井の中のかわず

私の地域ではダンス教室で習っている男性は、あまりダンスパーティに来ません。
というか、ほとんどの人は公民館などのサークルに所属していて、教室に通う男性はほとんどいません。
だから、私がダンスパーティに参加すると、結構、目立ちます。
一応、お金のかかった踊りですから、公民館ダンスとは少し違います。
(そうじゃないと、高いレッスン料を払う意味がありません。)
はっきり言って、女性にちやほやされます。
気分は悪くないです。
まさに「お山の大将」状態です。
「競技会に出ているのか?」と時々、聞かれますが、当面、出る気はありません。
理由は、競技会に行くと、私より上手な男性がたくさんいるからです。
負けると悔しいし、気分が悪くなります。
こういうのを「井の中のかわず」と言うのでしょうが、それも悪くないかな、と思います。
ダンスを含む芸事は技を追究すればきりがありません。
「ここまで踊れれば十分。」ということはないのです。
それなら適当なところで、自己満足して、気分よく踊った方がいいです。
別にプロになるわけでもないのですから。
というわけで、お山の大将の地位は当分の間、安泰です。
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直立二足歩行

人間が人間になった原点は、「直立二足歩行」とされています。
人の足の裏の面積は体表の200分の一で、立つとそこに全体重がかかります。
実際にはしょっちゅう動いているので、その何十分の一の場所に多大な力がかかることになります。
階段を降りたり、ジャンプから着地する一瞬には、何トンもの重量になります。
普段はなんとも思いませんが、二本足で立って歩くことは、実はたいへんなことです。
私の娘が初めて自分の足で立ったのは、生後10ヶ月くらいでした。
ふらふらしながらも、二本の足で大地をしっかり踏みしめて立ち上がったとき、
親として、とてもうれしかったことを覚えています。
「これでおまえも人間の仲間入りだ。」という気持ちでした。
バレエでもダンスでも、まずはまっすぐに立つことをマスターしなければなりません。
そういう意味では、人間の原点に立ち返ることなのかもしれません。
最近、ダンスが上達する秘訣は、とにかく大地を常にしっかりと踏みしめることだと言うことに気がつきました。
床を足で突き破る感じで踊ると、女性も踊りやすいみたいです。
逆に男性の足元がふらふらすると、女性は踊れません。
きれいに踊るためにはしっかりと二本の足で立つことが必要です。


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先日、地域のダンスの発表会がありました。
ダンス教師会が主催しており、もうすぐ40周年を迎えるという由緒ある大会です。
競技をやらないダンス愛好家が、教師と組んで踊るデモで、日ごろの練習の成果を見せる晴れの舞台です。
私はデモに参加する知り合いから招待券をもらったので、観客席で見ていました。
すると、一人の女性がつかつかと私の方に来られました。
何事かと思っていたら、「デモの間にみんなでジルバを踊る時間があります。良かったら私と踊ってくれませんか?」と言われました。
突然のことで私も驚きましたが、周囲の人もびっくりしたようです。
私はその女性とは顔見知りではありません。
どうして、私に声をかけられたのか、わかりません。
残念ながら、私は途中で抜け出したので、彼女と踊ることはできませんでした。
気の毒なことをしたかな、と反省しています。


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婦人公論で連載されていたものです。
時々、書店で立ち読みしていました。
更年期を終えた、あるいは、迎えた女性がどのように自分の性に向き合っているか、多くの人へのインタビューを通じて詳細に調べられています。
既婚者の場合、50歳を過ぎると夫婦間でのセックスはほとんどなくなるそうです。
それに不満な主婦の多くは婚姻外の性交に走るらしいです。
浮気や不倫をしている熟年女性が多い、という噂は聞いていましたが、実際にそうだとは知りませんでした。
更年期を過ぎて、女性として生きるか、あるいは女性を捨てるか、その選択肢は、本人の意欲に委ねられます。
最近は男性にも更年期があることがわかっています。
高齢化社会を迎えて、男女がどのように生きるべきか、とても参考になりました。
これから更年期を迎える女性、更年期について知りたい男性にはお勧めします。

FCバルセロナのロナウジーニャ選手を特集していました。
ワールドカップの優勝候補、ブラジル代表のエースです。
サッカーの世界で今、一番有力な選手なのだそうです。
昨年の年間所得は33億円で、26億円のベッカムを抜きました。
私はサッカーのことは、さっぱりわかりませんが、彼のプレイは確かに魔術を使っているように見事でした。
ボールが足に吸い付く感じです。
彼の動きをコンピューターで解析していました。
足は前後左右にボールを追っていますが、重心は常に前に動いていました。
この「重心が常に進行方向に動く。」というのはダンスでもとても大切なんだそうです。
だいたい習いはじめの頃は、みんな踊りの途中で動きが止まっています。
自分では動いているつもりでも、重心は止まっている場合が多いです。
スタンダードでもラテンでも同じです。
重心が常に移動していると、踊りに流れができてとても優雅に見えます。
そのためには、脚力と体力が必要です。
ロナウジーニャ選手の体力は尋常じゃなくて、彼と一晩つきあった女性によると、
「驚異の連続八発!」のセックスをこなしたそうです。
さすが世界一のサッカー選手だけあって下半身の強さは抜群みたいです。
それはともかく、サッカーのワールドカップ、楽しみです。


ここ2年ほど、少しずつ株式投資を行ってきましたが、どうも普通のサラリーマンには株式投資は無理かなあ、と思い始めました。
株式市場の開いている平日、9時から15時までは会社で働いているので、株価が大きく動いても、手の打ちようがないのです。
朝、上昇基調にある株に買付注文を入れて、帰ってきたら、大幅に値を下げていた、なんてこともしょっちゅうです。
特に最近の株価の変動は大きくて、一日中、チャートを見ていないと、
チャンスを逃したり、リスクを回避することができなくなるケースが多いです。
常に株価を気にすることは精神衛生上も良くないようです。
また、株で儲けようと思うなら、為替や外国市場の動向も勉強する必要があります。
とてもじゃないですが、仕事をもっているサラリーマンには無理です。
というわけで、いくつかの個人的にこだわりのある企業の株をいくつか残して、株式投資から潔く手を引くことにしました。
代わりに、プロが運用する投資信託もしくは、ヘッジファンドに投資しようと思います。
やっぱり「餅は餅屋」です。
素人が相場に手を出せば、プロたちの食い物にされる可能性が高い、と判断しました。


腎臓の位置が下がると、体内の毒を排出することができずに不健康になるそうです。
アンモニアが体内に溜まり、それが外部に漏洩すると、「疲労臭」という独特の体臭がするらしいです。
体の健康を保つためには腎臓を正しい位置に戻さないといけません。
そのためには、手や足など体の外部にある白い筋肉ではなく、体の内部にあるインナーマッスルという赤い筋肉を鍛える必要があります。
テレビで「ボディコア・エクササイズ」というインナーマッスルを鍛える運動を紹介していましたが、
私が日ごろやっているダンスの筋力トレーニングと同じでした。
具体的には、
①立ち姿勢で腰を前に出す。両側のお尻を内側にしまいこむ感じ。
②ひざを曲げ腰を落とし、そのままキープする。
だそうです。
踊りが上手になる秘訣は、このインナーマッスルを鍛えることではないか、と最近、思っています。
ダンスには筋力が必要と言いますが、外側の筋肉よりは、
姿勢を保つための内部の筋肉のほうが大切のような気がします。
バレリーナなんかも、彼らの手足はそれほど筋骨隆々というわけではありません。
外からは見えない内部の筋肉が発達しているから、あのように優雅な動きができるのでしょう。


社交ダンスをやるようになってわかったことですが、最近の日本人は足腰が急速に弱くなっています。
自動車の普及で、人々が歩かなくなったこと、エレベーターやエスカレーターの普及で階段を上らないようになったことが大きいと思います。
私が使うJRの駅でも、階段がなくなってエスカレーターが設置されました。
身体障害者のために設けられたのでしょうが、これで通勤客の足は一段と弱くなりました。
さらに、足腰の弱体化に拍車をかけたのは、トイレの洋式化です。
和風のトイレでは、しゃがむ必要があり、これがスクワットと同じように足腰を鍛える効果がありました。
洋風トイレでは、単に腰をおろすだけですから、下半身に全く負荷がかかりません。
高校生がすぐに道端や電車の中で座り込むのは、脚力がないからだそうです。
座り込むと言っても、昔のヤンキーの兄ちゃんのように、腰を浮かして座るのではありません。
地べたに座り込む、「ジベタリアン」です。
腰を浮かすことは脚力が必要なので、今の若い人にはきついのです。
最近、町を歩いていると、フラフラと宙を浮くように歩く若者が増えているような気がします。
しっかり足が地面を踏みしめていないのです。
地面を足で押さないと、姿勢は悪くなります。
姿勢が悪くなれば、体調も良くなりません。
これからの日本をしょって立つ若い人には、もっと足腰を鍛錬して欲しいな、と思います。