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2005-04-30 16:15:29

本場・讃岐うどんはアナーキーか?~四国・九州旅情編その1~

テーマ:地方B級グルメ

GW特別企画をしてみることにする。

題してぶらーり四国・九州味巡りの旅。

どんな迷物に出会えることやら…

去年のことだが、ふと讃岐うどんが食べたくなって、高松に行ってみることにした。

ちょうどその頃、はなまるうどんの東京進出にともない讃岐うどんブームが沸き起こったが

前々から本場のアナーキーさを体験したいと思っていた。

信じられないくらいの激安価格、店とは言えない感じの掘っ立て小屋、全自動セルフサービスなシステム

ムムム、讃岐うどんおそるべし…である。

そんなわけで車でいざ高松へと向かったわけである。

3日後、高松に到着。なにせ高速を使わなかったもので時間が掛かる。

まさに自動車ぶらり旅の世界ですな。

讃岐うどん屋はだいたい2時過ぎには終わる。

うどんなんてもんは昼に食うもんなんだよ

という讃岐人の心意気が現れていると言えよう。

粋な讃岐人は夜にうどんを食わないのである…よく知らんけど

sanuki


見聞した結果、DEEP讃岐うどんを探し求めていたら、

ある一軒の店にたどり着いた。

「なかむら」

ここは讃岐うどん用語で言うところの製麺所タイプの店舗だ。

製麺所タイプとは元々は玉売りの製麺所で、副業でうどん屋もやってます的なノリの店である。

店構えは農家の納屋、 単なる民家風など外からはうどん屋とはわからない。

というか、店なのここ?という感じだ。

よって、一般店みたいにテーブルがあって、椅子があって、メニューがあって、店員さんがいて…

といったものは一切ない。

完全セルフサービス。

どのくらい完全かというと客の作業工程は以下のようになる

・店に入る

・食器棚から自分の丼を一つ選ぶ

・うどん置き場から大か小のうどんを選び、しかるにうどんを掴み取り自分   の丼に入れる。(釜揚げうどんの場合は、大釜の前で大か小かを告げて待つ)

・ネギ切り場で包丁を持ち、自分用のネギをせっせと刻む

・ダシが入っているタンクからダシを丼につぐ

・トッピング用の天ぷらなどを選ぶ

・お金を払う

以上、である

つまり何から何まで自分でやるということだ。

かってはネギがない場合は裏の畑から客が引き抜いてきていた、という話もある。

うーむ、こんだけセルフだとなんだか自分の家みたいな愛着さえ沸いてくる。

自然っていいなぁ~とさえ思う。

しかも、値段もいまどき学食価格の100円~

泣かせるぜ、讃岐野郎。

その県を代表する名物が100円で食えるところなんて他には絶対にない!

おそらくエンゲル係数もブッチ切りで低いのであろう。

県内総生産も鳥取・島根と肩を並べているかもしれない…

余談になるが、各種調べてみたら鳥取県と島根県はもの凄いライバル関係にあることが判明した。

地方交付税依存度 1位 島根 3位 鳥取(国からの補助金なしにやっていけない県)

地方債現在高  1位 島根 6位 鳥取地方債の県民1人あたりの借金高)

人口の少ない県 1位 鳥取 2位 島根

県内総生産の低い県 1位 鳥取 3位 島根

高額納税者の少ない県 1位 鳥取 2位 島根

コンビニの少ない県 1位 鳥取 2位 島根

などなど…

鳥取がわずかに島根を押さえてTOPの座を死守か

なんのTOPだかわからんが。

ちなみに香川県の県内総生産は低い方から数えて11番目である。

上には上があるもんだ。

今度、島根・鳥取問題についてじっくりと考えてみたい。

話は大きく脱線してしまったが、結局のところ讃岐うどんは作る楽しみが最大のごちそうだな、という話。

自分で作ったうどんを庭先で食べるのもまた風情。

讃岐式オープンテラスはのどかでよい。

ちなみにこの手の掘っ立て小屋風讃岐うどん屋は店にたどり着けないことでも有名。

本場の讃岐うどんは初心者泣かせの食べ物なんである。

●「なかむら」

 丸亀市飯山町西坂元1373-3
 0877-98-4818 

 営業時間:9:00~14:00 

 定休日:火曜

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2005-04-28 03:48:31

新宿3丁目の怪しい沖縄料理屋「城」で食べたヒージャーの刺身

テーマ:沖縄料理

新宿3丁目といえば、かってはオヤジ系飲み屋の巣窟みたいな場所であったが、

ここ数年、妙に近代化している

女子ウケするような店があちらこちらに出始めているのだ

よって若者がやたらと多く進出している

20代のサラリーマンたちは元気だ

合コンが繰り広げられることもあるだろう

しかしながら、そんな若者たちを一切寄せ付けないテイストを醸し出している店がある

沖縄料理の「城」もそんな店の一つだろう

 

城と書いて沖縄ではぐすくと読む

金城さんはかねぐすくさん、大城さんはおおぐすくさんになるわけだ

いまでこそ沖縄料理はブームといっていいくらいのにぎわいを見せているが、

ここ「城」はかなり年期が入っている

つまりオールド新宿3丁目テイストの店なのである

 

gusuku


店の看板が「城」の1文字だけ

沖縄料理ともなんとも書いていない

しかも2階にあるので、様子を伺うことも困難

何屋なんだ「城」って、店の前を通たびに思っていた

沖縄県人以外は普通に「しろ」と読むことだろう

「城」ってネーミングはなんかサパークラブな雰囲気が漂わないでもない

絨毯パブ系のイメージ

なんかヤバい感じの店なんだろうな、と思いつつもある時ついに入ってみることにした

これもB級魂のなせる技であろう

いまを遡ること10年近く前の話だ

 

入るとそこは絨毯パブならぬ畳の世界

陽気な沖縄ソングが流れている

なるほど沖縄料理の店だったのか

カウンターもあるが、迷わず座敷席へと向かってみる

なんかここの座敷はちょいとヘンなのである

アイドルのポスターやら生写真やら地図やら三味線やらいろんなもんが壁に貼られている

このセンスはダメダメ店かB級店かのどちらかだが、不思議と痛さは感じない

なーんか、馴染んでる感じだ

 

実はそれまで沖縄料理にはあまり縁がなかった

ゴーヤチャンプルは知っていたが、本場モンは食ったためしがない

そんな人間が沖縄料理のメニューを見るとどうなるか?

これが見事にサッパリわからないのである

スヌイ、スクガラス、スーチカ、クーブイリチ、マーミナ、チキアギ…

挙げたらきりがない…っつかほとんどわからない

グルメを自認する私であったが、未知の強豪に大挙出会った感覚だ

もちろんメニューにはそれらがなんであるかなど書かれてはいない

来る人はみんな知っているという前提なのであろう

初心者に優しくないところもB級っぽくてよろしい

 

なかでもものすごい心惹かれるネーミングに出会った

ヒージャーの刺身

刺身っていうからには生なんであろう

生で食うということは生で食べられるものなんであろう

魚…であればまったく問題ない

沖縄は南国だからして熱帯魚の刺身かもしれない

まぁ、食べられないこともないだろう

問題は魚じゃなかった場合だ

牛とか馬をヒージャーと呼ぶような気はしない

きっと沖縄特有の生き物なのだろう

ハブか?

「ハブ刺しはキツイねぇ」などと友人と話しながらとにかくヒージャー刺しなるものを頼んでみることにした

何が出てくるのかのお楽しみで、あえてヒージャーが何か聞かなかったのだ

チャレンジャーだね~

 

で、出てきたのはこれはいままでみたこともないようなあでやかな赤い色の物体

真っ赤も真っ赤、マグロの赤身どころの騒ぎではない

血の色…いや、赤いペンキの色だったわけですね、これが

 

見るからにヤバそうなテイストを醸し出している

何なのよ、これは

ちょっと後悔してみた

「この…赤さはヤバいよね…」

「けものの色だよね…これは」

「それも、普通刺身で食べないけものだよな…きっと」

 

そんな会話を交わしながら恐る恐るその赤い物体を口に入れてみた

案の定、生臭い

気分は泣きたい

とにかくヒージャーって何なんだ

そのことだけが頭の中を駆けめぐる

 

しかも、刺身の盛りがハンパない

こんなにサービスしなくていいのに…

友人は「案外、いけるね」などと言いながら、つまんでいる

私は好き嫌いはまったくない、といっても過言ではないが、

何を食べているんだかわからない不安感&この生臭さが異様な不安を与える

歯ごたえも刺身で食うもんじゃない感じのゴツゴツ感がある

私1:友人:3の割合でなんとか一皿平らげた

 

で、おやじさんにヒージャーって何んですか、と聞いてみた

「ヒージャーは山羊だよ、沖縄じゃあらゆる部位を食べるね」

山羊?山羊は刺身で食べないだろ

っつか、羊ならジンギスカンで食べるが、山羊だぜ

山羊さんのお乳…確かに生臭いです、クセありまくりです

山羊さんのお肉…上に同じです

うんメ~、という感じではありません

あしからず

 

沖縄深いぜ

山羊を食べる民族だぜ

もう沖縄には足向けて眠れねぇぜ

とかわけのわからんことを考えながら、またも未知の強豪に挑んでいった…

海ぶどう…うんめぇー

プチプチ感がたまらないぜ

そんなわけで、ヒージャーの悪夢を追い払うべく、チャンプルなんぞに舌鼓をうつのであった…

 

私がはじめて本格的な沖縄料理に出会った店…

新宿3丁目「城」

沖縄家庭料理とマニアな雰囲気を堪能できる

素敵なB級スポットである

 

●沖縄料理「城」

 東京都新宿区新宿3-8-5中川ビル2F

 03-5269-2269

 営業時間:18:00~5:00

 定休日:月曜

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2005-04-26 11:35:51

なんでんかんでんと私~替え玉選手権地獄編~

テーマ:ラーメン

「なんでんかんでん」というと『マネーの虎』の川原ひろしを思い浮かべる人も多いことだろう
ま、「なんでん」は別にB級ではないが、Mr.なんでんかんでんこと川原ひろしが超B級野郎だということに気がついている人はいったい何人いるのだろうか?


私となんでんの出会いは、なんでんがオープンした日より始まった

羽根木に引っ越してきて3日後になんでんがオープンしたわけだ


当時、なんでんでは替え玉選手権というのをやっていて、

替え玉9つを45分以内にすれば、5000円もくれるというのだ

これは学生にしてみればうれしすぎるご褒美だ

日頃、ラーメン二郎の大ダブルで鍛えた胃袋にしてみれば

替え玉9つくらいでもない、と本気で思っていた

1週間ほど前から、二郎の大を食べ続け、胃袋の拡張に努め

いよいよチャレンジの時を迎えた


sanbaka

(これは3バカラーメン。社長の脳内アドレナリンが3バカ

という形になって現れた作品といえよう)

 

カウンターに座るなり「替え玉チャレンジします」と告げる

1杯目が出来上がったところでいよいよスタートだ

軽快に飛ばす

1杯を約2分30秒ペースというハイピッチ

まわりのお客さんたちも「これは楽勝だね」などと声を掛けてくれる

注目の的、であった

6杯を食べ終えた時点で、まだ15分しかたっていない

思えばこのハイピッチが大失敗だったのだが…

 

ここからまったく入らないのである

ただでさえ固い麺が噛みきれないゴムのように感じる

実際、ゆで時間はわずか10秒程度

はりがね、だとか粉落としなどといわれるくらい固麺なのであった

 

じりじりと時間が過ぎていく…

なんとか気合いで麺をかきこむ

10分たってようやく7杯目を食べ終わる

残り時間はあと20分

 

地獄の8杯目

もうだめだ

難攻不落の二郎の麺増しを完食した私でももう入らない

カウンター越しにニヤニヤと笑う男がいる

Mr.なんでんかんでん、川原ひろしだ

そのシルベスタ・スタローンに似た濃いい顔を見ていたら

完全に消えていた闘志に再び灯がともった

 

なんとか8杯目を食べ終える

しかし、残り時間はあと7分

お客さんたちはやんややんやの大声援

中には私が完食できるか否かで掛けている人たちまでいる

「もういい、よくやった食わなくていいぞ」という声もあれば

「死んでもいいから食え!あと3分だぞ」

残り1分

あとはスープと若干の麺を残すのみ

胃袋に納めてなんとか完食した

 

みんなの拍手が鳴りやまない中、

ダッシュで外に出た

その瞬間にドバーッと大洪水のように嘔吐した

 

その後、自主的に店の前を掃除した

それからである、私とMr.なんでんかんでんとの付き合いが始まったのは

私が誰に言われずとも黙々と清掃する姿にいたく感動したらしい

私が雑誌のライターになって、各雑誌になんでんを紹介した経緯もあり

店はいつの間にか大行列店へと変貌していた

いま創業当時からなんでんにいるのは社長とケシャム(おもろいパキスタン人。ビザの関係で日本とパキスタンを行ったり来たりしている)それに私だけ、と言われるくらい店に馴染んでいたりする

あくまでも客でしかないんだが

 

しかしながら、社長・川原ひろしはいろんなことに手を出すのが好きだ

しかも必ずと言っていいほど失敗する

一番ひどかったというか笑ったのが、「被るだけで毛が生えてくる帽子」の開発への投資。

んなもん、売れねぇって口を酸っぱくして言ったんだけどね。

なんでも、『マネーの虎』で放映するとパクられてしまうので、極秘で援助してくれませんかといった手紙が来たらしい

いったい、どんなもんが出来上がるかと思ったら、これが磁気を埋め込んだだけのとんでもなくダサイ帽子だった…どんなに髪の毛が不自由でも絶対にかぶりたくない感じの

 

結局、500くらい作って20くらいしか売れなかったらしい。

この世に20人もそんなもんにすがらなければいけない人がいること自体、驚きであったりするが、そこまで切羽詰まった事情もあるのだろう、ナムサン。
しかし、こんなに商売勘がない人間が、ラーメン屋としては成功を収めたのが不思議でならん今日この頃です

あ、ラーメンの話、全然書かなかったわ

まいいか

 

●「なんでんかんでん」

 東京都世田谷区羽根木1-8-7

 電話:03-3322-2539

 営業時間:18:00~お客さんがいなくなるまで

 定休日:無休

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2005-04-25 04:33:12

やきとん屋こそ酒飲みのオアシスである

テーマ:モツ焼き

やきとん屋、というとなにかこうヤキトリ屋に比べて大人な感じがする

なにせ食うのはモツだ

豚の内蔵を食らうというのは、鳥肉を食べるのよりはやはりワイルドである

なにせ安い

1串100円くらいで、おつまみも100円~300円程度のものがほとんど

たらふく食べて飲んでも1人2000円もしないだろう

いかにもの飲兵衛が幅をきかし、女子供を寄せ付けない雰囲気を醸し出しているのがたまらない

場所も繁華街よりは中央線沿線だとか西武新宿線だとかの世界が似合う

野方の「秋元屋」もそんな素晴らしきやきとん屋である

やきとん屋は豚モツを食らうところだからして、メニューもちょいと変わっている

レバ、ハツ、カシラなどはヤキトリでもポピュラーであるが、

オッパイ、テッポウ、チレ、コブクロ……

といったあたりは知らなければなにがなんだかわからん部位である

ちなみにオッパイはそのまんま豚の乳、テッポウは直腸、チレは脾臓、コブクロは子宮である

「今日、いいオッパイ入ったんだよ」

「いいね、オッパイ。ピンクでキレイじゃない」

などという恐ろしい会話が店内ではやりとりされるんである

まるで変態の集まりだわな

でもって、アルコール類もやきとん屋ならではのこだわりが伺える

酎ハイとニホンシトロン(幻の炭酸と呼ばれている。泡がシュワシュワともの凄い勢いで立つ)の組み合わせは文句なし

焼酎もキンミヤ が気分

トリハイ(トリスのハイボール)や生ホッピーもいいっすね

これらがだいたい350円くらいで飲める

幸せなことこの上ない

ちなみに「秋元屋」では日本酒の品揃えもなかなかのものである

あと忘れちゃならないのがもつ煮込み

この出来映えで、幸せ気分に一層、拍車が掛かるかどうかが決まる

「秋元屋」のもつ煮込みは玉子入りで380円とお値打ち

旨味がよくモツに染みている

まさに酒飲みのための食べ物といえるだろう

それとこの店の名物がキャベツ、である

大ぶりにザックリとカットされたキャベツを味噌につけて食べるんであるが

これがなんというか清涼感があってよい

キャベツのデッカイ固まりをバリバリボリボリ

大阪の串カツは無料で食べ放題のキャベツがあって

ソースをつけて食べたりするが、

あの場合はしなびちまったキャベツを1枚、1枚をかじる

こっちの場合は固まりにガブリ、である

しかも歯ごたえサクサク

濃厚なモツの味がキャベツですっきりしていくようだ

あんまり長居をするのは無粋ってもんだ

飲んで食って、サクッと帰るのがいいやきとん屋での過ごし方

新鮮なモツを存分に味わって、スペシャルな焼酎を味わって

これで2000円なら涙が出てくる

私のROAD TO MOTSUの旅はまだまだ続くんであった…

●やきとん「秋元屋」

 中野区野方5-28-3

 03-3338-6236

 営業時間:17:00~24:00(月~土)16:00~22:00(日・祝)

 定休日:水曜

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2005-04-23 18:45:14

京都B級グルメは「にしんそば」にあり

テーマ:そば

京都に行ってきた

で、うまいもん食ってきた

旬と言えば塚原産の筍富山のホタルイカ

高級旅館の繊細な料理、割烹の独自性溢れる料理

京料理を堪能してきました

素敵な京都の話は残念ながら置いておくとして

 

でもって、京都のB級グルメとはなにか

街を徘徊しているとやたらとみかける看板がある

名物・にしんそば

 

 

 

でたぜ、にしんそば

にしんを甘い煮汁で煮て、それをそばの上に乗せるだけという料理

にしんの甘みと蕎麦つゆがマッチしてうまい、

ということになるらしい

ちなみに京都の「松葉」が発祥の地

 

それにしても、見た目、どうなのよとツッコミたくなる

なにかこう京らしい繊細さだとか情緒とかが微塵も感じられない風体だ

蕎麦の上ににしんがドカーン

発想はほとんど丼ものの感覚だろう

舞妓さんがにしんにかじりついている姿はちょいと想像できない

京都には珍しい男らしい料理といえよう

 

湯豆腐だとか湯葉だとかの京料理にはないダイナミックさに

京都B級グルメの称号を与えたい逸品だ

 

●「松葉」

 京都府京都市東山区川端町192

 電話:075-561-1451

 営業時間:10:30~21:30

 定休日:水曜日

 

 

 

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2005-04-20 21:34:54

野球場こそB級グルメの殿堂だ

テーマ:B級グルメ

千葉ロッテマリーンズのHP にリンクを張っていただいたおかげで、

マリーンズファンの皆さまに多数ご来場いただいております

誠に有り難うございます

そんなわけで、野球場でのB級グルメについて考えてみよう

 

 先日、甲子園球場に母校の応援に行ってきた

45年振りの出場ということでスタンドはOB連中が大盛り上がり

他の学校が学生中心なのに対して、うちの学校はどうみてもOBの方が多い

よって、試合開始前はそこかしこでビールが飲まれているという

高校野球らしからぬ光景が繰り広げられていたのだ

 

かくいう私もビールにうつつを抜かしてみる

おつまみは何にしようかと物色してみる

名物は「甲子園カレー」だというが、ビールのつまみにはあうはずもない

つらつらとみていたら「オムソバ」なる大阪B級グルメを発見した

これだー!

 やはり土地土地の名物に舌鼓を打つのが遠征してきた楽しみというものだ

オムソバ……

なんと魅力的な響きであろうか

まさにお好み焼き文化のたまものともいえよう

焼きそばを玉子焼きでくるみ、上からマヨネーズをドバッとかける

マヨネーズが玉子と焼きそばに混ざり合って、濃厚なテイストを醸し出す

このしつこさにビールがグビグビとすすむんだな、これが

 

 これが唐揚げだとかポテトだとかのありきたりのおつまみだと

なにかこう、もうひとつ盛り上がりにかける

オリジナリティがないんですな

各チームにオリジナリティがあるのと同じように球場にだってオリジナリティがあるべきだ!

というわけで、甲子園のオムソバは正しい

名古屋ドームに行けば味噌串カツやどて飯どて焼きをご飯にかけて青ネギを散らしてある)があるし、

楽天のフルキャストスタジアムに行けば仙台名物・牛たん出会える

 

motu

 

ちなみに我がマリンスタジアムの名物と言えば、

「モツ煮込み」だろう

長ネギとモツの相性がなかなかよく、海風に吹かれながら飲むビールにビッタシと合う

ちなみに各場所で売られているが、バックスクリーン裏がおすすめ

 

同じスポーツ観戦でもサッカーだとこうはいかない

試合展開があわただしくて、ゆっくりとビールを飲んでおつまみ食べながら観戦する、なんてのには似合わない

やはり野球観戦ならではの楽しみといえるだろう

 

ビールをプハーッとやりながらの野球観戦

陽気に野次でも飛ばしながら、名物料理に舌鼓を打ってみたい

 

 

 

 

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2005-04-19 01:07:10

中級ユーラシア料理「元祖日の丸軒」の怪人

テーマ:エスニック

中級ユーラシア料理「元祖日の丸軒」という店がある

まだ世間にエスニックブームが到来する以前からある店だから

その筋では相当に老舗であったりする

 

とにかく、すべてが見せ物小屋のような雰囲気の中にある

昭和30年代の怪しげな出し物のような…

黄色く塗られた外観にはサーカス絵が描かれ、周りからは完全に浮き上がっている

なにせ場所が新代田、しかも環七沿いとくればラーメン屋くらいしかこれといった店がないところだ

 

hinomaru

 

心惹かれるまま、階段を上がってみる

ギギーッと扉を開けると予想通りの光景が目に飛び込んでくる

壁にはどういうわけか柱時計がやたらと並んでいる。時間を間違えなくて良さそうだ

窓は船仕様の丸窓。雨漏りしなくて良さそうだ

窓の外には光の帯を連ねながら環七を泳ぐ車の群れが見える

都会を航海する気分にちょいと惹かれる

BGMは昭和歌謡だ

「サムライ・ニッポン」なんかが流れていたりする

 

席に着くとついに噂の主人がお出ましになる

アンドレ、だ

人間山脈、大巨人のあのアンドレだ

「いらっしゃいませ…」

アンドレ(通称:店の主人)もとい店の主人(通称:ペペ・アンドレ…でも日本人らしい…思いっきり怪しいけど)だ

風貌は「ジョゼと虎と魚たち」のジョゼのおばあちゃん に似ているだとか、長髪になったゴリラーマン に似ている、とか諸説飛び交っている

なぜアンドレなのかという謎も残る

ちなみに私はかってこの店の付近に住んでいて、よく日の丸軒を訪れていた

ある日、道端でアンドレとすれ違った時にニターッとされてブッ飛んだ記憶がある

あのアンドレを昼間に見るのも強烈だが、挙げ句にあの顔でニターッだ

恐ろしい、背筋がゾッとする、というのもうなずけよう

大学生の頃の話である

 

で、メニューを見てみる

中級ユーラシア料理とは何か?という疑問が解ける

そもそも高級ユーラシア料理が何で低級ユーラシア料理とは何なのか、という話であるが、

まぁ、タイ、インド、中東などなどアジアンフードがいろいろと食べられて、それらが酒のつまみに合いそうな感じ=ゆえに中級みたいなことだろうか?

名物はターメイヤ(エジプトのコロッケ風)やタイの蟹料理やらいろいろあるんだが、

中でも私が好きなのはナン、である

イースト菌を使っているので、パンのような食感がよい

熱々の出来たてをちぎって食べるのがウマイのだ

味がほんのりと付いていて、そのままでもいける

ほうれん草カレーとかに浸けて食べるのだが、お土産にしてよく持ち帰ったもんだ

 

アンドレの一挙一動に心を奪われながら、見せ物小屋で過ごす至極の時間…

まさに時が止まったような空間、というに相応しいB級なスポットである

 

●中級ユーラシア料理「元祖日の丸軒」

 世田谷区羽根木1—4—18

  03—3325—6190

  営業時間:PM17:00~AM2:00

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2005-04-16 06:08:05

スタンドカレーの美学~新宿・ニューながい~

テーマ:カレー

カレーなどというものはルーはすでに出来上がっているし、ご飯も炊かれているわけだから

その気になればオーダーを受けてから10秒ほどで客に出すことが出来る食べ物である

皿にご飯を盛って、上からカレールーをかける、以上、ってな感じだ

誠に簡潔でよろしい

そんなカレーを体験するならば、なんといってもスタンドカレー屋にかぎる

 

僕がよく行くのが新宿の「新宿カレー・ニューながい」である

ここは紀伊國屋書店の地下街にあるスタンドカレー屋で、スタンドカレー屋にしてはかなり多くのメニューを誇っている

赤カレー(激辛)、黒カレーを筆頭に変わりどころでは納豆カレーなどというものもある

一応、いろいろと食べてみたんだが、結局は最もベーシックなビーフカレーに落ち着く

それはスタンドカレーに何を求めているか、ということに起因するわけだが

具だくさんなカレーだとか上品なカレーというのはスタンドカレーに似つかわしくはない

カツカレーなど空腹時には惹かれるものがあるが、早さが命のスタンドカレー屋ではまずカツは作り置き、

冷めて固くなったカツなど逆にガッカリする

とにかく求められるのは早さであり、安さであり、劇的なうまさとかそういうんではないのだ

さらに僕がスタンドカレーに求めるものというのは、濃いー感じのルー、だ

ボンカレーなどのインスタントカレーというのはなにか薄い黄土色のルーであったりする

濃厚なルーはなにかこう何十年も鍋でコトコトと煮詰められたありがたーい感じがする

極端な話、ボンカレーの特別版みたいなもので十分なのである

 

 

というわけで、ニューながいのビーフカレーはひたすら鍋の中で煮詰められた感のする濃厚ルーである

すぐそばに「モンスナック」というこれまたスタンドカレー屋があるんだが、そっちはサラサラのスープタイプ

スタンドカレーとしては違うんだなぁーと思ったりしている

 

で、席に着く

一応、メニューを見てみる

胡椒がピリリと効いた黒カレーは820円、スタンダードなビーフカレーは480円(サービスデー時は350円)

心の中ではビーフカレーととっくに決まっている

「ビーフカレー」

とそっけなく告げる

果たして何秒でカレーが出てくるか計ってみる

まず皿にご飯を盛る

ここまで8秒

次にカレーを掛ける

この作業が5秒

で、そのまま出される

しめて15秒だった

福神漬けなどはテーブルに備え付けられているし、ホントに作業行程が少ない

これこそが、スタンドカレーの醍醐味といえよう

 

でもって、出されたカレーは迅速に食べる

福神漬けを適宜補給しながら、ご飯とカレールーのバランスを考えてかき込む

ルーを多く取りすぎると最後は白飯しか残らないという悲しい事態に陥る

これはベテランのカレーマニアでもミスすることがあるので注意したい

最初こそカレールーたっぷりのご飯を食べていいが、中盤からは

ルー:3 ご飯:6 福神漬け:1の割合で事を進めたい

これでなんとか最終盤までカレールーが残るはずだ

 

この早さは立ち食いそば屋にも共通するものがあるように思うのだが、

カレーは立って食べるにはいまひとつ、という点で駅構内では立ち食いそば屋の天下になっている

丼は持つが皿は置いて食べるという日本人の気質が現れていると言えよう

ちなみに肉何ぞは入っていなくて結構である

よくビーフカレーなのに牛肉が入ってない、

などと嘆く輩がいるが、肉が食いたいならスタンドカレー屋には来るな、と言いたい

逆にヘナチョコな肉が入っている方がスタンドカレーテイストを損なうというものだ

 

オーダーしてからフィニッシュまでわすかに3分半

スタンドカレー屋の生命線はひたすら煮込まれた風のルー(実際はどうかわからんけどこってりねっとりのルーを見るとそんな感じがしてしまう)だと思うのだがどうだろう?

 

●「ニューながい」

 新宿区新宿3-17-13紀伊国屋書店B1F
 電話:03-3352-4853
 営業時間:10:30~20:30
 定休日:無休

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2005-04-13 17:51:53

ソース焼きそばの魔力~浅草・花家の潔さ~

テーマ:B級グルメ

ソース焼きそばという食べ物は極めて微妙な位置にあるのではないかと思う

縁日で食べるにはこれほど最適なものはない、というイメージだが、

中華料理屋などではなぜか手を出しにくい

なんか家庭料理の域を出ない食べ物 、というか、わざわざ店で食べるほどのものでは…

という思いに捕らわれてしまう

たとえば、ラーメンなんかの場合は家庭で作るのとラーメン屋で食べるのとでは雲泥の差があるが、

ソース焼きそばの場合、それほど変わらないんじゃないかと思う

具はキャベツに肉に紅ショウガ、青のり といったところ

豪華さだとか華やかさなどからは無縁のB級テイストが漂っている

メインディッシュとしては物足りなさを感じぜざるをえない

 

しかしながら、世の中にはこのソース焼きそばだけを販売しているという潔い店がある

浅草は田原町駅交差点に軒を構える「花家 」がそれだ

 

看板には「甘味・喫茶・焼きそば 花家」とある

店は創業60年ということで、それなりの風格が漂っている

昔ながらの大衆食堂的な感じだ

店のメニューは

焼きそば  300円

大盛り400円

あと飲み物類が

サイダー・コーラ・ジュース・ビール

これだけである

 

hana 

 

その他に店先でおいなりさんとおにぎりが売られているが、

やはりソース焼きそば専門店といって差し支えないはずだ

ちなみにここのおにぎりは鶏スープの味が染みたなかなかの逸品で

おいなりさんともども昼時に売り切れてしまう人気商品だったりする

 

さて、肝心の焼きそばは、店先の鉄板の上で炒められている

寡黙なオヤジが黙々と炒める

できあがった焼きそばはやはり縁日風の王道を行く出来映え

具はキャベツとモヤシのみ 、もちろん肉などは入っていない

肉入りはソース焼きそば界では邪道、という気さえする

味はまさにTHE ソース焼きそば

ちょいと薄めの味なので、備え付けのソースで好みの味付けに変えるもよし

屋台で食べる焼きそばと違って、ちゃんと店で食べるところがなんとも泣ける

皿に盛られた焼きそばはやはりチープなんである

 

どんなに味わったところで5分で食べ終わる

「早い・安い」は牛丼並みといえよう

おそらく味なんかにも様々な工夫があるのかもしれない

しかし、圧倒的な具の少なさ、全体がソース色でダーク、色づけが紅ショウガに青のりだけという、

このソース焼きそばの風体がすべての努力を打ち消してしまう

 

やっぱり、ソース焼きそばはソース焼きそばでしかない、と言うことだ

 

この潔い風体のソース焼きそばのみを提供する「花家」の潔さ、

浅草散歩に組み入れたいB級コースだ

 

●「花家」

 台東区西浅草1-1-18

 定休日:日曜

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2005-04-12 11:36:06

脂こってり、ガッツリ極太面、豚ウマウマ~ラーメン二郎の魅力とは

テーマ:ラーメン

よく人に「ラーメン二郎とはどんなラーメンなのか?」と聞かれる

私はその時に「ラーメン二郎はラーメン二郎というラーメンだ」と答える

つまり、どの世界にも存在しない、オンリーワンの存在なわけだ

 

私のブログにもたびたび登場しているゆえ、ついにその本尊へと迫ってみた

 

jiro

 

まず、「今日は二郎を食べる」と決めた日の朝から、

ラーメン二郎との戦いは始まる

いくらお腹がすいていようと食事は厳禁だ

空腹状態を維持したまま、二郎に行くのがベストである

迂闊に何か食してしまったら、その日は二郎をあきらめるべきであろう

あとで後悔するハメになるのだから

 

初めて二郎を食べる人には三田本店の二郎をお勧めする

ここの二郎こそがKING OF 二郎なのであって

他店とは明らかに味の面で違うのだ

三田を食わずして二郎を食べたなどと言って欲しくはない

 

さて、入店。まず券売機で「大」か「小」かを決める

よほどの大食漢であっても初二郎の時は「小」にすべきだろう

「大」を普通のラーメン屋の大盛りくらいに考えていると地獄のような苦しみを味わうことになる

だされた物体は決して登頂できない絶壁の山、に感じられることだろう

次に豚(チャーシュー)の量を選ぶ

豚入りで5枚、豚ダブルで8枚入りだ

若い頃は「大ダブル」(「大」で豚ダブル)を食べたあとにまだ小なら食えるんじゃないかと思っていたが、いまは「小」でも大変厳しい。豚はもちろんシングル、ついうっかり豚ダブルなどにしてしまうと麺までたとりつくまでが大作業になる。

 

さて、いよいよラーメンの登場である

ここでかっては「二郎呪文」なるものが大仰に唱えられたものだった

「大ダブル野菜辛めにんにく脂増し増し…」みたいな

初心者は皆が次々と呪文を唱えていく中、

「ラ、ラーメン」と口走るのが精一杯だった

しかし、券売機制度になってからはこの呪文制度も姿を消した。

とりあえず券だけ出しておけば、なにもいわずともラーメンが出てくる

初心者に優しい時代になったモンだ

ちなみに現在ではニンニク入れますか」の言葉が店員さんから発せられる

いらない場合は「いりません」ときっぱりと言いましょう

 

まずラーメンが出されたら豚と野菜をグッと押し込み箸を入れられるスペースを作る。

できた隙間から箸をこじいれ麺をつまみ出す

5口程食べたら豚と野菜をスープの中にさらに沈める。
これでようやくスープが飲める状態になった。
でもって、スープをグッとすする。
今日のはなかなか良い。この時点で「今日はイケる」との感触を得る。
然るに豚をかじりつつ、麺を掻き込む、ひたすら掻き込む。
スープを飲む、グイグイ飲む。
半分あたりまで来るとかなり腹がふくれてくる。
「もう逃げ出したい…」

そんな気分にさえ襲われる。
隣の大ダブルの男はさっきから2、3分箸が止まっている。
そんな弱気を打ち消すように再び麺に挑み掛かる。
しばらくするといわゆる

「二郎’S HIGH」と呼ばれる状態になる。

なんだか楽になるのである。
ここまでくれば勝ったも同然だ。
残りは余裕を持って食べる。
周りを見る、自分より早く食べているヤツはいないか確認するためだ。
もうあと少しというところでアクシデントが発生する。
なんとスープの中にまだ豚が1枚隠れていたのである。
これは迂闊だった。
この時期の豚は鉛のように心にずっしりと響く
おそるおそる一口かじってみる。
ダメだ、厳しい…
もうここまで頑張ったんだからいいじゃないか、残したとしても誰も責めないはずだ、と自分に言い聞かせてみる。
そうだ、オヤジだって文句は言うまい。よし残そう、もう限界なんだもんね、と心の悪魔が囁く。
丼をカウンターに置いてしまおうというその時になったハッと正気に戻る。
いかん、自分に負けてはいままで築き上げた二郎人生が意味をなさなく成るではないか
最後の気力を振り絞って、豚を食らう。
もう残りは少ない。
丼の底から残りの麺をすくい取る。
チッ野菜にしなきゃよかったぜと箸にからみつくもやしの束を見て思う。
最後の一滴のスープを飲み干す。
ふー、ミッション終了。スープや麺を残している面々が「こいつやるな」という目で見る。
フフフとほくそ笑む。充実感が体内を駆けめぐる。
全部食べて良かった

しかし、なぜ人類はこうまでして二郎を食べるのか?
それは二郎を食べたものしかわからない運命なのであろう。


●「ラーメン二郎」

 東京都港区三田2-16-3

 営業時間:10:00~16:00(麺がなくなり次第終了)

 定休日:日曜

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