こんにちは
ここでは、このブログに出てくる『野鳥』
いわゆる 鳥の用語について簡単に紹介しています
ブログを読んでくださる際に、参考にしていただければ嬉しいです
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今回は『渡り鳥編』 です
渡り鳥と言われる鳥は その名のとおり、季節によって渡りをします
その移動距離はさまざまで、
一年で北極と南極という3~4万kmを往復する
ハードスケジュールな渡り鳥もいれば、
冬になると山から標高の低い土地まで降りてくる渡り鳥というのもいます
でも中には1年中ほとんど移動しない鳥もいます
ひとくちに渡り鳥といっても季節や動き方に違いがあったりするので
わかりやすくわけられた呼び方があります
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迷鳥 (めいちょう)
迷鳥という名前の通り、日本に迷い込んでくる鳥です
日本にやってくる原因はそれぞれ様々ですが、
こどもが渡りのルートを間違えたり、台風に巻き込まれたり、
寒波の影響で、本来の渡りのルートを南へずらしたりすることがあるそうです
毎年、定期的に見られるわけではないので、まず見る機会がない鳥たちです
ということで、ごくたまに日本にやってくると、鳥好きの方々が
色んな所から集まります
僕はなかなか見に行けないので紹介できる鳥もごく少ないですが
例えば
(愛知県田原市)
コグンカンドリ 本来は南の太平洋やインド洋の洋上や
その周辺の島に生息しています
2012年の秋の台風の通過後は愛知県田原市に3羽もやってきました
(沖縄県石垣島)
インドハッカ インドやアフガニスタンなどに生息するムクドリのなかまの鳥
日本では希な迷鳥として記録されていますが、
飼い鳥としての輸入もあるので、逃げ出した個体が観察されることもあって
石垣島で見れた個体も、はっきりとしたことはわかっていないそうです
日本では石川県の舳倉島や長崎の対馬、
石垣島や与那国島の含まれる八重山諸島
などで迷鳥が観察されることが比較的多いそうです
(鳥が渡る春と秋に特に多いそうで、、、)
迷鳥とはちょっと違いますが、
国内に生息する鳥でも本来は分布しない地域に迷い込んでくることがあります
迷行と言われます
(滋賀県彦根市)
ムラサキサギ 本来は八重山諸島に留鳥として見られるサギですが
台風の影響か、かなり離れた僕の地元、滋賀県で見られました
迷鳥のことを長々と書きましたが
ようするに、日本では見られないとっても珍しい鳥のことです
夢がありますね~ww
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