ーとんとん機音日記ー

山間部の限界集落に移り住んで、
“養蚕・糸とり・機織り”

手織りの草木染め紬を織っている・・・。
染織作家の"機織り工房"の日記


テーマ:


ーとんとん機音日記ー-出張ワークショップ-01


道の駅「伊勢本街道 御杖」の「誕生祭」では、
山村生活ぎゃらりぃーで行っている“絹にふれるworkshop”を、
出張して開催させていただきました。

それから、すこし伊勢本街道について御紹介しておきますが、・・・



伊勢本街道というのは、簡単にいうなら、江戸期の大阪から、
伊勢の両宮[皇大神宮(内宮)・豊受大神宮(外宮)]に向かう、
いわゆる御伊勢参りの道です。
また、同時に、物流の道・参勤交代の道でもあります。

その道に沿って、いくつもの宿場があったのですが、
いまでも鄙びた宿場町の雰囲気が漂う町並みが残されているので、
最近、歩いて、あるいは、自転車やバイクのツーリングで、
伊勢本街道を訪れるひとが増えているようです。
ちなみに、南北朝時代からの、
“もうひとつの伊勢本街道(古道)”があるのですが、
それについては、また別の機会に御紹介しますね。




さて、出張ワークショップのことですが、・・・
あまり、事前告知もしていなかったのに、
わざわざworkshopを目当てに来てくださった方や、
興味をもって御参加下さった方など、
いろんな楽しい出会いがありました。

ーとんとん機音日記ー-出張ワークショップ-02


江戸期の農書に記された方法での絲作りということで、
白繭種・笹繭種・黄繭種などの繭や、
幕末から明治ごろの様々な「自家用の絲資料」なども、
実際に見ていただいて、いろんな御話を交えながら、
みなさんそれぞれのペースで行うワークショップでした。

参加者の方には、はじめて繭を見る方もいらっしゃいましたが、
用意した書籍を見ていただきながら、
また、実際に資料にふれていただきながら、
絹という素材がどのようにしてつくられるのかなどの、
絹の諸相について、御話をさせていただきました。

御参加下さった方々の中では、
初日にみえられた御家族の、
小学校1年生の女の子のことが一番印象に残ります。
なにもかもはじめての経験にもかかわらず、
とても上手に絲をつくっていました。
子供の方が、コツをつかむのが早いし、
興味を持つと集中力がすごいですね。
最後に、「おかあさーーーーーん、これで手袋つくってーーーー。」
と、言っていたのが、かわいくって、たのしかったです。

また、昔このエリアは養蚕が盛んだったため、
繭を見て、
吸い寄せられるように話しかけてくださった方が多かったですね。
5年前まで現役で養蚕をされていた方などに
貴重な御話を伺う機会に恵まれて、とても勉強になりました。

workshopに御参加下さいました皆様、
さまざまな養蚕の思い出を御聞かせ下さいました皆様、
ありがとうございました。

また、この機会をお声掛け下さいました、
御杖ふるさと交流公社支配人安田さまはじめ、
スタッフのみなさま、ありがとうございました。

他の場所でも、お声掛けいただく機会に恵まれれば、
また、このような出張“絹にふれるworkshop”を開催したいと思います。


ーとんとん機音日記ー-出張ワークショップ-03

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