伝説的クライミングDVD
「Dosage」シリーズ、ご存じですか?
ジョシュ・ローウェルによる映像がクライミング界に及ぼした影響は計り知れない。
世界の先鋭クライマーたちのクライミングを斬新な映像で見せる。
その時代、世界でどんなクライミングが成し遂げられていたのか。
クリス・シャーマが「リアライゼーション」を登ったのが2001年。
ここに、グレード5.15aという人間の到達点が初めて映像として記録された。
「Dosage Vol.1」
にそれが収められている。
「Vol.1」には他にビショップのボルダー課題、今やクラシックともいえる
「マンダラ」「スペクター」の初登シーンもあり、
クリス・シャーマのあのシャウトは見ている方も興奮が抑えられない。
「Dosage Vol.2」ではクレム・ロスコットによるDWS(ディープウォーターソロ)。
失敗したら落ちる。
クライミングとはそういうものだということを思い出す。
DWSはこれ以降世界各地に広まったと言える。
「Dosage Vol.3」ではエポックが収められた。
ベス・ロッデンによる「The Optimist」(スミス・ロック 5.14bのクラック)完登シーン、
そしてクリス・シャーマによるV16課題「Witness the Fitness」と「The Full Package」。
クリス・シャーマの想像を絶するムーブ。いったいどういうこっちゃ?
人知を超えたムーブでクリス・シャーマに神を感じる映像。
クライミングとはこんなにもにクリエイティブなのか!
「Vol.3」はさらにDWSを追求し、
デイブ・グラハムによるスイスのプロジェクトに挑む様子を捉え、
ヨセミテのレジェンド、ロン・カウクを世に知らしめている。
もっとも熱いのが「Vol. 4」かもしれない。
トミー・コールドウェルによるヨセミテ、エルキャピタンの
「ノーズ」と「フリーライダー」ワンデイ・アッセント。
24時間以内に65ピッチものフリーピッチを継続する、その底知れない持久力。
いまだにトミーは、見ているこちらが辛くなるほどハードなフリー・マルチを攻めている。
デイブ・グラハムによる5.15aの「Coup de Grace」、
最強女性ボルダラー、リサ・ランズによる、イギリスの恐怖ライン「Gaia」(E8, 6c/13a)の完登シーン
と、世界最高峰のクライミングが堪能できる。
個人的にモチベーションが一番高まる映像が、
クリス・シャーマによるスコーミッシュのルート「ドリームキャッチャー」のトライ。
クライミング動画ってこんなにもおもしろいものなのか、とそれこそ衝撃だった。
もう笑ってしまうほどクリスがやってくれている。
独特のシャウトはここでも炸裂し、クライミング・スターの座を不動のものとした。
あのラインに可能性を感じて、実際登ってしまうなんて彼にしかできないできない。
「Vol. 5」
ベス・ロッデンが限界を押し上げた。「Meltdown」5.14cを完登。
こんなグレードのクラックは男性クライマーでも登れない。
いや、女性だからこそ登れたのかもしれない。
そして最近注目されるようになった中国の岩場だが、
ここでは陽朔が取り上げられていて、そのスケールには驚愕。
もうDosageの主役となったクリス・シャーマのスペインの岩場ライフ。
シウラナ、サンタリーニャを仲間たちと相変わらずの見せるクライミングで登ってくれる。
いまボルダー界の大物となったダニエル・ウッズとポール・ロビンソンの米国ボルダリングや
あのハイボルダーで名をはせたジェイソン・キールもスペインでの登りを披露してくれている。
常に時代を先取りする嗅覚で映像をリリースしてきたジョシュ・ローウェルによる
Dosageは、
すでにクライミング映像のレジェンドとなりつつある。
Dosageの各Vol.が¥3675-で手に入るが、
1~5のコンプリート・パッケージが見逃せない。
なんと¥12,600-でこの映像世界を全て堪能できてしまうのだ!
ちょっとでも琴線に触れた人、このDVDは期待を上まわる内容がありますよ