私ごとで恐縮ですが、税理士を開業して、顧問先の一社目になったのは、父の不動産会社(個人)でした。
私が顧問になって安心したというわけではないと思うのですが、
認知症を発症しあれよあれよと病状が進み成年後見人が必要になりました。
私は、3人兄弟で、3人の兄弟の利害関係者の1人なので、結局母がなったのですが、
高齢ということで弁護士が成年後見人さらに監督人になりました。
自分の所有するアパートの管理運営の個人事業主なので、
認知症になっても経営者は、父で、私がいまでも確定申告をしています。
さて、問題は、小さくても事業の経営ですし、生活費や介護のお金も稼がなくてはならないので、
やめるわけには行きません。
そこで、母+兄弟三人(私含む)=4人の共同経営で、意見が分かれれば弁護士が方針を決定するするという、
大会社みたいな経営方式になりました。
経営の目的は、同じでも、それぞれ考え方も違えば、立場も違うので会社の運営は方針で対立します。
私→顧問税理士なので、保守的な経営資金繰り重視で、リスクはできるだけとらない。
三男→例え自分のお金をつぎ込んでもリスクをとって積極経営。
弁護士→父の財産の保全するのが仕事なので、財産を不当に侵害しない限り経営判断はしない。
母→何かすると状況が悪化するのでできるだけ何もしないで欲しい。
次男→父の介護で手一杯
知り合いの司法書士が、成年後見人になると親族の板挟みにあって
「いったい誰の味方だ」と詰め寄られることがよくあるそうです。
さらに経営もからむと「船頭多くて船が進まず」の例えの通り、
経営方針に、正解はありません、リスクとらない私が正しいということもなく、
リスクをとる弟が間違っていると言うことはありません。
問題は、経営判断する人と責任をとる人が一致していないだと思います。
法人なら株を引き継いで社長が替わればいいのですが、
個人事業なだけに、父が生きている限りどうにも解決できないので頭が痛いです。
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