今日の1枚はFatboy Slimの「Halfway Between The Gutter And The Stars」です。

タイトルは文字数の都合で邦題のほうを使っています。


ノーマン・クックのビッグビートをプレイする際の名義がFatboy Slimなわけですが

この3rdアルバムはポップ要素を貪欲に取り込むことで、

ただめちゃくちゃに踊れるというだけでない音楽性の幅広さを見せているアルバムとなります。

アルバムの頭を飾る「Talking 'bout My Baby」や

ジミー・モリソンによるアカペラ歌唱トラックを生かしたスピリチュアルな1曲

「Sunset(Bird Of Prey)」などの、ただのフロア向け音楽といえないような奥深さもありながら

ブーツィー・コリンズが参加した「Weppon Of Choice」、

4つ打ちハウスの「Retox」などフロアを一気に沸かせるような

パーティーチューンもしっかりと収められているあたりは

さすが百戦錬磨のクラブDJと思わずにはいられません。


アルバムの持つバラエティ性を「雑多な」ととるか「豊かな」ととるかは

リスナーの好みの問題になるかと思うのですが

この路線が次作「Palookaville 」での生音志向へとつながり

ビッグビートというジャンルの枷を振り切ることになった

そのきっかけの1枚、という位置づけのアルバムのように思います。


家事などのBGMにするのもいい感じに作業が進みそうで

おすすめかもしれませんよ。



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