先日、インドネシアの軍人と話す機会があった。
軍人の1人は弊社のスタッフの従兄弟で、
彼の部隊はパプアニューギニアとの国境近くの任務についている。
※ブタの首を持った写真があるが、彼らからすれば生きたブタの首を切り落とすことくらい、
どうってことないことである。
パプアニューギニアというのは、平和ボケした日本人だけでなく、
インドネシア人からも「あそこは危ない」と言われている地域である。
ちなみに、世界の危険地帯を5つ挙げると、
ソマリア、アフガニスタン、イラク、パキスタン、パプアニューギニア。
どのくらい危険かというと、、、
・赤信号で止まってはいけない。強盗に遭うから。
・お店のレジ打ちの人は、襲われないよう檻の中にいる。
・旅行者は単独での外出は禁止。
・まもとな建物の窓は、強盗対策のため鉄格子。
パプアニューギニアには、危険な集団がいくつもある。
有名なのは「ラスカル」という武装強盗集団。
車を襲撃したり、住居に押し入って強盗をしたり、する。
これはまだ、想像できる範囲だが、
中央部にはジャングルがあり、密林の奥地では多数の原始的な部族が暮らしている。
その中には、ヤバい部族が多数存在する。
「黒魔術」「魔女狩り」での殺人が多数起きていて、人食いの習慣も存在する。
あまりに事件が多いから、メディアなどでも取り上げられている。
さて、、ニューギニア島での任務につく彼らの仕事は、当然危険だ。
彼が受け持つエリアでも、強盗、テロリストが多く、鉄砲で打ち合いは、
日常的なことらしい。
彼は、軍隊は公務員だから将来の保証があり、人気のある職業だから
ワイロまで払って軍人になったが、かなり後悔していた。
「いつも殺し合いで精神的におかしくなる。
でも、つぶしが利かないので、他の仕事に就けない。
戦闘に怖がらないようにするために薬を注射するが、
たぶん覚せい剤だろう。
身体がボロボロになるのは分かっているが、
薬がないと恐怖に耐えられない」 と。
僕は数年前、マニラ(フィリピン)で、撃ち合いの現場に居合わせたことがある。
その時、心底思ったのは、
お金を失うのならいいが、 命はヤバい、と。
銃での打ち合いなんて、現実に起きるなんて思わなかった。
どんなことでも、可能性がゼロなんてことはない。
それ以来僕は、治安の良い国にしか投資しないことにしたが、
投資も様々な可能性を考えるようにしている。
だからこその分散投資なのだ。
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