奈良県警の捜査員2人が暴力団関係者から現金などを受け取ったとされる疑惑で、うち男性警部補(48)が、暴力団組長を介して少なくとも約200万円を借金し、返済していないことが捜査関係者への取材で分かった。県警は事実上の現金授受だった疑いがあるとみて、捜査情報の漏えいなどについても調べている。

 捜査関係者によると、2人は橿原署地域課に所属する警部補と男性巡査部長(56)。組織犯罪対策2課にいた約3年前と約5年前、それぞれ暴力団関係者から現金数万円や腕時計を受け取った疑いが持たれている。さらに警部補は、組長を介して大阪府吹田市の不動産会社経営の女性から借金し、借用書も作成していたが、このうち約200万円を返済していないという。

 この組長の実子が昨年12月、女性から約2550万円をだまし取ったとして、大阪府警に詐欺容疑で逮捕された。府警の調べで、奈良県警の捜査員が女性に組長を紹介した疑惑が浮上したという。

 県警の調べに対し、2人は組長と交際していたことは認めているが、情報漏えいは否定しているという。【上野宏人、高瀬浩平】

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