故に曰く、彼ヲ知り己ヲ知レバ百戦危フカラズ。
この言葉は世界最強の経営バイブル「孫子の兵法」から抜粋したもの。
魚の習性や好物も把握せずに、暗中模索状態で釣り糸を垂らしていても、
一匹も釣れることなく、その日1日を無駄にしてしまう可能性が強い。
ざっくりたとえてみるとこんな感じ。
ところで、この「孫子の兵法」はご存知でしょうか?
「孫子」は今から2500年前の中国の春秋時代の兵法家「孫武」の著と言われています。
所謂、兵法書ってやつで、もっと平たくいえば「戦争に勝つためのマニュアル必勝本」
てところかな。
この書物を“座右の書”としていたのが、レッドクリフ(三国志)でも有名な、
曹操、諸葛孔明です。また、世界になるとナポレオン、日本であれば武田信玄も
愛読していたそうな。武田信玄の奥義である“風林火山”は、まさに孫子の教え。
戦争に勝つ=ビジネスで成功する
と、そのまんま置き換えることができるので、経営書としてもベストセラー。
こんな代物を僕は読んだことがありませんでした。
もちろん知ってはいたけど、中国古典とか漢文とか聞いただけで拒否反応が・・・
いや、お恥ずかしい限り。
それではいかんと、何故かふと思い、気づいたら本屋に走っていました。
この行動力には自分でも驚いたね。笑
しかも2冊ご購入。併読して熟知するため。
孫子の兵法がわかる本/著:守屋 洋
「孫子」を読む/著:谷沢 永一
著者が異なるので、表現方法や内容が多少違うけど、まぁ大枠は同じかなと。
じっくり読み込みたいと思います。