駄作!

偏見!

こんな会社いやだな!


一生を棒に振る、この年収の差。ピアスと茶髪

私の経営する通信制高校サポート校「札幌高等学院」では、髪の色を染めたり、ピアスなどをしないように厳しく指導している。「なぜピアスをしては駄目なの」と、聞いてくる生徒もいる。今回はその理由を詳しく説明したい。


「ピアスが一生を棒にふる」といっても過言ではないのだ。

ピアスを一定期間続けると、耳に開けた穴が完全にふさがり跡形もなくなるのには1年も2年も3年もかかるのだ。長期間ピアスをすると一生穴がふさがらないこともある。

以前、私は一流企業の人事部長さんと話をしたことがある。その人事部長さんの話では、企業の採用担当者は面接の際、学生の耳にピアスの穴があるかを見ていると言う。ピアスのわずかな跡でも残っていれば「この学生はピアスをしていたのか。真面目そうなことを言っていても、表面だけだな。入社したら、不真面目な行動をとる可能性が高いな」と判断するそうだ。

髪の毛も同様らしい。わざわざ、ガラス窓が大きくて太陽の光がたくさん入る部屋を面接室にするそうだ。そして、カーテンを閉めずに太陽の光が学生に当たるようにする。太陽の光に当てると、黒く染め直しても、茶髪や金髪などの痕跡がしっかりと見えるそうだ。「なんだ、この学生は最近まで茶髪だったのか。面接だから急いで黒く染め直して来たんだな。こんな学生では入社してから問題を起こしそうだぞ」と判断するそうだ。

髪の毛も一度染めると、長い期間元の黒髪には戻らない。直前に染め直しても、ちゃんと企業の採用担当者は見抜いてしまうのだ。

先の人事部長さんは「頭が良くて、学校の成績が良くても、ピアスで茶髪の学生は絶対に採用しません。そういう学生は入社後に不真面目な行動をとり、会社に迷惑をかける可能性が高いからです。そして、上司の指示もきちんと聞かないと我々は判断します。なぜなら、親御さんや学校の先生が、茶髪やピアスをしないように何度も何度も注意や忠告をしてきたはずです。まあ、最近では親御さんも茶髪にピアスというのもありますから、そうではないこともあるかもしれませんがね。でも、少なくとも学校の先生は絶対に茶髪やピアスを注意してきたはずです。そんな先生の注意を聞かなかったのですから、会社の上司の指示も聞かない可能性が極めて高いと言えるのです。先生の言うことを聞かなかった者が、どうして急に上司の言うことを聞くようになると言うのですか」。

無論ここまで厳しい企業ばかりではないかもしれないが、一流どころの企業はみな、このくらいの厳しさを持っていると考えたほうが良い。茶髪、ピアスの跡が残っていても大丈夫なのは、それ以下の企業かもしれない。

では、茶髪・ピアスをしたまま勤められる企業はあるのだろうか。かなり少ないと思ったほうが良い。ほとんどがアルバイトで、時給も低いケースが多い。ピアスをして茶髪では、一流企業の就職などはとても無理で、フリーターとなって、アルバイトで生計をたてるしかなくなるのだ。

さて、一流どころの企業は年収はいくらくらいなのだろう。あくまで札幌を基準に考えさせていただく。だいたい大学卒の初任給で20万円くらい。ボーナスなども考えれば、年収300万円くらいと思われる。残業代などがつけばそれ以上になるし、仕事振りが良かったり、営業成績が良ければ、さらに特別報酬がつくこともある。

では、アルバイトの年収はいくらになるだろうか。特に技術もなければ、時給の相場は700円くらい。1日8時間働いて5千6百円。月に20日働いて11万2千円。ボーナスなどは無いので、年収は単純に12を掛けて、134万4千円。ただし、有給休暇も無いので、休みをとって旅行でもすれば、さらに低くなる。むろん、雇用の安定性などは無い。「人件費を削減するから、君は来月から来なくていいよ」と、いつ言われるか分からないのだ。

単純計算しても、大卒で一流どころの企業に勤めれば、年収300万円以上。大卒でフリーターになれば、年収134万円程度。その差は倍以上だ。年数を経るにつれて、差はますます大きくなる。正社員は年ごとに昇給がある。役職につけば手当が支払われる。大卒で一流どころの企業に勤めて35歳になれば、年収は500万円くらいにはなるだろう。能力次第では、あるいはそれ以上かもしれない。これならば、奥さんがいて子どもができても十分暮らしていくことができる。子どもがいれば、3LDKくらいの部屋に住むだろう。札幌の平均的な家賃ならば8万円くらいだろうか。親子3人で暮らせば、公共料金は月2万円はかかるだろう。お父さんとお母さんだけの食費で月5万円くらい。子どもの食費、おむつ代、子ども服などで月2万ほど。保育園に通わせれば、最低でも4万円かかる。全部ひっくるめれば、月21万円になる。年間で252万円だ。

ところが、大卒でもフリーターになれば、一生フリーターだ。大学卒業後にアルバイトしかしたことが無い人物を、企業が採用することはまずありえないからだ。35歳になってもフリーターなのだ。アルバイトをしていて年齢が上がったから時給が上がる、などということはまずありえない。35歳になっても時給は700円くらいで、年収は134万円程度のままだろう。これでは奥さんを養うことも子どもを育てることも難しい。仮に奥さんもバイトで働く共働きでも、かなりギリギリだ。

そして、フリーターをいつまでも続けることは難しい。バイト先もなるべく若い労働力を求めることが多い。年をとった労働力を敬遠するのが一般的だ。カラオケボックスやコンビニで働いているのは20代の若者だ。30歳過ぎてバイトしている例は少ない。40歳、50歳になってカラオケボックスやコンビニでバイトというのはもっとありえない。つまり、30歳を過ぎるとバイト先も限られてしまうのだ。フリーターが自由で気楽でいいなどと言うのは、ものを知らない若者の幻想に過ぎないのだ。


「一生懸命勉強して、いい会社に勤めて、先生、それがそんなにいい暮らしなの」と、聞いてくる生徒がたまにいる。そんな時私は「きちんとした会社に勤めないと、いかに辛い暮らしを送るのかは簡単に説明できるよ。まずはその話をしてあげよう」と言って、上記のような説明をする。するとどんな生徒でも「うわー、池上先生。おれさ、フリーターで気楽に生きようと思ってたけど、すんげえフリーターって大変なんだ…。お金に全然余裕も無いし、休んだりしたら、その分お金もカットされるのか…」と言うようになる。

「そうだよ。バイトだけで暮らしていくのは辛いんだよ。バイトは正社員と違って、簡単に首になることもあるんだよ。もしも遅刻なんかしたら、すぐに首にされちゃうよ。なにせ不況の今だから、少ない仕事の口にたくさんの人が応募してくるからね。そうならないように、毎朝きちんと遅刻しないように早起きして学校に来る習慣をつけないとね」と言うようにしている。

毎日の基本動作がある。朝「おはようございます」と大きな声で挨拶をする。感謝する時は「ありがとうございました」とお辞儀をする。学校には遅刻をしない。一生懸命勉強する。身なりをきちんとする。こういった毎日の基本動作がたくさんあるが、「なぜそれをしなければならないのか」という疑問を子どもたちは持っているはずだ。その疑問にきちんと答えてあげることが大切だ。

「昔からそういうことになっている」とか「学校ではそういう規則になっている」というのもひとつの答えだが、十分ではない。きちんと根本の理由を説明して、子どもの理解を深めてあげることが大切だ。基本動作の重要性を理解すれば、何度も口うるさく言わなくても、自らその基本動作を実行するようになる。

フリーターで40歳、50歳、60歳になったとき、一体どうやって暮らしていくのだろうか。フリーターの収入で老後の蓄えをきちんと確保するのは不可能に近いはずだ。

子どもたちは人生の先々に何が待ち受けているのかの知識が無いし、予測もできない。就職試験で何を見られるのかも知りはしない。もしも、フリーターになったら将来どうなるかも理解できない。短絡的に子どもは「ひとつ年上の先輩はフリーターになってるけど、気楽で楽しくやってるみたいだぞ。服装だって髪型だって自由みたいだし。厳しいこと言われるサラリーマンよりもフリーターの方がいいんじゃないかな。勉強するのも面倒くさいし…」と思うかもしれない。「就職活動を始める直前に、髪の毛を茶色から黒に染め直せばいいよ。それで誰も気が付きやしないよ。ピアスもその日だけ外しておけば大丈夫に決まってるよ」と安易に考えるかもしれない。

子どもたちは世間の厳しさを知らないのだ。子どもは大人の社会を知るための知識が圧倒的に不足しているのだ。親や教師が語らなければならないのは「社会の厳しさ」と「現実の怖さ」なのだ。昔の日本の家みたいに、自宅で商売をしていれば、「社会の厳しさ」や「仕事の厳しさ」が少しづつ理解できるだろう。ところが今の日本の家庭は、ほとんどが会社勤めのサラリーマンである。自宅で商売をしている家庭は皆無に等しい。だから、昔以上に子どもたちは「仕事」や「社会」から縁遠くなり、知識が欠落しているのだ。

少し前の話だが、ある教室で「お父さんの仕事は何ですか」と聞いたら「よく分かりません」「会社の名前も知りません」「お父さんの会社がどこにあるかも知りません」と言う答えがほとんどだった。お父さんの仕事内容をきちんと答えられる子どもは1人もいなかった。お父さんやお母さんは、自分たちの仕事について語ってあげてほしいものだ。辛いことも隠さず、仕事に対する夢も恥ずかしがらず、自分たちの仕事について全部子どもたちに語ってほしい。

【札幌タイムス2003年7月10日(木)(9日発行)】

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さくら失速「自分の未熟さが歯がゆいです」

9月28日19時1分配信 ゴルフダイジェスト・オンライン


さくら失速「自分の未熟さが歯がゆいです」

悔しい最終日となったが、同伴競技者と笑顔で健闘を称え合う横峯さくら

「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」最終日、単独首位から今季初勝利を目指してスタートした横峯さくらだったが、その夢はまたしても叶わなかった。

2位との差は僅かに1打。1番パー5で1.5mにつけてバーディを奪ったが、中盤は伸び悩んだ。8番パー5では、フェアウェイからの3打目を、グリーン奥のバンカーに落としてしまう。「番手ミスです」と振り返った横峯だが、球はバンカーのあご付近で止まっていたため、そこからピン方向は狙えずに、出すだけとなり、寄らず入らずのボギー。

後半は14番パー5で50cmに寄せてバーディを奪ったが、続く15番で段の下からのファーストパットを「フックで読んだら、スライスしていった」と寄せ切れず、2mのパーパットも外してしまう。16番、18番とショットもぶれて、上がり4ホールで3ボギー。通算3アンダーの5位タイで最終日を終えた。

「悔しいというより、自分の未熟さが歯がゆいです」という横峯。「特に悪いところがあるわけではなく、修正点は少ししかないので、来週頑張ります」と、次週の「日本女子オープン」でのリベンジを誓った。