13年ぶりに訪れた海 後編
前編からの続き
無事に良型ヒラマサを手にして、歓喜がこみ上げる。
ラインは、PE3号+ナイロンリーダー50lb。
ロッドを信じて曲げ続けたから、止めることが出来た。
自分がデザインしたロッドパフォーマンスを、改めて実感し嬉しさがこみ上げる。
かなり減っては来たものの、まだ単発ボイルがあちこちで見える。
とはいえ、簡単に釣れてくれるわけでもない。
潮の変化を集中的に攻めて、何とか1本追加。
丸々と太った、ワラサ。
最初はミスバイトだったが、細かくトゥイッチを入れると激しくひったくってきた。
時間が経つにつれ、イワシの群れも少なくなるにつれてボイルは散発的となり、その後は何の反応もなく2日目を終えた。
3日目の最終日。
前日と同じエリアの磯に乗る。
夜が明けたが、海面も見るからに潮の流れは緩い状況。
しかし、朝の時合は何かあるはずと思い、張り出したブレイクに絡む沈み根周辺ぬスプラッシュヘッド140Fを通す。
と、派手な水しぶきが上がる。
キャッチしたのは、2kgクラスのヒラマサ。
写真の時間も惜しいので、続けてキャストするとまた水しぶきがあがる。
測ったように同サイズのヒラマサ。
見づらいが、タイドプールにキープしたヒラマサ。
潮の流れも緩く、何も起きない時間が過ぎる。
下げ潮に変わり、所々に潮目が見え始める。
足元の磯際にも、魚の姿が見え始めた。
気が付けば、周りには打ち上げられたカタクチイワシがタイドプールで泳ぎ、その鱗がキラキラと磯の上で星の様に輝く。
ただ、これだけイワシが居ても、沖でのボイルはない。
単発的に数回バイトがあったが、乗せきれず。
しかし、まだまだ青物は居るはずとキャストを続けると「ズボッ」と吸い込むバイト。
4kgほどの丸々としたワラサ。
その後、潮が弱まり潮目も離れてしまい、磯上がりの時間となったので今回の釣行を終えることとした。
<プラグ用タックル>
ロッド:ブルーアロー110H
リール:ソルティガ4500H
ライン:バリバス スーパーマックスPE3号 + ナイロンリーダー50lb
ルアー:スプラッシュヘッド140F、アローヘッド140S
<ジグ用タックル>
ロッド:ブルーアロー100HH
リール:ソルティガ500H
ライン:バリバス スーパーマックスPE4号 + ナイロンリーダー80lb
ルアー:メタルヘッド90g、75g