1995年はその前年の猛暑の影響からスギ花粉の量が例年の何倍にものぼると言われ、実際に大量の花粉が飛散しました。その年は花粉症が多いだろうと、製薬会社はアレルギー薬を5-10倍作りました。しかし、実際には花粉症の人は少なく、例年の十分の一も薬が売れなかったのです。
これはどういうことでしょうか。
花粉症のタレントでもテレビの本番中はその症状がピタッと止まってしまい、放送が終わるとまた症状がでるというようなことがあります。本番中は緊張してアドレナリンがどんどん分泌されているので、症状が止まっているといわれています。 1995年と言えば、阪神大震災と地下鉄サリン事件がありました。テレビをみながら日本人の多くが緊張したのです。その緊張が多くの人の花粉症をとめたのです。(ここまでの資料 奥村康「健康常識はウソだらけ」WAC)
それほど精神というのは微妙なものだということがわかります。
花粉症についてもうひとついうべきことがあります。
日光や秋田はスギが多いのにきこりの人は花粉症になりません。なぜなのでしょうか。
それは排気ガスが少ないからです。花粉と排気ガスに含まれる窒素酸化物などが混ざることによって花粉に対する抗体ができやすくなると考えられています。
ちょっとムッとするのは、タバコばかりを責めて(たばこは分煙制度がいいと思うし、人に匂いや煙たさをあたえるのはよくないと思います)、排気ガスには何の拒否反応もないことです。
交感神経と副交感神経のバランスで自律神経は働いていますが、白血球の数値からもわかるように、6対4ぐらいで、元気な交感神経による緊張も必要なのです。はつらつとさせるのが交感神経ですから。
BBTインターナショナル 全国美容健康協会 代表榎本先生 5月21日掲載分










