バロン河内のブログ

フリーランスで活動している社交ダンスのインストラクター '' バロン河内 '' のブログです。
赤い実が生る植物が大好きな「猫族の爺や」であるダンサーの日常を綴ります。


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同じ仕事を長年続けていると固まってくるものがあります。身体のことであったり考え方であったり・・・。ここでは、同じ職業を続けていることで陥ってしまう病について検証してみましょう。

 

まずは身体のこと。

 

右利きの板前さんは、まな板に対して常に左を前に出し右を後ろに引いて包丁仕事をしています。同じく右利きの大工さんは、鋸で切るにしても釘を打つにしても常に左を前に出し右を後ろに引いて作業をしています。

 

同じ右利きでも文字を書くことが多い仕事の方は、机に対して右を前に出して左を後ろに引いて作業をしています。

 

パソコン作業の時間が長い方は、骨盤が後傾して前かがみで腰が曲がった状態となり、肩甲骨がずり上がり前方内側に巻いた体勢で作業をしています。

 

長年続けていると知らず知らずその筋肉の流れのままかたまってしまうのです。写真を撮る時など自然と仕事をしている時と同じような体勢でポーズをとってしまいます。

 

身体は「いつもと同じこと」がとても心地よいし、そうでない状況に違和感を覚えるものなのです。

 

例えばトイレでトイレットペーパーが左側にあることに慣れている方は、右側にあるトイレではとてもやりにくさを感じるものです。

 

右開きの冷蔵庫や洗濯機に慣れている方は、左開きのものではやりにくさを感じてしまいます。

 

まな板の作業スペースの右側にガスコンロがあることに慣れている方は、左側にガスコンロがあるところでは勝手が違い戸惑うことでしょう。

 

シンクの左側に水切りカゴがあることに慣れている方は、右側にあるととてもやりにくさを感じるでしょう。

 

 

このように同じ作業を続けていると、同じ動きを良しとして身体が記憶してしまい身体のなかで骨・筋肉・関節がどんどん固まってしまいます。

 

それが積み重なるといずれ身体の不具合へと繋がってしまいます。不具合は突然起こることではなく徐々に知らず知らずのうちに進行してしまうものなのです。

 

骨や関節の変形は、筋肉の引っ張りによって起こります。プロ野球で長年変化球を投げ続けたピッチャーは関節が変形し前腕部が曲がるのです。2015年に50歳で引退した元中日ドラゴンズのピッチャー山本昌さんは、投げ続けた左腕が曲がってしまい自分の顔や頭を左手で触ることが出来ないのです。

 

プログラマーなどコンピューター関係の仕事をされている方の多くは腱鞘炎を患っている方がたくさんいらっしゃいます。一般の方々より格段に高い頻度で指を動かしているので、腱が耐えられなくなってしまい発症するのです。一度かかったらその職業を辞めて相当の期間腱を休ませてあげないと治ることはないのです。

 

農業従事者の方々の多くは腰を曲げ下を向いての作業の時間が長いため、背骨への負担が多く椎間板ヘルニアやすべり症・脊柱管狭窄症などの脊柱関係の疾患が多く見られます。いくら機械化で負担が軽くなってきたとはいえ人の手で作業しなければならないことがたくさんあるので、完全になくなることは無いでしょう。

 

 

これは極端な例ではありません。一般の方々にも当たり前のように起こり得ることなのです。

 

仕事や普段の立ち居振る舞いにより肩甲骨の可動範囲が狭まった方は、高齢になった時にシャツや上着の脱ぎ着が自分一人ではできなくなるのです。Tシャツの脱ぎ着ができないので前開きの服しか着られないのです。特別養護老人ホームにはそのような方がたくさんいらっしゃいます。

 

まだ若いからそのような身体にはならないとたかをくくっているあなた、何も対策を講じていないといずれそうなってしまう可能性は充分にありますよ。

 

肩甲骨が固まると、肩こりや首の痛み・それに伴う頭痛などで悩むことになります。全ての動作が遅くなり「お爺ちゃん・お婆ちゃん化」が早くなるのです。50歳を超えた方々の同窓会では、皆さん同じ年齢なのに「見た目年齢」の差がはっきりと出てしまうようになります。

 

背骨や関節の変形による見た目の変化だけではありません。内臓疾患を患う危険性があるのです。

 

仕事でいつも机に座り肋骨が落ちた悪い姿勢のままいる方は、内臓を圧迫し続けているので呼吸器系・消化器系ともに機能が低下していることになります。当然何かしらの疾患を発症してしまうことは避けられないのでしょう。

 

 

このように「職業病」とは、真綿でじわじわと首を絞めているかのごとく静かに進行しているのです。それが20年30年過ぎて40歳50歳を迎えたころに突然表に出てきてしまい「発症した」ということになるのです。

 

「病は気から」という言葉がありますが、「病は仕事から」と言えなくもない状況です。

 

将来病院通いをしないで快適な老後を過ごすために、自分の仕事でどんな危険性があるのかを検証してみる必要がありますよ!


 

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