公取委、ヤマダ電機に排除措置命令 納入業者に無償派遣を強要

 新店舗オープン時の商品の陳列などのため、納入業者に従業員の無償派遣を強要したとして、公正取引委員会は30日、ヤマダ電機に独占禁止法違反(優越的地位の乱用)で違反行為を取りやめるよう求める排除措置命令を出した。公取委が認定した不当な派遣人数は延べ約16万6000人にのぼり、過去最大規模。家電販売店に対する同命令は初めて。

 公取委によると、ヤマダ電機は2005年11月―07年5月、計約360回に及ぶ同社と子会社8社の店舗の新規・改装オープンに際し、家電などの納入業者約250社に対して電子メールやファクスなどで従業員の派遣を要請。他社製品も含めて商品の陳列や補充、接客を無償でさせるなどした。

 公取委は、納入業者がヤマダ電機との間で同意したうえで自社製品について接客することや、適切な費用を得て商品の陳列や他社製品の接客業務などに当たることについては「問題ない」としている。 (19:17)

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アデランスHD、午後4時から緊急記者会見

 かつら大手のアデランスホールディングは30日午後4時から東京・千代田で岡本孝善社長が出席して緊急記者会見を開く。5月29日開催の定時株主総会で岡本社長ら取締役7人の再任が米投資ファンド、スティール・パートナーズなどの反対で否決されたことに対する対応策を発表するとみられる。(14:43)

三菱化学、分離材事業に本格参入――バイオエタノール製造工程で利用

 三菱化学はバイオエタノールの製造工程などで使う分離材事業に本格参入する。三井物産からナノテクノロジー(超微細技術)を活用した分離材技術を取得、2年以内に事業化する。工業用エタノールなどの精製プラントを持つ企業に売り込み、2015年までに年商100億円規模を目指す。

 三井物産の子会社、物産ナノテク研究所(茨城県つくば市)が持つ「ゼオライト膜技術」を取得した。取得額は公表していない。三菱化学は同技術の研究者や関連設備も引き受け、7月中に茨城県阿見町の研究施設に移す。

[6月30日/日本経済新聞 朝刊]

平均2580万円、3年連続増=政党別最多は民主-07年国会議員所得

6月30日11時1分配信 時事通信


 衆参両院は30日午前、国会議員の2007年1年間の所得報告書を公開した。1人当たりの平均所得は前年を139万円上回る2580万円となり、3年連続で増加した。政党別では、民主党が前年比836万円増の3051万円で、1998年の結党以来初のトップ。一方、前年まで8年連続首位だった自民党は、不動産や株式の売却益が減少したことなどが響き4位に後退した。
 民主党が大幅増となったのは、松野頼久衆院議員が不動産売却で約15億円の所得を得たためで、これが国会議員全体の平均所得を押し上げる要因にもなった。松野氏を除くと、議員1人当たりの平均所得は前年比97万円減。
 所得公開は国会議員資産公開法に基づき、毎年行われる。前年1年間を通じて国会議員だった衆院475人、参院170人の計645人が対象。衆院の平均所得は2703万円(前年比184万円増)、参院は2235万円(同47万円減)だった。
 政党別の平均が民主党に次いで多かったのは、国民新党の2706万円。以下、新党大地2648万円、自民党2475万円、社民党2176万円、公明党2041万円、共産党1989万円と続いた。
 個人で5000万円以上だったのは17人。このうち1億円以上は松野氏(15億4653万円)と、自民党の奥野信亮(1億3535万円)、清水清一朗(1億1450万円)両衆院議員の3人だった。松野氏は、06年5月に死去した父の松野頼三元自民党総務会長から相続した東京・白金台の自宅を売却。奥野氏はストックオプション(自社株購入権)の権利行使、清水氏は都内の駐車場、貸店舗の家賃収入が高額所得の理由となった。
スポーツ

ドジャース0安打で勝った!完全試合より少ない5度目快挙

6月30日11時30分配信 スポーツ報知


 ◆インターリーグ ドジャース-エンゼルス(28日・ドジャー・スタジアム) ドジャースがエンゼルス戦でノーヒット勝利という快記録をマークした。エ軍の2投手に無安打に封じられたが、5回に失策出塁した走者が二盗に成功。その際の捕手の悪送球で三塁へ進塁し、右犠飛で生還した。ド軍は3投手による5安打完封リレー。9回は斎藤隆投手(38)が2死一、二塁のピンチを招いたものの、最後は三振で締めて12セーブ目。近代野球5チーム目という“快挙”達成に貢献した。

 最後の打者ウィリッツを空振り三振に仕留めた斎藤が、いつも以上の派手なガッツポーズを決めた。5万5784人の大観衆が詰めかけたドジャー・スタジアムも「ノーヒット勝利」という快記録に揺れた。斎藤も「こんな(快記録がかかった)ゲームで投げられたのは大きい。いい感じで自分の名前が残った」と虎の子の1点を守り切り、ほっとした表情だ。

 20世紀以降を近代野球と位置付けている米大リーグでも、完全試合(14度)よりも少ない5度目の快挙は5回、ケンプの一塁寄りへの投ゴロをエンゼルス先発のウィーバーがお手玉して始まった。

 ケンプは続くデービットの打席で二盗。これを刺そうとした捕手・マチスの送球が大きくそれ三塁進塁。すかさずデービットが右翼へ犠牲フライを上げ、先制した。ウィーバーは6回を無安打で降板。2番手のアーレドンドも2回を完ぺきにリリーフし、快記録の“主役”となった。

 打線がド軍の投手リレーに散発5安打で2試合連続完封負けし、好投も報われなかったウィーバーは「何とも言えない負けだ」と複雑な表情。主砲のハンター外野手は「こんな試合、リトルリーグでも見たことないぜ」と吐き捨てるように言った。

 一方、ド軍のクラブハウスは笑顔があふれた。唯一の得点を挙げたケンプは「最高。自分もこんな展開になるとは思わなかった。まるでプレーオフ進出を決めたような気分」とナインに祝福攻めにあった。

 1960年にプロ入りした67歳のトーレ監督も「ウチにとって幸運なハプニング」と、ほおを緩ませた。“フリーウエー・シリーズ”と呼ばれるエ軍との交流戦は、ここまで通算28勝37敗と分が悪かった。それが今回は2試合連続完封勝ち。首位Dバックスとのゲーム差は最大7から2・5にまで縮まった。斎藤も幸運な勝利に「こういう形で勝っていけば先が開けてくる」と2年ぶりのプレーオフ進出へ手応えを感じていた。

イチロー、メジャー7度目の5打数5安打…チーム3連勝

6月30日8時34分配信 読売新聞


 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)=臼田雄一】米大リーグ、マリナーズのイチローは29日、パドレス戦に1番・右翼で先発出場。5打数5安打、2得点だった。

 イチローの1試合5安打は昨年5月以来で、メジャー通算7度目。

 1打席目から、右前打、中前打、中前打、左前打、中前打。打率は2割9分7厘。

 城島は出場しなかった。パドレスの井口は、故障者リスト入りしている。

 9-2で勝ったマリナーズは、今季初の同一カード3連勝。
日本国債の格付け、1段階引き上げ 米ムーディーズ

 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは30日、日本国債の格付けを「A1」から「Aa3」へ1段階引き上げたと発表した。福田政権の経済財政運営の基本指針「骨太方針2008」で、歳出削減路線を維持したことなどを評価した。「Aa3」は上から4番目の水準。

 同社は「政府債務(借金)増大のペースが緩やかになっていく可能性がある」とも指摘した。

 日本国債の格付けが「Aa3」となるのは02年5月に「A2」へ2段階引き下げられて以来、6年ぶり。格上げは昨年10月以来となる。ただ格付けの水準は主要7カ国(G7)の中では最下位のままだ。(13:03)


バイオ燃料のエタノール開発、ブラジルと協力 経産相

 【サンパウロ=檀上誠】ブラジルを訪問中の甘利明経済産業相は29日、サンパウロ市内で会見し、植物の茎などを原料とするバイオ燃料のセルロース系エタノールについて「森林破壊や食料生産と競合しない点から重要」と指摘、両国で協力して開発する方針を明らかにした。ブラジル側が日本への本格輸出を目指すバイオエタノールについては「価格と供給の安定が重要だ」と述べた。

 甘利経産相は2009年初めの入札実施が見込まれているサンパウロ―リオデジャネイロ間の高速鉄道建設について、「仏TGVは平地を走る鉄道だが、日本の高速鉄道(新幹線)は高低差に強い」と強調。ブラジル側に新幹線方式での建設を働きかける考えを示した。

 同相は7月1日から2日まで首都ブラジリアに滞在し、貿易や投資分野の環境整備、資源の安定供給などを巡って主要閣僚と協議する。ルラ大統領とも会談する予定。経産相(通産相)のブラジル訪問は24年ぶり。 (12:35)


奨学金返済、滞納9カ月で法的措置 学生支援機構

 日本学生支援機構(旧日本育英会)は延滞の増加が指摘されている奨学金の返済について、9カ月以上の延滞者全員に対して法的措置をとることや、卒業生の延滞が改善しない大学の名前を公表することなどを柱とする返済促進策をまとめた。返済開始時期を現行の10月から、最初のボーナスが出た直後の7月に繰り上げることも検討する。

 奨学金事業は2008年度予算での事業費が9305億円、貸与人数は120万人余に上る。進学率の上昇に伴って事業規模は拡大を続けており、延滞も増加。07年度末には2252億円に達した。同機構は有識者の検討会議で対応策を議論してきた。 (07:00)

東証、金ETFを上場 初値は9790円  東京証券取引所は30日、金価格に連動する上場投資信託(ETF)を上場した。午前9時に取引が始まり、初値は9790円だった。  東証のETFは米運用会社大手ステート・ストリートなどがニューヨーク証券取引所に上場している商品を重複上場したもの。50口を1単位として売買するため、個人投資家は50万円程度から取引できる。大阪証券取引所も昨年、金のETFを上場しており、東証の上場で投資家の選択肢の幅が一段と広がることになった。(12:02)