マイクロ・ボトックスが増えている。
いずれも32G~33Gという微小な針を使っての注入なので針跡が目立たない。
手術とは違って、
患者さんの3D映像を脳のなかで描きながらの作業
ここは膨れているから少し落とそう。
ここの凹みはなだらかなカーブに合わせて上げよう。
この溝(しわ)はない方がいい。
ここの縮緬じわは一部を上げるのではなく滑らかにしよう。
この部分は若いときはもっと隆起している。
そして2~3日後の変化、
3~6~9~12~24ヶ月後の変化を考えながらの作業。
3次元に加えて時間を考慮して行なうから、
4D彫刻家の気分です。

正確に言うと彫刻家よりも塑像家なのかもしれない。
「阿修羅」をつくっている気分になって、
心は天平時代へと飛んでしまいそうになる。


