2005-10-13 09:21:01

ハイチとは何処に? ~新宿「ハイチ」のドライカレー&コーヒー

テーマ:カレー

かなーり前から気になっていた(20年近く前になるち思う)新宿「ハイチ」へとついに突入した。

なぜ気になっていたかというとわらぶき屋根が設えられた外観、

ショーケースに並べられたドライカレーの姿に釘付けにされていたからだ。


haichi2

(なかなかインパクトのある外観である)


ドライカレーの形状は、低い円柱に盛られたご飯の上にドライカレーが盛られており、見た目、実に美しい。

「これこそがドライカレーの究極の形に違いない」

そんなことを幼心にも思ったほどどである。


そして、看板に掲げられた「ハイチ料理」の文字…

何モンだ!ハイチ料理

っつうかハイチってどこよ、って感じですわな。

わらぶき屋根の感じからするとアフリカ、という気がしていた。

しかしどこだかはわからない。

謎は謎のまま年月は過ぎ、ついにハイチの時を迎えたわけだ。


店内は予想通り薄暗く、怪しげな感じがしないでもない。

ハイチ風、とでもいうのだろうか。

マホガニーの椅子やら民芸品が展示されている。

緑と赤を基調にした店内はラスタカラーを彷彿させる。

BGMはジャマイカン。

ムムム…ハイチとはアフリカではなく中南米なのか?

メニューを見てみる。

ハイチの説明があって、中南米に浮かぶ島であることを知る。

なるほど、ジャマイカンな場所であったわけですね。

写真があるのでかろうじてどんな料理かがわかるが、やはり見慣れないものばかりだ。

イカスミものもあれば、鳥、魚、肉料理もある。

プレ・デ・カライブ(チキン煮込み料理)、ラグ・デ・ポーク(豚肉の煮込み料理)、

煮込み料理なんかが得意な国らしい。

かってフランス領であっただけにフレンチの影響を受けているのだろうか。

いろいろとそそられるメニューはあったが、やはりここはドライカレーで。

ハイチコーヒーとのセットが一番人気らしい。


haichi

(ドライカレー美を堪能できるお姿)

待つこと5分。

ドライカレーのお出ましである。

うーむ、生で見るとますます美しい。

なんだか崩すのがもったいないが、スプーンを入れてみる。

ドライ状のカレーは具が多めのようだ。

挽肉、干しぶどう、たまねぎ、なんだかわからない木の実や野菜類…まだまだいろいろありそうだ。

「パク森」のカレーもこの形を模倣したのではないかと思われる。

このドライカレーに液状カレーを掛けたのがパク森だ。

味は具の舌触りに特徴がある。

ドライカレーらしいドライカレーといえるだろう。ムシャムシャ

壁の説明書きを見てみる。

なんでもハイチでも幻と言われるカレーを極秘の内に直伝されたらしい。

ハイチに旅行したくらいでは決して出会うことのないカレーらしい…

うーむ、その手できたか。

誰も見ることの出来ない幻のカレー、

ホントにあるのかどうかさえ謎だ。

それがこの店の名物料理だというのだから素晴らしい。

haichi3

(香り高きハイチコーヒー。ラム酒がポイントだ)


食後にはコーヒーが運ばれてきた。

香水のような瓶がついている。

聞いてみるとラム酒だという。コーヒーの香り付けに抜群だという。

確かにコーヒーに数滴垂らしてみると味がまろやかになった。

なるほどジャマイカンらしいコーヒーだ。

見ると男性客の全員がこのセットを注文していた。

サッと軽飯なんてときには煮込み料理なんかじゃなくてカレーに限りますからね。

今度来るときもきっとドライカレーを注文するに違いない。

ハイチ料理の奥義に触れることはおそらくないだろうと思いつつ、店を後にした。

●ハイチ料理「HAICHI」

東京都新宿区西新宿1-19-2

電話:03-3346-2389

営業時間:11:00~23:30

       11:00~22:30

定休日:無休





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2005-10-06 00:54:23

癒しの空間で食す、味わいのカレー ~銀座「ニューキャッスル」の辛来飯~

テーマ:カレー

私はホッとできる空間が好きだ。

Mr.ホッとマンと呼ばれてもいいくらいだ。

いや、呼ばれたいとさえ思う。

中でもお気に入りなのが昭和の匂いが漂う店、である。

ドアを開けたときに漂ってくるなんともいえない匂い…

使い込まれたテーブルや調理機器の数々、店内に漂う独特の重み、たまらんです。

私にそんな幸福をもたらせてくれる1店が銀座の老舗、「ニューキャッスル」である。


「ニューキャッスル」は昭和21年創業の老舗である。

ま、カレー界ではあまりに有名なのでいまさら感は漂いますが、一応ザーッと説明しますと

ここのカレーは「辛来飯」と表記しています。

メニューには「品川」「大井町」「大森」「蒲田」と並び、初めて来た人には「なんのことやら…」となることであろう。

ちなみにこれはご飯の量をあらわしていて、品川から下って行くに従って量が増えていく。

早い話、大森=大盛りと表記したいためにマスターが考案したらしい。

ここのマスターはダジャレ好きとしても有名だと聞く。

マスターの名前は柳田嘉兵衛さんというが、「私が食べてもうちのカレーはかべえ」とか言うらしいですから…

メニューには「川崎は甘口省からのお達しで販売中止になりました」と記されている。

川崎だと量が多すぎて辛いものを摂取しすぎだから、甘口省のダメ出しがでたとのことでしょうか…徹底してますのんね。

ちなみに裏メニューというものがあって、たくさん食べたい人用には「つんかま」がおすすめ。

大森の上の蒲田でもそれほどご飯の量は多くないので、蒲田よりもちょっとつんのめった先=蒲田よりもさらにご飯多いという意だ。

私もかって一度だけ目にしたことがあるが、「つんかま、ツーたま」を注文している人がいた。

これはつんかまに玉子が2個載った、この店の最高メニューだと聞く。


「大森」を注文するとおかあさんは「スタンダード1つ」とマスターに声を掛ける。

ほとんどの人が「大森」が注文するというだけにこれがスタンダードなのであろう。

カレーが出来上がるとおかあさんが「はい、スタンダード到着」と運んでくれる。

なんだかこういう声にもやすらぎを覚えてしまう。

いいんです。

これこそ昭和です。


newcastlle

(目玉焼きの存在感がなんともいえない大森)



カレーの上には目玉焼きが載る(大森、蒲田のみ)。

中央にデーンと鎮座している姿はメイン、の風格さえ漂う。

カレーは私の愛してやまない煮込まれた濃厚カレーだ。

まずはカレーだけを口に運んでみる。

うむ、なかなかの辛さ。

そこにはいろいろなものが煮込まれているんだろうなぁ、という舌触りを感じる。

なんというか甘味と辛味と酸味が見事に調和しているんですね。

野菜や果実を数多く使っているのが伺えます。

とても単純なカレーなのだけどその奥深さは「ニューキャッスル」ならではのもの。

これこそが歴史だわな、と思いつつカレーを頬張るわけだ。


そしていい加減に仕上がっている半熟卵

これが辛いカレーをいい感じで中和するのだ。

カレーと一緒に食べるとなんだか幸せな気分にさえなってくる。

これこそが昭和の優雅か。


食後にはこれまた昭和の香り漂う珈琲をいただく。

この店から離れてしまうのが名残惜しい、そんな思いを噛みしめつつ最後に珈琲をいただくわけだ。


銀座にいまも残る癒しの空間。

私はそんな店を愛し続けたい。


●「ニューキャッスル」

住所:中央区銀座4-10-7

電話:03-3561-2929

営業時間:11:00~21:00(月~金)

       11:00~17:00(土)

定休日:日曜・祝日



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2005-09-13 18:20:30

さようなら伝統の味…「自由軒」のインディアンライス

テーマ:カレー

老舗の味、というものがある。

明治時代の創業以来、守り続けている味、とか

日本初を名乗る、元祖料理的なものだとか。


たとえば、中村屋のカレーだとか煉瓦亭のポークカツレツだとか松栄亭のロールキャベツだとか…

これら洋食屋の老舗はお手軽感があって良い。

そんな老舗洋食屋の中でずーっと気になっていたのが、

大阪発祥の「自由軒」のインディアンライスである。


いわゆるドライカレーに生卵が中央にデーンと鎮座している図は何度も見ていた。

ふむふむ、えーんではないかい、一度は食べたいなぁと思ってはいたのだが、

大阪に訪れた際にも食す機会は今までなかった。

大阪に行ったら行ったで、もっと他の料理を食べたくなるからである。

ま、他の料理に負けるくらいのもんだったといえばそれまでですが…


とにもかくにも一度はあのカレーを食べてみたい、とはずっと思っていたわけだ。

で、最近、東京にも「自由軒」が続々と誕生しているとのことで行ってみることにした。

よっこらしょ、と。


訪れたのは新橋にある「せんば自由軒」。

「なんば 自由軒」とどう違うのかは謎だが、

(名古屋の超固麺うどんで有名な「山本屋」と「山本屋総本店」くらいの違いか)

ま、料理スタイルにそう違いがないだろう。


ま、予想していたことだがFC店らしい店構えにちょっとゲンナリする。

老舗の味を食すには店の雰囲気もかなり重要なのだ。

ま、しかし今回はあくまでもインディアンライスを食べることが目的だ。

他のことには目をつぶらなくてはならないだろう。


たとえば、注文してからすぐにセットのスープだけが出てきて

その後、5分近くカレーが出てこなかったとしても、だ。

あのさ、スープだけ出してどうすんの?

料理と一緒に持ってこなかったら意味ないでしょ?

冷めきったスープを飲ますわけ?

どうせFC店ならデニーズの接客でも見習ったら?

などという問題もおいておこう。

今回はあくまでもあくまでもインディアンライスが目的なのだから…


jiyuu

(右がインディアンライス、左がハイシライス。ジャネット・ジャクソンのポロリを思い出す…なんてこともないか)


で、出てきました。

今回注文したインディアンライス&ハイシライスのペアセット。

ライスの中央にくぼみがあって、そこに生卵がすっぽりと収まっている姿がなんともいえない。

この姿を見ただけでもう満足だ。

味はね、味ははなから期待してませんでしたから。


ちなみに目の前に「おいしい食べ方」という張り紙がしてあった。

それによるとウスターソースを入れるとちょうど良い味になる様、

はじめから味付けされているので、あついうちにソースを入れ、

卵をすべて混ぜきってからお召し上がり下さい、とある。

私はこう見えてもわりあい素直な性格なので、そうしてみることにする。


まずはそのまま一口。

なるほど…ご飯がべっちょりしていてドライ感がないですな…

なにがなるほどだか。

ハイシライスもしかり。ちなみにハヤシライスではない。


うむうむ、味はどうでもいいのですよ。

自由軒のインディアンライスは姿が大事なんです。

生卵が中央に落とされた姿だけは神々しい


一度は食べたかった、という老舗の味を知る術はないが、お姿だけは堪能できた。

これで満足としておこう。

もう二度と心を通わすこともないだろう。

さらば自由軒のインディアンライスよ!



●「せんば自由軒 新橋店」

東京都港区新橋3-8-8
電話:03-5425-2371

営業時間:11:00~22:30

定休日:無休







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2005-06-28 23:51:22

カツカレーを丼に ~元祖・カツ屋「王ろじ」のとん丼~

テーマ:カレー

カツカレー が好きだ…

いや好きだった時期がある。

20代の頃の話だ。


食欲旺盛な若者にとって

カツカレーの大盛り、という響きは格別のものがあった。

この場合、主役はなんといってもカツだ。

カレーの出来はこの際、少々目をつぶってやってもいい。


しかし、一口にカツカレーといってもカレー屋のカツカレー洋食屋のカツカレーはこれはもう大きな違いがある。

カレー屋のカツはなんというか、肉悪、油悪。

ジューシーさなどは皆無で、ガンといっても過言ではない。

挙げ句にカツカレーは大抵最高金額のメニューである。

踏んだり蹴ったりとはまさにこのこと。

どんなにカレーが美味でも、こればっかりは許せない。


よって私のカツカレーライフは洋食屋ですくすくと育くまれてきた。

中でもひいきにしていたのが近所にあった「キッチン南海」である。

ここではいつもトンカツ定食を食べようか、盛り合わせ定食にしようか、

はたまたカツカレーにしようか、いつも悩んでいた。

結果、8割はカツカレーにしてしまっていた、ような気がする。

カツというご馳走とカレーという庶民派の奏でるハーモニーは

格別なものがあったわけだ。


そんなカツカレー界に一風変わったカツカレーを食わせる店がある。

新宿の路地裏に佇む、トンカツ屋、「王ろじ」である。


「王ろじ」は大正10年創業の老舗で、「トンカツ」という言葉の名付け親でもあるらしい。

つい数年前までは古い佇まいのなかなかシブイ店構えだったのだが、

改築されて風情がなくなってしまった。

あー、こりゃこりゃ。

「王ろじ」はれっきとしたトンカツ屋である。

路地の王様だから「王ろじ」。

そんな店だから、カツカレーもまさに王様級の迫力であったりする。


oroji

(しかし、デカイ、カツだ。カツだけ丼といってもいいだろう)

ここのカツカレーは皿と器がドッキングしたヘンテコな形状の容器に入っている。

カツカレーライスというよりはカレーカツ丼

よって名前も「とん丼」と名付けられている。

見ての通り、器からは棒状のカツが屹立している。

この棒状のトンカツは衣カリカリ、サクサク感もほどほどあって悪くない。

まさにカツが主役のカツカレー。

衣のカリカリ具合とカレールーとの相性はなかなかのものだ…

が、なんというかなぁ…確かにカツカレーなんだが、なにかこうすっきりしないんですな、これが。


あまりにカツの主張が強いもんだから、カツ丼にカレーがかかっている

程度にしか思えなかったりする。

器の形状がヘンなせいで量も少ない。

若者の胃袋を満たしてくれるカツカレーとはまったく別物といえよう。

こうなってくるとカツカレーのありがたみ、というのは感じられない。
やはりカツ丼カレー味、といった趣なのである。


改築前の「王ろじ」には大正ロマンに溢れる奥座敷があって、

そこで食すのが気分だった。

かって、路地の王様だったときの雰囲気をほのかに感じたものだ。

あの頃は確かにB級だったのだが…


丼で食べるカツカレー、

大正ロマンが漂う、モボ・モガ好みのスタイルだったのかもしれない。


●「王ろじ」

新宿区新宿3-17-21

電話:03-3352-1037

営業時間:11:00~15:00、16:30~(L.O.20:30)

定休日:水曜日






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2005-06-05 10:43:11

蒲田のピリ辛創作カレーに果てしない野望を見た ~蒲田「タージ・マハール」のオヤジ学~

テーマ:カレー

またしてもカレーの話である。

先日予告したとおり、蒲田の「タージ・マハール」へと足を運んでみた。

蒲田西口より徒歩1,2分。商店街の中にあるカウンターだけのカレー専門店である。

インド料理屋みたいな名前だがカレーしか出していない。

とにかくウマいから一度、食べてみては、と何人かの友人に勧められていた。

このような未知の強豪に出会うのはB級グルマンの至福の幸せといえよう。

そこで、この店に長年、足を運んでいるという友人に連れられて「タージ」の門をくぐった。


店内にはインドの写真やらポスターやらシヴァ神やらが飾られている。

インド料理屋……の趣がないでもない。

メニューを見てみる。

定番メニューが7、8種類程度。スペシャルインドカレー、ポーク、ラング豆とラム、オクラ、ナスなど肉と野菜のカレーがバランスよく配置されている。

それに加えて、旬のメニューがこれまた7,8種類程度張り出されている。

中には「サメ JAWS」などと書かれたメニューもある。

聞いたところによると「羊の脳味噌のカレー」、「ワニカレー」、「ダチョウカレー」などというメニューも秘かに登場したりするという。

オヤジの気分でいろんな肉を仕入れてくるのだろう。

このヘンのセンスは明らかにB級であるが、肝心の味はどうなのであろうか?


初心者らしく店のオヤジに「すんません、初めてなんですけど何食べたらいいですかね?」と聞いてみる。

オヤジはぶっきらぼうな感じで「なんでもいいよ、どうせオレが勧めたのなんか食べないでしょ」ときた。

「結局、何言ったってさ、嫌いなもんは食べないわけだから。オレが野菜がいいって言ったって、野菜嫌いな人は注文しないわけよ」

「いえ、ボクは好き嫌いなんで…ゴニョゴニョゴニョ」ってな感じになる。

ま、好きなものを食え、ということだろう。

なので、スペシャルインドカレー(チキン)を注文してみる。


taji

(濃厚サラサラのスペシャルインドカレー)


まずオーダーと同時にサラダが出される。

それから4,5分して炒め上がったカレーが登場した。

見た目、超サラサラの液体状カレー、である。

札幌風のスープカレーとはちょいとわけが違いそうだ。

スープカレーというのはあくまでもルーはスープのようなもので具がメイン、といったイメージがあるが、

タージのカレーはスパイシーな香気が立ちのぼるカレールーにそそられる。

ご飯は赤い、赤飯のように赤い。

赤飯かと思ったら古代米だという。古代米がこのカレーに合うとのことだった。


いよいよルーをご飯に掛け、口に運んでみる。

ム……、濃厚だ

スープ状のサラサラカレーというとどうしてもスープテイストというか軽~い感じがする。

ブイヨンの味だとかなにかニゴリが感じられるのだ。

が、タージカレーは見た目とは異なり濃厚な深みが感じられ、しかもかなりスパイシー

スパイスのみで出来ている本格インドカレーの様相を呈している。

しかし、いわゆるインドカレーと決定的に違うのは、

このサラサラ感であろう。

サラサラだが濃厚、濃厚だがサラサラ

一見すると相反するこの2つの命題が見事に調和しているのである。

さすがだぜ、タージ・オヤジ!


チキンもふっくらとした食感がたまらない。

なんだか作り置きのようなパサパサした肉が出てくるとガッカリするのだが、

タージ・チキンはテリテリのできたて、みたいなふくよかな味わいがあった。

食べ進むうちにジンワリと汗がにじみ出てくる。

ジンワリと汗が出る、というところが、程よいスパイス加減であることの証明だ

あー、満足。


かなりスパイシーであったため、口腔内にスパイスの余韻がじんわりと長く残る。

その余韻がただ辛いだけではなく、いい感じの余韻であるのだ。

余韻の残るカレー……蒲田的風流ですな。


食後にいろいろとオヤジに話を聞いてみた。

なんでもインドの各地でカレーの勉強をしまくったという(いまでも年に数度インドに行くらしい)。

それでたどり着いたオヤジ的究極のインドカレーをさらに日本風にアレンジして、

23種類のスパイスを調合したサラサラ濃厚カレーに仕上げた、とのことだった。


オヤジは語る。

「近くの会社員とかがさ、転勤になるじゃない?するとうちの味が恋しいっていうのよ。

だからパック詰めにして地方発送も承ってんの。

そこでいろいろとパックづめの研究をして、半年くらい防腐剤なしで腐らないようにしたのね。

これをね通販ベースに乗せて、全国で売ろうと思って、工場の建設とかも考えたんだけどそれは断念したのよ」


全国で売る?

なんということを考えるオヤジだ。

この手作りカレーをいったいどのくらい量産できると考えたのだろうか?

大勝軒(永福町)のオヤジは、ラーメンセットの通販で年商が数億円だと店のパンフに記してある。

そんなことを考えているのか?

いや、このオヤジのことだからそこまでの野望はないとみるが…。


「常連さんの中にはね、1日2回食べに来てくれたりとかね、毎日食べに来てくれる人もいるのよ。

毎日食べても食べ飽きないカレー、それがうちの味だと思うのね」


毎日食べても食べ飽きないカレー…

なんという理想の高さだろうか。

これこそがオヤジの野望に他ならないだろう。

そんなことを考えながら帰途についていると口腔内に残っていたスパイシーさがだんだんと調和されていくというのか、

すっきりとした余韻に変わっていった。

なるほど、毎日食べたくなるカレーか…、ちょいとオヤジの言っていることがわかったような気がした。


「タージ・マハール」には蒲田的究極カレーが眠るのであった。

●「タージ・マハール」

 東京都大田区西蒲田7-70
 電話:03-3734-0913

 営業時間:11:00~14:00   17:00~21:00

 定休日:日曜、その他適宜

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2005-06-02 12:20:05

「カレー記念日」だから仕事人なムルギー気分

テーマ:カレー

今日は「カレー記念日」なんである。

なんでもカレーが船に乗って横浜港から入ってきた、ことに由来し、

横浜港の開港記念日である6月2日を「カレー記念日」に制定した、ということだ。

本日は蒲田にある「タージ・マハール」という超ウマ、しかしあやしいというB級テイストな

カレー屋に行こうと誘われたのだが、残念ながら夜は用事があって断念。

近日中には訪れる予定ですのでお楽しみに。

そんなわけで、お昼に渋谷の「ムルギー」に行くことにした。


「ムルギー」がどんな店なのかは『ムルギーな雰囲気こそB級グルメの王道だった 』を読んでいただきたい。

オヤジなき後、あやしさは半減したものの、「ムルギー」の味は健在であったりする。

私にとってあの味は麻薬だ。

いや、私はタバコも吸わない人間であるからして、本当に麻薬がヤミツキにならざるをえないものなのか甚だ疑問ではあるのだが、なぜか渋谷に来るとムルギーに心ひかれてしまう。

死ぬまでにあと何回ムルギーを食べる幸せにありつけるのだろか…

などと考えるとこれはもう何が何でもムルギーを食べたい、いや食べなければいけないのではないか、という気にさえなるのだ。

こりゃ、麻薬というよりは強迫観念ですな。


私をそこまで思わせるムルギーの味とはどんなものなのか?


murugi

 (カレー富士とルーの湖の図)


ムルギーカレーの形状は「富士山と河口湖」の風情を持っている。(ちなみに本当はエベレストのイメージらしいが)

私はさまざまなカレーを食しているが、これほど神々しい雰囲気を持った盛りつけをしているのはムルギーだけではなかろうか、と感じる。

とにかくご飯が山のように盛られている。

山のように、といっても大盛りという意味ではない。

本当に山の形状に盛りつけられているのだ。

そして山の麓にはカレールーの湖が広がっている。

湖には玉子の島が浮かんでいる。

うーむ、カレー美とはまさにこのことか。

カレー記念日に食べるにはまさにうってつけの逸品といえよう。


で、おもむろにスプーンで山を切り崩していく。

自然崩壊、な一瞬である。

ちなみにご飯を山状に盛りつけているのは、ご飯とカレールーを初めから混ざらないための配慮、ということだ。

よって、ご飯を切り崩してカレールーに浸けて食べるのが正しい。


カレールーはことことに煮込まれており、相当にスパイシー。

糸を引くように浮かんでいる油が曲者で、これがムルギー独特の味を醸し出している。

鶏肉がベースということだが、あらゆる食材が跡形もなく煮込まれている

これだと具にまどわされることなく純粋にカレールーの味を楽しむことが出来る。

天ぷら蕎麦なんかにしてもそうなんだが、いったい主役は蕎麦なのか天ぷらなのかハッキリさせて欲しいと思う。

私の場合、あくまでもカレーが主役であって欲しいと願っているわけだから、ゴツイ具で邪魔されたくはないんである。

ルーの中にかすかに残る鶏肉やたまねぎなどの食感がまた良い。


口に入れるとジワジワと辛さが広がってくる

相当に煮込まれているだけあって、かなりコクを感じる。

このジワリとくる辛さを和らげるのが、ちょろりと添えられているチャッツネである。

中盤戦からはこのチャッツネが威力を発揮してくる。

ご飯、カレールー、チャッツネが混ざり合って、複雑な味わいを醸し出してくるのである。


そして忘れたならないのが玉子の存在だ。

いまはなきオヤジさんがあれだけしつこく玉子入りを勧めるのもわかる。

玉子の上にはジグザグにケチャップが掛かっている。

あらゆる内容物がトロトロに煮込まれて形骸化している中で、

ゆで玉子の微妙な歯ごたえはありがたく

普段は歯ごたえなどを感じないゆで玉子が、こんなにも歯ごたえのあるものなのか、

あぁ、ありがたやありがたや、ってなもんである。


最後の方になるとご飯の残量が気になってくる。

さすがに山だけあって量も多い。

残り少ないカレールーをご飯に少量付け、残していた玉子と一緒にかき込む。

最後の至福の瞬間である。


このカレーの味はいったいなんなんだろうか?

私は食べる度に常々思う。

ラーメンと違って、なんとか風というカテゴリーでは区別できない。

仕事人みたいな味、とでもいうのであろうか。

「この仕事はムルギーにしかできない」と人々に言わせてしまうような雰囲気を持った味なのである。


過去、さまざまな人間がゴルゴ13の正体を暴こうとした。

私もムルギーの正体を暴くために今日もムルギーへと通った。

ゴルゴ13に関わった人間たちが命を落としたのと同様、

私もムルギーのためにどうにかなっちまうんじゃないかな、と思った次第である。


●「ムルギー」

 渋谷区道玄坂2-19-2
 営業時間 11:30~15:00   16:00~20:00  木曜11:30~15:00

  定休日:金曜日





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2005-05-13 15:16:33

レトルトカレーの奥義を究めたか!?~「100時間かけたカレー」の実力~

テーマ:カレー

レトルトカレーについて考えてみたいと思う。

 

レトルトカレーといえば「ボンカレー」、と思い浮かべる人は

OVER35YEARSの人々だろうか。

「ボンカレー」

「ハイアース」

「オロナミンC]

この3つがホーロー看板の御三家といわれていた時代の話である。

ちなみにボンカレーは松山容子、ハイアースはお水こと水原弘(アース渦巻きの由美かおるバージョンはセクシーだ)、オロナミンCは大村昆ちゃんがキャラクターを勤めている。わかるかなぁ~わかんねぇだろうなぁ~by 松鶴家千歳)

 

ま、子供の頃にレトルトカレーのお世話になった記憶はあまりない。

おそらく、物は試しで1,2回は食べたことがあるとは思うのだが、

家で食べるカレーといえば、うちの場合、「ハウスバーモンドカレー」。

リンゴとハチミツ、とろーり溶けてる、ヒデキ感激~です。

どうも今日はネタが古くていけねぇや

 

レトルトトカレーと本格的に付き合い始めたのはひとり暮らしを始めた20歳の頃からである。

ご飯を炊くだけでお腹いっぱいの食事にありつけ、しかも調理時間はわずか3分。

こんな便利なモンはないわなぁ~、というわけで、以来、いままで愛用しています、ハイ。

(大学時代は「LEE」の10倍カレーが個人的な一番人気。あの強烈な辛さが最高のおかずになって、

他の具やらなんやらはいらなくなるお味でした)

 

ボンカレー時代は、ただ単に腹を満たすための道具、に過ぎなかったレトルトカレーも

最近ではグルメ化の傾向にある。

かってマダムヤンが「お客様にお出しできるラーメンです」といっていたように

レトルトカレー界も高級志向になってきているわけだ。

 

ま、種類だけでいったらそれこそ100種類は雄にあるだろう。

お店系ブランドの中では、ルー&ドライカレーをミックスさせた「パク森」、

本格インド風では最近はキーマカレーがトレンド、

変わりどころでは、強烈インパクトの「蟹と卵のカレー」、

缶詰系では「トドカレー」や「熊カレー」なんて、とんでもないカレーもある。

(インパクト系レトルトカレーの話はまた後日に)

 

100jikan

(ビーフシチューのような濃厚なお味)


そんな中でこれぞレトルトカレーのある種の奥義を究めた、と思えるカレーがでた。

MCC食品の神戸カレー「100時間かけたカレー」だ。

何が奥義かというと圧倒的なとろとろ感。

まさに100時間煮込んだ系の味わいである。

これは私が「スタンドカレーの美学 」で提唱するところの煮込まれた感が十分に堪能できる。

ちなみに100時間の内訳はこうなっている。

 

25時間…カレールーの焼き上げ、熟成

15時間…フォンを煮出す

34時間…野菜のソテー、熟成

29時間…ソースの煮込み、一日寝かせ、仕上げ

 

まさに熟成の味

カレールーの色もどろどろした黒っぽい感じ。

レトルトカレーにありがちな茶色いルーの安っぽさとはわけが違う。

重厚さ、これがレトルトカレーの奥義に通じるのではないかと思う。

ちなみに監修は元オリエンタルホテル名誉総料理長の石阪 勇氏。

一般的には馴染みがなく、エライ人なんだかどうかよくわからないところもB級でよい。

 

そんなわけで、手軽なスタンドカレー風味を味わう向きにはおすすめの品である。

レトルトカレー…独りモンの強い味方である。一般家庭ではどういうときに食べられるのであろうか?

やっぱりメンドくさい時に重宝されるのだろう。そう思うとなんか虚しい食品だなぁ、とちょっとレトルトカレに哀愁を感じるのであった。

 

●神戸カレー「100時間かけたカレー」

 MCC食品

 価格365円

 原材料/野菜(たまねぎ・にんじん)・牛肉・ホールトマト・リンゴピューレ・バナナピューレ・小麦粉・植物油脂(大豆油、米油)・ブイヨン(鶏がら、牛骨、牛筋肉、牛肉、たまねぎ、にんじん、セロリ、なたね油、香辛料、ガーリック)・マーガリン・トマトペースト・香辛料・食塩・バター・砂糖・でん粉・ビーフエキス・野菜エキス・酵母エキス・ぶどう糖・カラメル色素・乳化剤・香料(その他豚肉由来原材料を含む)
内容量/200g(1人前)

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2005-04-16 06:08:05

スタンドカレーの美学~新宿・ニューながい~

テーマ:カレー

カレーなどというものはルーはすでに出来上がっているし、ご飯も炊かれているわけだから

その気になればオーダーを受けてから10秒ほどで客に出すことが出来る食べ物である

皿にご飯を盛って、上からカレールーをかける、以上、ってな感じだ

誠に簡潔でよろしい

そんなカレーを体験するならば、なんといってもスタンドカレー屋にかぎる

 

僕がよく行くのが新宿の「新宿カレー・ニューながい」である

ここは紀伊國屋書店の地下街にあるスタンドカレー屋で、スタンドカレー屋にしてはかなり多くのメニューを誇っている

赤カレー(激辛)、黒カレーを筆頭に変わりどころでは納豆カレーなどというものもある

一応、いろいろと食べてみたんだが、結局は最もベーシックなビーフカレーに落ち着く

それはスタンドカレーに何を求めているか、ということに起因するわけだが

具だくさんなカレーだとか上品なカレーというのはスタンドカレーに似つかわしくはない

カツカレーなど空腹時には惹かれるものがあるが、早さが命のスタンドカレー屋ではまずカツは作り置き、

冷めて固くなったカツなど逆にガッカリする

とにかく求められるのは早さであり、安さであり、劇的なうまさとかそういうんではないのだ

さらに僕がスタンドカレーに求めるものというのは、濃いー感じのルー、だ

ボンカレーなどのインスタントカレーというのはなにか薄い黄土色のルーであったりする

濃厚なルーはなにかこう何十年も鍋でコトコトと煮詰められたありがたーい感じがする

極端な話、ボンカレーの特別版みたいなもので十分なのである

 

 

というわけで、ニューながいのビーフカレーはひたすら鍋の中で煮詰められた感のする濃厚ルーである

すぐそばに「モンスナック」というこれまたスタンドカレー屋があるんだが、そっちはサラサラのスープタイプ

スタンドカレーとしては違うんだなぁーと思ったりしている

 

で、席に着く

一応、メニューを見てみる

胡椒がピリリと効いた黒カレーは820円、スタンダードなビーフカレーは480円(サービスデー時は350円)

心の中ではビーフカレーととっくに決まっている

「ビーフカレー」

とそっけなく告げる

果たして何秒でカレーが出てくるか計ってみる

まず皿にご飯を盛る

ここまで8秒

次にカレーを掛ける

この作業が5秒

で、そのまま出される

しめて15秒だった

福神漬けなどはテーブルに備え付けられているし、ホントに作業行程が少ない

これこそが、スタンドカレーの醍醐味といえよう

 

でもって、出されたカレーは迅速に食べる

福神漬けを適宜補給しながら、ご飯とカレールーのバランスを考えてかき込む

ルーを多く取りすぎると最後は白飯しか残らないという悲しい事態に陥る

これはベテランのカレーマニアでもミスすることがあるので注意したい

最初こそカレールーたっぷりのご飯を食べていいが、中盤からは

ルー:3 ご飯:6 福神漬け:1の割合で事を進めたい

これでなんとか最終盤までカレールーが残るはずだ

 

この早さは立ち食いそば屋にも共通するものがあるように思うのだが、

カレーは立って食べるにはいまひとつ、という点で駅構内では立ち食いそば屋の天下になっている

丼は持つが皿は置いて食べるという日本人の気質が現れていると言えよう

ちなみに肉何ぞは入っていなくて結構である

よくビーフカレーなのに牛肉が入ってない、

などと嘆く輩がいるが、肉が食いたいならスタンドカレー屋には来るな、と言いたい

逆にヘナチョコな肉が入っている方がスタンドカレーテイストを損なうというものだ

 

オーダーしてからフィニッシュまでわすかに3分半

スタンドカレー屋の生命線はひたすら煮込まれた風のルー(実際はどうかわからんけどこってりねっとりのルーを見るとそんな感じがしてしまう)だと思うのだがどうだろう?

 

●「ニューながい」

 新宿区新宿3-17-13紀伊国屋書店B1F
 電話:03-3352-4853
 営業時間:10:30~20:30
 定休日:無休

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2005-04-06 23:54:55

ムルギーな雰囲気こそB級グルメの王道だった

テーマ:カレー

渋谷の百軒店商店街に「ムルギー」というカレー屋がある。

僕がB級テイストに目覚めた記念すべき店、である。

 この百軒店商店街というところは↓のジャンジャン横町と同じく、

渋谷にあってなんとも怪しげな場所であったりする。

関東大震災後しばらくは渋谷の文化の中心にあったと聞く。

映画館やジャズ喫茶、劇場などが建ち並び、渋谷で一番のにぎわいを見せていた、らしい。

いまでは風俗店に次々と犯され、そんな余韻は見る影もないが。

センター街や公園通りが「陽」とすると「陰」の渋谷の代表格がこの百軒店商店街だろう。

 

さて、その「陰」の渋谷の中で、ひときわ異彩を放っているのが「ムルギー」だ。

僕がはじめて訪れたのは高校1年の時だから、もう随分前の話になる。

ラーメン屋の「喜楽」を訪れたのだがあいにく臨時休業かなにかで、

前から怪しさを感じていた「ムルギー」に思い切って入ってみることにしたのだ。

昭和26年オープンだけに建物は当時でもいい感じに古ぼけていて、

なかなか良い雰囲気を醸し出していたが、それよりなによりメニューが怪しかった。

 

murigi

 

・ムルギーカリー(玉子入り)

・ガドガド 

・サッテ

 

たしか食べ物のメニューは当時でもこんなものしかなかったはずだ。

とにかくガドガドって何だ!この得体の知れないものを食すことが目的で勇気を出して、ムルギーへと足を踏み入れたのだ。

一歩足を踏み入れて後悔の念がふつふつと鎌首をもたげてきた。

ホントに店内は昭和26年のままだったからだ、古ぼけ具合がハンパではない

まだ15歳の身にこの雰囲気はあまりにも厳しい。

誰もいない店内を見渡しながら呆然とたたずんでいたが、

それよりなによりいったいどんなもんを食わせてくれるのか、そちらの興味の方が逃げ出したい心に勝ってしまった。

席に座るといまは亡きオヤジが水を持って、テーブルへとやって来る。

やって来るんだがなかなか僕の座っているテーブルまで到着しない。

遅い。異常に遅い。

まさしくすり足でジリジリと迫ってくるといった感じだ。

 

これは恐ろしい。ヘビににらまれたカエルが動けなくなるように

こちらにジリジリとにじり寄ってくるオヤジの姿はまさに恐怖の一言

気の弱い人ならチビってしまうことだろう。

 

で、オヤジはコップをテーブルに置くなり

ムルギー玉子入りですね」と言った。

ですね、と言われても困る。

ですね、という言葉には有無を言わさぬ迫力がある。

つまり聞く耳など持っちゃいないということだ。

こう聞かれたら「はぁ」と答えるしかない。

ちなみに友達と行ったときのことだが、その友達が

あ、玉子なしのやつくださいと言ったのだが、

やはりオヤジは聞いてくれなかった。

玉子入り2つでいいですね」ときた。

「いや、玉子アレルギーなんで、玉子なし1つお願いします」

「玉子入り2つですね。あとガドガドといってインドのサラダがあるんですが…」

本当に聞いちゃいないのだ

ある意味、スゴイ。僕なんかはオヤジとのこのやりとりが好きで通い詰めたと行っても過言ではない。

さらに付け加えるとガドガドはどこからどうみてもただのレタス、トマトサラダにしか見えない

おいおい、どのあたりがインドなんだよ、と誰しもが突っ込みたくなる1品だった。

しかも、コーラなどと一緒に冷蔵庫にラップを掛けて冷やしてある。作り置きかい、とさらに突っ込みたくなる。

実はこのガドガド攻撃をかわすのも一苦労であった。

「ムルギー玉子入りですね。あとガドガドというインドのサラダが…」でセットになっているのだ。

玉子入り攻撃をかわすことは不可能だったが、ガドガド攻撃は粘れば何とか交わすことが出来た。

いや、ガドガドは結構です 

でも、インドのサラダで美味しいんですよ

ホントに結構ですので

注文しますか?

いえ、いりません

ときっぱりと言い切れば最後にはオヤジもあきらめてくれた。

きっとオヤジの頭の中にも「ガドガドはちょっとな…」みたいな思いがあったに違いない。

 

もちろん、カレーを持ってくるときも異常に遅く歩く。小林よしのりの「東大一直線 」で主人公の東大通がこうズンズンと迫って歩いてくる定番シーンがあったが、ちょうどそんな感じだった。

 

なんと素敵なオヤジ、そして店だっただろうか。

これこそがB級テイスト。

料理のインパクト+店のインパクト+店主のインパクト

この3つが揃ってこそ、真のB級グルメとなりうるのだ。

 

肝心のカレーについては『「カレー記念日」だから仕事人なムルギー気分 』をご参照のほどを

 

●「ムルギー」

 渋谷区道玄坂2-19-2
 営業時間 11:30~15:00   16:00~20:00  木曜11:30~15:00

  定休日:金曜日

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