2012年05月13日

Speed Shop F2

テーマ:MV AGUSTA 150
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先週の日曜はスピード・ショップF2さんに行って来ましたが、帰宅したら奇遇にもイタリアン・ジョブの参加受理書が届いていた。今年も長田さんはイタジョブに出店してくれるそうですが、その話はおかんさんから聞いていたので、MVを飛ばして挨拶がてらお伺いして来ました。同じ日に東京の方でも出店したいイベントがあるところを、「イタジョブの方が面白そうやから」と言うことだそうで、「儲からんけどなっ」とも(笑)

買い付けの方も相変わらず精力的にこなしておられるようで、この日もユニークなアイテムを色々見せて頂きましたが、トップ画像の「マセラティ・サービス」の琺瑯看板などは、これで当時のオリジナルと言うのだから奇跡的なコンディションですよね。昨今のヒストリック・イタ車界(何やソレ?)の状況は、雑誌などを読むよりある意味、長田さんの話を聞いた方が分かり易いし、生きた情報ですわね。実際この日も長田さんに聞いた話が、翌日、同じ内容のメールがイタリアから届いたなんて事がありました。

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この日のお宝で眼に付いたのは、フェラーリ・500F2の子供用のエンジン・カーですね。1/2ほどの大きさなのですが、子供用とは言えディティールに投げやりな部分が無いのが素晴らしい。むろん国産の軽自動車が余裕で買える程の価格なんですが、これで158・アルフェッタがあれば私も血迷ってしまうかも知れないな(笑)。動力はヴェスパのエンジンを流用しているのだそうですが、多分30~40Km/hぐらいはスピードが出ると思うので子供が乗ったら危ないやろ!?と意見が一致。

イタリアの人はこんなのが好きですね。エンジンカーと言えば、以前モデナで長田さんに連れて行ってもらったカロッツェリア・カンパーナにも職人が作ったと思われるマセラティ・250Fの子供用エンジンカーがあったのを思い出したりして話は尽きませんでしたが、まあ飾って置くだけでもイタリア製の壷とか変なオブジェよりずっとエエと思うのですけどね。

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この日はMVでは初めての遠出?となりましたがマシン的には好調であります。これでも結構前傾姿勢なのでロング・ツーリングはちょっと厳しいですが、神戸やら京都ぐらいは徘徊したいですよね。長田さんと話し込んでいると、通りすがりのホンダ・ベンリィ(C92かな?)のオーナーの方がMVを見掛けて声を掛けて下さいました。

芦屋にお住まいの非常に感じの良い方で、イタリアン・バイクもRUMIを数台所有しておられるそうだ。長田さんと二人して「やっぱり居るもんだなぁ~」と感心することしきり。F2さんもMOTOのアクセサリーも手掛けて見ては如何でしょうか?需要はあると思うけどなぁ~またモストラ・スカンビオで是非ご一緒させて頂きたいものです。
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2011年10月27日

Scatola

テーマ:MV AGUSTA 150

先日、PROVAさん宅に向けて中央環状線の豊中少路付近をMVで爆走中、突然トンカラリンコンカン!と大きな音がしてビックリ。振り返るとMVアグスタの特徴的なブーメラン型フレームの脇にある「おむすび状」のボックスの右側が落ちていました(滝汗)。

これは僅かなモノ入れのスペースで、当時のバイクには概ね同じ位置にありますね。ちょっとした車載工具(プラグレンチやらスペアのプラグetc)を入れてあるんですが、取り付けナットが緩んでポロっと取れて落ちてしまった。イタ車の「ポロっと取れる症候群」は、これまでに何度も経験しましたが、MVもか、、、、

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単気筒のバイクなんてボルト&ナットに対して絶妙な振動ですから、メカニカル部分の緩みには気を付けていたんですが、物入れまで見てなかった...落っこちたボックスは、道の端に転がっていて、後続のクルマに当たったり、人様に迷惑を掛けなかった事が何より不幸中の幸いでありました。

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ボックスは少し凹んで、傷だらけになってしまいましたので、近所のモータース屋さんに見せたところ、板金塗装となると小さなモノでも一万円以上掛かると言われDIYで直す事に。一旦塗装を剥離した後、大きく凹んだ部分は裏から軽く叩いて最小限にパテを入れ、無数の細かい傷も一つずつペーパーで慣らしプラサフで下地を作った後、本塗装はホルツのカラーチャートで似たような色を選んで若干色を加えて調色し、エアブラシで塗りました。

仕上げにクリアーを重ねてペーパーで2000番まで砥いでコンパウンドで艶出しと、手順はミニカーの色塗りと同じですわ(笑)。赤は半透明色(下地の影響を受け易い)なので連続した平面だと完全に色艶を合わせるのが難しいのですが、独立した小さな曲面なので、シロート調色でも全然気にならないぐらいに直りました。ヤレヤレ、、




2011年09月29日

MV NEWS

テーマ:MV AGUSTA 150
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MVはその後、発電不良のダイナモを交換すべく色々探したのですが、まあ、ダイナモの構造なんて皆同じようなモノだし、バイクの場合は要はクランク・シャフトとダイナモのローターの径が合うか?と言うことですね。私の見たところ、当時のイタリアン・バイクに使われていた電装部品メーカーと言うのも3社ぐらいだし、ネットで調べていると使えそうな新品もチラホラ出ています。

多少の事ならローターぐらい加工して付けちゃる、と福田さんは言っていましたが、この様な時の為に入会しておいた、MVアグスタ・オーナーズ・クラブ・グレート・ブリテン(以下MVOC)に連絡を取って見ました。MVアグスタの事なんて未だ右も左も分らんのですが、問い合わせはエンジン・ナンバーを登録してあるので間違いが無いだろうし、返事をくれたMVOCのドリアンさん(右下の画像の人だと思う)と仰る方が非常に親切で、君のMVならこれだ、と中古のオリジナルのダイナモを探して来てくれて、その詳細な画像も送ってくれた。

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結局、そのダイナモは買わなかったけれど、ヘッド・ガスケットやらこちらで調達出来ない部品は何点か送って貰いました。価格もイタリアで稀に出てくるモノよりずっとリーズナブルでしたし、私の語学力がもう少し達者なら、ハード面でのサポートも充分受けられると思いましたね。

掲載したのは定期的に送られて来るクラブ誌「MV NEWS」。クラブと言えば、私は今のところ、MVOC、ジュリエッタ・レジスター、レジストロ・イタリアーノ・アルファロメオ、スクーデリア・デル・ポルテッロ(ごまめ会員)のメンバーとなっていて、良く考えたら会費もバカにならんのですが、皆さん何かと相談に乗ってくれたり、色々送ってくれたりするので会費を払う価値はあると思う。

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ジュリエッタレッタもそうなんですが、向こうのクラブって長年、このようなクオリティの高い活動をやり続けている訳で、やっぱり凄いな、と思ってしまう。歴史的なモノを後世に伝えようとする気骨を感じるし、それは日本語の「執念」と言う言葉から陰湿なニュアンスを取り除いたような感じ、とでも言えばエエのかな。例えばイル・クワドリフォリオは今でもRIARによって発行されていたりする。

で、肝心のダイナモは?と言うと、選択肢として「オリジナルをリビルトする」 or 「合いそうなモノを加工する」しか無いので、色々考えた結果、ミケーレ氏もオススメ?のPowerDynamoに行ってしまいました。MV-150cc用で問い合わせたところ、「丁度、150RS用を作ったところだ」とPDFの図面を送ってくれたのですが、おお、バッチグー!(死語)。私はダイナモなんて125~175ccぐらいは皆同じだろうと思っていたのですが、「違う」そうだ(汗)。これで週末には6V→12V変換、ポイントレス&バッテリーレスのメンテナンス・フリーとなっているハズ...です。



2011年08月23日

Motocicletta

テーマ:MV AGUSTA 150
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MVは日本に着いてから、とりあえず福田オートに入庫させてプロの眼で総点検してもらいましたが、全体的に
組み付けが甘い(緩い)と言われ、全体的に増し締めしてもらいました。あと、配線がエエ加減だったので引き

直したり、ロッカーアームの材質にも難があって加工したりと何かと手を入れましたが、福田さんも良心的に
色々手を尽くしてくれたと思います。その他、私が予定していた作業としてはウィンカーとミラーを付ける事だ

ったんですがウィンカーはヘラー・タイプのバーエンド(ヴェスパでも御馴染みですね)にしました。私は一応
手信号も覚えたのですが、こんなのは周囲(特に対向車線から来るオバチャン)が理解出来なければ意味無い

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やん、、、(笑)ミラーはスタジアム・タイプ(ハルシオン製)をチョイス。これもバーエンド用なんですが、アルミの
台座を作って横向きに付けて見ました。しかし、これは失敗、、カッコはエエと思うのだけれど「見えない...」。

あと、イグニッション・キーと言うモノが無いので、シートの下にキル・スイッチを付けました。ヘッドライトのハウジ
ングに刺さっているのは、ヘッドライトのON-OFFとHIGH-LOWの切り替え用の鍵で、何でこんなモンがキー操作

になっているのか?よ~分りません。おまけに6Vなのでヘッドライトと言ってもローソクの灯り程度の光量です。
現状では調子良く走っていますが、最高速はカタログ値で90Km/hなので実用70~80Km/hってな所でしょうか。

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まあ、現代の原チャリよりちょっと速い程度ですわね。残る懸案事項としてはキャブレターとダイナモで、キャブ
のオリジナルはデロルト・MA18と言うのが付いているのですが、度々アイドリングでストールするなど、お疲れ

気味なので、これは口径の合う現代のモノに換えた方が安心して乗り出せると思います。オリジナルはEBAYで
中古の売りをよく見かけますし、OHキットも手に入るのですが、福田さんはオススメしないとの事、おかんさんも

同意見の様子。そこで只今、福田さんのヴェスパからキャブを移植して試している所です。ダイナモも弱って
いて、コレも他から合いそうなモノを移植するかオリジナルの部品が見つかればエエのですが、夏休みなので

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今は何とも言えませんね。まあ、ヴィンテージ・バイクの世界にもアルフィスタ・フォルギエリのような原理主義
者が居るのかも知れないが(笑)、バイクの場合は飾って置くならともかく、私は出来れば仕事の買出しにも使

いたいと思っているので、ちゃんと走ってくれないと危ないですから...危ないと言えば、皆さんが一様に怖い
と仰る左足ブレーキ。右シフトはシーソータイプの踵で踏み込んで1速、後はつま先で2→3→4、シフトダウンは

踵で4→3→2→1、最後につま先を少し踏み込むとニュートラルに入ります。スーパーカブみたいなモンででしょ
うか。でも、なんだかんだ言っても、「ちゃんと動いている」と言うだけでも感動的な趣がありますよ...


2011年06月30日

MV Agusta

テーマ:MV AGUSTA 150
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撮影:fotografiat500

私は今からちょうど30年前に、50ccのヴェスパを買ったのがイタリア車のキャリアの始まりだったのだけれど、
それ以降、成人して社会人になってからは、今度は、いつかランブレッタに乗りたいと長い間思って来ました。

この30年の間にヴェスパはすっかりメジャーな存在になってしまったし、まあ、私は天邪鬼なので「今度はラン
ブレッタだ!」と(笑)。私の世代は、10代の頃に第一次モッズ・リバイバルがあって、このような映画に刷り込ま

れているのだろうな。で、ランブレッタの売り情報と言うのは、イタリアよりイギリスの方が多い様に思えました
ので、バイクの情報はイギリスも良くチェックしていたのですが、そうこうしているうちに、このMV・アグスタに

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行き着いてしまいました。まあ、スクーターに限らず、この様な私でも買えそうな小排気量のイタリアン・シン
グル・モデル全般に興味がありましたので、MV以外にも色々候補はありましたが、あまりにレアなモデルに

行ってしまうと、パーツの供給に問題があるので様々な事態を想定して調べて見たところ、私の印象としては
DUCATI > MOTO GUZZI >>> GILERA, MOTO MORINI >> MV AGUSTA >>>>> PARILLA > F.B.MONDIAL

と言った感じで情報量に差があるように思えました。で、私のレベルでもMVはナントカ維持出来るかな?と..
MVアグスタと言えば栄光のGPレーサーを想い浮かべるのですが、私のは1966年製の「150 Gran Turismo」

と言う、OHV・150cc、4ストローク、4速の当時としても普通のバイクです。掲載しているのは、1962年頃のMV
のカタログなんですが、シングル・MVの最上位グレードは150ccの「150 Rapido Sport」(RS)になっていて、

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GTはその下のグレードになりますが、RSと何が違うのかと言うとキャブレターが1サイズ小さいのと、サイレン
サーの形状、後はRSはクリップオン・ハンドルになっていているぐらいだと思います。当時のシングルMVの

125~150はTipo 161と呼ばれ、1960年代に最も良く売れたのだそうだ。また当時はイタリアのメーカーがスペ
インで合弁会社を設立し、現地生産に乗り出すケースが多く、スペインでドカティをライセンス生産していた

モトトランス社等と同様にMVアグスタもスペインのアベッロ社と「Avello MV」を設立し、この150GTのコピー版
はスペインでも生産されておりましたが、このクラスが商業的に成功しなければ、アグスタ社は60年代で二輪

事業から撤退していたかも知れない、とモノの本には書いてあります。この個体に関しては、前のオーナーは、
コベントリーにお住まいのジェームスさんと仰る方で、バイクのレストアが趣味と言うアマチュアのレストアラー

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なんですが、本業はジャガーのメカニックだそう。で、コツコツ修理しては売って小遣い稼ぎにしているみたい。
MVが売りに出ているのを見つけて連絡を取って見ると、過去にオーストラリアに二台ほど送った事があるので、

日本へ送る事は何も問題は無い、との事だったのでトントン拍子に話が進んでしまいました。彼のコレクション
には、350のMVがもう一台と、あと聞いた事も無いようなバイクの写真を沢山送ってくれました。この150GTは

シャシー番号とエンジン番号のマッチングも合っているようで、「MV Agusta Owners Club Great Britain」に登録
されていて、MV Agusta GBからも書類が届きましたので、メンバーシップは私が引き継ぎました。ココはガララ

ーテの工場が閉鎖された時に全てのスペア・パーツを引き受けた、とあるので消耗部品なんかは供給してくれる
らしいのですが、どれほど助けてくれるのかは分りません。次回はいよいよデビューと、日本での作業など...



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