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  Please!あなたの街の電気屋さんでも絶賛上映☢bit.ly/LiesFukushima


 
 
    ドイツZDFテレビ 「フクシマのうそ」  
 
    以下、日本語字幕 より抜粋。
 
 
私たちは東京で菅直人と独占インタビューした。
彼は事故当時首相で、第二次世界大戦以来
初の危機に遭遇した日本をリードしなければならなかった。
彼は唖然とするような内容を次々に語った、たとえば
首相の彼にさえ事実を知らせなかったネットワークが存在することを。
マスメディアでは彼に対する嘘がばらまかれ
彼は辞任に追い込まれた。
彼が原子力ムラに対抗しようとしたからである。
 
(菅前首相)
最大の問題点は、3月11日が起こるずっと前にしておかなければ

いけないものがあったのに、何もしなかったことです。
原発事故を起こした引き金は津波だったかもしれないが
当然しておくべき対策をしなかったことが問題なのです。
この過失は責任者にあります。
つまり、必要であったことをしなかった、という責任です。
 
では原発事故の原因は地震と津波ではなかったのか? つづきを読む≫
 
    ドイツZDFテレビ 「フクシマのうそ」書き起こし
 
 
    Lies Fukushima Is Your Crisis Truth ‼
 
 
 
 
March 24, 2012 12:46:32
Theme: 地震カミナリかじ血出痔もっとコワイ放射能

  くいとめよう!震災がれき広域処理という殺戮。 ~ 拝啓、篠田 昭 様。


 
 
 ☢ 読んでしまったWEB速報。
 
新潟市の篠田さん、
「市としてはがれきを受け入れる方向で本格的な準備に入りたい。
一人でも多くの人に理解してもらえるよう
試験焼却をして科学的なデータを取りたい」
出典:#NHK ニュース 03月16日 12時26分, 新潟市 夏にもがれき試験焼却
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033437771.html
http://twitter.com/ST0NES/status/180550543423438848
 
 
 ☢ 黙っていられず配信したWEB速報。
 
【Anti 環境省からのお知らせ】
文部科学省の天下り先の電力会社と一緒に
全国規模で放射能汚染を悪化させる兇悪な日本政府が推し進める、
危険なガレキ #広域処理 を受け入れる、
新潟市の篠田 昭さんにも手紙を書こう!
「市長への手紙」入力フォーム:t.co/8p1WmMuL
www.city.niigata.jp/tegami/form.asp
posted at 16:22:19
http://twitter.com/ST0NES/status/180554572639637504
 
 
 
 
 ☢ 以下、自分で書いて送った内容。 
 
 
 放射能に汚染された瓦礫の広域処理について
 
前略、
 
空気、水、土壌、食べ物への放射能汚染。
この問題は今、とても深刻な状況にあることはご承知の通り、
今後これから全国規模で
そのように拡散された放射性物質が
時間をかけて徐々に人体へ蓄積されてしまうことにより
大人よりも先に子供が健康を害し
場合によっては数年のうちに
大勢の人間が苦しみながら命を失うことにもなりかねません。
そうなると地域医療も教育機関も破壊されます。
もちろん産業や農水産物の生産等へ
大きな被害を齎す可能性も高いです。
実際、今回の日本政府が推し進める、
無謀な広域処理の政策が海外メディアへ伝わった直後に、
放射能汚染に敏感な海外では、
この春から日本全国の生産物の輸入を
全面的に禁止にする国々も増えている模様です。
 
一時的な助け合い精神を装うかのような触れ込みに乗せられ、
国の基準を信用するしかない常識の範囲で
たとえ今は大丈夫そうに思えても
昨年の3月に起きた原子力発電所の事故による、
日本の放射能汚染は時間をかけて拡がってゆきます。
 
瓦礫の処理に取り組んでいる途中で
知らないうちに基準や出所が変えられてしまう危険もあります。
それは今の信頼のおけない中央政治を見るなら
われわれ納税者よりも、おそらく
その税金を世の中に役立てる「政」へ取り組んでおられる、
同業の方のほうが、よく判っていることとおもいます。
 
失礼な云い方をしてしまいますが
自分の城を守れない者に
他の地域の誰を助けられるでしょうか?
決して早まらないでください。
 
この国は被爆国です。自分の祖父はヒロシマで被爆しました。
そして今の日本はもう、
原子力発電所の事故による
世界一の、被曝大国になりつつあるのです。

日本国土を隅々まで核廃棄物処理場にしてしまうか、
今ここで食い止めるか‥
市長が人間であることを信じています。
 
よろしく、お願いします。  草々。
 
 
 
 
メモ;西暦2012年03月16日、17時。
市長への手紙 完了画面
ご協力ありがとうございました。
トラブル防止のお願い
受理後、担当者からおって確認のメールをお送りします。
届かない場合は電話でご連絡くださるようお願いいたします。
広聴課 TEL:025-226-2094
 
 
March 16, 2012 18:02:58
Theme: 地震カミナリかじ血出痔もっとコワイ放射能

      The Last Reading 

 
 
    最期の読書 
 
 
 彼は、いついかなる時も常に本を読んでいました。
 昼は電車に揺られ、吊革に摑まりながら、夜は夜で、本を読むための灯を四季折々に工夫して、
彼はいついかなる時も常に本を読んでいました。
 それは貧しい学生の暮らしの中、いつかどこかで唱われていた謡や人民中国で発行された
切手の絵柄にもあったように、一見、とても勤勉そうに見える姿でした。
 冬の夜は、窓硝子に貼りついた雪に月灯りを通して、夏の夜は、無数の蚊に刺されながらも、
硝子の瓶に沢山の螢を詰め、それを机の上にしのばせ、
また、月も星影もない曇り空の広がる暗い夜は、ひっそりと蝋燭の灯に本を近づけ、
彼はいついかなる時も常に、本を読んでいました。
 彼の名は、マクタル・イーマ。ある日、彼のもとへ一通の手紙が届きました。
そこには、世の中の本という本を御飯を食べるように読む彼にとって、
とても気になってしまう興味深いことが書かれてありました。  
  
  『来週の月曜日、いつもあなたが通っている図書館へ足を運んでみて下さい。
  ご存じの通り、月曜日の図書館はお休みですが、この日だけは本の虫のような
  あなただけのために休館日を返上し、図書館を開放致します。
  是非お越し下さい、お待ちしております。
  <追伸> 尚、お越しの際は必ず、この招待状をご持参下さい。もしお忘れに
  なられた場合、今後のあなたの読書人生に思わしくない事態を招くことになり
  兼ねません。くれぐれもご注意下さい。
                              『館長代理人 読書の神 より』 

  
 と、それを読んだマクタル・イーマは何事かの不審を抱くどころか、とても嬉しく感じて、
大切なその手紙を丁寧に机の引き出しの中へしまいました。そして彼はまた
手元に抱えていた本を読み始めました。それから二時間、三時間、四時間、五時間と経ち、
やがて陽も暮れ、夜になる頃には、すでに厚い本を四冊も読み終えていました。
ですがマクタル・イーマは、相変わらず御飯を食べることも放って五冊目の厚い本を読んでいました。
そうして部屋の中も、もう本は読めなくなるほど暗くなると、彼は、
いつものように湿気たマッチを擦り、机の上に一本の短い蝋燭を燈しました。
 誰も待ってはくれない時が過ぎ去ってゆく人生のほとんどを読書で潰し費やし、
次から次へ目の前に這う蟻を食べるように読書に明け暮れていた読書の人、マクタル・イーマには、
自分という存在には他にどんなことができるのかを考える暇もありませんでした。
 そうして一日、二日、三日、四日と、時は流れ、とうとう月曜日がやって来ました。
 その日、明け明けまで本を読んでいたマクタル・イーマは、お昼前には一冊を食べ終え、
“自分だけのために開館されている”という図書館へ出掛けました。もちろん、
あの大切な招待状は忘れずに、いつも着ていたワイシャツの、
黄ばんだ胸のポケットへ差してありました。
 目的の図書館へ向かう道中、いつものように歩きながら本を読んでいると、
脇道から出てきた小さな自動車が危うく彼にぶつかりそうになりました。ですが今度は、
彼等の前方からやって来た自転車が、その災難を避けようとしたために勢いよく彼に衝突し、
マクタル・イーマは道に転げました。自転車は、状態を整えると直ちに立ち去りました。
幸い怪我はありませんでしたが、彼の手から投げ出された本は、
通りを行き交う車にメチャメチャに踏み潰されてしまいました。
マクタル・イーマはその屑を拾うために必死で路上を這いずり回りました。
その時、彼の胸のポケットからは、読書の神様から寄せられた、あの、
大切な手紙がずり堕ちてしまいました。
ですが立ち上がっても直ぐにまた本を開いた読書の馬鹿、マクタル・イーマは、
そのことにも気づかず、ボロボロになった塵芥【ゴミ】に顔を突っ込みながら
目的の図書館へ向かいました。
 図書館へ着くと、入口の前に、つい先ほど彼にぶつかって来た自転車が駐められていました。
本を読みながら歩いていたマクタル・イーマは、それにも気づかずに門を潜りました。
数歩前進して、ようやく本を閉じたマクタル・イーマが頭を上げて見ると、
目の前の自動ドアの硝子に
  『ようこそ、ゴミタメへ!』
という貼紙がありました。
マクタル・イーマは、その歓迎の言葉に首を傾げることもなく、胸をワクワクさせて
月曜日の図書館へ入って行きました。
すると、どこか見覚えのある顔の黒い衣を着た男が彼に近づいて来ました。
「こんにちは、マクタル・イーマさん」
「こんにちは」
「私は読書の神の使者で、ジャーキー・タケルと申します。早速ですが、
先日お送りした招待状をご提示下さい」
「あ、はい。‥‥‥あれっ!?」
 マクタル・イーマは胸のポケットの中を探りながら慌てました。
けれども黄ばんだシャツのポケットの中では、丸まった塵や埃が爪の隙間へ挟まるだけでした。
「どうなされました?」
「確かここへ入れておいたはずなんだけど‥‥、手紙がないんです」
「それは大変ですね」
 ジャーキー・タケルは、あくまで落ち着いた表情の不気味な男でした。
「もしかして今あなたが手に持っている、その薄汚い本に挟んであったりとか?」
「いいえ。ほら、ありません」
 マクタル・イーマは、装丁の壊れた本(塵芥)を開いて、パラパラと頁を捲って見せました。
すると、本の間から床の上へ砂埃が舞い墮ちました。
「困りましたな。あれがないと後々に問題があるんですがね」
「そうだ、途中で事故に見舞われて、その時に落としたのかも知れません」
 マクタル・イーマは謝る様子も見せず、平気な顔で言い訳をしました。
その言葉にジャーキー・タケルはわずかに目をしかめましたが、直ぐ様、落ち着いた表情へ戻り、
「そうですか、招待状を失くされましたか‥」
「‥。」
「でもまぁいいでしょう、読書の神には私から伝えておきましょう。
せっかくここまでお出でになったのに『お引き取り下さい』というのも失礼でしょうから。
それに当館は今日一日あなただけのために開放されております。
どうぞごゆっくり、今日という一日をお過ごし下さい」
  
 こうして、読書の神との約束を破ったマクタル・イーマは、その日一日を図書館で過ごすことになり、
自分だけの有意義な時間を楽しみました。決して誰も見てはいませんでしたが、
彼はふてぶてしくも図書館の中央のフロアに置かれたソファーへ、深々と腰かけ、
自分の両脇に積み上げた本を一冊ずつ丁寧に読破して行きました。
 そしていよいよ閉館の時刻がやってきました。
ですが、マクタル・イーマは読んでいた本を閉じようとはしませんでした。
かつてこれほどの読書馬鹿が存在したでしょうか?というほど、
最早その姿は気違いじみていました。まもなく、静かな館内に
閉館のチャイムが大きく鋭く鳴り響きはじめました。
それでもしぶとく、ぎりぎりまで本を読もうとしていた彼の背後に、
異様な雰囲気の黒い陰が忍び寄ってきました。
「本日のご来館は いかがでしたか?」
 その予期せぬ低い声に驚いたマクタル・イーマが振り向くと、そこには、
わずかに笑みを浮かべたジャーキー・タケルが、自分の後頭部へ片手を当てた姿で立っていました。
「ご満喫されましたか?」
「え、えぇ。でも‥‥」
「でも?‥何ですか?」
「はい、右を見ても左を見てもまだ読みたい本が山ほどあって、正直を言えば
 今日一日では足りないくらいです」
「なるほど。では、お好きな本を借りて帰られてはどうでしょうか?」
「いいんですか?」
「もちろんです。ここは図書館ですよ。いつものあなたなら当然そうなされているでしょう。
 どうぞ!何冊でもお貸し致します、気に入った物をお選び下さい。但し、くれぐれも 
 お身体にはお気をつけて。ある意味では読書というものも命取りになり兼ねませんからね。
‥いや、これはほんのジョークですがね。」
 ジャーキー・タケルは、なぜか、自分の後頭部を擦りながら笑って云いました。
  
 この時、マクタル・イーマは、この図書館で一日を過ごした自分が 
あの手紙を持って来なかったことを思い出しました。
ですが“本を読みたい”という欲望に忠実なまま、
彼はとにかく自分の手で抱えられるだけ本を借りて
いつもとは違う自分だけの図書館に背を向けて帰って行きました。
こうして、彼と彼の読書の月曜日は暮れて行きました。
 
 家へ戻ると、彼は酷い頭痛を感じました。それは、重たい思いをしながら
沢山の本を抱えて図書館からの道程を帰ってきたため、殆ど食事も取らないような
普段の生活ではあまり使われていない腕や足の筋肉が硬直して、
それらの筋肉へ通う血液の流れが滞ってしまい、
脳に循環する血液や酸素までもが欠乏したためなのか‥。はたまた、
図書館へ向かう途中に遭遇した事故、自転車に衝突され転んだ時に、
どこか打ち所が悪く、その後遺症として脳波や頭の筋肉に異常が生じたのか‥。あるいは、
借りて来た本以外にも、読みたい本がまだ図書館には山のようにあったことを
仕切りに考え過ぎたためなのか‥。
いずれにしても、マクタル・イーマを襲った頭痛は、
それまでの彼の生活の中で経験したことのないような酷く重苦しい痛みでした。
  
「‥苦しい、休みたい。でも、もっと本を読みたい、ああ、苦しい‥」
 それでもマクタル・イーマは、痙攣している手を借りて来た本の山へ延ばすと、
その一冊を取り、机の前へ腰かけました。彼は決して休むことなく、それどころか、
自分の生涯をかけて、あれほどの量の書物を読んでいながら、
今、自分自身の肉体に何が起こっているのか?いったい、何が原因で、
それほどまでに重い頭痛がするのか? 
マクタル・イーマにはまったく解りませんでした。
 ただ、日没も終わりちかく、カーテンを開けていても部屋の中が暗く感じたので、
いつものように蝋燭を点そうとする彼は、ようやく、
自分の身体の異常な事態に気がつきはじめました。
 マッチを擦る手元が震えていたことはもちろんですが、
いくらマッチを擦っても火が点きません。
「きっと湿気てるんだな」
マクタル・イーマは、自分を信じ込ませるように、マッチ棒を一本、二本、三本、
四本、五本、六本‥と摘んでいる指に、確かにマッチ棒が燃える熱を感じていました。
そして自分の手でマッチを擦る音も聴こえていましたし、
鼻に刺す硫黄の匂いもしっかりと感じていました。
ですが、いくらマッチを擦っても手元が明るくなりません。
  
 なんと彼は、眼が見えなくなっていたのでした。
 やっとそのことに気づいた読書の馬鹿、マクタル・イーマは、
両手で目を抑えて悲鳴をあげました。そして、
何度も何度も自分の顔面を擦りながら、その闇に眼を凝らし、
時には本に鼻っ面を当て、また何度も何度も自分の目を擦りました。
しかし彼の眼は生涯、光を失い、
二度と、今までのように本を読むことはできませんでした。
  
  
 数年後、とある盲学校の一室に、きれいな白いシャツを着た男が独り、
大きな白いテーブルに向かい、背筋を延ばして坐っていました。
テーブルの上には何冊かの本が置かれていました。
彼は、開いた本にゆっくりと指を滑らせていました。
 黙々と点字を読む人、マクタル・イーマは、
かつて一度、本が読めなくなってしまったことに絶望しましが、
点字を習った今では、再び読書ができる毎日を送っていました。
それでも決して、スラスラ、ガツガツと、以前のように読み進むわけには行きません。
眼の不自由な彼はこの時にして、
一冊一冊に綴られた一頁のその一行一行に書かれている、その一文字一文字の内容を 
よく理解しながら読むことを覚えました。
 ですが、きれいな白いシャツを着て、無理やり背筋を延ばして本を読んでいるマクタル・イーマは、
自分があたかも盲人ではないように振舞おうとしたり、
“眼が見えるフリ”をすることもありました。
 ある日、必要以上の知識で立派になってしまった、そんな彼が、
黒い醜いサングラスをかけ、“眼が見える人”のフリをして街を歩いていると、
後ろの方から聞き覚えのある声が聞こえてきました。
「こんにちは、マクタル・イーマさん」
 それは、読書の神の使者、ジャーキー・タケルでした。彼は相変わらず黒衣を着ていました。
眼の見えないマクタル・イーマは、おそらく今でも、彼が以前と同じ服装をしていると、
そのイカれた頭の中で想像し、そして云いました。
「やあ、ジャーキーさん、お久し振りです。お元気ですか? 
それにしてもあなたは、その黒い衣がお似合いですね。とてもセンシティヴだ」
 ジャーキー・タケルは、自分の息を止めて、
サングラスの向こうに浮かぶマクタル・イーマの眼を覗き込むように見ました。
ですが、それに気づかず、ただ前を向いて整然と立っている彼の眼が見えないことを悟ると、
今度は卑怯にも、彼の後ろに回って云いました。
「以前、あなたにお貸しした本は いかがでしたか?」
 マクタル・イーマは今の自分の眼が見えないことを悟られまいと、
不自然な動きで慌てて彼の方を振り向いて、
「え、えぇっ、とても楽しく読ませて頂きました。その節はありがとうございました。
‥ただ、たくさん借りていたので、
読み終えてから返しに行く時も、とても重たくて大変苦労しました」
 ぬけぬけとその台詞を吐くマクタル・イーマは、今では、暗闇の中で
何とか一日を過ごすことに慣れていましたが、自分自身が初めて、
昼も夜も区別のない闇を彷徨い歩き、
やっとの思いで図書館へ辿り着いて借りた本を返却した日のことを想い出していました。
それでも彼は、眼が見えるフリを装い、
脳裏に浮かぶ想いを掻き消すかのような強張った表情で、
「どうです? このサングラス、舶来品なんです」
「そうですか、とてもセンシティヴですね」
「はい、先週の木曜に読んだ本の付録に通信販売の広告が挟んでありまして、
それを見て気に入ったので購入しました。あちらの国ではとても流行っているようです」
「そうですか。ところで、マクタル・イーマさん、先週の木曜日と言えば、その日、
私が見た夢の中にあなたが出てきましてね。白い杖を持ったあなたが
頼りなさそうな赴きで歩いていました。そうそう、確かぁ、
そんな形のサングラスもかけていたかも知れません」
 その言葉に動揺した様子のマクタル・イーマは、すっかり気弱になって、
そそくさとその場を立ち去ろうとしました。
ところが、しつこく嫌味な男、ジャーキー・タケルは、
「どうしたんですか? 何か気を悪くなされましたか、マクタル・イーマさん。
そうだ、今日は是非あなたにお渡ししたい物があるのです! 
これなんですがね‥」
 ジャーキー・タケルは黒衣の内側から一冊の本を取り出して云いました。
「この本のお陰で、私は長年に渡って悩んでいた後頭部の頭痛を解消できたんですよ。
きっと今のあなたにもお役に立てると思いますよ。
もしかすると、その逆かも知れませんがね。とにかく、どうぞ‥」
 そう云い残したジャーキー・タケルは、
盲人の手に一冊の本を預け、来た道を戻って行きました。
マクタル・イーマは突然に手渡された本に触れ、そしてその驚きを隠せませんでした。
 彼に渡された白い一冊は、すべて点字で書かれてあったのです。
 彼は、表紙の点を辿りながら、そのタイトルを声に出して呟きました。
「シゼン、シゼント、ニン…ゲン、ニンゲンノ…セッケ…イ、ズ。
‥ああ『自然と人間の設計図』という本か。ふん、今までに読んだことはなかったか?」
 本の黴のような男、マクタル・イーマ。彼は自分自身が、
いつどんな本を読んだか?ということさえ覚えていないほど、
なにひとつ、ろくに内容も理解せず沢山の本を読んできたことを想うと、
かつて眼が見えていたことを有り難く感じ、反面、今の自分を思うと、とても辛くなり、
その光を失った瞳から零れる涙の味を噛みしめました。
  
 ジャーキー・タケルから譲り受けた白い本を持って家へ帰ったマクタル・イーマは、
早速、指で読み、その内容の一つ一つの理解に努めようとしました。
ところが今度は、その本を開いた手で、その一頁に綴られた一行一行、
一文字一文字を辿る指が次第に動かなくなり、遂には強張った手に
激しい痛みが走る感覚を覚えました。
「こっ、これはどうしたことかっ!? なんだ!」
 次の瞬間、彼は突然、後ろ向きに倒れ、意識を失ってしまいました。
 数時間後、手の痛みに目を覚ましたマクタル・イーマは、一瞬、自分の身体を疑いました。
なんと、眼が見えるのです。
「‥夢なのか?」
 それでも、両手の指先に感じる鋭い痛みに気づいた彼は、
それが現実であることを知りました。そしてその眼で、
自分の両腕の先を見た時のことでした! 
指先には、それまで以上に激しい痛みが襲い、しかもその指の一本一本が
大きく色を変えて腐っていることを確認しました。
「何だこれはっ!?」
 そして再び、彼の視界は闇に包まれました。
 埃だらけの床へ這いつくばるマクタル・イーマは、苦しみもがきながら白い本を探しました。
そして彼は左手で右手を掴み、その腐った筋肉の指先を抑えながら、
部屋の床の中央で探しあてた本の中へ押し当てると、
白い本の一行一行を真っ赤に染め、その一冊を読み続けました。
 
 その夜、彼は、最期の読書を終え、それまでの長くも短い読書の人生を反省しつつ、
息をひきとりました。死ぬ間際の彼が、ヒトとして正気を獲り戻していたかどうかは、
その屍をあとにした者にしかわかりません。
それは、つい先ほど肝臓の動きを止めたばかりの肉体の、
その生暖かいひとつの屍へたかる無数の蚊。その上を
何匹かの螢が飛び交う、夏の夜の出来事でした。
   
  
               THE END 
   
   
   
   
原文:http://ameblo.jp/badlife/entry-10002900640.html
 
 

 
 

 
 
 
 

March 13, 2012 11:31:02
Theme:   Short Piece : 短編  

  Do Not Use To Be Like An Dry Cell.  

 
 
 
 
 
乾電池というモノを発明した日本人はすごいとおもう。
単5・単4・単3・単2・単1と‥
(中国などで雑に造られた物や充電式など特殊な型を除けば)
暗い処を照らすライトや
ポケットへ収まるトランジスタ・ラジオを奏でるために用意された世界共通の規格だ。
レコードやCDが廃れても乾電池は廃れない。
(一部修正)http://twitter.com/ST0NES/status/176475411109261312
しかも子供から年寄まで
その乾電池の使い方が判らないというマヌケはめったにいない。
自分が産れる以前から世の中にあったモノなら
自分以外の人間も大勢が使ってきたから安全?なモノとして
世界中に拡まって今日に至る。危険な原子力発電所とは大きく違う!
http://twitter.com/ST0NES/status/176477027392684032
生きるために必要な生活の道具として
創る前に使う目的や構造もすべて決められ設計され
そのような乾電池という素晴しいモノが大量に生産・消費される世の中で
もしもその構造に欠陥や故障があるなら
事故を起したりする前に「これは駄目だ」とヒトは気づく。
http://twitter.com/ST0NES/status/176478573765464064
そんな乾電池ひとつ遣い方を間違えるヒトも世の中にはいたかもしれない。
鉄で包まれた中身を見たくて勝手にこじあけてみたり
充電式でないモノを無理やり充電器へ入れて破裂させたり
古くなった乾電池から液モレしていても
放置して他のモノまで破損させたり‥
http://twitter.com/ST0NES/status/176480665011896321
人間が造ったどんなモノでも
その構造や仕組や使われ方や、
その者の産れ持った能力の限界には関係なく
誤った使い方をしてしまうと、
その結果に至るまでの過程や破壊状況がどうあれ、
場合によっては二度と取り返しのつかない事態を招くことにもなりかねない。
http://twitter.com/ST0NES/status/176481798946164738
そのいい例が、みなさんご存知の通り、
西暦で2011年の3月11日の震災後に起きた、原子力発電所の人災。
とても便利で使い慣れた乾電池は
壊れたり古くなったなら、
それぞれが正しく捨てる知識もあるし簡単に処分することができる。
ところが原子力‥となるとそうはいかない。
(一部修正)http://twitter.com/ST0NES/status/176483215505240065
今ここで自分自身をひとつの乾電池へ置換えてみてほしい。
人間は決して世間の教育や社会の常識で
まったく同じ規格に量産された物でもないのに
今の時代の文明人は誰もが
同じような時間に起きて
同じような時間に御飯を食べて食べされられ
同じような街並に生きている。
(一部修正)http://twitter.com/ST0NES/status/176484674032500738
自分という人間が何の目的でどのように創られた存在なのか?
もしもそれが今も自分たちの生活の中で使う乾電池のように判りやすいモノなら
自分が産れたあと勝手に詰め込んだ邪魔な知識が
やがて毒となって外部へ液モレしても
修復や処分もできるかもしれない。
http://twitter.com/ST0NES/status/176486509736759300
 
人間は大量生産された乾電池ではない。
肉体から酸が漏れて
エイリアンのように周囲を溶かしたり破損させることもない。
その肉体と心が
産れる以前から在った同時進行のバランスを崩すことによって
病気になったり
誰も信じられなくなったり‥故障したとしても。
http://twitter.com/ST0NES/status/176488691278151680
ただ‥
人間が生きるために必要な道具として造られた乾電池と
人間そのものにはよく似た共通点がある。
たとえば単3なら単三の1.5ボルトと決められた電池の規格には
決められた電力や電圧があり
何か別の装置や特殊な扱いをしない限り寿命も決められている。
http://twitter.com/ST0NES/status/176490364394414080
世の中で最初に乾電池を造ったヒトは
人間ばかりか、どんなモノにも寿命があることをどこで理解したのか?
おそらく想像から創造に至る‥無から有に変わる段階で
決して人間中心には考えず、
自然の摂理やアタリマエの掟、叛けない道理が基準だったにちがいない。
http://twitter.com/ST0NES/status/176493469940977664
そして今こうして息をする ---- クチで吐いて鼻で吸う肺呼吸に伴う皮膚呼吸をする ----
肉体を持って生きる人間も
それぞれ構造や創られ方に見合った能力も
その者の寿命も
この世に生産される以前から完全に決められている。
産れたあとで取決めに叛くことが、どこでどんなに繰り返されても
その取決めがないと誰も産れてはこない。
(一部修正)http://twitter.com/ST0NES/status/176495675733843968
その取決め‥人間が産れる以前の創られる時の規格とは
どのようになっているのか?
誰もが決して、独り勝手に産れて勝手に生きて
勝手に死んで逝くような存在ではなく、
この世にヒトの姿カタチをしている限り、
その存在には必ず父親がいて母親がいて先祖が在る。
http://twitter.com/ST0NES/status/176496631615717376
人間が便利に快適に暮し営むことを望み願って造られた乾電池と同様、
この地球上へ必要とされ、生息を許される人間が創られるときの規格は
まず、その者が存在する以前の両親の家系を遡り
ヒトとして正常に生きて死んだ順で
決められた数の先祖(の魂)が受胎の瞬間に入る。
http://twitter.com/ST0NES/status/176498728058896384
ヒトとして正常に生きて死んだ者は
肉体を離れたあと必ず正常に分解され浄化されるので
ひとつひとつに生前の記憶はない。
そして(本来は放射能汚染の妨害などなく)
ひとり人間の受胎の瞬間から始る、
規則ただしい(はずの)細胞分裂と同時進行にある心‥精神、
http://twitter.com/ST0NES/status/176500510189293568
そこ(常に同時進行にある心身の成長)へ定められる、
その者がこの世で生きるために必要な能力、知識、規格容量は
何万年と遡る時代から今日まで
人間の正しい営みが世界中で繁栄される目的を前提に
父親の系統から2500、母親の系統から2500、
合計5000人分の人間の経験者が備えられる。
(一部修正)http://twitter.com/ST0NES/status/176501816123600897
それが自由意志として
決められた寿命まで肉体を持って生かされる期間に潜在し、
その自由意志の暴走や叛乱を抑えるために感情が備えられている。
そして人間は
肉体が病むと心が悩み、また同時進行で精神が狂っても肉体は病んでしまう。
(追記:posted at 22:05:31, mar 8th, 2012)http://twitter.com/ST0NES/status/177741837681967104
その掟、取決め、規格を
本来は何千‥何億年と変わらないように在った事実を
大きく破壊しつづける、人間の創られ方を解ろうとしない医学、教育‥
脆くも、それを礎とした自由と正義を武装する政治や
必要以上の便利さ快適さを人間中心に追求させる経済や
宗教や特定の思想による侵略や殺戮が繰り返される文明のなかで今、
果してどれだけの数が
十月十日【とつきとおか】という母親の胎内で育つ期間を正常に過し、
正常に分娩され、ヒトとして正常に生かされているのか?
(一部修正)http://twitter.com/ST0NES/status/176503198629117952
(備考:原文を記した日のコメントの一部 posted at 12:08:05, mar 5th, 2011)
http://twitter.com/ST0NES/status/176504325613420544

それぞれに使う用途を定められ、規格・設計され量産される乾電池ならまだしも
出来あがった後、
わざわざ自らの規格から外れる人間を増殖させる医療も教育も経済も政治も宗教も
今後はヒトがヒトとして創られる初期段階まで大きく破壊する世界へ変貌させつつある。
http://twitter.com/ST0NES/status/176506532589076480
今そこに生息していられる場所に果して、
他の動植物も昆虫類も
その姿かたちに相応しく生かされるエネルギーがどれくらいあるのか?
入江や岸辺の水が澱んでいたり、
異臭ただよう大地であっても住めば都‥もう穢さないよう心がけるしかない。
ところが放射能汚染はヒトを不自然に殺す方向にある。
いつ、どこで、誰が、どんなに頑張ろうとも。
たとえ乾電池のように
ひとつひとつの少ない電力(生きるエネルギー)をつなぎあわせてみても
ヒトがヒトとして生きる力より遥かに大きな力がヒトの世を潰しにかかる。
(一部追加、一部修正:posted at 05:18:02, mar 8th, 2011)
http://twitter.com/ST0NES/status/177488298929954817

  
人間は人間として生きるために必要な人間の規格で創られ、
他の動物は動物として。虫は虫。樹木は樹木。
男は男として創られ、オンナは女として創られ産れ育ち死に逝く‥
その創られ方も生きる能力も寿命もすべて
完全に決められている事実からハズレ過ぎて
今日まで生きてきてしまった我々文明人は、
今後これからどうなってしまうのか?
(一部修正)http://twitter.com/ST0NES/status/176508023823544320
(以下、追加する文脈の一部)

今まで通りの常識の範囲内の方法や策では
もう決して誰も生きられる者はいなくなる世の中で、
我々を生かす自然界は、ゆっくりと壊れるほど修復はむずかしくなってゆく。
ひとつ、たしかなことは
乾電池は外部から強い衝撃を受けると発熱したり破裂したり‥
そのように破損したあとは決して元の状態へ戻せない。捨てるしかない。
ところが我々人間は乾電池のような物質とは別に
壊れた部分や故障した箇所を
自らの力で治すことができるようにも創られている。
 
 
 
 
原文のデータhttp://twilog.org/ST0NES/date-120305/asc
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March 08, 2012 15:11:02
Theme:  巷からやってきた男    

  安酒くらってる程度の糞ヅまりおブラザーズに要はねぇよ。 

Tweets

March 08, 2012 07:44:19
Theme:  巷からやってきた男    

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