2006-06-06 10:59:57 posted by babynikkan

秋田ケータイ容疑者の「優雅な」生活

テーマ:犯罪

この容疑者(畠山鈴香)は、自分の好きなように生きてきたことで、
ある種充実感があるのではないか。


何も長続きさせることができない、というか、
長続きさせないのが、すごく気分よさそうである。
次々に、リセットして、新しいことができるからか。


suzu.JPG


(写真:日刊スポーツ紙面)


中学ではバレー部に入っていたが、中途で退部。
毎日同じことの繰り返しのような部活は面倒なのだろう。


高卒後、栃木の鬼怒川温泉で仲居さんを2年つとめた。
故郷に戻ってきて、1歳年下のダンプの運転手さんと結婚。
しかし1年未満で離婚、その後、彩香さんを産む。
結婚生活って、実際に経験してみると、
夢みていたのと違ってギャップが多いし・・・。


その後、仕事は転々。
釣具店2年、パチンコ店3年という短さ。


すでにマチ金からの厳しい取立てがあった。
「返さなくていいの?」との質問に、
「もうすぐ自己破産するから返さなくていいの」という居直り返事。


ケータイ命


生活保護も受けている。
にもかかわらず、税金からの給付金は、月6万円以上ケータイ代に消えた。
「命の次にケータイが大事」と言ったそうだが、
まともな神経では絶対言えない台詞である。
皮肉を言えば、一種の箴言(しんげん)だろうが、
気分はかなり高揚していて、楽しいのかも知れない。


日常で食事を作る気持はさらさらなく、
昼食は、コンビニ弁当と栄養ドリンクのセット。
家庭ゴミとしてカップメンの容器を山ほど捨て、
彩香ちゃんは朝飯抜きで、給食を男の子顔負けにドカ食い。
食事を作るのは面倒だから、作らないでいられて、幸せなんだろう。
誰かのために何かをする、体を動かすことが不快であり、
何もしないことが、快なのである。


PTAや学校行事のかかわりをできるだけ避けた。
これも面倒くさい。
彩香ちゃんは、玄関に男の人の靴が脱いであれば、ソトで遊ばされていた。
孤独で、うつ病にかかっていたのではないか、という証言もある。
そう言えば、子どもを育てるのって、手間ヒマかかる一大プロジェクトだから、
逸脱したこういう母親ぶりは、自分らしいと思うのかも知れない。


しかし・・・


子どもにとっては、我慢のならない殺伐(さつばつ)とした日常生活であったろう。
カップメンだけの夕食では味気なかったろう。
男の靴を玄関先に見て、自分の家に入ってはいけないことを
理解させるのは、むごすぎる年齢ではないか。
あまりにも哀れで、胸がつまる。


容疑者は言う。
「プロパンガスの契約は打ち切る。
料理をしないんだもの、基本料金を払いたくない」
子どもはお風呂に入らなかったのか。秋田の冬は寒い。
自分はお風呂をどうしたのか。
どっかのホテルのユニットバスを利用していたのか。


洋服は派手だ。
チャイナ服にハイヒール。
胸を大きく開けた派手な服。
任意同行のとき、容疑者は缶コーヒを右手にもち、
黒のジャージに刺繍入りジーンズ、それにサングラスをかけていた。
これからワイドショーに出ることを意識して決めているつもりか。
自分のためのコーディネイトは面倒臭くはないのだ。


アタマの中はイメージいっぱいで暮せるが、
実際の生活は、体を使って、こつこつやらねばならないことばかりだ。
自分が堕落して、それをいかに満足しても、
絶対動かせないものがある。


それは現実の生活だ。
容疑者はそれを忘れていたのである。


カップメンにお湯を入れる手間もいらない、
食事を提供されるだけの環境に入った(つまり拘置所)。
命の次に大事なケータイも取り上げられて、ケータイを使った商売もしないで済む。


面倒臭い取調べをするデカたちも気の毒だ。
ひとつひとつ細かい作業をしている鑑識課員も面倒臭いではないか。


   捜査員に面倒かけず、さっさと吐けよ。

2006-05-25 10:56:30 posted by babynikkan

韓国女優が嫌日発言

テーマ:韓国

韓国の新聞に「中央日報」というのがある。5月23日付けの記事に、タレント・女優のパク・ウネ(28)さんが、「日本の金持ちから隠密な誘惑を受けた」という見出しで登場していて、興味を引いた。パクさんが最近、あるスポーツ新聞の「酔中トーク」という欄でインタビューを受けて、嫌日っぽい告白をしたという記事を「中央日報」が取り上げたのである。


「隠密な誘惑」という表現もなんとなく面白いし、「酔中トーク」というからには、ヨタ話なのだろうが、ちょっと検討してみようと思う。


   「デビュー当時、放送局の幹部が個人的に電話をかけてきて、
   『日本の資産家が韓国に来る。今夜その席に出てこい。
   いいことがあるはずだ』という怪しいニュアンスの話を
   してきたことがある」


パクさんは、こんな風に語るが、この告白は、にわかに信じがたい。話にちょっと無理があるのではないかと思う。


パクさんのバックグラウンドを少し知っておこう。彼女は、1978年2月21日 生まれの28歳。ソウル芸術大学広告創作科卒業。1998年 CF「コリアナ」で芸能界デビュー、同年 「チャン」で映画デビューしたから、上の告白の事件が起きたのは、8年前、20歳の時である。


「日本の資産家」とはどういうのだろう。「日本人の資産家」なのか「日本から来た資産家」なのかが不明だ。パチンコ屋さん、街金さん、焼肉・キムチ屋さんの在日僑胞さんの資産家ではないのかという疑いがつきまとう。そしてこの「日本」と表現するところが、いかにも韓国的ではある。「日本」というキーワードを入れると、読者の食いつきがよいのだ。しかし「日本」という表現だけでは、日本人か在日僑胞かは確定できない。


不自然と自然


パクさんによると、放送局の幹部は、彼女が酒の席に出てくれば、「マンションを買ってくれる」「生活費をもらえる」などと、積極的に’誘惑’してきたそうである。韓国人の幹部の性的な含みを入れて誘う行為は、かなりしっくりくる。私も仕事で韓国に出かけたとき、ひどくわずらわしい目にあったことがある。一流ホテルなのに宿泊先はどこでも、従業員がポン引きを兼ねているのである。だから、韓国の放送局の幹部が「援助交際」の仲介をしてもいっこうに不自然ではない。


しかし、もし日本の資産家が日本人であるなら、かなりうさん臭い話になってくる。理由はこうだ。日本人ならば、放送局の幹部にそういう誘い方などさせない。もし日本人の指示を仰いでいたら、パクさんを酒の席に呼び、それからおもむろに、口の固い通訳をつけて、くどけばよいではないか。


当初からやれマンションだとか、生活費を払うといういきなりの条件を出すのは、いかにも韓国人の発想だと思う。語り手自身が自分がほしいと思うもの、こうだったらいいなあ、という妄想的な気持を出してしまうのかも知れない。カマボコのゴールドの指輪を平気で指につける人のように、また野暮でもある。さらに、日本人は、まったく日本語を話さない初対面の若い女性に、そうした露骨な提案は、しないと思う。露骨すぎて嫌われるのを恐れる心理が一般に働く。最初は洋服とかバッグとかのプレゼントから始めるのではないか。そういうわけで露骨提案を絶対にしないとは言い切れないがまずしない。一方女性側も商売女ならいざしらず、やはり気持的には抱かれることにはクッションがいる。加えて、韓国人は基本的に、反日教科書によってはぐくまれた反日精神を有しているから、話してもちっとも面白くないし、相手は聞く耳を持たないし、けっこう疲れることを、日本人なら知っているはずだ。


仮にハングルを即席で覚えても、ベッドで「ちょわよ」(いいわ)とか「けんちゃんなよ」(かまわないよ)程度のままごとハングルでは、しょうがないし、面白くない。日本人ならそのことを知っているから、マンションを買ってやるなどという提案をするわけがない。


パクさんは、日本という名称を出したが、通常、このようなインタビューでは、日本という単語が出ると、他の日本にかかわること、たとえば竹島、靖国参拝、慰安婦、教科書問題といったイデオロギーがらみで、いろいろ出てくるものだ。それがまったく出ない点が不自然である。


ためにする


しかし私が最大の問題にしたいのは、パクさんがなぜ8年前の古い「援助交際」の話を今持ち出したかである。


   「初めてそういう話を聞き、怖くて、どうすればよいのか分からなかった。
   そんなことにまで応じながら演技者を続けなければいけないのかと深く悩んだ」


この語りも不自然だ。まず、そうした話は、個人的にできるものではなく、かならず芸能事務所を通すことになろう。タレントに個人的に動かれ、勝手に「援助交際」をされ、オイシイ思いをされたのでは、すでに投資をしている事務所にとっては、イカレたようなものである。大事な「商品」は自分では動けないし、業界内でのルール違反となるので、しきたりを知る放送局の幹部はやらない。万一発覚したときには、事務所の者に生卵をぶつけられるか、スリッパでひっぱたかれるであろう。


仮にそういうダイレクトな隠密オファーがあったとしても、しかも大嫌いな日本からのオファーに対して、デビューしたてのタレントは、自分の一存で何ができるであろうか。マネージャーに相談するだろう。対日本の問題は国民的問題でもあるからだ。一人で悩むことではない。この点でも実に不自然である。


   「芸能人に対して偏見が多いのは分かっている。
   しかし多くの芸能人はそんな誘惑には動かない。
   そんなやり方でしかスターになれないのなら芸能人をやめようと思った」


というのだが、このくだりもおかしい。流れから言うと、事務所の誰にも相談していなかっただろうし、誘われたこと自体が放送局の幹部がからかってしたことであったかも知れないにもかかわらず、なぜ、「偏見」「芸能人をやめる」という話になるのだろうか。


一般に韓国の記事、とりわけ日本関連の記事を読む場合には、特殊な技術がいると言われる。韓国の記事には、ためにする記事が多く、私は今回のパクさんもそのカテゴリーに入れられると思う。記事の背後にひしめく韓国人のメンタリティをまず満足させることが、日本に関する記事の最低条件である。それを考慮に入れて、考えてみると、パクさんの告白記事には、明確なメッセージがあるのではないかと思う。こんな風に:


   「エロい日本の金持ちオヤジが、私を誘惑しようとしたが、
   私はかつての韓国の女たちが侮辱されたようなことはしなかった。
   そんなことをするなら芸能人をやめる決意を固めていたほど、
   私にはプライドがあり、信念がある。私は自分を誇りに思う」


告白全編に韓国人のメンタリティが流れており、日本人が入る余地がなく、有り得ない話だなあと思った次第である。感情の満足がまず先にあって、それ以外に耳を貸さないというメンタリティである。世間知らず、日本人を知らないでやってしまった告白にそれが感じられて仕方がない。


古い話の蒸し返しには「竹島」「対馬」「靖国参拝」「戦後補償」などの一種のジャパンバッシングのラインに乗っているのでは?と読めると思う。

2006-05-22 14:46:03 posted by babynikkan

清原選手の空(くう)

テーマ:仏教

4月29日に「清原選手の筏(いかだ)」という記事を書いた。


それから3週間と少し経った昨日5月21日、対阪神戦で、
清原選手は史上8人目となる1500打点を達成した。


残り2点に迫っていた区切りの1500打点を
一振りで達成してしまったのである。


「筏」を捨てたと言えるだろう。
このリハビリ期間、彼は寡黙で冷静であったと思う。
つまり「空」(くう)をめざしていたのである。

彼の復帰と活躍を「世界一小さい新聞」は信じていた。


   おめでとう! 清原さん!


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さて・・・


清原選手がスライダーをセンターにはじき返したのを見て、
人々はさまざまな声をあげた。


ある阪神ファンは「うまくバットを当てたなあ」


あるオリックスファンは「絶妙のタイミングだったよ」


ある解説者は「力がまさりましたねえ」


そのとき、スタンドで「それは違う」という声がもれ聞えた。
オリックスの野球帽を目深にかぶった、仏様であることを誰も知らない。
聖地甲子園で、記録を達成することをご存知だったのだ。
仏様はこう言った。


   「バットを当てたのではない。
   絶妙のタイミングだったのでもない。
   ましてや力がまさったとは違う。
   清原選手の心が打ったのだ」


心が打った。つまり、すべては心の働きによると言うのだ。
これを「受想行識も空なり」と仏教では表現できる。


「受想行識」(じゅそうぎょうしき)とは、心の働きのこと。
「識」は六識にわかれ、眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識の六種の認識作用。
「受想行識」という心の働きが、人間の迷いやとらわれを引き起こすのだ。
これが煩悩(ぼんのう)で、むさぼりや怒りやグチになる。
この煩悩が、さまざまな言動を生んで、人を迷わせ、苦しませる。


こうした迷いと苦しみを脱したとき、清原選手が記録を達成できた。


   清原選手の空(くう)


仏の道では、そんな風な解釈が可能である。

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