『絡新婦の理』

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お馴染み京極夏彦氏の小説です。

私読むのが遅いので、昨晩遅くにようやく読み終わりました。

総1374頁、これだけ書いても一気に読者に読ませてしまうのが、

この作家の力量で、いつもすごいと思ってしまいます。


私の京極夏彦デビューは『後巷説百物語』だったか、『百器徒然袋 雨』だったか。

どちらも本編から派生したストーリーですが、知らずにこれから入ってしまいました。

幾つかの短編からなり、スタートとしては気負わずにサラッと読めます。

気分爽快娯楽的読書感を求める方には、とくに後者をお薦めします。

何事においても類い希なる榎木津礼二郎が、新世界を見せてくれます笑。


京極 夏彦
文庫版 絡新婦の理
京極 夏彦
文庫版 百器徒然袋―雨

京極堂、榎木津礼二郎らが活躍するシリーズの中で、一番好きなのは『鉄鼠の檻』です。

ストーリーももちろんのこと、禅宗について無知だった私に幾らなりと知る機会を与えてくれて、

非常に読了感の深い作品でした。


京極 夏彦
文庫版 鉄鼠の檻
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