2005-09-29 14:50:46

「フランス亭」のルーツ、シモキタ「GORILLA」が懐かしい

テーマ:B級グルメ

ふらんす亭」というチェーン店がある。

ステーキとカレーを食わせる店である。

チェーン店といっても料理のレベルはそれほど悪くない、のではないかと思っている。


ここのステーキはレモンステーキという代物だ。

レモンステーキとは高温に熱した鉄判で薄切りの肉を焼き、特製のレモンソースをかけたものだが、

このソースがなかなかのクセモノで、レモン果汁がたっぷりと入り、酸っぱい中にもニンニクなどの味がきいて独特のテイストを醸し出している。

長崎ではわりとメジャーな料理らしいが、東京では私の知っている限り、この店と、そして20年近く前に私がこの料理に出会った店、下北沢の「GORILLA」だけである。



france

(サービスレモンステーキ。肉が薄いので早めに食べないと固くなります)


その店は当時大学生だった私のお気に入りの店で、ちょっと贅沢したい気分の時にいつも訪れていた。

「GORILLA」ではレモンステーキ&カレーセットしか食べていなかったから、

他にメニューもあったように思うのだが、いまひとつ覚えていない。

紙エプロンを首からかけて、ジュウジュウに熱せられた鉄板が来るのを待つ。

運ばれてきた鉄板の上にレモンソースをかけるとソースがパチパチとはじけ飛ぶ

薄い肉が鉄板の余熱で熱せられていくのを待つ間だが何とも楽しい。


そしてもう一つ。

カレーの味わいがたまらなく良かった。

見た目、真っ黒のドロドロで見た目通りの濃厚なお味。

シチューのごとく、コトコトと煮込んだ感が私好みだったのである。


furance curry

(私が作るカレーもこんな感じに濃厚。家庭カレーは濃厚が基本です)


そんなわけで、「GORILLA」は私の中で相当輝いていた店であったわけであるが、

ある日、急に閉店していた。

シモキタには様々な店があり、毎晩のように(本当に毎晩のように)朝まで飲んでいた。

当時、私は「冗談画報」という新人芸人やらミュージシャンやらの発掘番組の見習い作家をしており、

ワハハ本舗大人計画といった小劇場界の面々と笑いだとか芝居だとかについて熱い論議を交わしていたのだ。懐かしいね。


そんな酒飲み人生の中にあって、私の憩いが「GORILLA」のレモンステーキと黒カレーだったのに…

アルコールで荒れ果てた胃袋を優しく癒すあのステーキ&カレー

もう会えないのかと真剣に落ち込んだモノでした、ハイ。


それから数年後のことだ。

シモキタの駅前に「ふらんす亭」という店がオープンしていた。

すでにシモキタ生活が6年目に突入していた私はシモキタの主、的な誇りがあり、

新しい店には顔を出さずにはいられなくなっていた。

そこで出会ったのが夢にまで見ていた、レモンステーキ&カレーのセットだったのである。


どうして店の名前が変わってしまったのだろうか…

いや、そもそも「GORILLA」と「ふらんす亭」は同じモノなのか

それさえ謎だ。

料理はどう見ても同じモノなのだが…

それからまた数年、街にポツポツと「ふらんす亭」の看板を見掛けるようになった。

いまや全国120店近くもある大チェーン店へと成長した。

シモキタ時代は遠い昔、になってしまった。

最近ではレトルトカレー も販売されている。


ただ時折、「ふらんす亭」のこのセットが無性に食べたくなる。

ファミレスっぽい作りの店だけにWODDYだった「GORILLA」の面影を偲ぶべくもないが、

レモンステーキとカレーを口に入れた瞬間だけは、

毎晩、飲んだくれていたあの頃が甦ってくる。

(今回はちょいとシリアスですな)


●「ふらんす亭」下北沢店

世田谷区北沢2-13-7セガワビルB1

電話:03-3419-6958

営業時間:11:30~24:30

定休日:無休



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2005-09-25 01:39:39

広島お好み焼きの旅④ ~薬研堀「八昌」の実力~

テーマ:お好み焼き

そして、ついに最終決戦の時がやってきた。

今回、友人Tが最も楽しみにしていたという「八昌」がその場である。

ここ「八昌」は広島最高、と評判のお好み焼き屋でキャベツ、そば、玉子、生地のバランスが素晴らしいという。


午後4時の開店前から行列を作っているということで、30分ほど前に店へと向かう。

すでに3組ほどの客が並んでいる。

待つこと15分、4時までにまだ15分ほどあるが早めに開店した。

日差しが厳しかったのでこれはラッキー。

席に着くとさっそくビールとスジポン、煮込みを注文する。

もちろん、お好み焼きはそば肉玉である。


sujipon

(煮込みとスジポンのコンビ。お好み焼きが出来上がるまでの楽しみにどぞ)



スジポンとは牛アキレス腱を茹で、ポン酢であえたもので、

かなりの歯ごたえがある。

うむ、面白い味だ。

ビールと煮込みを突いていたら店が満杯になっていた。

午後4時。

ちょうど開店の時間である。4時に来ていたら大変なことになっていたなぁ、と思いつつ、お好み焼きの焼き上がりを待つ。

ここでは、キャベツが蒸し上がるまでの第一段階そばを炒めて玉子を乗せるまでの第二段階で作る場所が違うのである。

店の奥で作られた第一段階までのお好み焼きをヘラの上に乗せて店の入り口まで移動させて仕上げていく。

お好み焼きが店の中を飛び交う光景はここでしか見られないのではないだろうか?

ピッツァを作るときに生地をくるくると手で回しながら大きく伸ばしていく様を見るかのようだ。

これだけでもここに来る価値はあるだろう。


hasshou

(そばはほどよくクリスピー。三位一体なお好み焼きです)



待つこと約20分。

たっぷりとおたふくソースが塗られたお好み焼きが完成した。

では、広島一と評判の味はどうか?

例によってヘラで切り分ける。

広島に来て八昌で4枚目のお好み焼きになるだけにヘラ使いも堂に入ったもんである。

半熟の玉子がとろーりと溶け出した様が食欲をそそる。

口へと運ぶ。

そばのクリスピー具合がなかなかに良い

生地もいままで食べたものの中では一番厚かった。

生地の食感もしっかりと楽しめる。

そしてじっくりと蒸し上げたキャベツのしっとり感が、また泣かせる。

ちなみにそれぞれをバラバラに食べてみたが、物足りなさをすごく感じた。

生地(玉子)、そば、キャベツの三位一体攻撃こそが広島お好み焼きの神髄なのであろう。


hasshou2

(生地・そば・キャベツの三位一体加減が抜群)



友人Tも美味そうにお好み焼きをパクつく

これなんだよ、これ。これを食べるために広島まで来たんだ…」となんだか感慨深げである。

聞くところによると東京でありとあらゆる広島お好み焼き屋へと行ったが、

どこもピント来るものがなかったのこと。

それならば、やはり本場へと来なけりゃ話にならねぇだろう、というわけで、突然の来訪となったわけだ。


takashima

(美味そうにパクつく友人Tこと高嶋政伸氏。10月から月9の「危険なアネキ」でエルメスさん…ではなく、伊東美咲と共演します。皆さんよろしく)



こうして、1泊2日の広島お好み焼きの旅は終わりをつげた。

よく食べた、もうダメだと思うときも実は何度もあった。

そのときにあきらめていたら今の私はなかったことだろう。

友人Tは言う。

なぜ広島お好み焼きなんだ、なぜ広島お好み焼きじゃなきゃダメなんだ」と。

うーむ、それは私が聞きたいくらいだが、まぁこの際良かろう。

これで我々のお好み焼き探求道にも一つの答えが出たはずだ。

なんだろ?

やっぱり、例のアレですかね。

地元で食べるのが一番!

そんな当たり前のことを確認した2日間であった…



●「八昌」

広島県広島市中区薬研堀10-6

電話:082-248-1776

営業時間:16:00~22:30

定休日:月曜(祝日の場合は月・火曜の連休の場合あり)






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2005-09-23 01:39:18

広島お好み焼きを求めて③ ~番外編 広島激辛つけ麺「唐々亭」~

テーマ:地方B級グルメ

次の日。

さすがにお腹は空いていないので、原爆ドームなどを見つつ、市内散歩に精を出す。

記念館には原爆の悲惨さを物語る数々の展示があり、ますます食欲が減退してしまった。

やれやれ。

この後、広島のB級グルメと言われる激辛つけ麺を食べようと思っていたのだが、そんな気は全く失せてしまった。

仕方ないので、チンチン電車に乗って市内見物に。

のんびりとした様子に平和ってつくづくいいなぁ、などと感傷に浸りつつ、

ちょっと気持ちが持ち直した。


本屋で激辛つけ麺を食べさせる店を探したが、デキそうな店は日曜のためか休みばかりだ。

仕方なくチェーン店の「唐々亭」という店を訪れることにした。

目当ての場所に行くとジャマイカンな雰囲気の店があった。

ラスタカラーに彩られた外観はラーメン屋のものではない。

音楽もレゲエ調が聞こえてくる。

「ここか…」

そういえば激辛とジャマイカンというのはなんとなく通ずるものがある、ような気がする。

メニューを見る。

トッピングと辛さを選ぶシステムだ。

辛さは1倍から9倍までが無料。

以降、1倍上がるごとに10円の料金が加算されていく。

上限はとくにないみたいでHPには750倍達成者がいる、と書かれていた。

そんなものはただの唐辛子づけに違いない。

かって「ボルツ」というカレー屋があったが(いまもあるのかもしれないけど最近、とんと見ない)

そこも似たようなシステムだった。

ちなみに高校時代にボルツの20倍カレーにチャレンジしたが、

確か唐辛子味のえらくマズイカレーだったのを思い出した。

そんなわけで、ビリビリ…八ア八アの辛さ !という5倍あたりにしてみる。

しかし、他の客の注文を聞くとほとんどの人間が2倍。

5、6人の注文を聞いたが、最高でも3倍止まりだった。

激辛が売りの店だけに本当に辛いのかもしれない…と思いチョイとビビる。

いや、ビビリが入っているのは広島の若者たちだろうと思い直す。

辛さにビビってんじゃねぇよ!と心の中で叫んでみる。


トッピングはベーシックなチャーシュー盛りをはじめ、わかめ、ささみ、やまかけ、しゃぶしゃぶなどがあった。初めての店ではオーソドックスなものを頼む私だが、納豆の文字に心が揺れた。

なので納豆盛りをいただいてみる。

ミートソース納豆スパゲッティー 好きな私にしてみれば、納豆つけ麺というのは和風でよい。



karakara

(納豆の盛りが素敵。ゆで玉子はランチ時にはサービスです)



さて、味の方はいかがか。

麺はプリプリとしていて東京で食べるつけ麺とはなにやら違う感じがする。

ツル、シャキッの歯ごたえが楽しめる。

そして皿には大量のキャベツが盛られている。

またもやキャベツだ。

なにがなんでもキャベツを食ってやろう、という広島県人の心意気を感じる。

で、唐辛子たっぷりの赤い液体に麺を浸して口に運んでみると…


これがね、拍子抜けするくらいに辛くないんっすよ

いや、私が辛さにマヒしているわけじゃないんですよ。

ちなみに9倍には「熱湯を飲んだ感じ?もう病気の辛さ」とあるが、眉唾もんである。

まぁ、あまり辛くない方が美味しいに決まっているのだが、

人間、辛いと聞くと徹底的に辛くしてもらいたい、という

辛さマゾ的なものがあるような気がする。

あー辛い、あー楽しい、といったような…

ちょいと辛さを感じたら、キャベツやらチャーシューやら納豆やらの具を食べて緩和する、といったところだろうか。


意外と気にいった

私はつけ麺にそれ程思い入れはないのだが、こいつならまた食いたいと思う。

お好み焼きの合間には激辛つけ麺。


この後、お好み焼きの最終決戦が待っているのであった…


●「唐々亭」銀山店

広島市中区銀山町11-14シルバービル1F

電話:082-249-5450

営業時間:11:30~3:30

定休日:第3火曜








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2005-09-21 09:38:50

広島お好み焼きを求めて② ~お好み村編~

テーマ:お好み焼き

お好み共和国を後にした我々はすぐ隣のお好み村へと向かった。

こちらはお好み共和国と違って、なかなかの風格を感じる。

出来る店、が多そうな所だ。

ここには3フロアにまたがり27軒のお好み焼き屋が集まっている。

これまた調査済みという友人Tの薦めでまずは「八戎」へと赴く。

オヤジは「4階にあるけど八戎」というTシャツを着ている。

ここはビルの4階にある店だ。


先程は抑えめにしていたので、まだまだ食べられそうだ。

当然のごとくそば肉玉を。


hakkai

(ウエルダンなお好み焼き。固めがお好きな方に)

ここのお好み焼きの方は焼きがウエルダン

そばも生地もクリスピー状になっている。

うーむ、先程食べた「えんじゃ」でのキャベツのシャリシャリ感が懐かしい。

が、友人Tは「ほほー、そばがクリスピーでなかなか良いですのぉ」と満足げだ。

十人十色、お好み焼き屋が十軒あれば味もそれぞれなのだと実感する。

似たような材料を使っていても味の違いって出るもんなんですね。



そして、次の店へとそそくさと移動。

今度は「ソニア」という店だ。

「八戎」もそうだが、お好み村の店は芸能人のサインがベタベタと張ってある

「ソニア」はポラロイドが多数。

つぶさに見ると175Rが頻繁に訪れていることがわかった。

友人T曰く「ここは元19のケンジ君に教えてもらったんだ」という。

ふむ、3BLAB(現在、ケンジ君所属)の写真も飾ってある。

広島ミュージシャンが好む店のようだ。


じっくり飲むか、という話になり、おつまみを幾つか頼んでみる。

きのこ、すじ煮込み、豚耳あたりを。

私の知っている豚耳というと薄くスライスされた茶色い物体、であるのだが、

ここの豚耳はドデカです。


buta
(ドデカな豚耳。コリコリ感も倍増です)


これはこれでコリコリ感が楽しめ、違う物として味わうことが出来ました。

そして、シメにはやはりそば肉玉を。

個人的には和風スタミナ焼き納豆・山芋・肉・玉子・ねぎかけ・肉・玉子・そば又はうどん)が気になったが、やはりここはそば肉玉押しで行こうかと。

いろいろとお店の人に話を聞いてみる。

お母さんは話し好きでいろいろと話してくれる。

モヤシは広島特有の物で、これが蒸してもシャキッとしていて普通のモヤシではこうはいかないとのこと。

そういえばヘラで切り分けるときもモヤシだけは切りづらい。

モヤシながらも筋の通ったヤツなのだろう…よくわからんけど。

お好み焼きはいままでの2軒に比べるとまろやか、だった。


sonia

(ジュウジュウとしているソースがなかなかに良い。

撮影すると言ったら紅ショウガを載せてくれた)


まろやか、という表現がどうなのかという気もするが、

意外に普通、というのが率直な感想だ。

しかし、お店は混んでいる。

隣の店はには誰もいないが、ここにはひっきりなしに人が訪れている。

何が広島県人の心を掴んでいるのか、私には謎だ。

いや、いろいろ食べると原点の味に帰るということなのか

東京ラーメンで言えば、荻窪の「丸福」やかっての(柴田さん時代の)「恵比寿ラーメン」のような感じなのかもしれない。

パンチはないが毎日食べても食べ飽きない味

現地の人にとってはそれが大切なことなのだろう。


しかし…続けて3軒ともなるとすでに腹はいっぱい…

もう食えません。1/5ほどはお土産になってしまいました。

夜中に一人で酒を飲みながら、残したお好み焼きを食べようかと思って包みを広げたが、

お好み焼きの匂いをかいだだけで満腹感がグググと込み上げてきた

この後、巨大なお好み焼きに襲われるという悪夢にうなされることになるのだが、

それはまた別のお話。


●「八戎」

広島市中区新天地5-13

電話:082-541-0056

営業時間:17:00~3:00

定休日:日曜


●「ソニア」

広島市中区新天地5-13

電話:082-541-1777

営業時間:11:00~1:00(金曜日は2:00まで)

定休日:無休



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2005-09-19 14:45:05

広島お好み焼きを求めて① ~お好み共和国編~

テーマ:お好み焼き
友人Tから「これから広島に行って、広島お好み焼きをたらふく食おうではないか」と連絡があったのは、

17日の午前中のこと。

あまりにも突然であったが、それもまたよし、ということで、17時の飛行機に乗って広島へと。

やはり広島お好み焼きは広島で食わなきゃダメでしょ

という本場至上主義的な発想により、グルメ道を邁進しているわけだ。

なんてお気楽なことか、ハラホロヒレハレ。


そんなわけで、空港から一路、広島の中心的繁華街、新天地へと進撃した。

ここにはお好み村お好み共和国という2つのフードパーク、らしきものがある。

お好み村は昭和38年から続く老舗のフードパークで、

お好み共和国は最近出来た新参者である。

今日のために広島お好み焼きを研究してきたという友人Tの薦めにより、

まずは共和国の「えんじゃ」というお好み焼き屋へ。


エレベーターを降りるとそこには3軒ほどお好み焼き屋が軒を連ねていたが、

なんだかやすーい感じが漂っている。

1店は10人も入ればいっぱいなので、フロアの中央に各店のテーブル席が設えてあり、

それが違和感を醸し出しているのだ。

そりゃ、あんた、好み焼きを鉄板の前で食わずしてどうするのよ?ってなもんである。

よって、順番が来るまでしばしビールを飲みながらテーブル席で待つことに。


待つこと30分、ようやく鉄板前があいた。

友人T曰く「ねぎとかチーズとかトッピングをしちゃダメなのよ。なにがなんでもそば肉玉、これにかぎるでしょう」とのことなので、シンプルイズベストのそば肉玉を1枚注文する。

目の前で、2つのヘラを駆使して、リズミカルに広島お好み焼きは仕上がっていく。

ヘラと鉄板が奏でるハーモニーを聞いていると国鉄時代の切符切りを思い出した。

混雑時にチャンチャンチャンとリズミカルに切符にハサミを入れていく駅員さんの姿はもう見ることが出来ないが、お好み焼き屋で似たような光景にお目にかかれるとは思わなかった。

風流です。


enja

(肉3枚載せるのがそば肉玉の定番です)



そんなわけで、店員さんの手つきを見ながら、出来上がりを待つ。

まずクレープ状に薄く生地を焼いていく

これくらいうまく生地が焼ければ、原宿ですぐにもクレープ屋が始められることだろう。

次にこれでもか、というくらいの大量のキャベツを載せる

まさに山の如し。

ラーメン二郎 」、名古屋の喫茶「マウンテン 」と並び、級グルメ界の三大マウンテンに指名したいくらいだ。

キャベツの上に肉を載せ、さらに天かすなんかをさささと振りかける

そして、生地をトロリトロリと網目状に上からかける

ここまでが第一段階か。

次にひっくり返して、蒸し焼きにする

じっくりと蒸し上げるため、相当の時間を要す。

その間にそばを炒める

「えんじゃ」では軽くゆでてから、ゆで汁と共にそばを炒めていた。
ゆでることでそばに歯ごたえが生じ、蒸し焼きされたきゃべつとの相性が良くなるようだ。

炒めた麺の上にきゃべつ群を載せ形を整える

ドーム型、というか円柱状に整え、その上に卵を載せる

卵は2卵性のものが用いられることが多いようだ。

そして、ソースを塗り、青のりを掛けて出来上がり、というわけだ。


enja2

(シャキシャキ、キャベツが魅力の「えんじゃ」のお好み焼き)


さて、肝心の味の方はどうか。

ここではヘラ食いが王道と聞き、ヘラを駆使してお好み焼きを切り分けた。

寿司を手でつまんで食べるように広島お好み焼きはヘラで食べるのである。

もんじゃ焼きでヘラ使いには慣れていたが、大きさが違うので少々とまどった。

一口サイズに切り分けたお好み焼きをヘラで口に運ぶ。

「ムム…」

キャベツがシャキシャキしていてなかなかにウマイ

本場・広島に来た甲斐があるというものだ。

東京でも広島お好み焼き屋 へと赴いているが、それとは別物、のような気がする。

あのですね、歯ごたえが違うわけですよ

このキャベツのシャキシャキ感は別次元、という感じがした。

なんだか東京で食べたやつは、ベチョっとしていた気がする

なーんでかなぁ…(これ誰のギャグでしたっけ?ジャズ空手?)


しかしながら、キャベツの山が鉄板に並んだ姿は壮観である。

おそらくキャベツ消費量も相当なもんのはずだ。

調べてみたらキャベツの大産地・嬬恋村を抱える静岡県が1位らしいが、

週に1、2枚、お好み焼きを食べるとしても広島県人のキャベツ消費量は大変なことになっていると思われる。

とんかつ屋でキャベツ食べ放題の店は多いが、どんなに食べたところで広島お好み焼き1枚には到底かなうまい。


まずは軽く、お好み共和国で広島お好み焼きに触れたあと、いよいよ本当の戦いが始まるのであった…



●お好み共和国「えんじゃ」

住所:広島市中区新天地5-23
電話:082-247-0938

営業時間:17:00~25:00

11:00~22:00(土・日・祝)

定休日:火曜




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2005-09-15 23:57:37

本格珈琲店は業界人の牙城か ~目黒・「イトウヤコーヒ」のアンチョビサンド~

テーマ:喫茶店

私は珈琲愛好家ではないので、あまり本格的珈琲というものを飲む機会はないのだが、

珈琲専門店に流れるたゆたゆとした時間は結構好きである。

豆を挽く音、ポタポタとドリップされる音、そこはかとなく漂う香り…

うーん、ブルーマウンテン


そんな大人な時間を過ごそうではないかと友人と目黒にあるイトウヤコーヒーショップという珈琲専門店に入ってみた。

扉を開けた瞬間、たゆたゆとした時間とは無縁な世界だと知る。

どうも業界人らしき風体な者ばかりである。

すぐ隣にはホリプロがある立地。

うむむむ、ここはヤツらの牙城か…

打ち合わせのメッカ、まさにそんな感じであった。


itouya

(やわらか…というタグが良い)


気を取り直して、メニューを見る。

やわらか珈琲をオーダーしてみる。

サイドディッシュもなかなか充実している。

中でも惹かれたのがアンチョビサンドだ。

アンチョビの塩辛さと珈琲が相まって、なんともいえない味わいを醸し出しそうな雰囲気がある。


珈琲はそう簡単には出てこない。

悠に10分は待ったか…

ようやくお出ましになられた珈琲様は、酸味がきいているもののなかなかにマイルド。

ほとんど珈琲を飲まない私にでも、旨い、という感じが理解できる。


antybi

(素朴な味わいのアンチョビサンド)


そしてついにアンチョビサンドがお出ましだ。

なんだかホームパーティーにお呼ばれしたときに出てきそうな手作り感のある料理だ。

こだわりの…というわけではないがこれはこれでなんだかうれしい。

つい酒が飲みたくなる味だが、これがどうして酸味のきいた珈琲に中々合う

「ほほーぅ」という感じか。

しゃちほこばった珈琲店だとこういう手作り感のある料理には出会えないのではないか、と思う。

業界人が大挙して押しかけるのもわかるというものだ。

彼らが求めているのは、華やかさとかではなくて何気ないぬくもりですから。

ちょっとした打ち合わせにもホッとしたものを求めたくなるんでしょうな。


隣に座った客を見ると元東京ヴェルディの武田修宏だった。

テレビでは笑顔しか見たことがない。

かってはゴール前の魔術師、いまは作り笑顔の魔術師

そんな彼だけに珈琲を飲んでいる表情には安堵感が漂っている、ように見えた。


温もりの珈琲専門店。

そこは業界人の集う、憩いの場所である。



●「イトウヤコーヒーショップ」

目黒区下目黒1丁目2-22 セザール目黒ビル1F

電話:03-3491-4194

営業時間:8:00 ~ 22:30

定休日:無休

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2005-09-13 18:20:30

さようなら伝統の味…「自由軒」のインディアンライス

テーマ:カレー

老舗の味、というものがある。

明治時代の創業以来、守り続けている味、とか

日本初を名乗る、元祖料理的なものだとか。


たとえば、中村屋のカレーだとか煉瓦亭のポークカツレツだとか松栄亭のロールキャベツだとか…

これら洋食屋の老舗はお手軽感があって良い。

そんな老舗洋食屋の中でずーっと気になっていたのが、

大阪発祥の「自由軒」のインディアンライスである。


いわゆるドライカレーに生卵が中央にデーンと鎮座している図は何度も見ていた。

ふむふむ、えーんではないかい、一度は食べたいなぁと思ってはいたのだが、

大阪に訪れた際にも食す機会は今までなかった。

大阪に行ったら行ったで、もっと他の料理を食べたくなるからである。

ま、他の料理に負けるくらいのもんだったといえばそれまでですが…


とにもかくにも一度はあのカレーを食べてみたい、とはずっと思っていたわけだ。

で、最近、東京にも「自由軒」が続々と誕生しているとのことで行ってみることにした。

よっこらしょ、と。


訪れたのは新橋にある「せんば自由軒」。

「なんば 自由軒」とどう違うのかは謎だが、

(名古屋の超固麺うどんで有名な「山本屋」と「山本屋総本店」くらいの違いか)

ま、料理スタイルにそう違いがないだろう。


ま、予想していたことだがFC店らしい店構えにちょっとゲンナリする。

老舗の味を食すには店の雰囲気もかなり重要なのだ。

ま、しかし今回はあくまでもインディアンライスを食べることが目的だ。

他のことには目をつぶらなくてはならないだろう。


たとえば、注文してからすぐにセットのスープだけが出てきて

その後、5分近くカレーが出てこなかったとしても、だ。

あのさ、スープだけ出してどうすんの?

料理と一緒に持ってこなかったら意味ないでしょ?

冷めきったスープを飲ますわけ?

どうせFC店ならデニーズの接客でも見習ったら?

などという問題もおいておこう。

今回はあくまでもあくまでもインディアンライスが目的なのだから…


jiyuu

(右がインディアンライス、左がハイシライス。ジャネット・ジャクソンのポロリを思い出す…なんてこともないか)


で、出てきました。

今回注文したインディアンライス&ハイシライスのペアセット。

ライスの中央にくぼみがあって、そこに生卵がすっぽりと収まっている姿がなんともいえない。

この姿を見ただけでもう満足だ。

味はね、味ははなから期待してませんでしたから。


ちなみに目の前に「おいしい食べ方」という張り紙がしてあった。

それによるとウスターソースを入れるとちょうど良い味になる様、

はじめから味付けされているので、あついうちにソースを入れ、

卵をすべて混ぜきってからお召し上がり下さい、とある。

私はこう見えてもわりあい素直な性格なので、そうしてみることにする。


まずはそのまま一口。

なるほど…ご飯がべっちょりしていてドライ感がないですな…

なにがなるほどだか。

ハイシライスもしかり。ちなみにハヤシライスではない。


うむうむ、味はどうでもいいのですよ。

自由軒のインディアンライスは姿が大事なんです。

生卵が中央に落とされた姿だけは神々しい


一度は食べたかった、という老舗の味を知る術はないが、お姿だけは堪能できた。

これで満足としておこう。

もう二度と心を通わすこともないだろう。

さらば自由軒のインディアンライスよ!



●「せんば自由軒 新橋店」

東京都港区新橋3-8-8
電話:03-5425-2371

営業時間:11:00~22:30

定休日:無休







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2005-09-07 22:34:54

夏の終わりは宍戸錠

テーマ:B級グルメ

宍戸錠が「くいしん坊!万才」をやっていた頃だからもう20年以上前になるが、

いまだに強烈な印象に残っている回があった。


その回は夏の終わりの気配が漂っていた、ちょうどいまぐらいの頃か。

但し、いつもとは違う雰囲気に緊張感を感じた。


山の中を宍戸錠は黙々と歩く。

なかなかに険しい道だ。

肩には竹筒を背負っている。


ハアハア」という荒い息づかいだけが、画面を通して伝わってくる。

錠は一言も口をきかない。

ただただ歩くのみ。

おしゃべりなおばちゃんも出てこない。

この先にとってもうまい山菜料理を出す店でもあるというのか…

とにかく何が起こるのか見届けなくてはならない。

3分くらい歩いただろうか。

険しい山道がふと開けた。


そこには古びた吊り橋があった。

錠は汗を拭きながら、吊り橋をゆっくりと踏みしめて進む。

橋の中央に来た錠はどかりと座った。


肩に背負った竹筒を取り出し、栓を抜き、中の水をゴクゴクと飲み干した。


そして、最後に一言。

うーん、ウマイ!


衝撃だった…

頭をハンマーで殴られたような気がした。

それまで、どこかのおばちゃんが作った料理をあれやこれやの美辞麗句を使って、

ホメたたえてきたのが「くいしん坊」だ。

それが、大自然の中で飲む水こそが最高にウマイものなのだと。

疲れ切った時に飲む水こそが最高だと。


ガーン…食材も調理法も関係ないじゃん

やれやれ


もしかしたら、この時からB級グルメに目覚めたのやもしれぬ。


宍戸錠…私の中ではKING OF B-CLASS GOURMETな人物である。

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2005-09-03 16:01:42

驚愕の納豆料理 ~「ハシヤ」の納豆ミートスパ~

テーマ:B級グルメ

私は納豆が好きだ。

おそらく人生の中でご飯の次くらいに食べているものではないかと思う。

豆腐も枝豆も好きだから、大豆消費量は相当レベル、とみてもよかろう。

オリジナルでも納豆を使った料理をいろいろと作る。

納豆レタスチャーハン、納豆カレー、納豆トースト、ぶっかけ納豆そうめん、納豆オムレツ

これら納豆料理に目覚めるきっかけとなった料理が、「ハシヤ」というパスタ専門店で出会った、

ミートソース納豆スパゲッティーだった。

この店には10数年前に付き合っていた彼女に連れられてはじめて来た。

濃厚な味ですごく美味しい」ということで、メニューを見てもなかなかにそそられる。

タラコとウニとイカ、アサリとフレッシュトマトとガーリック、生ハムの生クリーム、シメジのサラダスパなど約80種類近いメニューが並んでいる。

「でも私のイチオシはこれなのよ」と指定されたのが、ミートソース納豆スパであった。

hashiya

(濃厚な味がたまらない、タラコとウニとイカのスパゲッティー)


ミートソースと納豆のパスタ…

いくらなんでもこの組み合わせはないだろう…と思っていた。

まだ小倉抹茶スパゲッティー を知る前のことだ。

納豆とはご飯に掛けて食べるもの、と思っていた向きにはツライ仕打ちだ。

しかたなく、ミートソース納豆スパを頼む。

彼女はベーシックにベーコンとナス。

もしや騙されたのでは、との疑惑も脳裏に浮かんだ。

しかし出てきた料理はなかなかにうまそうであった。

ぐちゃぐちゃに混ぜると美味しいんだから

またもや彼女が悪魔の囁きを放つ。

「そ、それだけはご勘弁を」

「ダメダメ、混ぜない納豆なんて聞いたことないでしょ」

とかなんとか言われて強制的に混ぜ混ぜさせられてしまった。

こうなるとさすがに見た目がキツイ

ミートソースの中で糸を引いているネバネバの納豆軍団が異様な雰囲気を醸し出している。

覚悟を決めて口に入れてみる。

「………ウ、ウマイ………」

見た目は強烈だが食べてみるとなかなかにクリーミィーで、ミートソースのコクを実によく引き出している。

納豆の素晴らしさ…としか言いようがないこのウマさ。

見た目は悪いが何とGREATな働きをするんだ、

みくびっていてゴメンなさいと思いながらそのネバネバパスタをパクついた。

「どう?すごく美味しいでしょ」

得意げな彼女に敬服しつつ、キレイにいただきました。

以来、私は納豆料理に目覚め前出の料理を編み出し続け、

そして納豆ミートスパも得意中の得意料理に加わったわけだ。

でもね、納豆ミートスパを食べた後だけはキスは勘弁ね。なんかネバネバが強烈なのよ

おっしゃる通り。

納豆とミートソースが混ざり合うともの凄いネバネバ感になります。

ロマン派のカップルはくれぐれもお気をつけて

●「ハシヤ」

東京都渋谷区富ヶ谷1-3-10
電話:03-3466-1576

営業時間:11:30~21:00

定休日:木曜

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