20世紀の職業履歴
の中で
レストランやカラオケ・スナック、クラブ、喫茶店、Showパブ…
水道配管工見習い、道路工事…
そういう水商売をかじったほかに
一流ホテルのフロントや重機の搬送、鉄橋や送電線の鉄骨部品の塗装もやった。
人気【ひとけ】のない静まり返った場所も、人が集まる場所の裏側も様々に見てきた。
父親の稼業は段ボール屋で梱包資材の加工だったので
学童保育
を辞めてからは その仕事も手伝ってみた。
紙ってのは、いろいろと便利だけど、俺にとっては
ダニも涌くクズな仕事でしかなかった。 （大手製紙会社の汚職のことではない。）
真っ白に漂白されたノートの上に何か書いてる方が
よっぽども自分自身の成長を充実させられる。
設計技師、建築家の夢（？）
を放り投げて、俺の父親は
そんなことを20年近くも やりながら家族を養ってた。
年中無休、深夜残業も仕事がある限りは続くアホな経営者。
母親はもともとは群馬の山奥で“山田”という姓で農家の出
だったけど
お払い
もマトモにしてない土地の上に
スグにシロアリが涌くような資材で適当に建てられたローン住宅の庭に
自分の好きな花や野菜をつくって
馬鹿な医学に精神分裂症と診断される
までは
兼業で様々な仕事をしてた。裕福な暮らしを夢見てな。
学研のオバサン、不動産事務、鉄工所のパート、その他モロモロ、
狭い庭を潰してプレハブをおっ建て、その下請け工場へ近所の主婦を集め
人間が生きるためには必要もなさそうな布団乾燥機や
装飾品ケース用の布の加工を本人だけは寝る間もなくやってた。
どっちの人生も飽食の時代
に働きすぎで
家族そろってメシを喰うことよりもカネを稼ぐことの方が大事だった。
なんで働くの？
ある日、父親は癌の疑い
で入院して
毎晩、酒でごまかし続けた自分の人生がなんだったのか
を想い直してた。
生きる理由、人間の存在理由、この地球上での人類の役割…。
俺の疑問も尽きない。
学校や社会の常識に押しつけられた勉強なんて、どうだっていい。
自分の人生は自分で決めて
自分の好きなように生きた方が
世の中にあてがわれた快楽の奴隷のような生き方で
自分が生きる時間を無駄にしなくて済む。
有意義なのは何かを書いてる時間だけだったよ。
学校の成績なんてのは作文と図画工作（美術全般）だけが優秀評価で
他の科目もスポーツも“マルデ駄目夫くん
”だ。
みんなは一生懸命に努力して頑張って競争してることでも
俺にとっては子供の頃から、何をやっても先が見えてスグに厭きちまう。
ある日、書くことさえも馬鹿らしく、くだらなく思えて何もする気になれず、
FMラジオを流しっぱなしで寝転んでるだけの日々が続いた。19歳のほぼ一年間。
ハタチになっても嬉しくない、成人式なんて行かなかったよ。
この世に自分が生きてる意味も価値も見出せない。
単なる穀潰し
。でも浮浪者にはなれない親の扶養家族。
「これじゃぁマズイ
」と思って、いろいろやってみた中で、
コンサート、ライブステージの建て込みや撤去作業とか
遊園地の横のグランドや野球場、スタジアム施設で
企業の運動会のテント張り、各種イベント、展示会ほか、
撮影スタジオ内での美術、大道具の手伝いなど
要するに裏方の仕事、アルバイトってもんを しばらくやってた時期がある。
重い物を運んだり、沢山の材料や機材を手作業でトラックへ積み込んだり
とてもラクな仕事ではない
けど、好きなので今でもときどきやってる
。
お陰で（たいした額じゃなかったけど）長いあいだ返し続けた借金もキレイになくなった。
俺は役者でもミュージシャンでも作家でもなんでもない。
どこにでもいる普通の人間（？）だ。 たぶんな。
そういう脚光を浴びながらも、
実は華やかばかりではない苦労を重ねる人たちの仲間入りもできなかった
。
カネもない、コネもない、信頼や絆というモノも大切にできなかった。
友達なんて今もいない。
というより、自分から突き放して、遠ざかってきてしまった。
それでも、一応は
五体満足で
結婚もできて子供が一人
、名前を一龍【いちろう】という。
俺の分身のようで、できることなら1分1秒でも長い間、一緒に生きていたい。
そういう俺は、いつも、インターネットの片隅に
勢いでバカなことを書いてる。
ばかばかしいけど、世の中に、未来の人たちに
伝えて、残しておきたいことがある。
誰の魂にも空白はない。何もない空虚な人生など存在しない。
ゲームもできたし、庭の土の中へ埋めてやったペットも
何かしら自分の気持ちを察してくれたように感じた瞬間もあっただろ。
人生に用意された時間は限られている。
誰にどう遣われるかも己次第。
自分でやりたいことは自分で決められる自由がある。
コンビニのペットフードを喰う猫や犬じゃねぇからな。
人間なんでしょ。世の中の動きがどう変わって、どう回ろうとも
。
流されんじゃねぇよ。
『未来のある君たちへ
』 （リンクあり）
こんな手紙を国から貰ってまで平気な顔してんじゃねぇ。
赤紙徴集令状
（×）より酷いじゃん。 （「召集令嬢」 ○ ？ …入試に出るかもよ！）
暇すぎるんだよ。
やってみたいこと
、在り過ぎで
時間がいくらあっても足りない人生…
やって皆！ （やって・みな！）
そうだ！ “みんな哲也”だっ！
あなたの心を歌う、いたみてつや
。 （何かの教祖ではない。）
LIVE！は12月10日。日曜日。
今ならまだ前売り券も買える。
俺は仕事で行けない。
残念。
日曜祝祭日がお休みの人に限らず
フツーの生活してる、その日、時間に余裕がある人は誰でも行ける。
“精霊 assimilate
”のプレイも観て聴ける。
うらやましい。 （ちょっとだけな。）
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みんなの手間 伊丹哲也と闘い続ける１％戦友（とも）の会
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