3/11…あの日の事を書こうと思う
3/12、PERFECT仙台大会が秋保温泉のホテル瑞鳳で開催
美保の応援のため、3/11に休暇を取り、3/10の夜に1人、車で仙台へ向かう事に
翌朝には仙台入りして、勝負の神様である大崎八幡宮で、美保の必勝祈願をして、昼食は松島の予定を計画していた
仙台は思い出の地
美保の中で、俺を絶大的に印象付けたのが、イベントで訪れた仙台
それから、「ばりちゃん!ばりちゃん!」って
そのあと、もう一度仙台でイベントがあって、訪れている
この時はもう、めちゃめちゃ仲良くなっていた
そして、PERFECTの応援も面として会って応援出来たのが、その1年前の仙台大会
「ステージ上から、ばりちゃんの姿気付いてたよぉ!」って
俺が美保の元へ、「応援に来たよ」って言うんじゃなく、美保自ら「ばりちゃんの所へ行く」って言って来てくれた
めちゃめちゃ嬉しかった
昼食に松島へ行こうとしていたのは、いつも仙台へ行く度に太助や利久で牛タンばかりだったから、魚介類を食べに行く事を決めていた
そしてそして、何を隠そうPERFECT仙台大会当日は、自分の40歳のBirthday
「ばりちゃんに、優勝してBirthdayプレゼントする」
「ばりちゃんのために、仙台は絶対優勝するから見ててね!応援しててね!!」って、美保と約束していた
そのため、どんな大会よりも思いは違っていた
そんな中、自分が休暇で前日入りするのを知っていた、せんぱいとトールさんも休暇を取って一緒に行きたいって言う事で、せんぱいの車で出発
3人で仙台のダーツ店巡り
俺は当初の予定通り、大崎八幡宮で美保の必勝祈願、これからの健康と無事を祈り
せんぱいとトールさんは青葉城跡へ
仙台駅周辺で合流し、自分がチョイスしたダーツ店を転々と…
2人が、牛タンを食べたいとの事で、オススメの【太助】へ
太助をあとにして、DARTS HIVEへ
投げ終えたあとはチェックインのため、仙台駅前を通って、車を停めていた駐車場へ
遂にその時が…
駅前の交差点でトールさんが「ヤバイ!?地震が来る」と携帯の警報音を聞いて叫んだッ
その直後、大地震が襲い揺れが尋常ではなかった
直ぐに美保の身の安全を案じたが、連絡が…
自分の方は、過去に叔父が阪神淡路大震災に遭遇しているので、その時の話を聞いていたので、案外冷静でいられた
車も停止していたので、せんぱいとトールさんと交差点内入り、安全確保のため建物から離れる事にした
建物の壁は落ちるし…
傾くし…
折れるし…
辺りは騒然
情報によると、美保もみんなといて、無事で大丈夫だと言う事が分かった
そんな中、トールさんから今度は津波が来ると津波警報が入ったと知らされ、山形→福島→新潟へと、仙台を脱出しようと3人で検討
そんな中、美保が津波にさらわれたと言う情報が入った
直ぐに知らせてあげられたのに…
安全な場所にいるって聞いていたのに、仙台空港から近い岩沼市に、舞子さんと門川さん、美穂さんと一緒にいたとの情報
どうする事も出来ない…
美保に万が一の事があるならば、俺の命と代えてくれと思った
何故なら、俺はただの一般人、美保は日本を代表するダーツプレイヤー
誰からも愛され、世の中の人達に夢や希望を与えられる
それに美保よりも俺は12年も先に生きている
だったら、この命おしくないって思った
今は美保、舞子さん、門川さん、美穂さんの無事を祈ろうと…
自然の力には勝てない、こんな時どうする事も出来ない自分って、なんて小っぽけなんだと垣間見た瞬間であった
絶対仙台に残るって言いたかったけど、一緒に来ていたせんぱいとトールさんには言えなかった
あとで聞いた話だけど、2人は俺がいつ仙台に残るって言うか、かなり心配だったらしい
美保達は津波に流されて、自動車工場の2階に逃げ込んでいる、美穂さんがはぐれてしまっている情報が入って来た
必死になって、地元の新聞社やテレビ局など、色々な所へ電話した
道中、地震や通行止めに追われながら…新潟は大雪で、ここでも1人であったら、スタッドレスにしてなかった自分の車は立ち往生していた
色々な奇跡が重なり、翌朝に無事に帰って来る事が出来た
情報が入り、美保達の近くには救出の手が伸びているんだけど、気付かれていない
帰宅した俺は、テレビ局に美保達のいる場所を、手当たり次第電話しまくった
いてもたってもいられない俺は、舞子さんが働いている20318へ足を運び、美保達が救出されるのを待つ事にした
そして、美保、舞子さん、門川さんが救出され、美穂さんも救出され合流出来た情報を聞いて、本当に本当に安心した
つづく