東証1部上場、橋梁工事のサクラダ(千葉県)が破産

帝国データバンク 11月27日(火)19時43分配信

 (株)サクラダ(TDB企業コード985223002、証券コード5917、資本金19億274万2199円、千葉県千葉市中央区中央2-3-16、代表曽田弘道氏ほか1名)は、11月27日に東京地裁へ自己破産を申請、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は田川淳一弁護士(東京都中央区築地1-10-7、電話03-6226-0632)ほか3名。破産管財人は加茂善仁弁護士(東京都中央区八重洲2-8-7、電話03-3275-3031)。

 当社は、1895年(明治28年)11月創業、1920年(大正9年)4月に法人改組された老舗の橋梁工事業者。本四架橋3ルートのうちのひとつ、85年竣工の「大鳴門橋」や、同じく88年竣工の「北備讃瀬戸大橋」、首都圏では葛飾区の「かつしかハープ橋」など、豊富な実績を有していた。
 
 89年の東証1部上場後、ピークとなった92年3月期には年売上高約296億9600万円を計上したが、その後の業績は長期にわたって低迷。この間、91年の広島新交通システムの高架橋設置工事での橋梁落下事故や、98年の経理担当役員による損失額100億円超のデリバティブ取引失敗の発覚など不祥事も重なっていた。このため、金融機関に対し債権放棄を要請する一方で、企業買収や事業再生投資事業に進出。同事業の展開と並行して、当社の資産売却や人員削減、減資ならびに優先株式、新株予約権発行などの再建策が進められ、その後、投資事業から撤退していた。

 しかし近時においても業績の低迷は続き、2011年3月期の年売上高は約54億4700万円にとどまっていたが、同年3月に市川の本店兼工場を売却。川崎重工業の袖ケ浦工場と賃貸契約を結び、同工場敷地の一部を本店兼工場とする移転作業に着手したが、計画は大幅に遅延していた。

 今年1月27日には、第三者割当方式の新株予約権募集と役員人事を発表。2月24日の臨時株主総会で承認された新株予約権は資金調達額10億円、時価から大幅にディスカウントされたいわゆる有利発行であった。さらに2002年の資本・業務提携以来、当社の信用を補完してきた東証2部上場の川岸工業(株)との提携関係も解消したことから、関係者の注目を集める状況となっていた。2013年3月期の中間決算発表後は信用も一段と低下、資金繰りも悪化し11月末の決済のメドが立たないため、今回の措置となった。

 負債は2012年10月31日時点で約26億9000万円。 
 
 なお、今年に入って上場企業の倒産は、8月のシコー(株)(神奈川県、民事再生法、東証マザーズ)に次いで6社目。


国別 金型 技術レベル ランキング

 横田先生の世界金型講座



<参考:各国金型技術レベル レジュメより>

1位 フィリピン 「FTA」の進展・自動車産業の台頭・従業員の質・英語力・親日派


2位 インドネシア 親日派・極端な金型供給不足・従業員の質・オートバイ産業


3位 ベトナム 海外企業の急激な投資・従業員の質・親日派・金型需要の拡大


4位 タイ 自動車産業の需要拡大・親日感情・高品質金型の供給不足


5位 インド 豊富な市場・自動車産業の進展・語学力・経営戦略力


6位 マレーシア 高品質金型製造の基盤が存在・治安・交通網


7位 スリランカ インド市場を視野に入れた発展・ドイツ技術


8位 中国(ただし、華北地域) 政府支援・優秀な人材確保


9位 バングラデッシュ インド市場の下請けとしての機能


10位 アフリカ諸国(東海岸) 将来の可能性