せっかく取材したのに…
先週の土曜日。
休みにもかかわらず、早朝から仕事。
河川の清掃ボランティアをするので取材して欲しいと先方から文書で依頼を受けたのである。
依頼文には、「札幌市南区石山の某駐車場に午前9時半集合」とあり、「詳しい場所は別添の地図参照」と書いてあるので、別添資料を探してすぐに気が付いた。
別添資料が別添されていないのである。
ま、でも、石山まで行けば分かるか。
って、甘かった、阿呆やった、口臭かった、ってほっとけ。
自分の車で30分かそこらかけて石山まで行ったのだが、それらしい広い駐車場は石山通り沿いには見当たらない。
そうこうしているうちに集合時間が迫り、仕方ないって現地の新聞販売店に飛び込んだ。
「ちわーす。この辺に某駐車場はないでしょうか」
「詳しい場所は?」
「えーと、南区石山です」
「……石山のどこですか?」
「それは分かりません。石山としか書いていないんです」
「……あの、あなた最前から石山、石山って言いますが、石山って広いのですよ。仕事の邪魔なんで帰ってください。警察を呼びますよ」
って追い出されて、これじゃあ取材は出来ないので、付近に住んでいる後輩に電話。
「で、石山のどこですか?」
「だから、それが分からないから君に訊いてるんだ」
「分かりました、ネットで探してみます。後で電話します」
「すぐに頼む」
「御意」
って3分程待って電話が来た。
「先輩、石山っていうか、石山の外れも外れ、むしろ常盤の方ですよ」
って言われても常盤がよく分からないので、道順を聞いて某駐車場に着いたのが集合時間の30分後。
まあ、幸い、清掃ボランティアはそこから歩いてすぐの川で行われていたので無事取材をすることは出来たが、ぐったりであった。
で、昨日。
記事の出稿予定表に、「河川清掃ボランティア」と書いて記事を組む担当の人に提出したら、その担当者いわく別の先輩も「河川清掃ボランティア」と書いて出稿予定表を提出しているという。
慌ててその先輩に訊ねると
「ああ、俺、取材に行ったよ」
聞けば、僕が現場を離れた直後に到着し、取材したとの事であった。
脱力。







