クピトとピペド

サークルでスローフォックストロットをやっています。
みんな「難しい~」と言います。
私も何とかそれらしく踊れるまでに10年以上かかりました。
まだまだなんですけどね。

話は変わって。

10年くらい前、地域の飲み会に参加していました。
いろんな業種の人が参加して楽しかったです。

その中に、生命科学の女性研究者がいました。
○○大学から東京大学の大学院に進んで、その時は××大学で研究活動を続けていました。
年齢は確か30歳で、独身でした。

研究はかなりたいへんで、結婚する余裕はないと言っていました。
なかなか正規の大学教員になれなくて、任期制で仕事していました。

「東大出ているんだから、教授がどこかに就職を世話してくれるんじゃないの?」と尋ねたら、
「私は○○大から来た外様なので、教授は面倒見る気はなかった。」と言っていました。

××大学での任期を終えて、米国のアメリカ国立衛生研究所(NIH)に職を見つけて渡米しました。
もう40歳くらいのはずだけど、元気にしているかな、と思います。

「嘘と絶望の生命科学」という新書を読んでいます。
小保方さんが、どうして、あんなでたらめなデータを出したのが、その背景がよくわかります。
大学教授に奴隷のようにこき使われるポスドクを「ピペド」というそうです。
「ピペット奴隷」のことです。

生命科学の分野は金儲けに直結しているので、予算の奪い合いが激しいそうです。
論文を書くために、若い研究者たちが、消耗品として扱われます。
奴隷の待遇から抜け出すには、データをねつ造するしかないらしいです。
製薬会社と東京大学が高血圧の薬をめぐって、データねつ造した事件も記憶に新しいです。

私の友人が生命科学の分野で大学教授をしています。
まだ20代の頃、彼が「この分野はそれほど頭脳は必要ない。体力で勝負できる。」と言っていました。
努力の甲斐あって、彼の論文はサイエンスやネイチャーなどの一流誌に載りました。
彼は成功したのです。

私も若い頃、研究者になりたい、と思ったことがあります。
でも、ならなくて正解だったと思います。
そういう激しい競争社会で生きていくことは私には無理だったからです。

クピトって「キューピット」のことです。
「エロス」とも呼ばれます。

この絵は「クピトとプシュケ」です。




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車の安全性を向上させた偉大な発明品、エアバッグを考案した第一人者は日本人です。
昭和39年に実業家で技術者の小堀保三郎氏によって開発が進められました。
当時としてはあまりに奇抜な発想だったため、発表の場では、日本人の関係者からは失笑を買い、相手にされることはなかった、そうです。
彼は、エアバッグの世界的な普及を知ることなく、1975年8月30日、生活苦から夫婦でガス心中を遂げています。

「天然ゴムの加工」を発明したのは、米国のチャールズ・グッドイヤーです。
特許公開日は1844年6月15日ですが、彼はいかなる富を得ることもなくこの世を去りました。
もし、彼がこの発明をしなかったら、タイヤもゴルフボールもありませんでした。
死ぬ前に彼は、このように言っています。
「人生は富のあるなしで推し量るものではない。私が植えた果実を他人が収穫したからと言って不満はない。
 播いた種を誰一人刈り取ってくれなかった時、それを悔やむのが人間というものだ。」
なんか泣かせますね。

ラジオを発明したのは、ニコラ・テスラです。特許公開日は1903年4月14日です。
電気の交流を発明した人でもあります。直流しか使えないと主張したエジソンと競り合いました。
生涯100以上の特許を取得しましたが、1943年 ニューヨークの安ホテルで無一文で死にました。
発明殿堂入りを果たしたのは死後32年後です。

私は過去に8件ほど、仕事を通じて発明し、それを特許出願しました。
今日、調べたら、私の特許の半分以上が、他の人の発明を拒絶査定に導いて撃沈させていました。
日本を代表する大学の医学部の発明を私のアイデアが粉砕していたのには、ちょっと驚きました。
米国の皮膚医療に関する発明も私の発想が迎え撃っています。
「快感に導くコンドーム」というのを面白半分に特許出願していたのですが、それも大手コンドームメーカーの発明を一刀両断で斬り捨てていました。
私って、意外にすごい技術者なのかな~、と自画自賛しています。
誰にもまったく評価されないのがちょっと悲しいですけど。
事業化しなかったから仕方ないですね。

評価されなくても前の三人のように、自殺したり、野垂れ死にすることはないから、まあ、いいかな、って感じです。

都知事選に発明家のドクター・中松氏が立候補しています。
バカにする人が多いですが、私は彼を尊敬しています。
私たちの生活を豊かにしてくれた、過去の発明家たちに感謝しましょう。

タイヤにちなんで「およげたいやき君」です。
中学生の頃、流行りました。子門真人さんは、ほとんど印税が入らなかったそうですね。

http://www.youtube.com/watch?v=zNC1SpEqcxw

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目が痩せる

ある女性から、彼女が属するダンス教室のクリスマスパーティを録画したDVDを借りたので、昨日、観ました。
(見てください、と渡されました。)
多くのカップルがデモをやっていましたが、学芸会のような感じで、あんまり上手じゃなかったです。
(人のことは言えませんが。)
目が痩せました。(目が肥える、の反対です。)
しかし、この地域のダンスの先生(特に男性)ってどうしてみんなスタイルが悪いのかな~
まるでドラえもんが踊っているような感じです。
よくあの体型でダンス教師になろうと思ったもんだ、と感心します。

なんか悪いイメージが脳に刻まれてしまったので、昨年録画した、アジア太平洋ダンス選手権大会を見ました。
これで目を肥やすことができました。
私は、スポーツでもダンスでも、上手な人の動きをよく見た方がいいと思います。

かつての上司が、「いつも美人だけ見た方がいい。不細工な女性を見ると美意識が落ちる。」と言っていました。
完璧なセクハラ発言ですね。

昨日、朝のテレビに、女性アンドロイドが登場していました。
「安藤カオル」とかいう名前でした。
本物の女性そっくりです。
最近はヒト型ロボットもずいぶん進化しています。
ダンスロボット、なんてのも開発されています。

彼女(?)を見て、「ラブドール」を思い出しました。
現代版ダッチワイフです。

友人にロボットの開発をしている人がいるのですが、年初の飲み会で、この話題で盛り上がりました。
今、中国などでは、多くの男性がパートナーを見つけられずに不満を貯めています。
将来、戦争の引き金になるかもしれません。
そこで、日本がこの「ラブドール風アンドロイド」を売り出せばきっと儲かるだろう、と私が主張しました。
聞いたところによると、実際、そういうロボットの開発が密かに行われているそうです。

今年の安藤さんの抱負は「今年こそ恋をしたい。」のだそうです。
そこで、ゲストの「やましげ」とかいう独身俳優が、「安藤さん」に「僕と結婚してくれませんか?」と言っていました。
ロボットとやましげが、まぐわっている様子を想像してしまいました。
(視聴者はみんな妄想したはずです。)

女性視聴者からのメールで、「いのっち(井ノ原 快彦)そっくりのアンドロイドが欲しい。」というのがありました。
独身女性が増えているので、女性向けのロボットも需要があるでしょうね。
巨根を持つ「道鏡アンドロイド」も人気が出るんじゃないでしょうか。

道鏡アンドロイドと安藤カオルさんの「ロボット同士のまぐわい」もなかなか見応えがあるかもしれません。
SF(サイエンス・フィクション または、セックス・フィクション)の世界ですね。

これ、安藤さんの姉にあたる「ミナミさん」です。

http://www.youtube.com/watch?v=WnDTc2_XI-Q
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幸せなバッタ

モーリタニアというアフリカの国で、バッタが大発生して、農作物を食い荒らしているそうです。
異常気象が原因かもしれないらしいです。
普段は単独で自由気ままに暮らしているバッタが突然、集団を作って人間の作った畑に舞い降りてきます。
一種の天災です。

その昔、中国では、干ばつの後に、トノサマバッタの大群が飛来し、穀物を食い荒らしました。
これが人々を飢餓と政治不安へと駆り立てました。
その制圧には皇帝の命運がかかっていたので、バッタのことを蝗と書くようになりました。
普段は単独で生活するバッタが、どうして突然、集団を形成するのでしょうか。

彼らの行動を変えるのは、視覚や嗅覚による刺激ではなく、身体接触の寄与が大きいことがわかりました。
後ろ脚の触毛部分に触れると、単独のバッタが突然、他の個体に接近する行動が目立つようになります。
普段は100平方メートルあたりわずか3匹程度の密度でしか存在しないのに、こうして数十億単位で群生するようになります。
このとき、神経伝達物質であるセロトニンの濃度が上昇していることがわかりました。
セロトニンは幸福ホルモンと呼ばれ、心が落ち着きます。

要するに、何らかの環境の変化が原因で、心細くなったバッタがお互いに足に触りあうと、体内でセロトニンが多く分泌されて、いい気分になって、集団を形成する、ということらしいです。

おそらく人間も同じでしょう。
食料が乏しくなって心細くなった太古の人類は集まって触れあったり抱き合ったりしたのでしょう
そのときにセロトニンが分泌され、何となく安心したのです。
赤ちゃんを抱っこすると、安らいだ気分になるのは多くの人が経験していると思います。
その快い感じを求めて人は集まって生活するようになったのだと思います。

日本人は最近、皮膚の接触が非常に減っています。
これだとセロトニンの分泌が足りない可能性があります。
集団の中にいても、皮膚の接触がないために、心が安らぐことがなく、何のためにみんなと一緒にいるのかわからなくなります。
そうなると、人と一緒にいる意味が見いだせず、集団から離れて、一人で暮らす人が増えてきます。
たとえ、家族や地域、企業の共同体に属していても、人との触れ合いがないために、自分だけ孤立しているような気分になります。
すると、人は孤独になり、不安になり、うつ病になるんじゃないでしょうか。

社交ダンスは男女が触れ合いながらリズムに合わせて踊ります。
最近は若い人にあまり人気がありませんが、一部には根強いファンがいます。
その理由の一つが、触れ合いとリズムだと思います。
異性と手をつないで一緒に踊ることにより、セロトニンの分泌が促され、心が安らぐのでしょう

特許関連の文献をいろいろ読んでいます。

日本で最初に白熱灯がともされたのは、鹿鳴館だったそうです。
明治20年1月22日夜の舞踏会です。
そのおかげで、女性のドレスや容貌が夜でもはっきり見えるようになりました。
ダンスパーティで最初の電灯がともされたって、なんかおもしろいですね。

話は変わって。

自動車の自動運転(変な言葉?)の技術がほぼ完成の域に達しているそうです。
ドライバーが何もしなくても、自動車が自分で運転してくれます。
本を読んだり、化粧をしたりしても、全く問題ないらしいです。

当然、私としては、男女がまぐわってもいいのだろうか、という疑問が生まれます。
自動車は走る個室です。
今までは、男女が親密な行為をやろうと思ったら、車をどこかに止めてやるしかありませんでした。
遠くから見ると、車が揺れているので、わかったりします。
母親がそれを目撃して、ずいぶん憤慨していました。
これからは走行しながらできることになります。

今も、走りながら、エッチな行為をやっているカップルはいます。
男性がドライバーで女性が彼の・・・ってだいたい想像付きます。
(私も若い頃やっていました。)
トラックなどの高い位置にいる運転手からは丸見えです。

これからはもっと大胆な行為が可能になります。

走行中のセックスは公然わいせつになるのでしょうか。
それとも、まぐわい運転禁止、とかいう新しい交通ルールができるのでしょうか。
新しい技術が生まれると、新しい法規制が必要になりますね。


日日是好色


二ヶ月前から特許とか知的財産に関する仕事をしています。
特許の歴史は科学技術の歴史とかなりの部分重なります。
割におもしろい話もありますので時々紹介します。

明治時代の女学校には「卒業顔」と言われる女生徒がいたそうです。
「女学校は参観日の折に嫁探しの場と化して美人から止めていくから、最終的に卒業する女子はあまり見た目がぱっとしない。」ということだったらしいです。

一般的に美貌の持ち主は、それほど頭が良くないと思われています。
アメリカのミス・コンテストでは、最終的に勝ち残った女性たちに、知性を要する意地の悪い質問をして 馬鹿さ加減を笑っているそうです。

でも、ごくまれに、天から二物を与えられた女性がいます。

業界の人はみんな知っているんでしょうが、現代の携帯電話に代表される無線通信革命の基礎となる発明をしたのは、
スクリーン上に登場した女優の中で最も美しいと言われたオーストリア出身の、ヘディ・ラマールなんだそうです。
(30本以上の映画に出演し、映画史上、初めて全裸ヌードを披露した女性です。)
携帯電話どころか電話もない、娯楽が乏しかった1930年代から銀幕上で活躍しました。

彼女は上流階級の女性たちのようにウィーンの社交界に興味は持てませんでした。
当然、舞踏会にも行かなかったのでしょう。
彼女が夢中になったのはなぜか、魚雷の無線制御技術でした。

旦那さんが武器製造会社を経営する実業家で、その影響で彼女もその分野に興味を持ったそうです。
オーストラリアから米国に亡命し、どうやったらナチスの戦艦を効率よく撃沈する方法はないか、暇さえあれば考え続けたらしいです。
美貌と知性を兼ね備えた女性だったようです。

「映画には旬の時期と場所があるが、技術は永遠である。」とは彼女が残した言葉です。

ダンスパーティに、よく参加する競技ダンサーがいます。
かなり上級のクラスなんだそうで、いつも自信満々に踊っています。

私の練習相手によると、「あなたに輪をかけて、彼は踊りにくい。」のだそうです。
全く人のことは言えませんが、かなり強引なリードが多く、女性にはきついかな、と思います。
競技会では全く問題がないのでしょうが。

まあ、それでも、男性は、自分の踊りに自信を持たないと女性を誘うことができません。
謙虚過ぎる男性は、ダンスパーティではあまり存在価値がないのです。
「根拠のない自信」がパーティダンサーには必要とされます。

人には、「自分は平均より優れている」という思い込み(優越の錯覚)があることが知られています。
この錯覚が脳内の異なる部位の連携の強弱や、神経伝達物質に影響されることが、放射線医学総合研究所などの研究で分かったそうです。
自分が平均と比べてどうかを評価させる実験を実施したところ、多くの人が平均より2割程度「優れている」と自己評価していました。
脳の深部(大脳基底核)にある線条体という部位で、神経伝達物質のドーパミンが多いと、線条体と、認知をつかさどる前頭葉の「前部帯状回」と呼ばれる部位の連携が低下しました。
両部位の連携が弱いほど、「錯覚」の程度が強いことが分かったそうです。

自分を本当に客観的に見たら、ダンスパーティでは踊れないし、職業や生活の場面でも、強く生きていくことができません。
その状態がうつ病です。

若いころ、会社の偉い人が、「うぬぼれがないと仕事はできない。」と言っていました。
その通りだと思います。

ダンスに関して言えば、「うぬぼれがないと社交ダンスは踊れない。特に男性は。」だと思います。

オリオン座の一角にある赤い星、ベテルギウスが近いうち(来年あたり?)に超新星爆発を起こすそうです。
有史以来、比較的近い場所での(地球からは640光年)爆発になるらしいです。

月の100倍の明るさが三カ月続きます。
昼間でも見えるそうです。

すばらしい天体ショーになることは間違いないです。


私たちの体は炭素でできていますが、炭素は超新星爆発で作られます。

私たちは、星のかけら、というわけですね。

テレビで社交ダンスロボットを紹介していました。
東北大学の先生が開発して、今は第三世代だそうです。

女性の形をしていて、腰の部分にセンサーがあり、男性の動きを感じて、動きます。男性のリードの練習になるのでしょうね。
見た限りでは、「役に立つかもしれないな。」と思いました。

社交ダンスの難しさは、相手がいないとなかなか実感がつかめないことです。
わかりやすく言えば、アダルトビデオをいくら見ても、セックスがうまくならないのと同じです。
実際に異性に手とり足とり腰とりで教えてもらう必要があるのです。
このロボットでリードをマスターすれば、ダンスパーティでも比較的うまく踊れるんじゃないでしょうか。
男性型のロボットも作れば、女性の練習になるでしょう。

同じ番組では、大阪大学の先生が作った人に酷似したロボット(アンドロイド)も紹介していました。
顔の表情の動きも、皮膚感覚も人間そっくりです。

http://www.youtube.com/watch?v=9KF2E_K37B0&feature=related

たぶん、この分野はラブドール(昔で言うダッチワイフですね。)と手を組んで、今後、大きく発展すると予想されます。
配偶者を亡くした高齢の独身者などに需要があるからです。

http://www.youtube.com/watch?v=ZZnyNuZydno&feature=related

話は変わりますが、若い頃、「あなたはまるでロボットみたいな感じがする。」と女性に言われたことがあります。
発達障害のため、顔の表情があまり動かないので、人間らしくなかったのでしょう。
ダンスをするようになって、少しは表情筋が鍛えられたかな、と思います。

ストレスの研究で著書も多い、有田 秀穂教授がテレビに出ていました。

ストレスを消すには、誰かと共感すること、あるいは誰かと触れ合うことを勧めていました。

触れ合うことの大切さは常に私も言っているので、まあ、いいとして、どうやったら共感できるのかが問題です。

最新の脳科学の知見によれば、相手の表情を見て、無意識のうちにその表情を自分も真似して、同じ感情に浸るらしいです。

相手が泣いていれば、(無意識に)自分も泣き顔を作って、悲しい感情を共有する、ということです。

だから、人間は常に相手の顔を見ています。
(例外もありますが、また別の機会に。)
赤ちゃんなんか、いつもお母さんの表情を見ていますね。
お母さんが笑うと、自分も笑顔を作って、嬉しい感情を学習しているのです。

イスラムの女性は顔を隠しますが、何となく不気味な感じがするのは、顔を見れないので、相手の感情に共感できないからでしょう。

また、電話やメールでは相手に共感することが難しい、ということになります。やっぱり相手の顔を見て話さないとダメなんです。

さらに考えを進めると、なぜ、人間が相手と向き合ってセックスするのかも理由が推測できます。(哺乳類の中では人類だけらしいです。)
相手(たぶん女性ですね。)が快楽に浸る表情を見て、自分(男でしょう。)も快楽を感じることができるのです。

私が重視する、快楽の共有ができるわけです。

社交ダンスでも相手の顔を見て踊ります。(特にラテンダンスですが。)

相手が笑っているのに、自分が悲しい表情をするのは難しいです。
感情を共感できるので、ストレス発散になります。