Wed, February 28, 2007

オランダに挑む日本人監督

テーマ:コラム

今回は私のお勧めのコラムの紹介だ.

サッカーの監督に興味がある方や,日本サッカー界の小さな成長を見つけたい方などには,是非読んでもらいたい.

「オランダに挑む日本人監督」

オランダ人の子供達に囲まれながら、林雅人は勢い良くトロフィーを掲げた。

「3位決定戦で負けたのは残念ですけど、トロフィーの大きさは同じだから良しとしましょう!」

2月中旬、ドイツのドルトムント近郊でU11の室内サッカー大会が開催された。

ドルトムント、シャルケ、ヘルタ・ベルリン、ハンブルガーSVといったドイツの名門クラブだけでなく、オランダからフィテッセ、ユトレヒトなど計24クラブが参加した。

GKを含めて5人対5人でプレーする、ミニサッカー大会である。

その会場に、ひとりの日本人監督の姿があった。

林雅人、29歳。日体大を卒業した後、オランダに渡り、オランダサッカー協会の監督講習に通い続け、ついに昨年夏、1級免許を取得した人物だ。

講習に通う傍らフィテッセのU19でコーチとして働き、その仕事ぶりが評価されて、今季U11の監督に抜擢された。日本人がオランダのプロクラブで監督になるのは初めてのことだ。

「自分がU19のコーチをしているとき、ユースから6人がプロに昇格したんですよ。そのうち4人が、1軍のレギュラーになった。コーチが優秀だったということですかね(笑)」

今、林のU11のチームには、オランダ中が注目するタレントがいる。

ドレッドヘアをなびかせて、まるでダンスをするかのように相手の間をすり抜ける天才ドリブラー。

その少年の名前はイサ・カロン。

インテルやASモナコで活躍したモハメド・カロンのいとこだ。

「このままいったら、イサは間違いなくオランダを代表する選手になる。すでにフェイエノールトが獲得に動いているのが嫌なんですが(笑)。彼は気分屋だから、常に声をかけるようにしています」

イサと廊下ですれ違うと、「ゲンキ!」と日本語で挨拶してきた。

林に習ったのだという。

「こっちがオランダ語で挨拶してるんだから、向こうも日本語で答えるのが礼儀でしょう」というのが林の主張。

いずれイサはフィテッセから羽ばたく日が来るだろうが、日本人から指導を受けたことは一生忘れないはずだ。

林が評価されているのは、育成の能力だけではない。

先日、林は1軍のアデモス監督からの依頼で、ローダ戦のスカウティングを担当することになった。

林はローダの試合に足を運び、分析結果を監督の前で発表した。

すると、アデモス監督は嬉しそうにこう言ったという。

「素晴らしい分析だ!10点満点のうち、8点をあげよう。これからは1軍の戦術会議に自由に出席してくれ」

戦術好きのオランダ人を、日本人がうならせる──。

林にとって、これほど痛快な瞬間はなかっただろう。

ドルトムント近郊の大会で、林率いるフィテッセU11は1次リーグを突破し、2次リーグでは2位になって3位決定戦にまわった。

残念ながらビーレフェルトにPK戦で敗れたが、ドルトムントやニュルンベルクを蹴散らして4位になったことは、子供たちにとっても、監督にとっても大きな自信になったはずだ。

「今日は、ホントいい経験をしました。今はまだオランダに残っていろんなことを吸収するつもりですが、いつか日本のクラブで働きたい。育成をレベルアップさせることで、日本のサッカーは変わると思うから」

日本人がオランダのサッカーを学び、オランダの指導者界でもまれている。

オランダ流でも、日本流でもない、新たなスタイルが生み出されることを期待したい。

 
林雅人

 参考文献 Number  著=木崎伸也

 

優れた指導者がいないところには,優れた選手は育ちにくい事は間違いない.

また,今回取り上げられた林雅人さん以外にも世界で一流監督を目指す日本人はたくさん存在している.

そんな方達が,将来の日本サッカーの担い手になる事を期待したい.

 
blog ranking

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
Tue, February 27, 2007

セリエA 25節

テーマ:football

セリエA 25節.

インテルは森本のいるカターニャと,中立地であるチェゼーナで対戦.

 インテル 5-2 カターニャ

得点者はサムエルソラーリグロッソイブラヒモビッチクルス

ディフェンスの選手もオフェンスの選手もみな入れての快勝はインテルの今年の調子のよさを表すものだと思う.

以前のインテルはFW陣に豪華メンバーをそろえながらも,安定感にかけ,爆発力だけのイメージがあった.

それに対して,今シーズンはシーズン序盤戦からイブラヒモビッチとクレスポの新加入2人がコンスタントに結果を残している.

そこにアドリアーノの復活が重なるから,インテリスタは笑いが止まらない.

そしてインテルには最高の控えであるクルスもいる.

彼の活躍に今シーズンも幾度となく助けられた.

そう,たとえば,Man of the matchをとったこの試合のように.

また,今シーズンのインテルの大きな特徴がディフェンスの選手の得点だ.

マテラッツィを初めとし,ブルディッソ,サムエル,グロッソとこのあたりのDFが大事な場面で点をとる.

勢いに乗ればインテルの爆発力はとまらない.

本職のディフェンスでもリーグきっての壁を築き上げている点も賞賛に値するだろう.

しかしながら,この試合の2失点の原因はコルドバのミスだ.

5点もとると目立たなくもなるが,安定したパフォーマンスを見せていてくれただけに少々残念だ.

それより何より今シーズンの快進撃を支えているのは,ヴィエラ,カンビアッソ,フィーゴ,スタンコビッチ,ダクール,サネッティ,ソラーリで形成される黄金の中だろう.

ここが幾度となくチャンスを演出し,最高のフィルター役をこなしている.

そんな中盤のヴィエラとカンビアッソが怪我,ダクールが出場停止となり,ファンを心配にさせた山場をなんなく乗り切った今年のインテルはやはり強い.

これでまた記録更新のリーグ戦17連勝である.

この勢いをとめられるチームが見当たらないのが,今シーズンのセリエAのもの足りないところだ.

しかしここまで連勝を続けると,夢の大台勝ち点100も現実味を帯びてきた.

世界中のインテリスタがそれぞれの夢を今年のインテルには抱いているだろう.

それだけ期待できるチームなのだから….

その他の結果は以下の通り.

アスコリ 0-0 リヴォルノ

エンポリ 0-2 フィオレンティーナ

カリアリ 0-2 ラツィオ・ローマ

パルマ 3-3 ウディネーゼ

ローマ 3-0 レッジーナ

ミラン 1-0 サンプドリア

シエナ 1-0 メッシーナ



blog ranking

AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
Sun, February 25, 2007

チームを支える下部組織の存在

テーマ:football

ゼロックス・スーパーカップ.

浦和を応援している身として,この話題に触れないわけにはいかない.

 

浦和 0-4 G大阪

 

結果として4失点の完封負け.

浦和自慢の攻撃陣は完全にシャットアウトされ,自慢の守備陣は崩壊した.

その試合内容も結果が示すとおり,終始ガンバペースで試合終了のホイッスルを聞くことになったのだから,昨年の浦和からしてみれば考えられなかった.

たしかにけが人は多かった.

昨季JリーグMVPの闘莉王に加え,代表クラスにまで成長した長谷部や相馬といった豪華メンバーがベンチ入りもせずスタンドから応援していた.

それでも内容はひど過ぎたように感じられた.

浦和サポーターからのブーイングの理由は,誰の目にも明らかで,選手たちもサポーターに何も言い返せないのが悔しかっただろう.

対照的にガンバは非常にいい戦いができていたと思う.

試合を見ている限り,ほぼ全員のコンディションがよかった.

浦和ディフェンスがクリアしたボールのほとんどをガンバが拾っていた印象を誰もが受けたことだろう.

攻め続ける事で,浦和に攻撃をさせなかった.

多くの攻撃はシュートで終わる事ができていたし,その運動量は浦和を凌駕していた.

そして今年もマグノアウベスの存在感は健在だ.

昨日はスーパーカップ初のハットトリックを記録した.

昨シーズンのようなスーパーゴールはなかったにせよ,こぼれ球を押し込める選手は嗅覚があると言われる.

一人で崩して一人でゴールを陥れるマグノアウベスが,昨日のようなゴールを積み重ねれば,もしかするとシーズン30ゴールを記録するかもしれない.

それが期待できる選手だということは多くのファンがご存知だと思う.

ユース上がりのSB安田理大も,大胆な攻め上がり,初先発とは思えない活躍を見せ,シーズン開幕のレギュラーをぐっと引き寄せた.

私にはガンバユースは非常によい選手を輩出する印象がある.

昨日活躍した安田や,日本期待の若手家長,オシムジャパン入りも果たした二川,ザルツブルグ入りを決めた宮本,ガラタサライで不動のレギュラーとして活躍する稲本もガンバユース出身だったと記憶している.

高校サッカーや,他チームからの補強を主にするチームが多い中,ガンバを支えているのは下部組織なのかもしれない.

このことは世界を沸かせるF.C.バルセロナにも言えることだ.

多くのチームの模範となるようなすばらしい下部組織をもつガンバに対し,見習うべきところが多いのが,昨季王者の浦和なのかもしれない….

下部組織の充実がJリーグの課題の一つだろう.

そういった意味では,小さいタイトルとはいえ,スーパーカップを浦和ではなくガンバが掲げた事は日本サッカー界にとってよかったのかもしれない.

個人の意見としては残念ではあるが.

 

 

そして,Jのどのチームもほしがったであろう阿部の活躍が見る事ができなかったのが一番残念だった.

 
blog ranking

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
Fri, February 23, 2007

天をも味方につけた勝負強さ

テーマ:football

UEFAチャンピオンズリーグ.

そのシーズンのクラブ世界一をきめる大会といっても過言ではないこの大会の決勝トーナメントの火蓋が切っておとされた.

 

インテル 2-2 バレンシア

セリエAを独走するインテルと,リーガで調子を上げてきているバレンシアと言うbest16きっての好カードとなった.

我らがインテルは,ここ数年はチャンピオンズリーグでの対戦は恒例となったバレンシアとの対戦だったが,2失点を喫しての引き分けで試合を終えた.

結果から見ると第二戦をホームで戦える上に,アウェーゴールを2点も奪った形となったバレンシアが有利になった事はまちがいないだろう.

試合内容はマテラッツィの「運がなかった」の一言に尽きる.

前半はインテルが圧倒的にゲームを支配し,バレンシアに付け入る隙をあたえない.

まさに「攻撃は最大の防御」の状態であった.

特に中盤の4人の構成はすばらしく,それに加えサイドバックの積極的な攻撃参加でバレンシアを圧倒していた.

それでもイブラヒモビッチのシュートがポストをたたくなど,前半は内容のわりには,1点どまりで折り返すこととなった.

後半にはいると,インテルの運動量が落ちた事もあり,バレンシアが息を吹き返してくる.

それでもインテルの守備陣は集中力をかくことはなかったが,ビジャのスーパーゴールによりバレンシアは同点に追いつくことに成功した.

その後見事なパスワークからマイコンの1点を加えリードを奪ったインテルだが,天はバレンシアに味方をしているようだった.

後半終了間際,CKからのこぼれ球をバレンシアのシウバがスーパーボレー.

ボールは美しい軌道を描きインテルゴールに吸い込まれた.

試合を圧倒したのはインテルだったが,いい結果を得られたのはバレンシアであったことはたしかであり,バレンシアはここ一番での勝負強さをアウェーの地で見せ付けた.

それでも試合を支配されたインテルを相手に第二戦をホームでどう戦うかが鍵となりそうだ.

対するインテルも引き分けでは厳しくなった今,第二戦は勝利しかないと言っていいだろう.

第二戦が行われるバレンシアの地で,より魅力的な試合が展開されることが期待できそうだ.

 
blog ranking

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
Fri, February 23, 2007

更新再開のお知らせ

テーマ:その他

こんにちは.久しぶりの更新となります.

覚えてくれている方がいれば幸いです.

私が学生と言うこともあり,受験勉強に迫られておりました.

将来をきめるとても大切な時期なので,ブログは休止状態にありましたが,自分にとってこのブログはとても大切なものだと感じ始め,再び更新させていただくことにしました.

これからは「継続は力なり」をモットー頑張っていこうと思います.

以前のように毎日更新というわけにはおかないかもしれませんが,これからもよろしくお願いします.

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。