CEAが高い
またまた、BECの講義より
マーカーも値が高くなっても必ずしも再発とは言えません たとえばCA15-3では偽陽性が約3%
マーカーの上昇がなくても転移している場合もあります たとえばCA15-3では偽陰性が約20%ある
でも、腫瘍マーカーが上昇していれば再発を疑います
腫瘍マーカーの1回1回の絶対値ではなく、腫瘍マーカーの値の変動をみること
腫瘍マーカーの値が正常範囲内にあるかどうかは、再発の有無のチェックの良い指標とはいえない。
(指標となる場合もある)
腫瘍マーカーの値の経時的な上昇は再発を強く疑う
再発した場合に腫瘍マーカーを指標として使うため、経時的変化をみるために、術後の腫瘍マーカーの
定期的測定が有用である。
私はいつもCEAが高いので気になっていて、講義の中にとても良い説明があり、勉強になりました。
例で、CEA値が正常範囲より高い範囲で上がったり下がったりする場合
正常範囲で低い値から経時的に上昇している場合(じょじょに上昇していても正常範囲内)があり
経時的に上昇しているほうが、再発を疑うそうです。
再発した場合の指標としてCEAが使われている例では、正常範囲を少し超えてる値で再発である指標と
なったのもありました。これは経時的に検査していてひょこっと高くなっている例です。
定期的に腫瘍マーカーを検査していくことで、わかるという情報で、ちょっとほっとしました。
にほんブログ村