では、冷えを治すために

考えていきましょう。

まずは、食事から。


その前に、

冷え症・低体温の方に多いこと・

治してほしいこと

まず書こうと思います。


冷え症・低体温の方に多いのは、


●少食の人

●欠食する人

●ストレスがある人

●睡眠不足

●無理なダイエット(置き換えダイエットなど)をしている。

●野菜不足

●炭水化物抜き


これは、男性にも言えます。


まずここを治さないと

次の話を書けません。


栄養の偏りは、

代謝の低下を招きます。


食事抜きを繰り返したり、

夕食をビールだけにしたり、

野菜しか食べない…という人も

冷え症&低体温が多いです。


これは、

「エネルギーを作り出す代謝」

・・・エネルギー不足です。


3大栄養素のバランスでいうと

PFCバランスというものがあります。


タンパク質

脂質

炭水化物


カロリーは減らしても

バランスが悪くなると冷えます。


炭水化物抜きダイエットも

流行っていますが、

その炭水化物ダイエットをしている人に

冷え症で悩んでいる人は多いです。


炭水化物というと

穀類(ご飯・パン・麺)・砂糖・

イモ類・豆類・果物・

糖質の多い野菜などですが、

冷え症の多い人は、

パンをよく食べる傾向があります。


しかも菓子パン


そして、ソフトドリンクやお菓子類は、

よく食べているようです。


ご飯を抜いても、

甘いものはしっかり食べてます


甘いもの(白砂糖)は体を冷やします。


ご自分の食生活を振り返ってみてください。


どうしても、

甘いものが食べたいと

ストレスになる場合は、

脂肪が少ない和菓子を選ぶようにしましょう。


炭水化物抜きをすることに反対な理由は、

「糖質」は、

体温の維持に必要な栄養素だからです。

他にも、

脳や神経系・

筋肉運動のエネルギー源として

不可欠な栄養素です。


特に「脳」は、

糖質(ブドウ糖)のみを

エネルギー源とするために

不足すると体の中の機能が低下します。

老化します。


おすすめは、

黒い色・濃い色・暖色の食材です。

体を温める性質があります。


穀類・豆類の中では、

玄米・黒豆・小豆などが

「陽性」の代表です。

納豆は発酵という過程を経て

陽性となります。


パンでは、

色の黒いパンがおすすめです。

ライ麦や雑穀を使ったパン

さらに木の実が入っていたり、

ドライフルーツ小豆など。


おむすびなら、

赤飯(もち米も小豆も陽性)

あとは、玄米はもちろん、

白米なら

辛味成分(キムチなど)

かつおぶしなど

陽性の強い食材を入れるといいですよ。


麺類では

うどんよりソバの方が

おすすめです。

うどんを食べるなら、

体を温める

生姜・ネギをたっぷり入れてください。


それから・・・

私は朝フルーツをおすすめしていますが、

果物は体を冷やします

特に南国のものは・・・。

また後日書きますが、

「白湯」を飲んでから食べるとか、

の工夫は必要です。


また少食や低体温のひどい方は、

朝フルーツだけ・・・は

おすすめはできません


今流行りのグリーンスムージー

体を冷やすのでご注意ください。


常温より冷えているものを

食べたり飲んだりすると

体を冷やします。


冷え症を改善したいなら

温かいものを食べることが、

体を冷やさないコツです。



冷たいものは、

体の中に入った瞬間に

交感神経のスイッチを入れて、

末梢を縮めます。

温かいものは、

逆に副交感神経のスイッチを入れて

末梢を緩めます。


冷たいものばかり食べていたら、

いつまでたっても

体は温まりません。


上記にも少し書きましたが、

薬膳(東洋医学の食事療法)には、

食材を「陽」「陰」の性質をもち、

体を温め

体を冷やす

という考え方があります。


陽のものは、

産地が北方で冬が旬のもの、

色が濃いものという特徴


陰のものは、

産地が南方で、夏が旬。

色も味も薄いという特徴

があります。


だからといって、

陽のものばかりを摂ると

栄養が偏るので、

陰のものを摂りながら

バランスよく摂るのがいいのですが。


私は砂糖は、

「きび砂糖」(沖縄・奄美諸島産)

「甜菜糖」(北海道産)

と分けてます。


野菜も温野菜が増えますし、

冬の野菜(旬の食材)は多く使います。


野菜で言えば、

根菜類やイモ類など、

土の中で育ったものはとくに

体を温めますよ。

もちろん冬の旬野菜なども。


そういえば昔詳しく書いたなあ~。

冬の野菜についてはこちらをご参考に。


少食・欠食の人に

低体温が多いのは、

体は、栄養不足=飢餓状態と判断すると

非常時に備えて脂肪を蓄えようとします


さらにタンパク質の摂取が不足すると

肝臓が中性脂肪を保持します。

そうすると、脂肪肝になります。

肝機能が低下、代謝が落ちて、

脂肪が蓄積します。


痩せてても、太ってても同じです。

お腹が冷たい人、注意です!!


私の職場は、

体温を毎日測って記入するんですが、

筋肉が多いはずの男性、

体温低いんですよ。

食べないんです。

(間で味見はしますが)

太るからといって、食べない。

でも太ってる・・・そして風邪をすぐひきます。


注意しても聞きません~。

お腹も冷たそうです。


太ってて汗をよくかく人も、

お腹の冷たい人は多いですよ。

くどいようですが、ご注意!!


そして「睡眠不足」

ホルモンのバランスが崩れます

睡眠不足では、

満腹感を感じるホルモン「レプチン」の

分泌が減少して、

食欲を増進するホルモン「グレリン」が

増えるので、


食欲が増す

   ダウン

甘いものを食べる

   ダウン

体を冷やす

のサイクルに。


そして「野菜不足」

ジュースで摂っているから大丈夫

とい人もいますが・・・、

野菜ジュースには「酵素」がありません。

加熱されているからです。


酵素は私たちの生命活動を支えるのに

大切なものです。

現在3000種類以上ありますが、

平熱(37℃弱)の体温で正常に動くように

なっています。


36℃以下では、

酵素はうまく機能することはできません


胃腸の消化能力が落ちたり、

ホルモンが適切に作られなくなったり・・・

便秘になったり・・・


野菜には、食物繊維があり、

ごはんなどの糖質摂取の

急上昇を防いだり、

腸を刺激して活性化・便秘予防・

腸内環境をよくしたり、

体脂肪撃退・代謝をあげたり・

筋肉の合成・アンチエイジング・

免疫力アップなどをサポートしてくれます。


そして、

3大栄養素のタンパク質は、

体を作る素で、

不足すると体の維持が困難に・・・


脂質は、

エネルギー源の他、

細胞膜や血液・ホルモンの材料になるので、

これも大事。


ダイエット・・・を重きをおいて、

カロリーしかみえず、

カロリーだけ考えた食生活を送ると、

冷え症・低体温はもちろん、

そのあとに、健康を害する怖い病気にかかる

可能性がありますよ。


まずは、上記に書いてあることが

自分に当てはまるかどうか、

自覚することが大事です。

「自分で気づくひらめき電球ことが大事です。


全身の血の巡りをよくして、

新陳代謝をあげること・・は

誰にとってもいいことです。


冷え症に限らず、風邪の予防や

女性特有の諸症状の改善にもつながりますし、

その先の病気の予防にもなりますよ。


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