今日の1枚はジャミロクワイの1stをご紹介。

1992年、アシッドジャズレーベルからの「When You Gonna Learn」でデビューした彼ら。

ファンクジャズのサウンドに乗せてシリアスなメッセージを歌っていた彼らは

イギリス中のクラブを湧かせ、ソニーとアルバム8枚のリリース契約を結ぶことになります。

そして93年にリリースされたのが、この1stアルバムとなります。


反戦、環境保護のメッセージをクールでダンサブルなアシッドジャズに乗せて伝えるこのアルバムは

イギリスと日本で大ヒットを記録することになります。

(アメリカが彼らを受け入れるのは、大ヒット作である「Travelling Without Moving」 からです)

サウンド的な特色としては、この当時のダンスミュージックとしては珍しく

打ち込みを使わない、全編生演奏のサウンドであることが特徴ですが

生演奏であるが故のグルーヴ感がアルバム全体で感じられます。


デビュー曲「When You Gonna Learn」から「Too Young To Die」とつながるオープニングから

8分強の「Blow Your Mind」から10分超の「Revolution 1993」と続くアルバム後半まで

緩急織り交ぜながらサウンドはクールに、しかしメッセージは熱く伝えてくるこのアルバムは

ジェイ・ケイを筆頭とした彼らの「若さ」を感じるとともに、

リリースを進める毎に成熟に変わっていった「青さ」を封じ込めた1枚であるといえます。


90年代クラシックとして押さえてほしい作品であると同時に、

今聴いても古びない名盤として聴き継がれてほしい作品です。

・・・このアルバムに歌われている問題は、なにも変わっていないのですから。



アルバム邦題は「ジャミロクワイ」。なんだかなぁ(笑)
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