カップルになれる能力

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1999年、江藤淳という文芸評論家が、奥さんが亡くなった後、後追い自殺しました。
夫婦仲が良かった、という美談なんでしょうが、私はどうかな~、と思います。
精神的に弱すぎるんじゃないでしょうか。
女性にも、死んだ夫のことをいつまでも忘れずに、しくしく泣いて暮らす人がいるそうです。
非難はしないけれど、残りの人生を暗く生きるのはあまり賛成しません。


私の友人の母親は、夫が亡くなった後、別の男と同居しています。
結婚はしていないけれど、友人は、一人暮らしよりは安心できるので良い、と言っています。
死んだ人はいくら悲しんでも、戻ってきませんからね。


精神的な面だけでなく、経済的な面からも、誰かと一緒に暮らした方がいいみたいです。
厚生労働省の2011年の資料によると、単身世帯の公的年金受給額が
年間200万円未満、月に16万6000円以下の年金受給者は、全体の79.5%です。
年間100万円未満、月に8万3000円以下の人は41.8%です。
都市部では年金だけで終の住処を見つけることは難しい状況です。


日本は主要先進国の中でも、高齢者の貧困率が異常に高いです。
特に単身世帯が極めて高いです。
高齢男性の貧困率は38.3% 女性は52.3%です。
単身高齢者の男性の3分の1、女性の半分以上が貧困状態です。
一人暮らしの老人に石を投げたら、高い確率で、貧乏人に当たります。(石を投げてはいけませんけど。)


こうなると、一人で気ままに暮らすことは不可能です。
誰かと一緒に暮らすしかありません。
一人口は食えないけど、二人口なら食える、のです。

大企業に勤めていたとか、公務員だった、と言う人を除いて、高齢になって大切な素養は、
「誰かと一緒に暮らせる能力」とか「異性とカップルになれる能力」かもしれない、と思っています。


社交ダンスをやっていると、異性に好かれる人って、いうのが確かにいます。
特別に美人とか美男子ではないようです。
一緒にいると楽しい人です。
「社交的」「フレンドリー」な人です。
まったく社交性のない、フレンドリーでない人も最近、増えてきましたけど。

(ひょっとしたら、ダンススポーツの影響かな、と思ってます。)

日本人は、この「カップルになれる能力」が外国人に比べると足りないような気がします。
そういう訓練を受けないからしかたないかな、と思います。
今からでも遅くないと思うので、長生きしても寂しくならないように、何とかがんばってマスターしようと思います。


「悲しみがとまらない」です。
就職した年に流行りました。


http://www.youtube.com/watch?v=kFfDpQeCol

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理系女子の快挙

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今日は、若い女性の弁理士さんから、特許に関する講習を受けました。
ルックスもスタイルも良くて、声もかわいかったです。
私はかぶりつきの席に陣取って、しっかり聞きました。
質問もしました。
彼女は大学の工学部で機械工学を専攻したそうで、今、流行りの「理系女子」です。
女性は理系に進むと、とてもいいことがあります。
だいたいにおいて女子の数が少ないので、男子にもてるのです。

母校の工学部の化学科は、クリスマスにダンスパーティを開いていました。
そのパーティは、男女同伴が原則でした。
男子たちは、みんな相手を見つけるのに苦労していました。
工学部ではない、私の知り合いの女性が、同じクラブということで、その学科の男性と一緒に参加していました。
女性は頭を下げて男性に頼まれたそうです。
あの二人はちゃんと踊れたのかな~

30歳の女性研究者(小保方さん)がSTAP細胞とかいうすごい細胞を作って脚光を浴びています。
すごいですねえ。
夢の「若返り」にも貢献できるらしいです。
ノーベル賞もらえるかもしれませんね。

まだ独身みたいで、ペットは亀だそうです。
暇なときにはきっと「亀の頭」をなでているのでしょう。
STAP、というのは、「刺激を与えると反応する。」とかいう意味らしいです。
亀の頭も、刺激を与えれば、確かに反応します。

彼女は、再生医療をずっと研究しているそうで、理系女子の花型です。
私の下半身もぜひ再生してほしいです。

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終の住処(ついのすみか)

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サークルでルンバウォークの練習をしました。
テキストには、「ルンバはボディのダンスである。」と書いてありました。
(先生に見せてもらったテキストだったんですが、どの本だったんだろ?)
ボディで踊るには、この「歩き」をマスターしなければなりません。
でも、あんまり人気がないです。
どうしても足型を好む人が多いです。

毎日、朝3時ころ、目が覚めてしまうんですが、サークルで踊った日は朝まで目が覚めません。
いつも運動不足なんでしょう。
不眠症って、たぶん現代人の運動が足りないのが原因だと思います。

話は変わって・・・・

若い頃、東京の浅草に住んでいたことがあります。
近くに「山谷地区」がありました。(吉原もありました。)
ある夜、とても騒然としたことがあって、何事かと思ったら、労働者たちが大勢で、交番に石を投げているということでした。
ちょっと怖いところだなって、思いました。

日本総合研究所の都道府県別幸福度調査によると、東京は文化分野で第一位ですが、生活分野の幸福度は46位だそうです。
東京はお金のある人にとっては文化的ですてきな町ですが、貧乏な人には厳しい町です。
世界の人気大都市ランキングでは、東京が第一位であることが多いそうです。
お金さえあれば、暮らしやすいのでしょうね。

基本的にお金を稼げる現役世代が住む町です。
70代80代の高齢者の年金収入だけで、東京近郊で支払い可能な有料老人ホームはほとんど見つからないが現実だそうです。
だから、老後、東京から田舎の老人ホームに入る高齢者が多いです。
地方の人は大迷惑ですね。

その余裕もない人は、「無料定額宿泊所」や「簡易宿泊所(通称ドヤ)」を終の住処(ついのすみか)にするそうです。
ドヤと言えば、山谷ですね。
刑務所で過ごすよりはましかもしれないけれど、人生の最後を過ごすにはちょっと惨めかなって、感じがします。

そういう話を聞くと、高齢者がなかなかお金を使おうとしない心情も良く理解できます。
不安ですもんね。
毎年、日本全国では数兆円のお金を残して、高齢者たちは死んでいくそうです。

エコノミストの藻谷浩介さんが、「大企業を優遇して景気を良くしようとするのではなく、 老後を安心して暮らせるように社会保障を整えた方が、高齢者がお金を使うようになって経済効果が大きい。」と言っていました。

私もそう思います。

そういえば、トヨタ自動車のボーナスは235万円以上になるそうです。
下請け企業を絞りに絞って、大企業の従業員は高額な報酬を手に入れます。
若い人が大企業にしか就職しようとしないのも納得がいきます。

日本国内でも格差が大きくなっていますね。
あまり良くないと思います。

「マイ・スウィートホーム」です。


http://www.youtube.com/watch?v=2ovNaXxXpZA

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パートナーとラチェット

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一緒に競技会を戦った、パートナーとカップルを解消するとき、「私が死んだときには葬儀に来てね。」と言われました。
その時は、どういう意味かよくわかりませんでした。

最近、大病を患った、中村うさぎんによると、
「自分が死ぬとき、傍らで見守ってくれるのがパートナー」で「生死を共にする相手がパートナー」なんだそうです。

社交ダンスでカップルを組んでいる男女は多いですね。
夫婦以外で、生死を共にできる相手だと思っている人もいるんでしょうか。
それはそれで問題かもしれませんけど。

話は変わって・・・

藻谷浩介というエコノミストが、
「大企業は儲かっているけれど、中小企業はその恩恵を受けていない。
 円高の時に下請け企業は、製品単価を下げて親会社に協力したけれど、円安になっても親会社は製品単価の上昇を受け入れてくれない。」と言っていました。

私もまったく同感です。
うちの会社も下請け企業ですが、ちっとも儲かっていません。
親会社が、製品価格アップを認めないからです。
「安くするのは歓迎するが、高くするのは許さない。」という姿勢です。

まるで「ラチェット」です。一方向にしか回りません。
これではいくらアベノミクスでも、景気は良くならないのではないでしょうか。

また、ミュンヘン大学のフランス・ヴァルテンベルガーとかいう経済学者が
日本の社内昇格制度が構造改革を阻んでいる、と言っていました。
出世競争によって社内で偉くなっていくシステムでは、労働者の移動が進まないし、女性の活用もできないし、外国人を雇うこともできないそうです。
私もそう思います。
どんなに会社が傾いて、将来性がなくても、転職するよりは、その会社にとどまった方が得です。
そして、出世するために長時間労働が常態化します。
これでは、社会構造はなかなか変わりません。

車の安全性を向上させた偉大な発明品、エアバッグを考案した第一人者は日本人です。
昭和39年に実業家で技術者の小堀保三郎氏によって開発が進められました。
当時としてはあまりに奇抜な発想だったため、発表の場では、日本人の関係者からは失笑を買い、相手にされることはなかった、そうです。
彼は、エアバッグの世界的な普及を知ることなく、1975年8月30日、生活苦から夫婦でガス心中を遂げています。

「天然ゴムの加工」を発明したのは、米国のチャールズ・グッドイヤーです。
特許公開日は1844年6月15日ですが、彼はいかなる富を得ることもなくこの世を去りました。
もし、彼がこの発明をしなかったら、タイヤもゴルフボールもありませんでした。
死ぬ前に彼は、このように言っています。
「人生は富のあるなしで推し量るものではない。私が植えた果実を他人が収穫したからと言って不満はない。
 播いた種を誰一人刈り取ってくれなかった時、それを悔やむのが人間というものだ。」
なんか泣かせますね。

ラジオを発明したのは、ニコラ・テスラです。特許公開日は1903年4月14日です。
電気の交流を発明した人でもあります。直流しか使えないと主張したエジソンと競り合いました。
生涯100以上の特許を取得しましたが、1943年 ニューヨークの安ホテルで無一文で死にました。
発明殿堂入りを果たしたのは死後32年後です。

私は過去に8件ほど、仕事を通じて発明し、それを特許出願しました。
今日、調べたら、私の特許の半分以上が、他の人の発明を拒絶査定に導いて撃沈させていました。
日本を代表する大学の医学部の発明を私のアイデアが粉砕していたのには、ちょっと驚きました。
米国の皮膚医療に関する発明も私の発想が迎え撃っています。
「快感に導くコンドーム」というのを面白半分に特許出願していたのですが、それも大手コンドームメーカーの発明を一刀両断で斬り捨てていました。
私って、意外にすごい技術者なのかな~、と自画自賛しています。
誰にもまったく評価されないのがちょっと悲しいですけど。
事業化しなかったから仕方ないですね。

評価されなくても前の三人のように、自殺したり、野垂れ死にすることはないから、まあ、いいかな、って感じです。

都知事選に発明家のドクター・中松氏が立候補しています。
バカにする人が多いですが、私は彼を尊敬しています。
私たちの生活を豊かにしてくれた、過去の発明家たちに感謝しましょう。

タイヤにちなんで「およげたいやき君」です。
中学生の頃、流行りました。子門真人さんは、ほとんど印税が入らなかったそうですね。

http://www.youtube.com/watch?v=zNC1SpEqcxw

朝のテレビで、夫婦の墓に関して、特集していました。
その番組が独自に行ったアンケートでは既婚女性1500人のうち、59.1%が「夫とは同じ墓に入りたくない。」のだそうです。
20年前に生命保険会社が行った調査では、77%の女性が「夫と同じ墓に入りたい。」と答えたそうですから、この20年で、大きく女性たちの意識が変わったことになります。

夫の墓に入りたくない理由としては、
①夫の先祖と一緒は嫌。
②知らない土地の墓に入るのは嫌。
③夫の両親と一緒は嫌。

そのほかに、夫が嫌い、墓を継ぐ人がいない 自分の両親と一緒がいい、なんてのが続きました。

外国では、「夫婦が同じ墓に入るのが普通で、一緒が嫌なら結婚などしなければいい。」らしいです。
そういえば、死んだサッチャー首相も遺言で、「夫の隣に葬って。」と言っていました。

「墓場まで持っていく秘密」を持つ人は、同じ墓に入らない方がいいと思います。
一緒にいたら、ばれる可能性が高いからです。

「入る派」と「入らない派」で、討論が行われていました。
入る派の「一緒に入りたくないなら、どうして離婚しないのか?」という質問に
「現世では仮面夫婦を演じた方が都合が良い。」と答えていました。

私はアンケートの答えにもありましたが、「墓、そのものに入りたくない。」です。
霊魂があるにしてもないにしても、あんな狭い場所に閉じ込められるのはまっぴらです。
死んでからも、私はいろんな女性と楽しくやりたいです。
「死が二人を分かつ」まで一緒にいれば、それで結婚の意味があったと思います。
その後は、自由に「生きたい」ではなく、「死にたい」です。

妻も多分、一緒に入りたくないでしょう。
若い頃、私がずいぶん、迷惑をかけたので。

お墓を夫婦で分けるのは、「死後離婚」というそうです。
日本特有の現象だそうで、日本の夫婦関係って、いろいろ考えさせられます。

犬と一緒に入りたいという女性がいました。
きっとその犬は、オスで、まぐわっていらっしゃるのでしょう。
犬をパートナーにしている女性は、意外に多いらしいです。(真偽は不明)

「穴」があったら入れたい

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昨日、テレビで「東京家族」をやっていました。
山田洋次監督の作品です。

小津安二郎監督の1953年制作の日本映画「東京物語」をリメイクしたものです。
大都会、東京に対する地方として、「東京物語」では尾道、「東京家族」では、大崎上島町が舞台になっています。
どちらとも広島です。
「中国山地の山間(やまあい)にある」と言えば、「過疎の村」の枕詞(まくらことば)です。
中国地方とか広島とかが「田舎」を連想させるのかもしれませんね。
山田監督のお兄さんに私の妻が習ったそうで、ひょっとしたら、何か広島に対する思い入れがあるのかもしれません。

なかなか味のある映画でした。
映画のなかで橋爪功が「「故郷は寂しくなるばかり。この国はどこかで間違ってしまった。」という場面があります。

間違った、というよりも、時間とか効率をあまりに重視しすぎたでのではないか、と思っています。
首都である東京を中心にした、中央集権制、一極集中はすごく効率的です。
そして、豊かな生活を求めて、地方からたくさんの人が東京を目指して移動します。
2010年の国勢調査によると、首都圏にはわずか5年で広島市に匹敵する大都市が誕生したことになるそうです。
地方は人が減って疲弊するばかりです。

ただ、うれしい話題もあります。
芥川賞を受賞した、小山田浩子さんは、ずっと広島在住です。
150回の歴史の中で、広島出身の作家は初めてだそうです。
子育て中のため、東京会館での授賞式を欠席しました。
候補者となった作家は都内で待機するのが通例なので、かなり珍しいです。
日本総合研究所の都道府県別幸福度調査によると、文化分野で第一位は東京だそうです。
(当然ですね。)
あまり文化には恵まれていない地方都市の広島で、新しい作家が生まれたことは喜ばしいことです。

受賞作は「穴」ですが、読んでみようと思います。
若い頃、「穴があったら入れたい。」と男たちで言っていました。

ディズニーに鉄槌を!

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遠方から同年代の女性が参加しました。
まだ初級者なので、ブルースを教えました。
私は他の「教え魔さん」とは違って、ずっと踊りながら教えるので、あんまり非難されないです。
教える内容が正しいかどうかは、別の問題です。
でも、間違っていても、いいんじゃないかな、と思います。
しょせん、社交ダンスですから。(いい加減ですかね?)

今日のパーティでは、歌謡曲が3曲かかりました。
倍賞千恵子の「さよならはダンスの後に」、五木ひろしの「千曲川」、中森明菜の「サザン・ウィンド」です。
売り出した年は、前からそれぞれ、1965年、1975年、1984年です。
ほぼ10年の間隔が開いています。
一番新しいのは「サザンウィンド」ですが、それでも既に、30年前です。
「さよならはダンスの後に」に至っては、私が3歳のころです。
どう考えても、古すぎます。

そんな話をしながら踊っていたら、その女性が、
「新しい曲にしてくれないと、若い人が来ないよねえ~。」と言いました。
私もまったく同感です。
せめて、松任谷由美とか松田聖子とかの1980年代の歌をダンス用にアレンジしてくれたら、きっと私と同世代の男女は来てくれるはずです。
自分の両親が若い頃に流行っていたような曲で踊りたい、と思う人は少ないです。

新聞に時々、社交ダンス用のCDの宣伝が載っていますが、収録曲がとっても古いです。
その理由は著作権なんだそうです。
今の法律では、著作権は作者や作曲家の死後50年あります。
だから、アンパンマンの著作権は今年から半世紀ですね。

TPPでも、著作権が問題になるようです。
米国は、日本も、作者の死後70年にしろ、と主張しています。
ディズニーの陰謀です。
彼らは今の70年でも、不満足みたいで、100年にしたいそうです。

特許権でも同じなのですが、白人のアングロ・サクソン民族というのは、「楽して儲かる」ことを徹底的に追求します。
自分が働かなくても、自動的にお金が振り込まれるシステムを作ることに長けています。
たぶん、過去に奴隷を使った経験があるからです。
人間は一度、そういう楽な人生を知ると、自分で働くことは馬鹿らしくなるのです。

日本政府は、著作権の延長に難色を示しているそうです。
ぜひ、がんばってほしいです。
そうじゃないと文化が停滞すると思います。

千曲川です。編曲してワルツで踊ります。意外に悪くないです。


http://www.youtube.com/watch?v=GvYW6uVFzN0


怖い食中毒

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子供も「デリバリー給食」を食べているんですが、幸い、業者が違ったので、食中毒にならずに済みました。
同僚の女性の子供が通う中学校は、急きょ、閉鎖になったみたいです。
市内の10の中学校で、290人くらいが食中毒になったそうです。

話は変わって・・・

以前、ギターを習っていたことがあります。
その先生が言っていたんですが、演奏者の中には、コンクールで勝つことを目標にして練習する人がいるそうです。
「人に勝つことを目指す音楽は本質からずれていく。」そうです。
彼の個人的な価値観かもしれませんが、納得できる面もあります。

日本の社会で長時間労働がはびこる一つの理由は、「社員の出世競争で成り立っている会社」が多いからだと思います。
今、就職活動が行われていますが、日本では、新入社員を一括採用して、
「よーい ドン!」で競争させることで、社員のモチベーションをあげて、それを会社の活力にします。
出世に興味のない社員は、存在してもらっては困ります。
いくら実力があっても、マイペースで仕事したい社員に対して、会社は冷遇します。
昇級昇進させないので、いつまでたっても安月給で、ヒラ社員です。
そうなると、社員は、上司の顔色をうかがって、何とか出世させてもらわなくてはなりません。
自分の仕事が終わっても、上司より先に帰るなんてことができなくなります。
それをやると、私のように万年ヒラ社員になるわけです。

仕事の本質は、「社会に貢献すること」だと思うのですが、日本の会社では「出世競争に勝って偉くなること。」になっています。
良い仕事をするよりも、人に勝つことが目標になってしまうのです。
だから、私の上司のように、上の人にはかわいがられたけれど、ちっとも実力がないサラリーマンが量産されるのです。
仕事を短時間で終わらせて、自宅で専門書を読んで勉強する社員よりも、遅くまで会社に残って最後は上司と酒を飲む社員の方が評価が高くなるからです。

どうも外国のビジネスマンって、日本人ほど、出世にはこだわらないようです。
その理由は、日本のような一括採用ではなく、最初から自分の実力に応じた職務に就くからだと思います。
彼らは「就社」ではなく、「就職」します。
たぶん、日本の労働慣行を根本的に変えないと、世界の中で企業の競争力がなくなっていくのは避けられないのでしょう。

真夜中のギター です。


http://www.youtube.com/watch?v=KtEAIOWSqi0

近くにイタリヤ料理の店ができたので、給料も出たし、家族で食べに行きました。
テレビ画面で、映画「ローマの休日」を流していました。
オードリーヘップバーンとグレゴリーペックが、踊るシーンがロマンチックで良かったです。

その映画を見ながら思ったのですが、ダンスって、男女が愛情をこめて踊ればいいわけで、他のカップルと競う必要はないんじゃないでしょうか。

「思考力」という本を読みましたが、その中に、
「競技系のスポーツだとすぐにプロ化して個人がやるものではなく見る者になってしまう。」という文章がありました。
私もそう思います。

競う、ということは自分を周囲の人々との比較対象にすることだから、人生の主人公であることを忘れてしまいそうな気がします。

私の友人は、「スポーツ・ドリンク」に凝っていました。
誰が一番、酒を飲めるか競うのです。
もう10年以上前ですが一部の女子高校生の間で、男子をフェ○チオして、誰が最初に射精させるか、という一種の競技が流行ったことがあります。

競おうと思えば、どんなことでも競えます。
でも、他人を意識すれば、酒もおいしくないし、フェラも楽しくないし、ダンスも愛情がなくなっていくんじゃないでしょうか。

社交ダンスファンから、よく「何か目標が欲しい。」という言葉を聞きます。
たぶん、競技会で優勝したり、インストラクターの資格を得ることをイメージしているようです。
別に目標がなくても楽しく踊ればそれでいいんじゃないかな、と思います。
先週よりも、体が軽く感じれば、あるいは相手が楽しく踊ってくれれば、それでちゃんと向上しているわけで、特に何か目標を持つ必要もないように思うのですが。

日本人はまじめなので、単に趣味を楽しむ、ということが苦手なのかもしれません。
趣味なんて、暇つぶし以上でも以下でもありません。
もっと気楽に踊ればいいんじゃないですかね。

グレン・グールドというピアニストは、「演奏は競技ではない。恋愛です。」と言ってコンクールには出なかったそうです。
私も全く同感です。

もちろん、考え方は人それぞれで、ダンスは競わないと楽しくない、と言うのも間違っていないと思います。

「魅惑のワルツ」です。

http://www.youtube.com/watch?v=lql1aqF8P64