馬の学校☆東関東馬事専門学院の生徒ブログ☆BAJIGAKU/馬事学院

馬の学校を比較すると、東関東馬事専門学院(バジガク)アニマルベジテイション、国際馬事学校、インターアクションホースマンスクール、日高優駿学園など、多数の馬の学校がありますが、ここでは東関東馬事専門学院(バジガク生徒たち)のブログを紹介しています。


テーマ:


福島のアカマちゃんから
福岡のてっちゃ
バトンが渡りましたので今週はてっちゃん
ブログを書かせていただきます!!

週末のジュニアのお世話を笑顔で行う男が
鉄ちゃんこと僕、てっぺいです



先週のブログの最後にあったように
僕の担当馬に嬉しいことが多くあった
ので、
紹介していきたいと思います!!!


今の季節学校では複数頭の担当馬を受け持ちます
その中に、その中には最近、感激をくれた二頭がいます!

バジガクレッセント


コロナプリンセス

です!!!!!!

学校にも、競馬場にも沢山の馬たちがいますが
僕の担当馬のこの2頭は
僕に貴重な経験をさせてくれました。

実は、この2頭
去年の夏は命の危機を迎えていたんです。



まず、クレッセントは、東関東馬事で馴致され
「バジガクレッセント」として競走馬デビューを目指していました。

そんな彼女ですが、能力試験を
無事合格後、調教中の運動で前肢を跛行




療養のため学校に帰ってきました。

肢の腫れや熱も引かず、跛行も回復が見られないので
獣医さんにレントゲンを取ってもらうと

レントゲン画像には複数の線が・・・・・
骨折です!!


しかも管骨の骨折と、
種子骨骨折を複数に骨折して
手術も難しい・・・・・・
これは治らないのか・・・・

競走馬として生き残るどころか、
馬としての未来が危ぶまれるという
深刻な状況でした。



一方現役競走馬として
入厩してきた、コロちゃんは・・・・・

事故で後肢の管(肢巻きを巻く部分)を
大きく切り割いてしまい
深い、大きな傷を負いました。

もちろん痛みや腫れの為、放牧はもちろん
歩くこともままならない大けがでした。


そのころの傷の画像もあるのですが
本当にグロいので掲載はやめておきましょう。
(゚_゚i)

コロナも競走馬として、また馬として学校に
生き残ることができないかも・・・・・

2頭とも肢に深刻な怪我を負っていたのです。






そして、そんな深刻な状況を抱える馬、2頭と
僕は、担当者として向き合うことになりました。


なぜ、肢の怪我が馬にとって深刻なのか?
それは、徐々に説明しますね。
2頭は馬房でのみの生活となり、歩くこともできません。

怪我部分のケアーも大変でしたが
何よりも僕たちが怖かったのは体調の変化です。
そして、怪我をしていない他の肢への影響です。



「大きな体を持つ馬にとっては
肢を1本怪我するということは」

命にかかわる病気へとつながりやすいのです。

脚を怪我してしまうと歩く・走るなどの運動ができません。
痛い肢がつけないことで、他の肢で支えようとします。

そうすることで怪我をしていない肢にまで
蹄葉炎(蹄内の血行不良や炎症による壊死)など蹄の重い
病気を誘発してしまうこともあります。

体の重い馬たちは更に立つことが辛くなると
寝る体勢をとらざるを得なくなります。
☟※立てずに寝てしまう体はこんな感じです

(注意:ユウシ「安心してください!ぼくは疝痛ではないよ~」)
大きな体を障害のある体での寝起きや寝続けるには
大きなリスクが常に付きまといます。



また歩く事ができない馬は代謝も落ち免疫も落ちる
そして、何よりも怖いのは
内臓、腸の動きが
弱ることです!!


腸の動きが弱ると馬は便秘を起こしやすくなります。
疝痛と言う症状になってしまいます。
「疝痛」と言う病気は、人間で言うと
腹痛と一緒なのですが

馬にとっては、
ただの腹痛も命に係わる病気です




なぜならば、

●草食動物なので腸が長く絡まりやすくて
また、食べるものは繊維質で固まりやすい
また腸のは細い部分があるので詰まりやすい。

●馬は痛みなどのストレスに弱いので、
ショックを受けやすい。

●体が大きいため、手術を行うには
設備の整った特別な施設が必要なため
簡単に手術することができない。

などの理由により疝痛は
馬の主な死因の1.2を争う病気です。
実際2頭も、疝痛を起こして苦しむ日々がありました。
痛がる馬を見て、僕たちも心痛む日々が続きました。


獣医さんにも酷い時は、連日きていただいて
処置をお願いすることもありました。


怪我での痛みで苦しむだけでなく、
腹痛や胃痛の痛みにまで
苦しみもがかなければならないのか・・・・・
もしかしたら次は・・・
蹄葉炎になって他の肢にも痛みが・・・・・

その様子は、競馬をテレビで見ていた世界で思っていた
「骨折で安楽死は邪道」という考えが
僕の中で少し変化する経験でもありました。
なので僕はこの時、馬にとって肢は命なんだと、
馬を扱って初めて強く実感させられました。


それでもやっぱり実際に
先生や獣医さんが馬の為に
安楽死の必要性も考えられていた時でも

  入学から初めて担当した競走馬でもあり

山梨合宿の思い出もある馬でもあるので

僕にとっては、彼女たちは
そこにいるのが当たり前のような存在であり
世話をし続け、復活を信じるしかありませんでした。



その後、獣医さんの適切で丁寧な処置と、
日々のケアーでとりあえずの疝痛症状や
患部の痛みが弱まり
馬のストレスの回復が見られたので

コロナもクレッセントも
彼女たちの「生きようとする力」を
信じて学校で長期治療をすることになったんです。

ここからは、専門生みんなでの協力体制での
長~い治療の始まりでした。


それはそれは大きな傷で
骨が見える位深かったコロナの傷も


毎日、毎日洗って消毒して・・・・・・
包帯を変えての日々

痛くて上にあげられなかった肢のリハビリ・・・・・
クレッセントは、日々のボロ(排便)の状況を観察して
餌を調節したり、腹をマッサージしたり・・・・・
巻いてもらったギブスの傷とも戦い・・・・
本当~に、地道。
でも気が抜けない日々でした。




もちろん、僕が研修などで不在の時は
別の子が担当についてくれて夜飼い時には、
担当じゃない子も面倒を見てくれていました。
 

特に横ちゃんはもう一人のコロナの担当者です!



2頭は僕一人だけの担当馬ではなく
専門生の仲間たち、
みんなが、2頭見守り、
ケアーを続けてきてくれました。

 

そのおかげと2頭自身の頑張りもあって
彼女たちの2頭の回復は目覚ましくて


今の彼女たちは・・・・・・

 
コロナ「人を乗せて、リハビリがんばってるよ~」
 

コロナは年末から乗り運動を再開し、
今では馬場走りまわっています。
あんなに像の肢のように腫れ上がっていた肢も
傷跡は残りますが他の子と同じ細さになりました。

これは去年11月の画像かな

今はもっともっと回復中!



そして誰よりも心配されていたクレッセントは
昨年の年末から
ウォーキングマシーンでの常歩
運動を再開し、今月から調馬索運動の開始となりました。

そして、とうとう先日!!!


背中に鞍を乗せ、人を乗るまでに復活しました!
常歩や速歩などの乗り運動を始めてます。



2頭とも本当に!


元気になってくれて良かったです!!

そんでもって先日ついに僕も、
コロナプリンセスの背中にまたがって
常歩をやらせていただきました!
乗れたときはとても感動しました‼
о(ж>▽<)y ☆



しかし感動しつつも、今度はしっかりと乗る
自分の騎乗技術をもっと身につけなければ!!
という思いにかられました。
(@Д@;

だから日々練習馬で訓練に励んでいます
☟※馬はギルドです


これから先、再び競走馬として復活を目指すコロナ
僕はそんなコロナ運動に
しっかりと乗れるような騎乗技術を
一日も早くつけれるように頑張りたいと思います。



クレッセントは競走馬としては、完治しても
デビューすることはできませんでしたが

第2の人生を乗馬馬として生きていきます。


元気になって、後輩や僕たちの練習に
付き合ってもらえるように頑張ってほしいですね。
もちろん僕も、しっかりと2頭に活躍してもらえるように
クレッセント、コロナを
サポートしていきたいと思っています!!


さて、といった感じで

私のブログは終わりとさせていただきます。

何かブログにしては堅苦しい感じが多少しますが
こういうブログも時にはあってもいいじゃないの
と自分では勝手におもっています(笑)

次にブログ書いてくれる人が
面白い事を書いてくれるであろう
と思っています!!!
ハードルをじゃんじゃんあげております(笑)


最後までご覧頂きありがとうございました!!

次回は!ミルミルを指名します♪
一月に1回目書いたのに
なぜ?早くない?って思ってるでしょ!



なぜならば、ならば~!!

最近、馬乗り楽し~♬
って思ってるでしょ!
なんか変わったきっかけあったんじゃない?

ちょっと、ミルさんの話
聞いてみたいわ~

ということで
次回のブログは
2月17日(水)ミルです!

 



 

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