の曲について「CDで聴きたいです」と言われるたび、早く作らなければ、早く作らなければと焦りが増す一方でした。



そうして2013年の2月から少しずつレコーディングを始め、予算も時間も労力も今までで一番費やして完成したアルバムを全国流通させようという話になり、それが実現することになり、……これまでの長い長いバンド活動に、ようやく光が射すような気持ちです。



生まれた場所も、見てきた景色も、呼吸してきた空気も、何もかも違う、全く別の時間軸を生きている人たちに自分たちの音楽が届き、その毎日に彩りを添えられるのだとしたら、今日まで僕らが続けてきたことはそれだけで十分なほど意味があったんじゃないかと思います。誰かの生きる歴史という、果てしなく分厚い本にたった1ページでも刻まれること……僕らは、そうやって自分たちの生きた証を残したいのです。


もちろん、言うまでもなくこの今に至ることができたのも、ライブハウスでしかその存在を誇示することのできなかった無力な頃から、僕らを見守り続けてくれたたくさんの人たちのおかげだと思っています。



改めて、ここでお礼を言わせてください。みんな、ありがとう。







……過去から連綿と果てしなく積み上げられてきた膨大な量の音楽がすでにあり、また誰でもある程度のお金をかければ気軽に音楽を作れるようになった、文字通り星の数ほどの音楽が存在するこの時代。それは同時に、星の数ほどの音楽が日の目を見ることなく埋れ、時の流れと共に消え去っていくことと同義だ、と言い直しても、別に言い過ぎることではありません。僕らが特別騒ぎ立てなくとも、毎日のように世界中あらゆる場所で数え切れない量の新しい音楽が売られています。


そんな無数の音と声の中から、自分たちの音と声が誰かに見つけられ、拾い集められていくことが、いかに奇跡的な確率の話になるか、想像してもらえるでしょうか?



これは、本当に残念なことだけれど、僕らの音楽は万人受けするような作りになってはいません。


一つの新しい時代を切り拓くような革新的なサウンドを鳴らしている訳ではないし、あちこち傷だらけの血生臭く青臭い衝動と感情がただひたすらに希望への飢餓感を歌う曲を集めたCD、それを求める人たちがもしも100万人でもいようものなら、その国はもはや病気です。



『リハビリテイション』に対して、あるいは僕らが今までに作った曲に対して、ある人は「素晴らしい」と言い、ある人は「全然よくない」と言うでしょう。その理由も千差万別でしょう。一つの事物の価値を判断する物差しのつくりはそもそもみんなバラバラで、信憑性もないはずのそれが別個に“絶対のもの”としてそれぞれに根差している……そういうものだからです。


たとえば、圧縮に加えてさらにエンコードで劣化した音を大して性能もよくないスピーカーやヘッドホンで一度聴いただけで良い悪いを判断できてしまえる人たちが多いのは、鑑賞と批評の前提条件にそれを加えるということが頭の中に無いからでしょう。Radioheadのコリンが記者会見の時に記者たちに言い放った「そもそも君たちは僕らの音楽を正しく理解できるような環境で聴いているのかい?」という言葉が、自分が創り手になってからというもの余計に肌身に沁みます。


しかし、このアルバムが僕らにとって“絶対の”自信を以って人に差し出せるものかと言われれば、首を振らざるを得ません。僕らにはまだ足りないものがあるし、最後まで形にできなかったものもあるし、環境や資金など、色々なことに限界があります。上に書いたようなことでもしかしたら一方的に身勝手に切り捨てられるだけのこともあるかも知れませんが、同時に僕らもまた欠けた部分を持っている以上、これを認めないのはただの自慰行為に過ぎません。


それでも、短くない時間をかけて、血肉を削ぎ落として、耳を傾けてくれる人たちの心のどこか一箇所でも触れられるようにと努力した音が、誰にもどこにも響かないなんて、そんなはずはないと信じています。それだけの思いをこめて僕らはやってきたし、それだけの意欲をまたたくさんの人たちから与えられたからです。




ここまで読んで、あなたはどう思いますか?


『リハビリテイション』を、僕らの音を、聴いてみたいと思うでしょうか。それとも、“完璧”に創られたものしか欲しくない、と思うでしょうか。







最後に。今日、これだけは言わせてください。

“あなた”たちリスナー一人一人が、バンドを終わらせるのも、バンドを成功させるのも、容易い話なのだということを。



ライブに行かず、CDを買わず、情報にも目もくれず、「昔の方がよかった」と言い新しく生み出されるものを否定し続け、あるいはネットで誹謗中傷を書き殴り、全く別の新しいお気に入りを探し、……たったこれだけのことで、一つのバンドを終わらせるためには十分なのです。


そうやって途中で死に絶えた音楽がこの世には一体どれだけ存在するのだろう、と嘆きながらも、また同時に、それは仕方のないことだと思っています。人の求める心を掻き立てられなければ、どんなものでも自然淘汰されていくのがこの世の道理だからです。音質や視聴環境とは全く関係のない領域で、どうしようもなく人は「好き」か「嫌い」かという感覚的な部分だけで片付けてしまうという現実もあります。


否定され、拒絶され、無視されるのであれば、それはやはり音楽側に理由があるのだと僕は考えています。人の心の移ろいやすさは、それに比べればまだかわいらしい理由なのかも知れない、とさえ。



だからこそ、音楽を創る人たちは絶えず葛藤し闘い続けるのです。


中には手癖の集大成で簡単にことを成し遂げてしまえる人もいるし、お金のために音楽という手段を選んだ人もいます。さらには、今の日本では何の祈りも願いもこめられていない使い捨ての音楽こそがむしろ存在を許され求められているという現状もあります。それでも、絶えず闘い続けている人たちもまだたくさんいて、文字通り“一人”でも多くの人の耳と胸に届けられることを彼らは心から願って、音を鳴らしています。


そんな人たちの声無き声の欠片がもしもあなたのところまで届いたとして、それを生かすことも殺すこともできるほどの力が“あなた”一人には宿っているのだということを、どうか、覚えていてください。




あなたが少しでも「好き」だと感じてくれたなら、感動を覚えてくれたのなら、そのことをツイートするのでも(RT一つでも)、ブログに綴るのでも、誰かに話すのでも何でもいい、何かの形で表現・発信してください。


ライブに来ることができなくても、これからはどこにいてもCDが買えます。CDを買うお金が無くても、ネットで△ボタンを押せば聴ける歌があります。


僕らの音楽がそこで鳴っていることを許せるのは、証明できるのは、続けさせられるのは、あなただけなのです。今の僕らがまだ色々に欠けているとして、僕らの努力だけではなく、あなたの力が加わることで初めて、それがより素晴らしいものに成長していくのです。



これまでに何を見て、何を感じて、何を聴いて、何を知って、何を味わってきたのか。
その無数の選択と経験の集積の最先端で今、何を見たいのか、何を聴きたいのか、何を知りたくて、何を味わいたいのか。
答えは、はじめから全て“あなた”一人一人の中にあります。それをもし僕らのアルバムと照らし合わせてくれるのなら、その時に、僕たちが血肉を注ぎ込んだものがあなたに新しい喜びや感動をもたらすものであるよう、祈るだけです。


全国のどこでも手に入ることで、ネットに出回ることで、やがては無情な“匿名性の暴力”に晒されるだろう覚悟も、もうできています。

大丈夫。僕らの為そうとしていることを受け入れてくれる、喜んでくれる、求めてくれる人たちが、今は数え切れないくらいいるから。あとは、その愛すべき人たちの心を、より動かすことができるように自分たちの音楽に忠を尽くしていくだけだと思っています。


そしてその先で、僕らも、僕らを応援してくれるみんなも、共に笑顔になっていられるような、そんな未来がくることを祈っています。そのために、この身を捧げようと僕とメンバーは誓ったのです。


そこまでして僕がなぜ歌い続けるのか、なぜ僕とメンバーがまだ全てを諦めず捨て切らずにいるのか、その辺りの話についても、いずれ近い内にこのブログでお話したいと思います。







ここまで読んでくれてありがとう。少し中途半端だけれど、今日はここでタイプを終えたいと思います。




(以下、アルバム情報)

リハビリテイションJKT


BAA BAA BLACKSHEEPS 1st Full Album
『リハビリテイション』


<収録曲>

01.イーハトーヴ
02.ヴァイタルサイン
03.トゥルーエンド
04.薄氷
05.そうなんだ
06.耳鳴り
07.ベランダの向こう
08.夢の出口
09.明るい曲
10.おまじない
11.リハビリテイション


<商品情報>

品番:SFR-004
発売元:Snow Flakes Records
販売元:株式会社ジャパンミュージックシステム
全国主要インディーズ取扱店にて販売
価格:\2,000(tax in)

※予約購入者限定で特典付!


<アルバム概要>

ゲストコーラスに長谷川尚子(ミナワ)、レコーディングエンジニアに和田直樹(空中ループ/ミナワ)を迎え、過去最高の音質で送られるBAA BAA BLACKSHEEPS初のフルアルバム&全国リリース盤。
観衆のみならず多くのバンドマンから絶賛された不朽の名曲『耳鳴り』をはじめ、ライブでおなじみの哀しいバラード『明るい曲』、PCフリーゲーム“ゆめにっき”のオマージュ曲としてニコニコ動画で反響を呼び遂には原作者ききやま氏公認となった現体制での再録版『夢の出口』、ライブでは未発表のタイトル曲『リハビリテイション』など、これまでのBAA BAA BLACKSHEEPSの総決算的アルバム。
また、美麗なアートワークには前作と同じく麺類子氏を起用。アルバム全体の音像が凝縮された仕上がりとなっている。



<予約ページ>

・タワーレコード

http://tower.jp/item/3437893/


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