2012-02-16 19:09:52

ニューオリンズおまけなどなど・・・

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2011年2月10日のニューオリンズフレンチメンにあるクラブBLUENILEでの動画が若干ありましたので
UPしておきます。

リズムの強いdon't know why



更にリズムの強いmy funny valentine



リズムがぶっ壊れているif you want me to stay



期せずして、バンバンバザール脱退宣言を出してしまった直後でありますが、別にニューオリンズに行って決めたわけではなく、実はここ数年メンバーと話し合ってきました。
で、昨年12月に脱退という形で折り合いがつきました。もちろん長く旅を続けてきた仲間との別れは惜しい気持ちもありますが、たとえば今回のニューオリンズでの出来事のように、自分の気の赴くままいろんなところに出かけていろんな人たちに出会い続けたいなぁという気持ちがどんどん膨らんでいた昨今だったので皆さんをびっくりさせてしまうような発表になってしまってごめんなさい。皆さんに応援し続けていただくためにもワタクシどんどん躍進してゆきますのでお楽しみに!!

一音楽家としての心持ちは20歳の頃から何も変わっていませんタダのバカです。今後ともよろしゅうに!
2012-02-16 14:58:25

ニューオリンズ滞在記6(one eyed jack~)

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最終日は、フレンチクウォーターにあるONE EYED JACKSという会場でイベント出演でした。


こんなフライアー
聞きっぱなし言いっぱなし食べっぱなし

我がボスKERMIT RUFFIN,人気ブラスバンドのHOT8、ラップデュオPARTNERS N CRIME、の出演。入り時間は午後11時30分、最初から最後まで超夜型でした。

昼間は懲りずにまたウエストバンクのホンコンマーケット、ベトナム食堂、ウォルマートのパトロールをしまくりいったん帰宅、荷物の整理を先に済ませてから、まずはYUKIで8時からミッチと演奏、いつもながらここでの演奏は心休まります。終わって間もなくジーツーとフレンチクウォーターへ移動。

人気グループの集まりなので相当大きな会場なのに観客は寿司詰め状態、そこをかき分けながら楽屋へ。
HOT8はもう終わっていたがPARTNERS N CRIMEを聞きながらみんなでBUD LITE。
今夜のイベントは、客が多い上に白人黒人の比率も半々くらい。これはかなりいいイベントそうです。個人的にはゲットー居酒屋でのライブがディープで好きなのですがKERMITさんはそのノリのままここでも盛り上がります。
曲順や譜面は一切存在しない上にリハーサルとサウンドチェックも無し、そういうところまでいつもと同じだし、冷えたBUD LITEがケースのままステージに置かれるという部分まで同じです。

右下に見える段ボールがBUD LITEです。
聞きっぱなし言いっぱなし食べっぱなし

ドラムのデリックの持ち歌 if you want me to stayも、もはや原形が無いくらいにいろんなリズムに変化してゆき自由極まりありません、素晴らし!。やはり大きな舞台というのは皆さん意気込んでいる様がひしひし伝わります。ワタクシもだんだん意気込んできましたが普段大人しく椅子に座っているケビンさん今日は立っていて、少し良い帽子を被っていました。

聞きっぱなし言いっぱなし食べっぱなし

そしてゲストボーカルの時間もたっぷり。

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ジーツーがトイレに行く。こちらではライブ中にトイレに行くのは普通のようで、デリックがトイレに行くとKERMITがドラムを叩いたりしますが、今日はKERMITはピアノの前に座りました。お?弾けるのか?と思ったら全く弾けないのだけれど関係無くガンガン叩いていました。ウケたのでそれでいいのです。

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ジーツーが帰ってきてKERMITが再びラッパを吹いて一安心のオネーチャン
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そしてまたステージに人が上がってダンス大会。この後、KERMITが一世一代のダイヴを披露してライブは終了、
ワタクシもアンプはフルボリュームでディストーションペダルも全開でハウリングしているし、写真からは想像がつかないかもしれませんが紛れも無くJAZZそのものですね。ニューオリンズのJAZZは進行形なんだなと実感しました。

聞きっぱなし言いっぱなし食べっぱなし

終了後、KERMITがワタクシを呼ぶので行ったら、抱きつかれて。
「ありがとう~、金や、ごくろうはん」
「おおきに!。カーミットはん、ワタクシ英語喋れんですんませんねぇ・・」
「全然大丈夫や!気にすんな。せやけど、今日で最後やねんな、俺は寂しい。トミーは何で帰るねん!」
「すんません、でも楽しかったですわ。」
「ココに住んだらええねん!、トミーの音はビューティフルで甘いでしかし!」
「おおきに~。またニューオリンズに帰ってくるからまたカーミットさんと一緒に音楽させてください」
「勿論や!また会おう!帰ってこいよ!すぐに、すぐやで!!」

とまぁ、涙なしでは語れない別れがあったのですが、その後カーミットがタンバリン片手に「マーレー!」とインディアンの歌を大爆笑しながら歌ってくれたのが今も頭の中に鳴り響いています。
ウルルン滞在記に売ってやればよかったと失念しながらカーミットを見送りました。

そして、ジーツーと相談して、買ったアンプはニューオリンズに置いて帰ることにして、再び戻ってくることを誓ったのでした。

帰宅したら最後の反省会です。ケイジャンシーフード&チャーチチキン
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ああ旨い。
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このキッチンともお別れです。
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御一行様&ジーツー夫妻、ミッチ、そして今回何から何までお世話になったMIKI FUJIIと最後のBUD LITEを飲んでいたらすぐ出発時間になりました。朝5時家を出発、空港へ・・・。

wifiに興じるkoちゃん
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放心状態の木村君
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この飛行機でミネアポリスへ・・・・
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そして15時間後成田に帰国しました。

初のニューオリンズ滞在、濃すぎる内容でこの滞在記を書きながら反芻していますが不思議な気持ちです。

未踏の地に行って知らないことに出会うと今までは若干の拒否反応が出るタイプだと思っていたワタクシ、それは間違っていたと知りました。西海岸に5,6回行っただけでアメリカを知ったような気になっていましたがさすが合衆国、国が大きいだけでなく文化も多種多様だったのです。特にニューオリンズのある南部は歴史的にもいろんな国も文化が交錯していました。そして相性が良いことに気づきました。もちろん良くない部分もあるはずなのだろうけどそれも含めて愛してゆけるような気がこのたった10日程で芽生えましたね。

この数年、この匂いのする音楽にワタクシをさらっと導いてくれたMITCHと永田充康君に感謝の念を表します。
またKOちゃんと木村君とテラニと行けたのが更に楽しさ倍増でした。
何で今まで行かなかったんやろう、と40歳を前に悔いながら感激していたりします。

ありがとうニューオリンズ、きっとすぐ戻ってくるでしょう、ヘヘヘ・・・。



PS 空港でrebirth brass bandのTUBA奏者のフィリップさんを見かけました。早朝から大変やなぁと思っていたのですが、帰国したらグラミー賞をとっていました。トレメのおっさんがグラミー賞、まさにアメリカンドリーム。ほんとうにおめでとうございます!







2012-02-16 10:43:42

ニューオリンズ滞在記5(vaughans~bluenile)

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 ニューオリンズギターセンターで購入したセミアコgibson ES335とアンプfender blues deluxにも結構慣れてきたところで木曜日になる。今日から夜の宵の口は御一行とは別行動、ピアノのジーツーと共に過ごします。さらに記録班のテラニも木曜のみ別行動だったのでvaughansのみ写真がありません。

 ジーツーに迎えに来てもらいKERMITのGIGのある9th wardのvaughans へ。KERMITのライブ盤のジャケを数年前から日本で睨みながら、いつかここへ行ってみたいなぁと思っていた場所でGIGをする。普通なら興奮したりが当たり前なので、ワタクシも出来れば興奮したり緊張するのかなと思っていたのですが、何というか素直に「今夜もギターが演奏できる」という単に楽しい夜の始まりのような気持ちで自然で居られました。

 初日に相当迷ってたどり着いたvaughansもジーツーの運転で難なく到着し、早速セッティング。毎週木曜に行われるKERMITのGIGは中心地から離れているにもかかわらず口コミで白人客も多く訪れるほど人気があるそうで、さらにこのライブでは南部の郷土料理「レッドビーンズ&ライス」がお客さんに振る舞われるサービスがあり、これもまた人気の一因でもあります。

ローカル感たっぷりのライブ盤「KERMIT RUFFINS LIVE AT VAUGHANS」
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 大げさなサウンドチェックや細かい調整など一切ないセッティングに、安心します。もちろん良い音を作るための努力は音楽家としては大切なのですが、それを機材や音響技師の責任にはしないカラっとしたものです。KERMITのみならずアメリカ全般に共通する「自己責任」が音楽にも浸透していて、「みんなで作る、出来た、ワーイワーイ!」みたいな幼稚な部分は皆無で、良いミュージシャン=良い音=良い演奏=それでOKといったシンプルな図式で成立している感じを初日から感じました。神経質になりがちな東洋人は特に見習わなくてはいけないですね~。ていうかいきなりこっちのやり方の方がワタクシ肌に会っているのかも・・・。

 そしてドラムのデリック君、ベースのケビンさんなどバンドメンバーもぼちぼち集まってきたところでKERMIT登場。BUDLITEをラッパ飲みしながら黒いピックアップトラックを自ら運転して店の前に横付けした時には持っているトランペットは既に裸でした。ここまでは矢沢永吉や長渕剛と大して変りませんが、そこから入店しながら常連客とワイワイ喋っているうちにステージに到着という様は、スターではあるのだが完全にローカルスターそして町内会長さんみたいな扱いで、先日シットインしたbulletsでの黒人相手の居酒屋ライブと何も変わりない。

ジーツー曰く、「3カ月に1度くらいニューヨークにKERMIT BAND で行くんですけど、リンカーンセンターのような場所でも全く同じノリですよ~」。一気に好き度が当社比1,5倍ですね。

 1曲目は全般にFメジャーセブンスが漂う不思議なアレンジのマイルストーンから。
こんな曲この人演奏するんだ~と感心しながらソロも廻ってくる。サポートミュージシャンだからといって単に伴奏するというしょーもない遠慮は全くない世界なので執拗に演奏して最後には大喝采をもらわないと終われない空気が充満しているので「ほんならとことんやらしてもらうわ」と弾き倒してぶっ壊れたJAZZを楽しんだあと、KERMITは超アゲアゲで喋り倒して「マイルスデイビスの曲で・・・・・・」というくだりで口ごもって、ケビンさんに
「あの、何やったっけ、この曲?」
「マイルストーンやで」
「そうか・・・・・・・・・・・・・マイルストーン!!イエイ!」
と締めた。 好きなミュージシャンの実際が、思った通り、またはそれ以上だとホントに嬉しいものです。

この日もいつもと変わらぬ雑多な選曲で自由に進んでいくライブを堪能して、初仕事なのにBAD LITEをKERMITと同じ調子で飲みながら終了。バンド BBQ SWINGERSの一員として名前を紹介してくれるのは今のワタクシの取って一番の栄誉でした。

 名物バーテンダーであり素晴らしいシンガーでもある在米日本人MIKI FUJII に「とみやんばっちりやん~えらいええ音しとるわ!」と褒められるのもまた嬉しいですね。
以前はそうとうひん曲がってしたようで、人に褒められると逆にバカにされているのではないかとさえ思うことの多かったワタクシ、すっかり褒められると素直に嬉しくて有難たやと思うようになってますな。

この後は帰宅してジーツーもミッチも交えて反省会。

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金曜日は、フレンチメンのbluenileでGIG。


セッティング終了、10年ぶりに持つ赤い335がどんどん馴染んできました。

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KERMIT RUFFIN

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そういえば先週のbluenileではkoちゃんと木村君がシットインしていた、あれから1週間経つのか。
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 このバンドが演奏しているのは紛れも無くJAZZなのだが、俗に日本で定着しているJAZZとは全く別物でどちらかというとSOILみたいなJAZZと70年代のサウストウゥサウスみたいなSOULが混ざったようなローカルでありながら派手なセッションで、当然音量も容赦なく大きい。
ドラムのデリック君は非常に躍動的で、ベースのケビンさんは奔放かつ太く、ジーツーは真面目でありながらクレイジー、これをまとめるKERMITさんは温厚で楽しい人。こうなるとワタクシが参加する意義としては、「美しさ」しかない。徹底的にメロウでセクシー路線を通してみました。
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ジーツーに借りたスラックスとウォルマートで6ドルで買った黒シャツを着ている理由は、上記の「セクシーメロウ路線」とは何の関係も無く、この後に依頼されているもう一本のパーティー演奏に備えて着ているだけです。


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KERMIT ジーツー、kevin
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彼のライブには途中でゲストボーカルがよく入ります。
総じて美しい黒人女性が歌います。DON'T KNOW WHY
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終演後しばし談笑、これは次の仕事待ちです。
しばらくして白いバンが横付けされてKERMIT RUFFIN& BBQ SWINGERS御一行は乗り込むのですが、これが常軌を逸するダイナミックな演出で。バンの前に白バイ野郎ジョン&パンチ風が2台止まっているので、何か駐車違反かなんかで難癖付けられているのかと思ったら、バンの運転手とにこやかに話しているので、何だろうと思いながら乗り込んで数分、出発とともに白バイはけたたましくサイレンを鳴らしながらバンを護衛してフレンチメンを出発しました。
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爆音のHIPHOPと共に車内は爆笑の渦です。信号は全部無視で爆走しながら気が付けばアップタウンへ。
いかにも黒人の好きそうな演出、西部警察みたいでワタクシも大好きです。
どうやら遅れられない仕事なので知り合いの警察を雇ったそうです。ほんと派手ですね~。

ダッジラムのロングボディ、前はKEVINさんとチャンネー。
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着いたパーティー会場は、黒人のお金持ちが集まってみんな仮面をかぶっているプレマルディグラみたいな催しで、人数は意外に少なくていかにもプライベートパーティーといった感じでした。

KERMITさんは数曲吹いてあとは司会のようなことをしながらゲストボーカルはマイファニーヴァレンタインを歌っていました。彼女たちは素晴らしく美しく、そして歌も抜群に個性的で、そこにKERMITは着目して育てているそうです。

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終演後、フレンチメンに戻りbluenileで解散、向かいのYUKIで演奏しているミッチのセッションに合流、再びJAZZ、
basin street blues, janbaraya, on the sunnyside 、of the street all of meなど軽快な誰でも知っているスタンダードを演奏するのもアメリカではさらにばっちりはまった感じに聴こえます。
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帰宅、そして最後の反省会。翌日はGIG終わりで飲んでそのまま空港へという最終日なのでおのずと深まる夜です。



続く・・・・



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