東日本大震災の後、結婚したいと思う男女が増えているそうです。

結婚情報会社Oーネットによると、震災後、広告を自粛しているにもかかわらず、4月になって、昨年に比べて10~15%資料請求をする人が増えているらしいです。
会員同士の成婚も、昨年3月は354件でしたが、今年3月は423件と大幅に増えています。

停電で灯りを消したり、テレビを見なくなったりして、寂しくなった男女が多いからではないか、という理由づけをしていました。
また、たび重なる余震に不安を感じた女性が増えており、そんな女性たちを守ってやりたい男性も増えている、という推測もできるそうです。

同じ傾向が、阪神大震災の後や、NYでの9.11テロの時も見られたそうです。

考えてみれば、太古の昔から、人類は生活の不安や不自由を打ち消すために結婚してきたのかもしれません。

先日、読んだ本によれば、女性は自分の身を守ってもらうために特定の男性を選んで、そのパートナーのために食事を作ってきたらしいです。

夜、一人で女性が歩ける国は日本くらいだ、とよく言われます。それくらい日本は治安が良い、ということでしょうが、このことが女性を結婚から遠ざけたのかもしれません。

また、外国に比べると、日本の夜は異常に明るい、と言われます。外国人はオフィスではともかく、自宅では蛍光灯は使わないそうです。
明るすぎると、男女の間にロマンチックな気分が出ません。

先日、書いた、NYの大停電の話にも通じますが、この大震災が男女を結びつけ、日本の出生率が上がり、少子化に歯止めがかかる可能性はあると思います。

無縁社会が転じて、男女のロマンスのある社会になればよいと思います。
趣味として社交ダンスなんか、いいですよ。

映画「タイタニック」です。

http://www.youtube.com/watch?v=oFB2fNmoNiQ