ここのところ、あれこれと忙しくてバレエのレッスンを2週間近くサボっていた。
私にとって、2週間のブランクはとても長い。
ダコタにとってハーディングが犬としてのバランスを保つ最高のスポーツなら、バレエは私の精神バランスを起点に戻してくれる最高のもの。

そんなことを久々のレッスンに感じながらクラスを取っていると、ウェストサイドバレエのスタッフが私を呼びに来る。
クラスの最中に呼ばれるなんて、余程のことだ。
何? 何なのよ??
私、何にも悪い事していないわよねえ?
すると、スタッフのケビンが徐に口を開く。
「柔道でオリンピック金メダリストが今、初心者クラスを取っているんだけど、英語が判らないようなので、必要があったら通訳をしてくれないかな。」
「ええ? 日本人で、柔道のオリンピック金メダリスト?」
「とにかく、初心者クラスが終った時点で、会って自己紹介してくれるかな?」
「初心者クラスは7:30に終るでしょ? 私のクラスは、7:00始まりだから、バーレッスンの真っ最中じゃないの・・・」
「先生には断っておくからさ」
・・・
ということで、自己紹介した相手は・・・
なんと・・・・
北京オリンピックの男子柔道100キロ超級で金メダルを取り、色々な問題が取り沙汰され、プロ格闘家に転向した・・・
石井慧選手。

(↑総合格闘技に全く興味のない私は、隣の人が誰だか知りません。)
な、なんでバレエ?

な、なんで、よりによって、私の通うサンタモニカのウェストサイド・バレエ教室??
短い会話で理解したところによると、何でも、これからアメリカに住む予定らしいのだ。
そして、今後の格闘家としての訓練の一つとして、重心を低く保つ柔道の癖を修正するために、このバレエ教室にこれから長期で通うのだそうだ。
バレエのテクニックは、あらゆるスポーツ選手にとってとても良い訓練になると聴いてはいたけれど、まさか、オリンピック金メダリストの石井選手とバレエ教室で、こういう風にお近づきになるとは・・・。
本当に、人生って、何が起こるか判らないから不思議だわねえ。

(↑とびきりの優しい笑顔でパチリ。)
彼は初心者クラス、私は上級者クラスなので、クラスを一緒に取ることはないかもしれないが、一度彼のレッスンを観てみたいと、興味津々。
噂とは違い、思ったよりスリムで、穏やかで優しい笑顔の石井慧選手。
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今日はレッスンの後で、バレエ友達の家でのパーティ。
そこで、何故か「インディアン・レッグ・レスリング」の話題になり、皆で、レッグレスリングなるものを始めた。
聴くところによるとネイティブ・アメリカンが足でレスリングをする遊戯なのだそうだ。
強いて言えば、指相撲を足でやる感じ。

良い歳をした大人が、マルガリータを飲み乍ら、レッグレスリングに興じる。
友人の愛猫のウッディーも呆れ気味。

バレエ友達との楽しい時間も、私の精神バランスを中心に保ってくれる大切なものの一つ。
しかし、不思議と今日は、レスリングな一日だったなあ。


