2005年11月03日

EXPO 70

テーマ:MACCHINA


私がイタリアの自動車と言うモノに初めて出会った思い出は意外に
古く1970年の大阪万国博覧会での出来事でした。

もう35年も前の話なんですが、当時5才だった私は両親に連れられて
行った大阪万博のイタリア館で「未来の自動車」と称して
展示されていたとてつもなくカッコ良いそのクルマに心を奪われました。

母の記憶では、人混みの中でずっと見つめ続ける私に「もう帰るよ」
と言っても動こうとしないので困ったそうです。

それがこの「モデューロ/MODULO」です。
フェラーリのレーシング・スポーツカー・512のシャシーに
ピニンファリーナが実験的なボディを架装したもので、
このクルマによって幼心に「ピニンファリーナ 」と言う
なんだかとっても凄そうな名前は深く刻み込まれてしまいました。

フェラーリでは無く、心に残ったのはピニンファリーナだったんです。

これが「ブイトーニ」やら「カルパッチョ」なんて名前だったら、
そんなに深い憧れは抱かなかったのかも知れません。

とにかく「ピニンファリーナ」という語感に凄く知的な
雰囲気を感じてしまいました。

最初は子供心にピニンファリーナと言うのはデザイナー個人の名前
だと思い込んで、とてもハンサムな人物を勝手に想像していましたが、
後でカロッツェリアと呼ばれる会社組織であることを知りました。

もちろん社名は、創業者のバティスタ・ピニンファリーナの
名前なんですが、子供の頃は本とか見ると「イタリアの巨匠」とか
書いてあるので、「ダビンチ」や「ピカソ」のような
アーティスト本人の名前だと思っていました。

そして大人になったら「ピニンファリーナ」の車に乗るぞ!
と心に決めたんです。

「モデューロ」は十数年前になりますか、パイオニアのカーナビ
かなんかのTVCMで実車の走行シーンが流れていましたね。

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