635枚目に紹介する1枚は、土岐麻子のエイベックス移籍第1弾アルバムです。

メジャーシーンに討って出たこの1枚では、NONA REEVES、川口大輔、いしわたり淳治など

彼女の友人たちが作家として参加した作品となっております。


乱反射ガール 」「Gift~あなたはマドンナ」などの最近作では

80年代資生堂のCM曲的なポップスを志向している彼女ですが

この作品ではエヴァーグリーンなシティポップスとして

スタンダードな楽曲を作ろう、という姿勢が見て取れます。

ジャズやソウル、そして直球のポップスにカバー曲と

「土岐麻子」というシンガーの音楽への興味を

そのまま豪華な作家たちの手によって形にしたような1枚。


西寺郷太による「HOO-OON」や川口大輔による「ファンタジア」など、

きらきらしてどこか懐かしいのに古びない王道のポップスは

over30だけでなく、もっと若い人にも聴いてもらいたいと思うし

80年代に青春を送った世代にも聴いてほしく思う、

王道にして至高のポップアルバムであると思います。


発売予定だった参加盤が諸事情で発売中止、

ライブイベントも中止となったりと、最近少し大変な土岐さんですが

またこんな王道ポップな新譜を聴けたらいいな、と願いつつ

この軽やかできらきらした音の世界にひたりたいと思います。



TALKIN’/土岐麻子
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