2011年12月26日
Prova MO
テーマ:COLLEZIONE
このところ、あらゆる業界から良い話と言うのは聞こえて来ないのだけれど、出版業界の不況と言うのも相当深刻なようでありますね。特に雑誌が売れないと聞きますが、まあ、自動車雑誌を見ても何処も青息吐息なのは分かるような気がします。
女房が買って来るファッション雑誌などは、付録で売っているのかして、もう雑誌の中身より付録の方がぶ厚い(笑)んじゃないか?と思える程なんですが、それは安っぽいトート・バッグやらポーチと言ったしょうもないモンばかり...そこで今回はイタ車好きには「イケてる」と思える付録の話をしましょう。
イタリアのナンバープレートと言うのは基本的に門外不出(のハズ)で、中古並行で車両を入れても国外に出す時には外されるのですが、イギリスなんかはそのまま付いて来るんですよね。ヒストリックカーの場合は、個体に由縁のある時代や地域のナンバープレートが欲しい、と言うのがエンスー心の様で、例えば私がジュリア・GTAのオーナーだったら、60年代の「UD」(ウディネ)ナンバーが欲しいなんて思うかも知れない。

イタリアの古いナンバープレートも、今ではeBayなんかを見ていると、チョコチョコ出ていますが、前述のような事から、他国のナンバーと比べると希少でありますし、中でも今回のトップ画像に掲載した「PROVA」ナンバーなどは大変珍しい。「PROVA」とは英語の「TEST」の意で、試作車(プロトタイプ)等の公道走行時に与えられる仮ナンバーだと理解していますが、中でも、この「PROVA MO-36」は、世界で最も有名なナンバーなのではないかな。
モデナを示す「MO」の表記通り、歴代のフェラーリ車に与えられたナンバーですが、MO-36、53等のPROVAナンバーは、ずっとフェラーリが使っているようなので、マシン個体に対してでは無く、SEFAC・フェラーリに割り当てられたナンバーだったのかも知れません。
フィオラノ・トラックが出来る以前、50~60年代には、航空機の滑走路を兼ねていたモデナ・サーキットが狭かった為、アウトストラーダで全開走行を行ったと言う伝説がありますが、フロント・エンジン時代のF1の中にはリアに白ペンキでなぶり書きされたMOナンバーの表示を見る事が出来ますし、ベルギーのフェラーリ・インポーター、ガラージュ・フランコルシャンの代表ジャック・スワターは、500F2でマラネッロからブリュッセルまで自走して帰った、なんて言う武勇伝もあるので、さもありなんです。

60年代には「PROVA MO-36」はレーシング・マシンのボディに直書きされている場合が多く、あらゆる文献で簡単に見付ける事が出来ます。私がさっと思い付くだけでも、156-F1(1961)、158-F1(1964)、330P4(1967)と、錚々たるマシンがこのナンバーを付けておりますが、ルイジ・キネッティが212・エクスポートをテストした際のナンバーが「MO-36」だったとの記述がありますので、相当古くから使われているようですね。
これらは「グランツーリズモ・5」のCGでもちゃんと再現されていて微笑ましいし、また画像のようなミニチュア・セットもあって、これは欲しいなぁ...。私の手元にあるPROVAナンバープレートは原寸大のレプリカで、イタリアの自動車雑誌「AutoCapital」の付録だったモノですが、フェラリスタで無くとも粋なオマケだと思います。
この様なモノは企画する側は元より、受け取る方にも、それなりの素養が必要だと思いますが、自動車雑誌やらファッション雑誌と言うのは誌面であれだけウンチクを書くのだから、その付録がタオルやポーチではあまりに芸が無いではないか?(笑)、この様に、もう少し読者の知的好奇心をくすぐるようなモノであって欲しいと思うのですが...










1 ■強くYES!
雑誌なら紙で、内容で勝負しろよ!って言いたい。
なんたって私は女性誌だけで月2万ほど購入する、ハードユーザー!
あの色だけデザイン?の臭い安いビニールの小物達、あんなの要らんですよ。
ブランドってたってどこが?って感じですし、完全にバッティングもすれば、パッとみ「あ、雑誌のオマケ」ってバレバレのを持ち歩けるのか・・・・
男性誌も同様、こちらは月数千円程度ですが、カレンダーもほぼ宣伝だろ~ってなのは要らない、内容をもっと熱くして欲しい!
って事で、オマケがある雑誌は極力買いませんが、フォルギエリさんが作る雑誌ならオマケも毎月ありで大歓迎です、創刊お待ちしてま~す♪