1Day,1Disk - 毎日音楽を1作品紹介するブログ

1日1タイトル、ジャンルレスに聴いている音楽を紹介していくブログです。


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1021枚目のご紹介は、 高野寛+BIKKE+斉藤哲也の3人によるグループ、

Nathalie Wiseの1stアルバムです。


TOKYO No.1 SOUL SETを休止していたBIKKEと、

アンダーカレントの斉藤の同級生二人の活動に

高野寛が加入して結成されたこの3人組。

2001年6月のセッション から始まった創作活動が

しっかりとした形となったのがこの1stアルバムになります。


ドラムレス。高野のギターに斉藤のキーボード、

そして高野の歌とBIKKEのポエトリー・リーディング。

これらが作り出す、体温をもったアコースティックな質感のサウンド。

その芯を作り上げているのは高野のギターであるのですが

そこに斉藤とBIKKEが肉付けをすることで穏やかで美しい世界が生まれ

夜に似合う穏やかな音楽として完成していくのです。


アルバムの最後をおだやかに締めくくる11分の

「ゆれていて,ふれていて,光あびて,眠るだけで,光けして,息をふきかけて」を

照明を落とした部屋で聴けば、聴き終わる頃には漣だっていた気分も

穏やかで安らかなものになっているのではないか・・・と思えるほどの

大人のためのリラクゼーションポップスです。



Nathalie Wise/Nathalie Wise
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6月最初に紹介する1枚は、半沢武志のソロプロジェクトである

FreeTEMPOのデビュー作「LoveAFFAIR」の再販盤です。


2001年に仙台を拠点に音楽活動を開始し、翌2002年に5曲入りミニアルバム

「LoveAFFAIR」でデビューしますが、インディーズからということで

プレス枚数も少なかったためか即廃盤となってしまいました。

しかし翌2003年7月にリリースした1stフルアルバム「The world is echoed. 」が

外資系CDショップを中心にヒットし、2003年末にこのデビューミニアルバムも

「Romance」のリミックスと新曲「It spreads」を追加しての再リリースとなるわけです。


「The World~」に比べると特にシンガーの弱さという部分は感じますが

このデビュー作時代から半沢のポップセンス・・・

ラテンとハウスの融合したおしゃれで軽やかなサウンドは

存分に堪能することができます。


2010年にFreeTEMPOとしての活動を終了、

2011年には震災直後の3月20日、仙台からの希望のメッセージとして

新曲「Smile」を無料で公開、

そして今年は韓国のシンガーとともにMIX ASIAとしての活動を開始、と

精力的な活動を行う半沢。

その音楽活動の原点であるこの作品を、気持ちの良い季節の風に合わせて

楽しんでいただきたいと思います。



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本日の1枚は、MOON CHILD解散時の99年にリリースされたベスト盤

「Treasures of MOON CHILD~THE BEST OF MOON CHILD~」です。


95年に「Brandnew Gears」でデビュー。

Mr.Childrenのツアーメンバーとして活躍していた浦清英をプロデューサーに

爽やかさを前面に出したポップロックを中心に活動していましたが

シングル「微熱」、そしてブレイクすることになった代表曲「ESCAPE」では

元サディスティック・ミカ・バンドの今井裕をプロデューサーに迎え

ORIGINAL LOVEなどを彷彿とさせる妖しい空気感を出した

渋谷系直系のロックサウンドを聴かせました。

その後再度浦清英をプロデューサーに迎え爽やかなポップ路線に戻り

「アネモネ」「Hallelujah in the snow」をスマッシュヒットさせます。

代表作となる2ndアルバム「MY LITTLE RED BOOK 」をリリース後

B'zサポートメンバーとして人気であり、SHAM SHADEを大ヒットさせた

明石昌夫をプロデューサーに迎え、「requiem for the man of nomad」を

リリースするもセールス的に振るわず、

セルフプロデュースの「フリスビー」を挟み、

「ルビーの指環」のアレンジで知られる井上鑑のプロデュースの元

「グロリア」「STAR TOURS」、アルバム「POP AND DECADANCE」を

リリースするも、アルバムリリースの翌日に解散を発表、

その約8か月後、このベストがリリースされました。


アルバムのオープニングとなっている未発表曲「Gold」、

もともと「MY LITTLE RED BOOK」に収録される予定だった

浦清英アレンジバージョンの「requiem for the man of nomad」や、

最後に3分のブランクを挟んで収録されたデビュー曲「Brandnew Gear」の

ラストライブでの演奏などがこのアルバムの聴きどころといえるのですが

だんだんと歴史を遡っていく曲順が

彼らの音楽性の変化をグラデーションのように反映しており

リリース順の収録よりも却って彼らの変質を実感できる

そんな作品であるといえます。


解散後ヴォーカル・佐々木とベースの渡邊によって結成された

SCRIPT も今年活動休止を発表し、これからは佐々木のソロとしての活動が

表に出る活動としては中心となっていく彼らですが

90年代後半のヒットチャートを駆け抜けた彼らのサウンドの魅力は

10年以上の時が過ぎても普遍的なものなのだなぁと

久々に聴き返してみても思わされます。


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