テーマ:From my desk
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夕暮れ迫るオフィスで思う。
今週、求職のために訪れた多くのアプリカントの殆どが中高年。
それらのアプリカントは、白人も、ラテン系も、日本人も、男性も、女性も・・・・、その8割以上が、40歳をはるかに超えているかに見える人たち。
兎にも角にも、リストラの憂き目に合い、失業している中高年なんだろう。
年金をもらうにはまだ10年~20年以上も早く、かといって、キャリアを極める道からは、もうとっくに外れてしまった年齢層。
一度職を失ってしまうと、この低迷続く長い不況下では、なかなか雇用の道が開かれることのない年齢の人達。
自分もその年齢枠の中の一人だったのだから、身につまされる。
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今日、オフィスを訪れた50歳は超えているだろうと思える日本人女性が、言い訳のように早口でリクルート・カウンセラーに呟いていた。
「この間面接に行って来たんですけれどね。 先方で技能テスト用に用意されていたのがMacで、使い方がまったく分からずに、戸惑ってしまって・・・ いやあ、参りました。 こんなことでは採用されるチャンスはないでしょうねえ・・・」
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こちらでは基本的には年齢による差別防止のために、公的書類でも年齢は非公開。 逆に年齢を聞いた側が罪に問われる場合が多い。
こんな事が当然の世界にいると、日本のテレビ番組で、ニュースでも、ワイドショーでも、バラエティーでも、とにかく出演者のことごとくがネームプレートをつけ、そこに年齢が記載されていることに大きな違和感を覚える。
加えて、人材募集欄に必ず「〇〇歳まで」とはっきり書かれてあるのには、正直驚きを隠せない。
経済大国、技術大国、文化が熟成された国だけに、その部分だけ「社会的未熟さ」をどうしても感じてしまうのだ。 そこだけアンバランスな感が否めない。
なんだかんだと言っても、日本は一般的に年齢による縦割り社会なんだなあ。
よく言えば、長幼の序を重んじる儒教の教えをもとに長年培ってきた習慣性のものなのかもしれないが、年上を敬うことなど、少なくなった今の社会では、年齢差別の対象にしかなり得ない気がするのだが・・・。
いずれにしても、夕暮れと同じようなトワイライト・タイムを迎えた人達が、こうして人材派遣、人材紹介会社の戸を叩かねばならぬご時勢がなんとかならぬものか・・・と思う今日の私だった。
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