2006-11-29 10:54:24

三の酉のぬるぬる煮込みに熟女ママ軍団の魔の手が… ~花園神社の屋台にて~

テーマ:モツ焼き

恒例になっている花園神社の三の酉へと行ってきた。

いわゆる神社の祭りというものが年々寂しい感じになっている中、

酉の市だけは活況だ。

とにかく出店の数がすごい。

浅草に住んでいた頃は浅草酉の市に出掛けるのが楽しみだった。

ここは数百メートルに渡って、通りの両サイドを露天が埋め尽くすという大盛況ぶり。

露天商の見本市みたいになんでも揃っていた。

地元出身の友人といったときなどは、屋台で飲めや食えやの歓待を受けたりした。

隣に座ったその筋らしき人(目高組ではない)からも「ニィちゃん、飲みっぷりえぇのぉ、もっと酒飲めや」とひたすら勧められたり…

浅草地元民のつながりとはなんと強力なのかと関心した次第である。

新宿・花園神社の酉の市は浅草と比べれば規模は小さいものの、

来ている客が面白いのなんのって



hanazono

(毎年、同じ店で買うのである)


それはとりあえずおいておいて、まずは去年買った熊手をお炊きあげしてから、境内にて参拝。

しかるに去年よりもちとBIGな熊手を購入。

いつも買う店は同じだが、どの熊手を買うかでいつも悩む…

宝船がいいか兜がいいか七福神がいいか…

今年は理由あって兜にしてみる。

入山に会社の名前を書いてもらい、最後は三本締め。

お手を拝借、せーの、ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨヨヨイヨイ」と店の人が声をかけると威勢の良い声で客から「ソイヤー!」と合いの手が入る。

この「ソイヤー!」という掛け声を気持ちよく言ってくれている集団を見るとこれまた艶やかなホステスとおぼしき一団であった。

うーん、さすが新宿、水商売が元気な街であると納得した。


ふと近くからひときわ大きな声で三本締めどころか十本締めのようなながーい掛け声が聞こえてきた。

花園神社の隣に位置する「東京飯店」が熊手を購入したようだ。

見に行くとこれが見たこともないような超巨大熊手なのである。

しかも、1本ではなく特大熊手も数本見受けられた。

もう何十年も前から買い続け、これ以上大きな熊手が出来ない、というところまできているのだろう。

我が社もそれくらい繁盛してもらいたいもんである。


その後、いつもは近隣の店に食事に出掛けるんだが、今回は神社内の出店に伺ってみることにした。

さすがにどの店も満席でわいわいがやがやとにぎわっている。



hanazono
(見た目は実に美味そうなんだが…)


店頭で串ものを焼く姿なんかを見ているとなかなかにそそられる。

山盛りの焼き鳥もさることながら、煮込み鍋やおでん、サザエ、ホタテなどの海鮮物などなかなかに揃っている。

席が空くのを待ってすべり込んでみた。

早速、ビールと煮込み、焼き鳥を注文する。

トイ面のおねぇさん方乃の一団から乾杯の催促を受ける。

結構、できあがっているようである。

年の頃は30代後半、といったところだろうか。

あきらかな水商売風。スナック、バーのママ軍団のように見受けられる。

あまりの迫力に気後れしながらチビチビとやっていると

あんた、男なんだからそんなにチビチビやってんじゃないわよ!」とママ軍団から叱咤を受けた。

「す、すんません」とかなんとかいいながら、ビールをグイとやってみた。

あーもうじれったいわね、男ならこうでしょうこう」といいながらママ軍団のひとりがコップ酒をイッキした。

「おぉー」と周りは拍手喝采である。

こうなると後には引けない雰囲気だ。

しかたがないので、こっちもコップ酒。

うーむ、剣菱か…イッキはちとキツイ…最近、この手は飲んでないからな…

ま、それもまた人生と思いグイとあけてみる。

いつの間にか店中が注目しているぜ…なんてこった


とそこにホストの一団がやってきた。

どうやらママ軍団の知り合いらしい。

ホスト軍団は来るなり全員、剣菱イッキだ。

すごい様相を呈してきた。

さすが歌舞伎町商売人たちがわんさかと集まっているだけある。

これで来年も商売繁盛することだろう。

しかし、この状況はいささかキツイ。

そうだ煮込みを食わねば、とおもい箸をつけてみる。



hanazono2
(ぬるぬるもつ煮込み 600円也)


ぬ、ぬるい…」

なんじゃこりゃ、と心の中で叫んでみる。

あいかわらず周囲はホストクラブ状態だ。

この雰囲気ならこの味で然るべきか…

うーむ、祭りはやはり地元民のものだといたく実感した。


剣菱とぬる煮込みにあたった私は美味なもつ煮込みを求めて夜の街へと繰り出すのであった…








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2006-11-19 12:19:08

新蕎麦と紅葉と奥多摩と風流 ~奥多摩「一心亭」で小滝を眺めるの巻~

テーマ:そば

今年も東京では紅葉が遅れている。

この時期、まだ青々としている木々を見ていると日本の四季的情緒ってもんがどうなっちまうのか心配になる。

それはすなわちグルメの世界にも影響が出ることであって、紅葉を見ながらのんびり蕎麦、なんてこともおあずけになってしまうわけだ。

新蕎麦の時期に合わせて、紅葉狩りと蕎麦を楽しむ、なんてことをしていると日本人に生まれて良かったな、とかつくづく思ったりするもんだ。


が、新蕎麦の時期はやってきたが東京に紅葉の知らせはやってこない。

いったいいつくるのか?

ゴドーを待つ心境で待ってはみたが、シビレを切らして奥多摩へとGO!

案の定、奥多摩には緑が色濃く残っている

紅葉にはまだ早い。

チャールストンにもまだ早い(by 田原俊彦)

例年なら色鮮やかな紅葉に染まる奥多摩周遊道路も御岳街道もただの道と化している。

よって風景に目を奪われることなくスイスイと車を走らせられる。

安全運転には良いです。

奥多摩の銘酒「澤ノ井」の看板が道々にあるせいか、ちょっと喉を潤してみたくなる。

飲酒運転はいけません。


とかなんとかやっているあいだに目指す蕎麦屋へと到着した。

JR青梅線の終点より二駅手前の鳩ノ巣駅前にある「一心亭」という蕎麦屋だ。

このあたりは鳩ノ巣渓谷という奥多摩屈指の景勝地であり、紅葉シーズンには人々がわんさかと押し寄せる。


奥多摩
(紅葉になればさらに美しい鳩ノ巣渓谷)



が、今日は平日。おじじとおばばがスケッチにいそしむ姿がポツポツと見えるくらいだ。

のどかな奥多摩のひなびた午後…ってな感じだろうか。


「一心亭」は渓谷の麓に位置し、全面ガラス張りで風景を堪能できる店構えである。

窓からは横を流れる小川や落差数メートルほどの小滝が見える。

ベストポジションは小滝前の座敷か。

水上の滝と名付けられた小滝を見ながら新蕎麦をすする…

うーむ、風流です。


一心亭2

(小さいながらなかなか風流な水神の滝)



いや、蕎麦をすするってのは違うな…

ここの蕎麦はかなりの極太で噛み切る、という感じだろうか。

繊細な味を楽しむというよりは、ゴッツリとした蕎麦の食感を味わうもんのようだ。


一心亭
(ゴッツリとした田舎風そば)


車でなけりゃ、川魚の塩焼きを肴に一杯やりたいところだ。

本場で飲む澤ノ井もさぞかし美味だろう。

店にはそんな幸せを求めてやってきた輩たちが、頬を赤く染めてグビグビとやってやがった。

チッ、お前が紅葉してどうすんだよ」と心の中で突っ込んでみる。

オレはこんな紅葉を見に来たんじゃないねぇ、とかわけのわからんことを思いながら店を後にした。

奥多摩に紅葉が訪れるのはまだ先の話である。



●「一心亭」

東京都西多摩郡奥多摩町棚澤398

電話:0428-85-2231

営業時間:11:00~16:00

定休日:火曜





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2006-11-13 14:11:26

築地を揺るがす激安寿司店の浸食…築地寿司屋の未来はいかに!

テーマ:寿司

ここ2週間ほど連日締め切りに終われて四苦八苦していたがようやく一段落。

その中の一つに「一個人」という雑誌の取材で築地の寿司屋を4軒ほど回るというのがあった。

酒を飲みながらまったりとくつろげる店、ということで編集部お薦めの店にお邪魔したわけだ。

で、築地をポロポロと歩いていると新参者の寿司店の看板だけがやたらと鼻につく。

一言でいうと派手、なんである。

それも築地場外市場には似つかわしくない派手さである。

原色ギトギトの派手な外装ややたらとデカイ看板にはハッキリ、閉口してしまう。


すし一番

(築地交差点に佇む巨大看板…自己主張しすぎである)


おいおいここは築地場外だぜ、歌舞伎町と間違えてんじゃねぇぞ」と言いたくなる。

そもそも場外には数多くの寿司屋や海鮮丼物の店があるが、そのどれもが場外の景観を損ねる、なんて店作りはしていない。

確かに昼時なんぞは客引きの声も高らかであるが、それも場外の名物の一つ。

威勢の良い商売人の声が響き渡ってこそ、場外の昼時ってなもんだ。

24時間営業はいいが、自分の店だけ目立てばいいと思っているような店のあり方は大いに反省してもらいたいもんである。


すし鮮
(派手な店構えには困ったモンだ)



そんなわけで、訪れた店の1軒に「魚河岸千両」という店があった。

ここは築地にうどん屋やら丼屋やら寿司屋を6店舗経営している虎杖グループの1軒だ。

このグループの店はオープンな雰囲気というかほとんど路面に店を出しているような感じである。

もともとある路地やら倉庫をうまく生かした作りになっていて、昔ながらの築地を肌に感じられるところが特徴であろう。


魚河岸千両
(築地の風を肌に感じるオープンな店)


しかし、こんなスペースによく店をつくるもんだと感心させられる。

夜の築地場外で開いている店は限られているだけに貴重な存在かもしれない。

2012年に築地市場は豊洲へ移転するが、その後、場外がどのようになるのか心配する向きも多い。

原色ギトギトの派手な店に浸食されてしまうような築地場外は見たくないだけに既存店には頑張ってもらいたい。

そういう意味で古き良き築地を偲ぶことができ、しかもいまの時代を取り入れた虎杖の店なんかは築地場外の未来を考える上で参考になる。


もう1軒、同じ虎杖グループの「築地黒瀬 鮑」という店にも行った。

こちらは「魚河岸千両」のカジュアルな雰囲気と違って、本格志向の寿司屋。

表通りから細い通路を突き進んだドンツキにあるのだが、その通路はまるでタイムトンネルのように感じる。

通りを抜けた後に広がる空間が、なんだか懐かしい気分にさせてくれるからだ。

内装は江戸時代の寿司屋を意識したという。



黒瀬鮑
(江戸時代の寿司屋の雰囲気が漂う)



竹をふんだんに使い、黒塀の雰囲気を醸し出している。

握られる寿司ネタも天然物ばかり、でもって値段は築地価格で、銀座と比べたら格安だけにちょっと趣向を凝らしたいときなどにはいいかもしれない。

慌ただしいイメージの築地にもなかなかに落ち着ける店があるのか、という感じだ。

夜の場外には昼の喧噪も面白さも何もないが、原色ギトギト寿司屋に対抗すべく頑張る店があることは知っておきたい。

ちなみに「一個人 1月号」は寿司屋の大特集。11/26発売なので、ご興味のある方はご覧あれ。



●「魚河岸千両」

東京都中央区築地4丁目10-14 樋泉ビル1F

電話:03-5565-5739

営業時間:11:00~14:30、17:00~22:30(月~金)

       9:00~21:00(土、日、祝日)土曜日と連休前日は22:30まで

定休日:無休

「築地黒瀬 鮑」

東京都中央区築地4丁目10-16 築地四丁目町会ビル1F

電話:03-3544-1244

営業時間:17:00~23:00(月~金)

       17:30~22:00(土)

定休日:日曜・祝日





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