ぽっぽっぽ。鳩ぽっぽ~♪ | エジプトに暮らして

エジプトに暮らして

いつの間にやら、エジプトでの国際結婚生活9年目。元添乗員ながら観光地案内はほとんどなし。友人への近況報告がてら、日々の事を綴っていきます。私の目線でのエジプトをどうぞ、これもエジプト。

気がついたら夏バテ気味。アイスクリームやジュースばかりに手が伸びる。こんな時には元気の出る物を食べに行かないと!(ご飯作る気おきないしぃ)と、行って来ました、鳩料理専門店「FARAHAT」友達が来た時に連れて行く定番店で、いつも評判が良い。あちこち食べて我が家の御用達に決定したお店。


エジプトのツアーでも必ず出てくるこの鳩料理。お客さんの反応は大体こんな感じ。「なんか公園の鳩を思い出して・・・」「美味しいけど小さくて食べるところがない」「思ったより特徴がないねえ」確かに、ツアーで出される鳩料理はイマイチ。だって冷凍を使ってたり炭火じゃなくてオーブンで大量に焼いていたりしているから。何故かというと・・・・理由は簡単、ツアー料金が安すぎるから。


エジプトツアーにも昨今の価格競争の波が押し寄せてきている。今まで飛行機で飛んでいた場所をバスで何時間もかけて移動したり、ホテルは果てしなく町から遠い場所、食事もびっくり内容に落ち果てていく・・・。それに伴い増える添乗員やガイドの仕事、拘束時間。航空運賃や入場料金が値上がりしているのに、価格を下げようとするから、しわ寄せは人件費や食費、ホテル代にきっちり反映する。それなのに聞こえてくるのは「エジプトの料理は美味しくない」「ホテルが町から遠すぎる」むき~~っプンプン


現役を退いた今、声を大にして言いたい。「食事やホテルに文句をつけるこだわる方はお金だして高いツアーで来て下さ~い」「美味しいご飯もナイル川の見える5つ星ホテルも山ほどあります~~」はぁ~すっきりした。そしてすっかり話がずれてしまった。


席につくと勝手に運ばれるのがこの鳩スープ。
レモンをたっぷり絞って食欲増進。こくがあります。
サラダ・ピクルス・タヒーナというゴマペースト・ナスのペースト
これも勝手に運ばれてくる。ここはそれぞれ有料なので断る事も可能。


これが私のお気に入りの鳩の炭火焼
ハマームマシュウィの二人分。
地鶏とチキンの間のような歯ごたえ。
秘伝の(多分・・)タレにつけて焼いていて香ばしい。
香辛料の味はしないので誰にでも食べ易いはず。
ツアーではこの開きタイプが出てくる事が多い。



これは旦那お気に入りのハマームマハシ
こんがり焼けてやってきました。ころんとしてるでしょ。
さあ、手で食べるよ~(注:鳩は手で食べましょう)


割ってみました。ご飯には香辛料が効いたご飯たがたっぷり。
開きの方より食べ応えアリ。ご飯に味がついているので
肉のほうはシンプルな味付け。皮はパリパリ、中はもちもち。


鳩は小さいので二人だったら、合計三品がちょうどいいかな。これにアエーシという丸いパンがついてくる。気になるお値段はご飯詰めの方が19ポンド(約380円)開きの方が17ポンド(約340円)色々入れても二人で1500円くらいでOK。初めてエジプト食の値段を書いてみたけど、物価から考えるとかなり割高な外食も、ここは庶民派食堂なのでお手ごろ価格。そういえば前述のチョコクレープの方が鳩より高い。まあ日本マネーをもってすればコーヒー代程度だろうけど。旅行者の方は、有名観光スークのハンハリーリ近くにも支店があるので(支店っていうより外に椅子が並べてある青空食堂?)そちらが行きやすいかな。英語メニューもあり。というわけで、エジプト料理は専門店でどうぞ~。

FARAHAT

EL Nile El Abyad St.
Lebnan Squre
Mohandessin


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