これは、とある男のレジェンドです。



語り:黄昏男


訳 :黄昏男



タイトル:



「スッカスカの蟹」



では、語りましょうか…。




もし、貴方が事前に詳しく知りたいのなら


まず下のリンクの記事を読んでいただければと思います。


リンク




城崎温泉~徘徊オサーンが逝く ①



城崎温泉~徘徊オサーンが逝く②




写真で綴る徘徊記録(城崎温泉①)




写真で綴る徘徊記録(城崎温泉②)







では…。






私の所属するG遊会。



年に一度旅行に行きますが、はるか昔は旅行とは名ばかりの



「地方遠征ガチバトル」でございました。



福井県芦原温泉では



ホール「漁師町」なる場所で、総ノリ打ちでの完全バトル!





ある者は初代吉宗で超鬼爆裂



5セット1ゲーム連の後にも3発ほど連荘し、一撃6000枚



ある者は南国育ちで蝶々飛びまくりの大連荘!!



…。換○所はなんとラーメン屋!!


ラーメン作る店に窓があり、開けると親父が「へい!!現○!!」


な、なんとも凄い光景でありました。











しかし、あくまでノリ打ち。




負けたメンバーには最悪な制裁が待っているのもこの会の掟!




年上、年下関係なく、勝ってる者が喉が渇けばあごでジュースを購入



に走らされ、晩御飯時には「食べるの??食べる資格あるの??」



と罵されまくりはもはや常識。



勝つものが偉い!



そんな会でございます。





では本編へ参りましょうか…。






「スッカスカの蟹」









彼の名前は「Y」、通称、スッカスカの「S」


彼は、知り合った時にはパチンコのパの字も知らない


しがないオサーンでありました。


皆がミルキーバーや4号機のスロット「ゴルゴ13」や「マリーンバトル」


「それいけ銀ペイ」や「CRビッグソロッター」を打つ間


彼はひたすらホールの壁に立ち


当時頑張って買ったノートパソコンをカバンに詰め、大事そうに両手で


抱えていた姿は今でも忘れられません。




なぜ、大事に大事に両手で??の問に、彼は一言




「パチンコの電磁波でやられるから」


と言っておりましたっけ…。


ですが、皆にそそのかされ、いやいや打った「ミルキーバー」が


彼の人生を狂わせます。


私達のせいではありません。


彼が勝手に狂ったのです(重要)


暫く時は流れ


大事に抱えていたPCは次第にロッカーにしまいこまれ


更に暫くすると足元に…。




全然大丈夫やで




彼の言葉です。




そして…。








「500円あったら当たる」



伝説級の言葉が彼から発せられました。


ミルキーバーへの愛か?たまたまか…。


奇妙なことに、本当に当てるんですよ、彼は…。




そして狂いました。



毎週土日は「私は嫌」なのに(笑)毎回ホールへ


そしてスロットにも目覚め、Bモノへと目覚め…。



高校卒業あたり?からたいていの人はこの道に入りますが


彼の道はもはやシューマッハもびっくりなスピードで…。


Bスロ「トリプルチョイス」を「トリチョイ最高!!」とか


ミコトVで1500ハマリは当たり前、そこからが勝負や


とまで言い出す始末。


今でもミルキー最高




とか言ってやがります。ww






そんな彼も交えた城崎温泉旅行。時は2月だったか。


歴戦の戦士達も年には勝てず、更には城崎付近にはホールがない


のもあいまって、もっぱら


温泉を楽しむただのオサーン軍団として、のんびりしておりました。




城崎温泉~徘徊オサーンが逝く ①



城崎温泉~徘徊オサーンが逝く②



写真で綴る徘徊記録(城崎温泉①)



写真で綴る徘徊記録(城崎温泉②)



何回もリンクすみません。その内容ですw






最終日のことでした。それぞれ家へのお土産を買う最後の時間です。


電車が来るまで、約3時間。






おのおのが買い物を楽しみますが、そこはオサーン軍団。


さっさと買い物を済ませ、旅行を振り返る話をしたり、次の旅行の


話をしたり…。


だが!!!




彼は違いました。





宿泊時の晩御飯で食べた蟹がたいそう気に入った彼は



「おやじ、おかんにも食べさせてやりたい」



と言い放ち、時間一杯まで、ひたすらあっちこっちの蟹を見て回ります。




城崎のお土産屋は結構広くあり、



「さっき行った場所の蟹が美味そうだ」



「いや、やっぱりあっちだ」




と、全く決めかねるオサーン!



それが彼!!



私達は疲れのせいもあり、足湯に入ったりタバコをふかしたり



してましたが、




やつは違いました






はっきり言って





めちゃうざいww






どうせなら、それだけ食べさせてあげたいのなら


少し値は張るが2~3万の蟹を食べさせてあげろや!!


皆がそう言うにも関わらず








「俺は蟹にはうるさい男なんや」




「3ハイ5000円の蟹を見たがどうにもこうにも美味そうだ」




みなは言う。



「3ハイ5000円って、絶対やばいて!!うまないって!!」






「いや!持てば分かる!!おばちゃんに聞けば分かる!!」





「あの蟹が俺を待っている」




と、その蟹を買うのか!!と思いきや







また迷う彼。そして、また違う店で違う蟹を見に行く彼。








10往復はしただろうか??






いや、した!!!!








おがくずに包まれ、発泡スチロールに詰められた蟹を満面の笑みで持つ彼。





「これな~!絶対美味いで!!」


「間違いないわ、重みが違う!!」


「1ハイ15000の蟹もあったけど」


「この蟹なんて、そんなんが3つ入って


5000円やで」


「ええ買い物したわ~俺!!」


「美味かったからなあ、蟹!!」


「城崎最高!!」


「1ハイ1600円ちょいでこの大きさ!」


「おやじ、おかんも喜ぶわ~」


「俺、見る目ありまくりww」


「重たいけど、頑張って持って帰るわ」









あの時に見せた彼の笑顔を見ると



散々待たされたけど、まあいっか



と皆優しくなりましたっけ…。









そして、電車で帰宅。









翌日、彼から蟹の話がなくなりました。















???????????







「どうやった?蟹??親も喜んだやろう??」










メールする私。









なかなか返信がきません







??????????









ピローン(メール着信音)







「開けてな、早速食べてんやけどな…。」






…。








「あの蟹な…。中身スッカスカやってん(´・ω・`)」






腹がよじれるくらいに爆笑する私






更に






「最悪や…ええ蟹買わなあかんなあ」



「食べるとこ、あらへんもん」




「スッカスカや」






私、悶絶!!!!!ww













彼の名前はY。





私は、あの日を忘れない。







余談をひとつ。









「この道、俺の通勤路!、つまり庭!!


よく、スピード違反やってるから気をつけて帰りや!!」


と彼は私に告げると颯爽と車で帰っていきました。



5分後、電話が!!




「捕まってん…」



「え!??どこで??」



「さっきの道…」



「え!??なんで??」




「スピード違反で…」




「wwww」






Yちゃんよ、





いつもこんなんやなww





完。乙!!


















































何かあれば、「スーパービンゴで1555フアフア言わせたのは俺!」
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