2005-07-27 07:27:51

あやしい探検隊が行く~大久保コリアンタウンの「コリア・スンデ屋」詣で~

テーマ:焼き肉

私も長い間、東京に住んでいるが、いまだに足を踏み入れるのがちょいとためらわれる場所がある。

新宿歌舞伎町を抜けた先にある、大久保のコリアンタウン界隈だ。

歌舞伎町を抜けて大久保に行くとしよう。

まずは風俗街の洗礼を受ける。

ドスケベスな看板やら客引きの誘惑に打ち勝つとラブホテル街へと抜ける。

どんなカップルがホテルに入っていくのか…

命が惜しかったら興味があっても見てはいけない

ホントに見てはいけない人を見てしまうかもしれない。

伏し目がちでラブホテル街を抜けるとようやくコリアンタウンに到達する。

あなたはここでホッとするかもしれない。

しかし、それは一瞬のことである。

職安通り沿いのコリアン店は明るく華やかなムードさえある。

初心者の方はこのあたりの店に行くべきだろう。

なにせこの先は超DEEPな世界が待っているのだから…


一歩、二歩と歩を進めるうちに辺りの様子は徐々に怪しくなってくる。

明るい店の看板は消え、なんとも狭汚そうなラブホテルが目立ち始める。

そして、角角には世界各国の美女(?)たちが立たれておられる。

これが噂の立ちんぼうと言われる方々であろう。

それこそロシア系からアジア、ブラジル、欧米系まで選り取り好み、ってな感じです。

アソンデ イキマショ」の声を振り切りさらに奥へ奥へと進んでみる。

すると謎の運動場とも見える公園が待っている。

この場所にあっては用途不明の代物にしか見えない。

しかもかなりデカイ、さらに異常に暗い…

犯罪の温床…一人でここを通るのはためらわれることだろう。

しかし、我々は行かなければならない。

目指す店はもうすぐだ。

超足早に謎の公園を抜けるとついに「コリア・スンデ屋」へと到着だ。

生きてて良かった…そんな感動にさえ包まれることだろう。


とまぁ、長いフリがありましたが、この店は手作りスンデが食べられる貴重な店であります。

スンデとはもち米や春雨などの具に豚の血を混ぜて作った腸詰めの一種で、

韓国では屋台でも売っているポピュラーな料理なんだが、日本ではとんと見たことがない。

なにせ生テイストなので空輸では味が落ちるし、手作りだと手間が掛かりすぎる、

とのことで出す店がないのだろう。

このスンデ料理がなんとも良い。

なにせ向こうでは「ヨン様、ジウ様、スンデ様」というくらいだ…知らんけど。

生スンデは塩でいただく。

いわゆる腸詰めとはまるで違う食感を楽しめることだろう。

ベトナムの生春巻きと腸詰めをミックスした食感、といえばいいか。



sunde

(ブラックな色合いがなんともいえないスンデ様)



見た目で引いてしまう人もいるだろう。

豚の血が強烈な個性を発揮している一品だ。

ヘモグロビンが不足がちの人にはいいかもしれない。

その他にも炒め物やスープなどにもスンデパワーがいかんなく発揮される。

スンデの炒め物は各種野菜とスンデをコチジャンやとうがらしなどで炒めるのだが、

これがビールになんとも合う。


もちろん、テーブルにはナムル、キムチ類がこれでもかというくらいに並ぶ。

白菜キムチに大根キムチ、水キムチに岩のり、コンナムルなどなど…

これはサービス品。本場韓国スタイルの店、なんである。

とりあえず海鮮チヂミとチャプチェ、プルコギは外せない。

この店にあっては唯一、理解できるメニューといえよう。

なにせ焼肉料理は見たこともないようなメニューのオンパレードなんである。

私もコリアンは食べる方だが、言語で書かれたメニューはなにがなんだか状態になる。

解説されてもちーともわからんし。

とりあえず、それください、ってな感じになる。

ちなみに私はサムギョプサル(豚のバラ肉焼き)が好きだ。


さすが大久保、と唸らされるメニューの数々…

未知の食べ物を食すときは何とも楽しい。

そんなチャレンジャーな方、歌舞伎町-大久保ラインのDEEP感を楽しみたい方、

本場・韓国のB級テイストが待っていますぞ。

もちろん、アルコールはカメ入りマッコリでお願いします。


●「コリア・スンデ屋」

東京都新宿区百人町1-3-3

電話:03-5273-8389

営業時間:24hour



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2005-07-24 07:53:19

酸辣湯麺の誘惑 ~神保町「上海朝市」の本格麺~

テーマ:ラーメン

人間誰しも「この言葉を言われたらもうどうにでもして」という言葉があるであろう。

私の場合、酸辣湯麺と言われるとどうにも弱い。

どのくらい弱いかというとたとえお腹が空いていなくても

フラフラと吸い寄せられるように入って気がついたら注文しているくらい弱い。

我に返ったときに「ハッ…いつのまに」ってな感じだ。

とにかく弱い。

楽天イーグルスより弱い。

馬にニンジン

猫にマタタビ

私に酸辣湯麺

マジ、ヤバイです。


最近、都内でもポツポツと酸辣湯麺を出す店が増えているが

中でも有名なのが東京駅地下のラーメン激戦区にある「珉珉」だろうか。

ここは広島発祥の中華料理店で、元祖鍋貼餃子が有名

一品料理や丼ものなども充実しており、魅力的なメニューが並んでいるが

やはりここは酸辣湯麺で攻めたい。


酸辣湯麺…

文字のごとく酸っぱくて、辣いラーメン、である。

あんかけ風なトロミがついており、これがまた泣かせる。

なにをかくそう私はあんかけ的なものが好きなのである。

いつまでも熱々なのがいいっすね。

あんかけ麺の中では酸辣湯麺と横浜に眠る幻のサンマー麺がダントツによい。

サンマー麺についてはまたいつかお話しするとして

五目あんかけ焼きそばみたいにスープなきあんかけは

あんかけの醍醐味であるいつまでも熱々が楽しむことができない。

かといって五目ラーメンのあんかけだと

ラーメンスープがあんかけで薄まってしまう

そのあたりを酸っぱさでクリアする酸辣湯麺が秀逸なのである。

酸っぱさの要因は酢量にある。

かなりドクドクと入っているのだろう。

ある意味、健康的な食べ物だ。

やずやの黒酢か酸辣湯麺か、というくらいである。



sannra

(上海朝市の酸辣湯麺。香草がいい仕事してます)



でもって、私が好きなのが神保町にある「上海朝市」の酸辣湯麺である。

ここは酢辛味麺(酸辣麺)と表記しており、麺に並々ならぬこだわりを持っている。

拉麺本来の麺とされる、中国伝統の手延べ麺が使用されている。

しかも、この麺にはもちもちした食感の柔らか麺とつるつるした食感のこし麺の2種類があり自由に選べたりもする。

好みでどうぞ。


酸辣麺はコショウと山椒がピリリと効いており、食べる度にジワリと汗がにじんでくる。

酸味もちょうど良い加減か。

あまりに酢の味が強いと途中で飽きてしまうし、

かといって薄いと寂しい。

そしてなんといってもこだわりの麺にあんかけが良く絡んでいて泣けてくる。


くぅーっ

夏場に酸っぱ辣い酸辣湯麺を食す…

暑い夏を乗り切る切り札になるやもしれない


●「上海朝市」

東京都千代田区神田神保町2-3-10

電話:03-3288-2333

営業時間:11:00~23:00(月~金)、11:00~22:00(土、日、祝)

定休日:無休

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2005-07-20 19:40:04

熱海的B級グルメ道

テーマ:地方B級グルメ

熱海が暑い…いや熱い。

夏だから暑いのはあたり前なのだが、最近の熱海は温泉の街、というポジションから脱却しつつある。

熱海海岸には白い砂が敷き詰められ、海岸隣の熱海マリーナにはずらりとヨットが並んでいる

海岸のデッキを散歩していると「熱海」ではなく「ATAMI」といった横文字の世界観が広がる。

夏には毎週のように花火大会が開催されるし、海岸沿いには温泉宿ではなく新しいホテルが建ち並んでいる。

熱海=温泉という概念は過去のものであるようだ。


というわけで、熱海を訪れたついでにB級グルメを探してみた。

つらつら歩いていると熱海商店街を抜けたあたりにわさびソフトクリームなるものが売られていた。

辛いです、と断り書きがあったが、味はまさしくワサビそのもの

静岡県はワサビ処として有名なので、あってしかるべしな商品であるが、

食ったそばから喉が渇いて仕方なかった。

暑いからアイスを食べる、でもって、喉がヒリヒリするので何か飲みたくなる…

悪の食物連鎖みたいだな、こりゃ。


kuronbo

(素敵な看板だ。イラストがダメを押しているのが良い)


ワサビアイス屋のすぐ先にはスナック喫茶くろんぼという思い切った名前の喫茶店があった。

看板にはご丁寧にもくろんぼさんのイラストまで描かれている。

ま、ちびくろさんぼも復刊したことだし、一応、アリなんでしょうね。

ちなみにくろんぼの近くには居酒屋あそこという店もあった。

「あ、そこね」とタクシーの運ちゃんに指示するのとは違う。

「あ、そこ、そこよ、もっと~」のあそこである。

私はこういうネーミングセンスの店が好きだ。

横浜の中華街にある喫茶ブラジルとかもいい。

なぜ中華街にブラジルなのか?

一瞬でもそう考えさせたら勝ちというものだろう。

今回、「喫茶くろんぼ」は訪れられなかったが、機会があったら入ってみたい店である。

くろんぼコーヒーなんてものがあるのだろうか?

真っ黒なコーヒー。

いやコーヒーはそもそも黒いんですけどね。


そのまま熱海商店街を突っ切って海まで来るとソープ街があったりするのだが、

その近くに謎の中華料理店がある。

一緒に行った友人がこう言うのである。

「もう10年近く前になるけど、彼女とそこの店に入ったら『兄ちゃん、拳銃あるんだけど買わない』と店のバアさんにしつこく言われて、慌てて逃げてきた」と言うのだ。

ちなみに友人は本当のことしか言わない人として有名である。

よって限りなく事実であると思ってもらっていいだろう。

その店はいまも健在だ。

危なくて名前出せないけど…


そんな熱海は私は好きだ。

(こんなシメでいいのか?)



●「スナック喫茶くろんぼ」

 静岡県熱海市咲見町3-1

 電話:0557-82-2484

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2005-07-16 11:17:45

飲み屋系ラーメン屋の真骨頂! ~経堂「はるばるてい」の酒魂~

テーマ:ラーメン

飲み屋系ラーメン屋、というジャンルがある。

酒のツマミが充実していて、

酒の品揃えもなかなか、というラーメン屋だ。

飲んだシメにラーメンを食べたくなることも多いことと思うが、

最後にこの手を訪れるとさらにまた飲んでしまう、

なんてことになりがちだ。

しかし、それもまた人生。

ラーメン屋でゆっくり飲めるというのもまた幸せというものだ


かって、ラーメン屋で飲むといえばビールに餃子だった時代に

ラーメン屋も飲み屋である、と教えられた店がある。

経堂にある「はるばるていというラーメン屋だ。

支那ソバ屋としても上質なラーメン屋であるが、

なんといってもツマミ最高、日本酒最高

帰りがけに一杯、なんて気分の時は素敵な飲み屋としてツカエるのである。


よって、夜に訪れると酒を楽しむ輩でにぎわっている。

ラーメン居酒屋的な雰囲気ですな。

ちなみに狭い店内は以上に回転率が悪くなります、ハイ。

ツマミにはラーメン屋らしく、くんたま(茶蛋というお茶で煮た玉子)、チャーシュー、葱鶏、メンマ、きゅうりなどなど…

これらすべて自家製なのがうれしい

これらが絶妙な味付けで日本酒にberry much!

チャーシューは自家製オーブンで焼き上げた逸品。

ジューシーな高級ハム、みたいな味わいである。

昔の焼き豚を思い出す。

香油がきいたきゅうりや葱鶏も美味…

ラーメン食べるの忘れちゃいます。


そしてなんといっても圧巻なのが日本酒の品揃えである。

およそラーメン屋らしくないその品々は

無名ながらもかなりいける。

季節に合わせて「しぼりたて」や「冷やおろし」、「にごり」などが用意されている。
しかもそのどれもが1杯500円というのもうれしい。


koumen

(これだけでも美味そうな香麺)


シメには香麺が定番か。

麺と具(ネギ、きゅうり、ミミガー、刻みチャーシュー、のりなどなど)の入った丼と

スープの入った器、それに唐辛子の薬味の3つを混ぜ合わせていただく。

まず薬味と麺、具を混ぜ合わせ、しかるに海苔を手でちぎり、しばしいただく。

適当なところでスープを入れて2度美味しいというわけだ。

スープが赤く染まっていくがそれほど辛くないところもミソ。

なんか名古屋名物・櫃まぶしににてますね


常連が幅を利かす飲み屋系ラーメン屋。

純粋に酒を飲みたい人が集まる、ラーメンファンキラーな店である。


●「はるばるてい」

世田谷区経堂2-15-15

電話:03-3427-3242

営業時間:12:00~15:00, 17:00~20:30

定休日:火曜・水曜(但し、おやじの都合で休むとき多々あり)


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2005-07-13 11:01:34

秘伝のタレ壺を見よ!麻布十番商店街の老舗やきとん屋 ~「あべちゃん」に憩う~

テーマ:モツ焼き

東京で一番、粋な商店街はどこか?

といった質問をしたときに多くの人々は麻布十番商店街を挙げるのではないだろうか?

麻布十番納涼祭りは、若者度が最も高いお祭りだし、

たい焼き屋の代名詞ともいえる「浪花屋総本店」に

麻布十番温泉などの老舗も健在、

いまどきのカフェもあれば韓国料理屋が多数集まっていることでも有名だ。

そして、商店街の隣には六本木ヒルズがドーンと聳え立っている。

古さといまが混在する、ある意味、粋な商店街なのである。


そんなわけで、夏間近の麻布十番商店街を楽しむべく出掛けてみた。

テーマは風呂上がりの一杯

恵比寿の友人宅から30分ほどジョギングをして、

温泉に浸かり、

しかるにビールをプハーッとやろうじゃないかという趣向だ。

粋な商店街には粋な男がよく似合う。


ま、粋かどうかは別としてもひと汗かいた後の温泉は気持ちいい。

麻布十番温泉本体ではなく、銭湯版である越の湯へと向かう。

麻布十番温泉は値段も1260円と高い上に浴槽が何せ狭い。

大人二人入れば満杯という恐ろしさ…

銭湯料金で温泉が楽しめる銭湯の方が気持ちいいというものだ。

地下500メートルから引いているという温泉は黒光りした重曹泉

本格志向のお湯に浸かっていると肌がつるつるしてきた。


そしていよいよビールタイムだ。

友人が前から目を付けていたという、「あべちゃん」というやきとん屋へと赴くことにする。

この店は昭和8年から屋台で営業していたという老舗中の老舗。

長年、継ぎ足しながら使われてきたという秘伝のタレが名物だということだ。

なにはともあれビールで乾杯。

渇ききった喉に麦酒を流し込む瞬間は何にも代え難い

この瞬間のためにいままでどれだけの汗を流しただろうか…

私が最高の表情をする一瞬でもある。(そんなモン誰も見たくはないだろうが)


店内はいかにも麻布十番的な客層である。

やきとん屋らしい労務者風もいれば、若いカップルもいれば、ネクタイ姿もチラホラ目立つ。

ただなんとなくではあるが地元色が薄そうな気がした。

まさかこのうらぶれた感じのオヤジたちが麻布十番の住人だとは思えない

いや、戦後はこの辺り一帯は青線(政府未公認の売春地帯)だったというから

案外、そうなのかもしれないが。


開放感ある店内で飲むビールはやはりうまい。

窓際の席に陣取れば、ちょっとした縁台気分が味わえそうである。

夏には縁台でビール。

あー風流だね~、ってなもんですね。


abe

(これが秘伝のタレ壺だ!周りにこびり付いているタレがスゴイ)


レバー、かしら、つくねなどの串ものと名物である煮込みをオーダーする。

煮込みは味が染み渡ったかなり濃厚なお味。

モツのひだひだにも滋味を感じるなかなかの一品だった。

焼き物に関しては普段は塩派の私であるが、

秘伝のタレ壺を見てしまった後ではタレでいかざるをえない。

なにせタレ壺の形状がスゴイのだ。

浅間山から溶岩流が流れ出したようにびっしりとタレがこびり付いている

さすが40年も守られている秘伝の壺だけのことはある。

凝縮された旨味成分がじんわりと口腔内に広がっていく。


麻布十番で食べる老舗のやきとん屋の味…

都会のド真ん中でほんの束の間、下町気分に浸れる風流なスポットである。


●「あべちゃん」

港区麻布十番2-1-1

電話:03-3451-5825

営業時間:11:30~13:00、15:30~(L.O.22:00)

定休日:日曜

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2005-07-10 22:06:45

イケるぜ、鶏モツ!レアな焼き鳥屋「酉玉」に唸る

テーマ:串焼き

鶏モツがメインの串焼き屋があると聞いて、いそいそと出掛けてみた。

白金台の駅から歩いて10分、高速のガード下にある「酉玉」という店だ。


私は元来、モツ好き人間であるが、レアな鶏モツにお目にかかるのはそうそうない。

レバー、砂肝、ハツあたりならどこにでもあるが、

ここ「酉玉」にはみさき(メス鶏のテール)、きんちゃく、ちょうちん、ソリレース(ももの付け根)など本格的な鶏モツが並んでいる。

メニューにもなかなかいい感じだ。酉コース(7本)と一品料理で鶏皮の佃煮、ささみの塩昆布和えをオーダーした。


まずコースからスタート。

1本目はみさきだ。独特の香りがするボンジリ。

チーズ風味とでもいうのか、初っ端から濃厚テイスト。

下味に良い仕事がしてあるのが伺える

この先に期待が持てそうだ。


その後、背肝、ふりそで、豚カルビ、などが出される。

それぞれ、バルサミコやゆず胡椒、ポン酢など味付けに工夫がされていて楽しめた。

腰の皮は脂身が美味、えんがわもコリコリしていて 楽しめました。
コリコリ系の食べ物は好きだなぁと


toritama

(和の心、ささみの塩昆布和えは味がしみていた)


一品料理も「ふーむ」というお味。

鶏皮の佃煮はショウガ味が強く、豚のショウガ焼きテイストで

ささみの塩昆布和えは焼酎や冷酒と合わせたくなる。


今回、チャレンジできなかったが玉ヒモは見た目も強烈。

鶏の卵管と卵になる直前の部分とで構成された一品だ。

半熟卵のプチッとした食感がたまらんのですよ。


いやー、なんか珍しくホメ称えているなぁ…

ちょいと変わった焼き鳥が食べたい方

モツが好きだ!と声を大にしている方にはお勧めします。


店はコの字のカウンターですが、隣の人と1席空けてくれる

ゆとりの居心地なので、ゆっくりとデートを楽しみたい向きにもよろしいかと。


●「酉玉」

東京都港区白金6-22-19
電話:03-5795-2950(予約可)

営業時間:17:30~1:00

定休日:日曜日(日・月曜連休の際は、日曜を営業、月曜を休み)







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2005-07-08 12:59:14

〝なんとか風〟グルメっていうやつは… ~「味の時計台」の昔風ラーメン~

テーマ:B級グルメ

なんとか風〟という料理はいかなものか、と常々思っている。

たとえば、南国チックでもなんでもない料理にパイナップルが添えてあるだけでトロピカル風になっているし、

ごく普通の中華料理に豆板醤が多めに使われていると四川風と命名されている。


どうよ、どうなのよ、と突っ込みたくなるのは私だけではあるまい。

つまり、どんなにキムタクに似ていようが、本人でない限りニセモノであるように、

いくら料理のテイストを似せてみようが、ニセモノであることにはかわりないわけだ。


私はこう思う。

ニセモノだっていいじゃないか、そんなに取り繕うとするなと。

私の愛するB級グルメには〝なんとか風〟などという中途半端なものはない。

オリジナルで勝負!という潔い料理が好きだ。

スペイン風オムレツとかメニューにあるとスペイン・オムレツではないわけね?

ちょっと似せてみました的な料理なんざんすね、と思ってしまう。

それよりもどっからどうみてもただのスペイン・オムレツを

当店オリジナル「山ちゃんオムレツ」とか銘打っていた方がまだ食欲がそそるという話だ。


そんな私であるがつい最近〝なんとか風〟の魔力に魅せられてしまったことがある。

新宿3丁目にある「味の時計台」というラーメン屋が掲げていた

サッポロ昔風ラーメン、というメニューだ。

トロピカル風や四川風ならどんな味かは想像できる。

しかし、創業当時の味、これが昔のラーメンの味です、

とこられると「ムムム…それはいったいどんな味なのやら…」と興味がわいてくる。

なにせ知らない味だ。

シンバブエ風でも悔し涙風でもいいのだが、

〝なんとか風〟と名乗るなら、なんだかよくわからない謎の味がいいのではないかと思う。


話を元に戻そう。

昔風という限り、当時の味通りではないにしろ、いにしえの味をかいま見ることができるのではないか、

きっと15分後には「やっぱりな…と後悔しながら店を後にすることはわかりきっていたのだが、

(そもそも味の時計台がどうなのよ、って店ですから)物は試しの精神で店の中へと引き込まれてみた。



tokeidai

(コールタールの海のようなスープに食欲は…)


で、出てきたラーメンがこれが見事にドス黒いスープのラーメンだった…

こ、これが昔のサッポロラーメンなのか…」

おそるおそるスープを口に運んでみたが、見た目よりは塩辛くなくまろやかである。

しかし、美味いとはとてもいいがたい。

当然か。

しかし、「昔風のルーツを探る」という今回の目的は達成されることがなかった。

どのあたりが昔風なのかいまひとつ理解できなかったのである。

まさか、このドス黒い醤油がサッポロラーメンのルーツだとは思いがたい。

(というか、その前に味がね…。ちなみここはFC店ではなく直営店なのだが…)

東京の昔ながらのラーメンといえば支那そばが思い浮かぶ。

澄んだスープに鶏ガラスープがなぜだか郷愁をそそる。

サッポロラーメンの昔味…ちょっと期待したんだけどな…

寒い土地ならではの工夫であるとかなんとかを。


〝なんとか風〟に名物ナシ、を私のB級グルメ辞書に深く刻みつけておこうと思う。


●「味の時計台」新宿3丁目店

東京都新宿区新宿3-14-21

電話:03-5368-1228

営業時間:11:00~5:00

定休日:無休






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2005-07-05 01:24:48

従業員は見ていた! ~「肉匠 なか田」の壮絶サービスの巻~

テーマ:焼き肉

B級グルメ にあるまじき高級店の話を書こうと思う。

西麻布近辺にある「肉匠 なか田」という店の話だ。


ここは高級和牛焼き肉の店である。

入り口のわかりにくいエントランスに長く続くアプローチ。

なにやら界隈にありがちな知る人ぞ知る系の店構えである。


店内に入ってみる。

まだ開店直後なので客の姿はない。

そんな時に個室に通されるというのもなんだな、という感じだ。

ちょいと本日は大事な話があったもんで、個室を予約したわけだ。


肉の単品アラカルトも多数ある。

ハネシタやらクラシタやらアカセンといった聞き慣れない部位もある。

シャトーブリアン(フィレの中心で稀少な部位)¥8,400也

なかなか気合いの入った値段である。


コースの説明を聞いたら刺身が充実していることがわかり

迷わずにコースを選択。追加でハネシタ(肩ロースの上等な部位)をオーダーしたがあいにく切らしているとのことだった…

美味いらしいんですけどね。


というわけで、今宵の宴が始まる。

刺身はどれもが濃厚な味。

牛トロ、クリ(腕)、ハツ、生レバー、ユッケなどが並ぶ。

一口サイズの刺身を食べているとグワシと一度に大量に食したい気がしてくる。

大人食いしてぇ~」という心の叫びを押さえつつ、

上品に1枚ずついただいてみる。

最後の1枚が胃の中に収まると同時に焼き物の皿が出された。

この時点で我々はまだこの行為の持つ意味に気がついてはいなかった…

それはのちのち、恐ろしい衝撃を与えることになるのである。


nakata

(ドライアイスの煙の中、現れた刺身。演出もスゴイ)


話を食に戻してみよう。

この店のシステムとしては肉には塩を振りかける。

なんでも40種類ほどある塩の中から7種類が選ばれ、

その日の食卓を飾ることになる。

7種類の塩は微妙に塩味が違っている。

一番ハードなマルドンクリスタルはピラミッド状の大粒な結晶が特徴。

脂身やサシが多い肉はハードな塩で、

淡泊なアジの肉はマイルドな塩で、肉の甘味を引き出すのが良いとのことだった。


私はとんかつにも塩を愛用する塩派の人間なのでこれは良い。

しかし、塩の振り方は難しい。

よくこうプロの方は遠目からサーッと投げ降りなんかをしているが、

あれを真似しようと思っても塩は均等にかからない。

肉の上でパラパラとやるのがよろしいようです。


さて、そんなこんなで食が進むにつれて、

我々は「ムムム…」と思う出来事に遭遇しはじめた。

サービスがあまりにも迅速すぎるのである

たとえば、ワインがなくなる。

すぐ注ぎに来る。

当たり前のことだとみなさんは思うことだろう。

しかし、ここは扉でガッチリと締め切られた完全個室

飲み終わる。

待ってましたとばかり従業員がやってきてサービスする。

タイミングがあまりに良すぎる。

一つの皿が空く。

最後の肉が皿の上から取り去られる。

すかさず次の皿が運ばれてくる。

早い。

なんという早さだ


連れは「視線が気になる…」と言いだした。

どうも個室に備え付けられている小さな窓から適宜、監視しているようなのだ。

監視付き個室

うーむ、スゴイ店だ。


ちなみに連れが塩をこぼした時のことだった。

サラーッと塩がテーブルに広がった。

すかさず、布巾を持った従業員乱入。

さらにこんなこともあった。

連れが席から立ち上がった拍子に頭上の照明に頭を当てた。

すかさず従業員「お怪我はありませんか」の声と共に乱入。

私が「大丈夫?」と声を掛ける間もない。


なんという。


ある種、過剰サービスであることは間違いないところだ。

2人きりでしっぽりと話したいがために個室を取ったわけであるが

従業員の目が気になる、というのもスゴイ話だ。


うっかり、感動話なんかして連れが泣こうものなら

「大丈夫ですか?」の声と共にハンケチを持って乱入してきそうな気配すらある。

もちろん、この監視下の中では女性とイチャイチャしようなんて気も起きなくなることだろう。

お願いですから、そっとしておいてください


これが高級店の正しいサービスかどうかは甚だ疑問が残るが、

我々を笑わせてくれたことだけは確かだから

B級サービスであることは間違いない。

私なんかはわざと狙ってやってるんじゃないかと思ったほどだ。


図らずも肉の味よりも従業員のサービスが記憶に残ってしまった、

なんともいえない高級焼肉店である。



●「肉匠 なか田」

東京都港区西麻布2-2-2 NK青山ホームズ1F

電話:03-5468-2911

営業時間:18:00~24:00

定休日:日曜





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