クリティカル・パス
テーマ:ブログ私がフラーのことを知った本で、衝撃を受けた本です。
Amazonのレビューには「この本を人生の早い時期に読むことが、その後の読書の節約になる」と
あったんですが、このレビューを書いた人はキャッチーで非常に本質をついた文章を書く人だと
思います、私も全面的にこの意見に賛成です。
ただ、初めて読んだときはあまりに密度の高い情報量(情報量とはたしかクロード・シャノンの
情報工学の定義ではいままで知らなかった情報こそ「情報」としての価値があり、量として
計測されるべきものとかいう意味の文章を読んだことがありますが、その意味に照らすと
ほとんどの人にとってこれほど「未知」の情報を含んだ書籍もないのではないかと思います。)
に圧倒されて、自分ではかなりの本の虫と自負していたんですが、頭が痛くなりました。
この本はサラッと流して終わりというものではなくて、何度も何度も読みかえして
意味をその都度理解していくべき本だと思います。
実際、この本を読んで1年以上経ちましたが、今だに「こういう意味だったのか!」と気づかされる
内容でいっぱいです。
それにこの本を読んでしまうと、巷に溢れているレディメイドのマスコミニュケーションへのめりこむことが
以前のようにはできなくなってしまいました。
映画・テレビ・ポップス・雑誌・新聞etc・・・・・・・虚しくなってしまいます。
しかし、また「お金」がたくさん欲しい、通貨をたくさん持った生活をしたいという欲求は捨てがたくあり
また、その考えを捨てるのは死の恐怖に匹敵する強固さを自分の中に感じます。
そんな自分の心に気づくにつれ、バックミンスター・フラーの生き方に驚嘆という言葉でも形容しきれない
感情がそのたびに沸き起こるんです・・・・・・・・・・
しかし、気づいてしまったからには以前の自分には戻れない、そんな本です。




